脱初心者講座その1
2003年7月6日【マジック】
大阪ではヌルヌルのベトベトのぐちょぐちょで負けまくってました。世界中の皆さんにごめんなさい。
まあ気分を変えてまたルールの話などを。
「点数で見たマナ・コスト」というルールがあります。
この基本ルールは、「カードの右上に書かれたマナ・シンボルの数と不特定マナの数字の合計」ということです。
CRにもその点は明記されているので詳しい説明はそっちに任せるとして、
3白白の呪文の点数で見たマナ・コストは5、5青青だったら7となるわけです。
世の中にはコストを減らす/増やす能力が存在しているわけですが、それらは「総プレイ・コスト」を増減させ、「点数で見たマナ・コスト」には影響しません。
総プレイ・コスト(あるいはプレイ・コスト)とは何か?
これは、簡単に言えば「実際に支払うマナの総数」ということです。
つまり、3白白の呪文をプレイするときに、「呪文をプレイするためのコストは{1}少なくなる」という能力があれば、プレイする際にマナ・プールから支払うマナは2白白で済むわけです。
あるいは、3赤の呪文をプレイするときに、「赤の呪文をプレイするためのコストは{2}多くなる」という能力があれば、5赤支払わなければその呪文をプレイできません。
しかし、その際でも、「点数で見たマナ・コスト」は増減しません。必ず、カードに記載されたマナの値を使用します。
基本的なプレイ・コストの計算式は以下のようになります。
「点数で見たマナ・コスト」+「追加コスト」=「総プレイ・コスト(プレイ・コスト)」
先の例でいけば、「3白白」+「-1」=「2白白」
「3赤」+「+2」=「5赤」
では、コストにXがある場合の「点数で見たマナ・コスト」はどうなるかというと、呪文をプレイする際に決定したX・・・Xに支払ったマナの値を使用します。
X赤の呪文をX=4でプレイすれば、点数で見たマナ・コストは、この呪文がスタックに乗っている限り「5(4+赤)」となります。
呪文のコストのXは、それがスタックに積まれている間のみ有効であり、それ以外の領域・・・手札、墓地などにあるとき、Xは0として扱います。
では、「XX2白白」とある場合の「点数で見たマナ・コスト」はどうなるかというと、簡単に言えば「支払ったマナの値」がそれになります。
X=3でプレイしたのなら、3+3+2+白+白で10となるわけです。
これをサイクリングしたときのXの値は・・・?余談ですが、「点数で見たマナ・コスト」を気にするのは呪文だけで、能力やオブジェクトは点数で見たマナ・コストを持ちません。
呪文の中には、代替コストやその他の追加コストを持つ呪文があります。
いわゆる、「ピッチ呪文」の点数で見たマナ・コストはどうなっているのかというと、これはやはりその呪文カードに記された値を使います。
4赤赤の呪文の代替コストに「山を2つ生贄に捧げる」ことがある場合、
「4赤赤>山を2つ生贄に捧げる」+「なし」=「山を2つ生贄に捧げる」
となります。これに「赤の呪文をプレイするためのコストは{2}多くなる」と「呪文をプレイするためのコストは{1}少なくなる」が同時にある場合は、
「4赤赤>山を2つ生贄に捧げる」+「+2 -1」=「山を2つ生贄に捧げる、1マナ支払う」
となります。
また、変異クリーチャーを裏向きにプレイする際の点数で見たマナ・コストは0になります。
「0」+「3」=「3」
と、やや変則的なプレイの仕方になりますが、式に当てはめると上のようになります。
また、裏向きにプレイしても、これは「クリーチャー」であり「呪文」です。ですから「クリーチャー呪文のコストや呪文のコストを減らす能力がほかにあれば、追加コスト欄でその軽減や増加分を計算すればいいわけです。
また、点数で見たマナ・コストは0であることに変わりはありません。3マナを支払っているのはあくまで「プレイ・コスト」なのです。
世の中には、裏向きのクリーチャー呪文だけコストを減らすものもありますが・・・w
コストについてはこんなところで。
大阪ではヌルヌルのベトベトのぐちょぐちょで負けまくってました。世界中の皆さんにごめんなさい。
まあ気分を変えてまたルールの話などを。
「点数で見たマナ・コスト」というルールがあります。
この基本ルールは、「カードの右上に書かれたマナ・シンボルの数と不特定マナの数字の合計」ということです。
CRにもその点は明記されているので詳しい説明はそっちに任せるとして、
3白白の呪文の点数で見たマナ・コストは5、5青青だったら7となるわけです。
世の中にはコストを減らす/増やす能力が存在しているわけですが、それらは「総プレイ・コスト」を増減させ、「点数で見たマナ・コスト」には影響しません。
総プレイ・コスト(あるいはプレイ・コスト)とは何か?
これは、簡単に言えば「実際に支払うマナの総数」ということです。
つまり、3白白の呪文をプレイするときに、「呪文をプレイするためのコストは{1}少なくなる」という能力があれば、プレイする際にマナ・プールから支払うマナは2白白で済むわけです。
あるいは、3赤の呪文をプレイするときに、「赤の呪文をプレイするためのコストは{2}多くなる」という能力があれば、5赤支払わなければその呪文をプレイできません。
しかし、その際でも、「点数で見たマナ・コスト」は増減しません。必ず、カードに記載されたマナの値を使用します。
基本的なプレイ・コストの計算式は以下のようになります。
「点数で見たマナ・コスト」+「追加コスト」=「総プレイ・コスト(プレイ・コスト)」
先の例でいけば、「3白白」+「-1」=「2白白」
「3赤」+「+2」=「5赤」
では、コストにXがある場合の「点数で見たマナ・コスト」はどうなるかというと、呪文をプレイする際に決定したX・・・Xに支払ったマナの値を使用します。
X赤の呪文をX=4でプレイすれば、点数で見たマナ・コストは、この呪文がスタックに乗っている限り「5(4+赤)」となります。
呪文のコストのXは、それがスタックに積まれている間のみ有効であり、それ以外の領域・・・手札、墓地などにあるとき、Xは0として扱います。
では、「XX2白白」とある場合の「点数で見たマナ・コスト」はどうなるかというと、簡単に言えば「支払ったマナの値」がそれになります。
X=3でプレイしたのなら、3+3+2+白+白で10となるわけです。
これをサイクリングしたときのXの値は・・・?余談ですが、「点数で見たマナ・コスト」を気にするのは呪文だけで、能力やオブジェクトは点数で見たマナ・コストを持ちません。
呪文の中には、代替コストやその他の追加コストを持つ呪文があります。
いわゆる、「ピッチ呪文」の点数で見たマナ・コストはどうなっているのかというと、これはやはりその呪文カードに記された値を使います。
4赤赤の呪文の代替コストに「山を2つ生贄に捧げる」ことがある場合、
「4赤赤>山を2つ生贄に捧げる」+「なし」=「山を2つ生贄に捧げる」
となります。これに「赤の呪文をプレイするためのコストは{2}多くなる」と「呪文をプレイするためのコストは{1}少なくなる」が同時にある場合は、
「4赤赤>山を2つ生贄に捧げる」+「+2 -1」=「山を2つ生贄に捧げる、1マナ支払う」
となります。
また、変異クリーチャーを裏向きにプレイする際の点数で見たマナ・コストは0になります。
「0」+「3」=「3」
と、やや変則的なプレイの仕方になりますが、式に当てはめると上のようになります。
また、裏向きにプレイしても、これは「クリーチャー」であり「呪文」です。ですから「クリーチャー呪文のコストや呪文のコストを減らす能力がほかにあれば、追加コスト欄でその軽減や増加分を計算すればいいわけです。
また、点数で見たマナ・コストは0であることに変わりはありません。3マナを支払っているのはあくまで「プレイ・コスト」なのです。
世の中には、裏向きのクリーチャー呪文だけコストを減らすものもありますが・・・w
コストについてはこんなところで。
コメント