Q1:《大霊堂の信奉者/Disciple of the Vault(MRD)》がいて、《溶接の壺/Welding Jar(MRD)》2つを生贄に捧げてお互いを再生させれば無限コンボができますか?
A1:不可能です。
1、再生は破壊を「なかったこと」にするだけで、生贄に捧げることは破壊ではありません。生贄に捧げるとはカードを墓地に置くことで、破壊された結果墓地に置かれることとは別です。
2、実際に再生が行われると、カードは墓地に置かれません。よって「墓地に置かれる」たびに誘発する《大霊堂の信奉者/Disciple of the Vault(MRD)》は誘発しません。
3、《溶接の壺/Welding Jar(MRD)》をお互いに対象にとりあうことはできません。コストとして生贄に捧げられるため、AとB両方を同時に起動することは不可能です。Aを先に起動すれば、その時点でAは生贄に捧げられて墓地に置かれ、そのあとBを起動するときにはAはもはや場にないため、Aを対象にとることはできません。どうしても生贄に捧げたいならB自身を対象にとって起動することになります。
また、解決時にもお互いに既に場にないため、効果は何もしません。
結局のところ、対戦相手に2点のライフを失わせることしかできません。
Q2:《血染めの月/Blood Moon(8ED)》が場にあるときでも、《ダークスティールの城塞/Darksteel Citadel(DST)》は破壊されませんか?
A2:いいえ。基本地形にタイプを変更する能力は、変更される土地が持つすべてのテキストを失わせ、その基本地形が持つマナ能力しか持ちません。
《血染めの月/Blood Moon(8ED)》によって、アーティファクト・土地は基本地形-山となり、テキストも「T:あなたのマナプールにRを加える」しか持ちません。
Q3:《双子エンジン/Gemini Engine(DST)》で出た双子トークンを戦闘終了まえに《エイトグ/Atog(MRD)》で生贄に捧げることはできますか?
A3:可能です。双子トークンもアーティファクト・クリーチャーですから、アーティファクトを何かする能力のために使うことができます。戦闘終了時に双子トークンが場になければ何も起こりません。
Q4:《ニューロックの変成者/Neurok Transmuter(DST)》でアーティファクトにしたクリーチャーを《メムナーク/Memnarch(DST)》で奪いました。ターン終了時にアーティファクトじゃなくなるからコントロールを失いますか?
A4:いいえ。コントロールしたままです。
《メムナーク/Memnarch(DST)》の能力は、対象にとるときと解決時にだけ対象がアーティファクトであるかどうかをチェックします。解決してしまったら、それがアーティファクトでなくなろうと関係ありません。制限がある場合は「アーティファクトである限り」というような何らかの記述があります。
Q5:《苦痛の鉤爪/Talon of Pain(DST)》が二つあるとき、片方がダメージを与えればもう片方にカウンターが乗るとジャッジが言っていましたが、納得いかないです。この「《苦痛の鉤爪/Talon of Pain(DST)》以外の」っていうのはカードのことじゃないんですか?
A5:そのジャッジが正しいです。カードのテキストに出てくる自分のカード名は、「このカード」という意味であり、自分自身のことです。ほかの《苦痛の鉤爪/Talon of Pain(DST)》というカードのことではありません。(その場合はTalon of Painという名前を持つ〜という書き方をされます)
Q6:《死者の墳墓/Lich’s Tomb(DST)》だけが場にあってライフを失ったときどうなるんですか?生贄に捧げるものがないんですが。
A6:《死者の墳墓/Lich’s Tomb(DST)》もパーマネントです。ほかに生贄に捧げるものがなければこれ自身を生贄に捧げます。その時点でライフがゼロ以下ならば、ゲームに負けることになります。
Q7:《選別の秤/Culling Scales(MRD)》と《ダークスティールの鋳塊/Darksteel Ingot(DST)》があり、ほかに土地以外のパーマネントがありません。鋳塊を対象にして秤を残すことはできますか?
A7:可能です。《選別の秤/Culling Scales(MRD)》の効果は破壊ですから、破壊されないパーマネントを対象にとれるのならそれを選んで、両方を残すことができます。
Q8:《マイコシンスの格子/Mycosynth Lattice(DST)》があるときに《ヴィダルケンの技術者/Vedalken Engineer(DST)》のマナで《マナ漏出/Mana Leak(8ED)》がプレイできますか?
A8:不可能です。
無色になっただけで、それはアーティファクトではありません。ですからアーティファクト呪文、起動型能力のプレイにしか使用できない技術者のマナを無色の呪文のために使うことはできません。
Q9:《策謀/Machinate(DST)》を自分がプレイしたら、自分が戻す順番を決めるの?
A9:はい。カードが同時にライブラリーに置かれる場合、その順番はライブラリーのオーナーが決めます。
Q10:《ネビニラルの円盤》を《溶接の壺/Welding Jar(MRD)》で再生させてもう一度使えますか?
A10:はい。
ネビニラルの円盤は、自分の能力で自分自身も破壊されますが、再生の盾がついていればそれを免れることができます。《忘却石/Oblivion Stone(MRD)》は生贄ですのでこれとは違うことに注意してください。
Q11:《銀のゴーレム、カーン/Karn, Silver Golem(UZ)》で《頭蓋骨絞め/Skullclamp(DST)》がクリーチャーになったら、《頭蓋骨絞め/Skullclamp(DST)》自身に自分を装備させて2枚ドローはできますか?
A11:不可能です。
総合ルール212.2iにより、クリーチャーになった装備品は装備することができません。
Q12:ふたつ《太陽のしずく/Sun Droplet(MRD)》があるときに《溶岩の斧/Lava Axe(7E)》を食らうと、両方にカウンターが5個乗るんですか?
A12:はい。
場にあるパーマネントは別のものです。あなたが5点のダメージを与えられると、それぞれの誘発型能力が誘発します。結果、すべての《太陽のしずく/Sun Droplet(MRD)》に5つカウンターが乗り、アップキープにそれぞれから1点のライフを得ることができます。
A1:不可能です。
1、再生は破壊を「なかったこと」にするだけで、生贄に捧げることは破壊ではありません。生贄に捧げるとはカードを墓地に置くことで、破壊された結果墓地に置かれることとは別です。
2、実際に再生が行われると、カードは墓地に置かれません。よって「墓地に置かれる」たびに誘発する《大霊堂の信奉者/Disciple of the Vault(MRD)》は誘発しません。
3、《溶接の壺/Welding Jar(MRD)》をお互いに対象にとりあうことはできません。コストとして生贄に捧げられるため、AとB両方を同時に起動することは不可能です。Aを先に起動すれば、その時点でAは生贄に捧げられて墓地に置かれ、そのあとBを起動するときにはAはもはや場にないため、Aを対象にとることはできません。どうしても生贄に捧げたいならB自身を対象にとって起動することになります。
また、解決時にもお互いに既に場にないため、効果は何もしません。
結局のところ、対戦相手に2点のライフを失わせることしかできません。
Q2:《血染めの月/Blood Moon(8ED)》が場にあるときでも、《ダークスティールの城塞/Darksteel Citadel(DST)》は破壊されませんか?
A2:いいえ。基本地形にタイプを変更する能力は、変更される土地が持つすべてのテキストを失わせ、その基本地形が持つマナ能力しか持ちません。
《血染めの月/Blood Moon(8ED)》によって、アーティファクト・土地は基本地形-山となり、テキストも「T:あなたのマナプールにRを加える」しか持ちません。
Q3:《双子エンジン/Gemini Engine(DST)》で出た双子トークンを戦闘終了まえに《エイトグ/Atog(MRD)》で生贄に捧げることはできますか?
A3:可能です。双子トークンもアーティファクト・クリーチャーですから、アーティファクトを何かする能力のために使うことができます。戦闘終了時に双子トークンが場になければ何も起こりません。
Q4:《ニューロックの変成者/Neurok Transmuter(DST)》でアーティファクトにしたクリーチャーを《メムナーク/Memnarch(DST)》で奪いました。ターン終了時にアーティファクトじゃなくなるからコントロールを失いますか?
A4:いいえ。コントロールしたままです。
《メムナーク/Memnarch(DST)》の能力は、対象にとるときと解決時にだけ対象がアーティファクトであるかどうかをチェックします。解決してしまったら、それがアーティファクトでなくなろうと関係ありません。制限がある場合は「アーティファクトである限り」というような何らかの記述があります。
Q5:《苦痛の鉤爪/Talon of Pain(DST)》が二つあるとき、片方がダメージを与えればもう片方にカウンターが乗るとジャッジが言っていましたが、納得いかないです。この「《苦痛の鉤爪/Talon of Pain(DST)》以外の」っていうのはカードのことじゃないんですか?
A5:そのジャッジが正しいです。カードのテキストに出てくる自分のカード名は、「このカード」という意味であり、自分自身のことです。ほかの《苦痛の鉤爪/Talon of Pain(DST)》というカードのことではありません。(その場合はTalon of Painという名前を持つ〜という書き方をされます)
Q6:《死者の墳墓/Lich’s Tomb(DST)》だけが場にあってライフを失ったときどうなるんですか?生贄に捧げるものがないんですが。
A6:《死者の墳墓/Lich’s Tomb(DST)》もパーマネントです。ほかに生贄に捧げるものがなければこれ自身を生贄に捧げます。その時点でライフがゼロ以下ならば、ゲームに負けることになります。
Q7:《選別の秤/Culling Scales(MRD)》と《ダークスティールの鋳塊/Darksteel Ingot(DST)》があり、ほかに土地以外のパーマネントがありません。鋳塊を対象にして秤を残すことはできますか?
A7:可能です。《選別の秤/Culling Scales(MRD)》の効果は破壊ですから、破壊されないパーマネントを対象にとれるのならそれを選んで、両方を残すことができます。
Q8:《マイコシンスの格子/Mycosynth Lattice(DST)》があるときに《ヴィダルケンの技術者/Vedalken Engineer(DST)》のマナで《マナ漏出/Mana Leak(8ED)》がプレイできますか?
A8:不可能です。
無色になっただけで、それはアーティファクトではありません。ですからアーティファクト呪文、起動型能力のプレイにしか使用できない技術者のマナを無色の呪文のために使うことはできません。
Q9:《策謀/Machinate(DST)》を自分がプレイしたら、自分が戻す順番を決めるの?
A9:はい。カードが同時にライブラリーに置かれる場合、その順番はライブラリーのオーナーが決めます。
Q10:《ネビニラルの円盤》を《溶接の壺/Welding Jar(MRD)》で再生させてもう一度使えますか?
A10:はい。
ネビニラルの円盤は、自分の能力で自分自身も破壊されますが、再生の盾がついていればそれを免れることができます。《忘却石/Oblivion Stone(MRD)》は生贄ですのでこれとは違うことに注意してください。
Q11:《銀のゴーレム、カーン/Karn, Silver Golem(UZ)》で《頭蓋骨絞め/Skullclamp(DST)》がクリーチャーになったら、《頭蓋骨絞め/Skullclamp(DST)》自身に自分を装備させて2枚ドローはできますか?
A11:不可能です。
総合ルール212.2iにより、クリーチャーになった装備品は装備することができません。
Q12:ふたつ《太陽のしずく/Sun Droplet(MRD)》があるときに《溶岩の斧/Lava Axe(7E)》を食らうと、両方にカウンターが5個乗るんですか?
A12:はい。
場にあるパーマネントは別のものです。あなたが5点のダメージを与えられると、それぞれの誘発型能力が誘発します。結果、すべての《太陽のしずく/Sun Droplet(MRD)》に5つカウンターが乗り、アップキープにそれぞれから1点のライフを得ることができます。
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