・イリヤッド
どこからネタをもってきていいものやら。

ともかく、イリヤッドのいい点と悪い点。

全体的な話の流れが、秘密組織から身を守りながら謎解きをしていくサスペンスもの、といったところ。
柔術が得意なヒロインも、銃とスタンガンの前には無力なところもご愛敬。
基本的に知恵と勇気(!)で物語が進んでいくのでたまに話が小難しくなってくるところも。
ただ、単純に「いい話」と人の生き方を強引にくっつけてストーリーを展開させている点が目に付くので、繰り返し読んでいるとだんだんあざとさのほうが目立ってくるのは否めない。

でも「いい話」は純粋に「いい話」なので、キャラクターの生かし方や方向性を決めさせるにはほどよいスパイス兼ストーリー上の清涼剤にはなっていると思う。

MASTERキートンとどうしても比べてしまう点がやはり考古学+アクションになるのだが、もとSASのサバイバル教官と違ってこちらは「ただの人」であり、劇的な活躍をしない(させてない)泥臭さも一長一短か。

それでも背景となるアトランティス伝説やさまざまな学説の解説には含蓄も多く、読み応えのある作品に仕上がっている。まだまだ先の長い作品であるだけに、難点を克服して良作になる可能性は十分にあるということ。楽しみにしたい。


・マジック
糸。日記のクイズは先制攻撃のほうはしごく簡単。
プレイリポートのほうはよく考えてみると直すべき点がまだある。これは改善できるが・・・

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