【マジック】
桃園の契り/Peach Garden Oath(PK)

ソーサリー
あなたがコントロールするクリーチャー1体につき、あなたは2点のライフを得る。

自分がクリーチャー10体出していれば20点ゲインできますよー。パーマネントに依存するものの、1マナで4点以上回復できるならかなりのパフォーマンスに。それ以上でもそれ以下でもない呪文。

緊急阻止/Flash Counter(LE)
1青
インスタント
インスタント呪文1つを対象とし、それを打ち消す。

LE版はインタラプトと書いてあってなんだか懐かしい。昔はインタラプトとインスタントの両方を打ち消せたけど、ルール統合でこんなテキストに。
インスタントのみというところから、基本的にアンチ・カウンターとなるものだけれど、それで2マナはちと重いかも。

Sage of Lat-Nam(AQ)
1青
クリーチャー -- 賢者(Sage) (1/2)
{T},アーティファクトを1個、生贄に捧げる:あなたはカードを1枚引く。

パーマネントに依存、しかも1対1交換という効率の悪さ。《マーフォークの物あさり》が消えた今、ロクなドロー方法が残っていないのか。

Merchant Scroll(HM)
1青
ソーサリー
あなたのライブラリーの中から、青のインスタント・カード1枚を探す。そのカードを公開し、あなたの手札に加える。その後、あなたのライブラリーを切り直す。

エクテンでは大人気のサーチカード。これが参入することでコンボ関係には福音かもしれない。スタンダードよりはエクテンへの影響が大きいと思われ。

Wrath of Marit Lage(IA)
3青青
エンチャント(場)
全ての赤のクリーチャーは、そのコントローラーのアンタップ・ステップの間にアンタップしない。
Wrath of Marit Lageが場に出たとき、全ての赤のクリーチャーをタップする。

赤クリーチャー冬眠呪文。アイスエイジでもあまり注目されていなかった呪文だったが、スタンダードではどうだろうか?

野望の代償/Ambition’s Cost(PK)
3黒
ソーサリー
あなたはカードを3枚引く。あなたは3点のライフを失う。

ポータル三国志からいいドローカードが入りました。いままでのようにライフ半分とか言いません。1枚につき1点のライフで済んでいるんだから、ソーサリーでも4マナでも文句いっちゃいけません。青には《集中》があって2青青で3枚引けるのにとか言っちゃいけないんです。

凄腕の暗殺者/Royal Assassin(4E)
1黒黒
クリーチャー -- 暗殺者(Assassin) (1/1)
{T}:タップ状態のクリーチャー1体を対象とし、それを破壊する。

最高のシステム・クリーチャー、やり手のアイツが帰ってきました。タップ能力をプレイしたらkill、攻撃に参加した時点でkill、黒のクリーチャーでもkillと8版黒ではトップクラスのクリーチャー。ただし再生と火力には耐性なしのニクイアイツです。

Underworld Dreams(LE)
アンコモン1
黒黒黒
エンチャント(場)
対戦相手1人がカードを1枚引くたび、Underworld Dreamsは、そのプレイヤーに1点のダメージを与える。

相手がドローするたびにダメージを与えるので、20枚くらい相手にドローさせるだけでいいエンチャント。たしかに強力ではあったが、これをデッキに入れてダメージ源にするようなデッキは作れるのだろうか?
これもどちらかというとエクテンのロックデッキ用パーツなのかもしれない。

ドワーフ爆破作業班/Dwarven Demolition Team(UN)
2赤
クリーチャー -- ドワーフ(Dwarf) (1/1)
{T}:壁(Wall)1体を対象とし、それを破壊する。

ゴブリンばかりの赤になぜかドワーフ。ゴブリン穴掘り部隊でなくなぜかドワーフ。
使う環境はまずないと思われるが、リミテッドならばほんの少しだけ役に立つかもしれない。

Guerrilla Tactics(AL)
1赤
インスタント
クリーチャー1体かプレイヤー1人を対象とする。Guerrilla Tacticsは、それに2点のダメージを与える。
対戦相手1人がコントロールする呪文や能力によって、あなたが自分の手札からGuerrilla Tacticsを捨てさせられたとき、クリーチャー1体かプレイヤー1人を対象とする。Guerrilla Tacticsは、それに4点のダメージを与える。

2マナで2点のインスタント。捨てさせられれば4点のダメージになるが、ピンポイント手札破壊でこのカードだけ残しておくとか、全体手札破壊でこのカードが捨てられるとか、あまり活躍の機会はないかも。
テキストをちゃんと読んでない人は自分から捨てて4点とか勘違いしそうだけど、そういう人は日本語の勉強をしましょう。

Orcish Spy(FE)

クリーチャー -- オーク(Orc) (1/1)
{T}:プレイヤー1人を対象とする。あなたは、そのプレイヤーのライブラリーのカードを一番上から3枚見る。(それらのカードは同じ順序で戻す。)

ライブラリーを見るだけ。コントロールするわけでなくただ見るだけ。つまり、《Vexing Arcanix》と組み合わせろという強制らしい。この他にも8版ナチュラルコンボは後日紹介するが、このためだけにこの2枚を入れるというデザインチームの正気を疑わざるを得ない。

ルフ鳥の卵/Rukh Egg(AN)
3赤
クリーチャー -- 卵(Egg) (0/3)
Rukh Eggが場から墓地に置かれたとき、ターン終了時に、飛行を持つ (4/4) の赤のルク(Rukh)クリーチャー・トークンを1個場に出す。

カード名は「ルフ」だが出てくるクリーチャーは「ルク」。これは間違いではなく10月裁定でクリーチャー・タイプを全訳してしまったために起こった差異。もしかすると調整されるかもしれないが。
卵だからといって攻撃できないというわけではないので、攻撃してもいい。4/4飛行を出したい相手がもしいるなら、ブロックして殺してくれるだろう。
ちなみに遅延誘発なので、ターン終了ステップ中にこれが墓地に落ちると次のターンのターン終了時にルクが出る。
さて。これを4体出しておいて、《神の怒り》を打ってみるとどうなるでしょう?

キノコザウルス/Fungusaur(5E)
3緑
クリーチャー -- キノコザウルス(Fungusaur) (2/2)
このターン、Fungusaurがダメージを与えられている場合、ターン終了時に、Fungusaurの上に +1/+1 カウンターを1個置く。

もはやキノコザウルスすら懐かしい顔ぶれになってしまったのかもしれない。
ターン終了ステップにいくらダメージを与えても意味はない。
「ダメージが与えられたかどうか」をチェックし、何回与えられたか、何点与えられたかに関係なく1個だけカウンターが置かれる。
え?キノコザウルスが強かった時代なんて存在しないぜ?

大アナグマ/Giant Badger(HC)
1緑緑
クリーチャー -- アナグマ(Badger) (2/2)
Giant Badgerがプロックに参加するたび、Giant Badgerは、ターン終了時まで +2/+2 の修正を受ける。

攻撃に参加させても意味がないブロック専門クリーチャー。堅いのはありがたいが・・・4マナ以上の優秀なクリーチャーが緑にはごまんといるので力不足は否めない。

オームの頭蓋骨/Skull of Orm(DK)
3
アーティファクト
{5},{T}:あなたの墓地にあるエンチャント・カード1枚を対象とし、それをあなたの手札に戻す。

わざわざエンチャントを使い直すためにこのアーティファクトを入れる意味があるかどうか疑わしい。
直接場に出るわけでもなく、これで何をすればいいのか非常に困るものが復活。

Vexing Arcanix(IA)
4
アーティファクト
{3},{T}:プレイヤー1人を対象とする。そのプレイヤーはカード名を1つ指定する。その後、自分のライブラリーの一番上のカード1枚を公開する。公開したカードが指定したカードである場合、対象プレイヤーは、そのカードを自分の手札に加える。そうでない場合、対象プレイヤーは、そのカードを自分の墓地に置き、Vexing Arcanixは、対象プレイヤーに2点のダメージを与える。

当たればドロー、外れればカードが墓地にいって2点のダメージを食らってしまう困ったカード。
自分でも相手でも好きなほうに使っていいが、普通は自分に対して使ってドローするほうが得。


という感じで注目すべきカードとそうでないカードをピックしてみました。新規参入でもバニラはお呼びじゃないっつーことで。
青はうなぎの王様もウィザードのボスもいませんから、昔懐かしいマーフォーク・ウイニーは絶滅しましたとさ。
黒はゾンビ、赤はゴブリン、緑はエルフ、白は適当なクリーチャーと《栄光の頌歌》でテーマデッキが組めるというのに。

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