復活確定・・・と

2004年1月20日
【マジック】
 今日のプレビューが*しばらく おまちください*になっているので、プロダクツにこっそり追加されている《火の玉》の話。

Fireball
火の玉
Dave Doman
X赤
ソーサリー
好きな数のクリーチャーとプレイヤーの組み合わせを対象とする。Fireballは、それらにX点のダメージを均等に割った値のダメージを与える。端数は切り捨て。
Fireballをプレイするための追加コストとして、2つめ以降の対象1つにつき、{1}を支払う。

・マナ・コストがX赤になった
 対象追加のためのマナはプレイコストという区切りではなくなった様子。これにより点数で見たマナ・コストは常に赤とダメージ分のXのみということに。

 たしかにその区切りは「点数で見たマナ・コスト」がわから見れば妥当かも。

・オラクルが書き換わる?

 もちろん。ダークスティールのカードにそう書かれてしまったらオラクルもそうなる。とするとなおさらXY赤で印刷された《火の玉》がレアになった気がする。

・なんでそんなことを?

 この方法でもなんとかなるという(つまり対象を増やせるキッカーみたいなもの)確証のもとに、往年のカードを復活させることに成功した、と言うべきか。別に再録が《火の玉》でなくてもいいじゃん、とは思うが、魔法として《火の玉》がないと寂しいのかも。

・どうやってプレイするの?
 えーと。
 409.1a「《火の玉》プレイします(カードをスタックに移動)」
 409.1b「Xは9、追加コストを2だけ支払います(実際にマナは消費されない)」
 409.1cとd「対象を3つとり、AとBとCを対象に取ります」
 409.1e「等分すると各対象に3点になります」
 409.1f「総コストは{赤}{11}(ちなみに、点数で見たマナ・コストは10)」
 409.1g「マナ能力をプレイします」
 409.1h「マナを支払います(追加の{2}もここで消費される)」
 409.1i「プレイ終了、優先権を得ます(ソーサリーだしね)」

対象の数を決定するのは対象を指定する前段階であることが重要。
409.1bがあることによって、「対象にとれる数」は決定される、と。だからテキストにある「好きな数」は第2文の「追加の{1}」で1以上に指定されることになります。
で、対象にとれるものがいなければ呪文がプレイできない(409.1)ので、正しく対象の数を決め、正しくコストが支払われるまで巻き戻しは認められます。

要は「対象になったとき」に誘発するヤツらを対象にしたいときは、きちんと払うモノ払え、ということです。

これは「間違えた、勘違いしてた」場合の話で、それが故意ならば十分ペナ食らう資格があります。

また省いていますが409.1bは追加の{1}を2回支払うということを指しています。

蛇足ながらこの日本語訳は独自ですんで実際のテキストとは違うかも。

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