Q5:自分と対戦相手が両方とも5点のライフ、《大霊堂の信奉者/Disciple of the Vault(MRD)》を持っているときに、5つのアーティファクトが破壊されたとき、自分のターンだった場合はどちらが負けになるのでしょうか?
A5:この場合は、あなたの負けです。
 両者の《大霊堂の信奉者》は5つのアーティファクトが破壊されたことで5回誘発し、プレイヤーが優先権を得るときに誘発型能力がスタックに乗ります。アクティブ・プレイヤーであるあなたから先に誘発型能力がスタックに乗り、そのあとで対戦相手のものがスタックに乗ります。対戦相手の誘発型能力から先に解決されるので、あなたが先にライフが0になり、SBEで負けになります。スタックに残っている誘発型能力は、ゲームが終了するため解決されることはありません。もし6点以上のライフを持っていて生き残ったならば、通常どおり解決されるでしょう。

Q6:「カードを1枚捨てる」という効果で、カードを捨てるときにはランダム(無作為)で選ぶのか、そのプレイヤーが選ぶのかどっちですか?たまに無作為でとあったりなかったりするので区別がつきません。
A6:「そのプレイヤーは、カードを1枚捨てる」とあれば、そのプレイヤーが捨てるカードを選びます。無作為で捨てる場合は、特別にそう書いてある場合だけです。また、あなたがカードを選び、選ばれたカードを捨てさせるものも、そう書いてあります。

Q7:《睡魔/Somnophore(UZ)》で攻撃しました。アンタップ状態のクリーチャーしかタップできないんですか?それともタップ状態のクリーチャーしか選べないんですか?
A7:《睡魔》サイミンマの能力はタップ状態であるかどうかに関係なく、どのクリーチャーでも対象にとれます。そのクリーチャーはサイミンマが場にある限り、アンタップ・ステップにアンタップしなくなります。

Q8:プロの人と口論になったんですが、自分と何人かは《正義の命令/Decree of Justice(SCG)》を《ミラーリ/Mirari(OD)》でコピーできると話していました。ですがそのプロの人はあなたがそれはできないと言っていた、と言うんです。《正義の命令》は《ミラーリ》でコピーできますよね?ほかのX呪文と同じように。
A8:その点においては、あなたは正しいです。
 《ミラーリ》の能力を使って、あらゆるインスタントとソーサリー呪文をコピーすることができます。もちろんX呪文も可能です。しかし、一般的な《正義の命令》の使い方はサイクリングで、1/1の兵士トークンを生み出すことです。サイクリングは呪文ではなく、《ミラーリ》でコピーすることはできません。おそらく、そのプロの方はそのことを言っていたのでしょう。

Q9:《水銀の精霊/Quicksilver Elemental(MRD)》で、《電結スリス/Arcbound Slith(DST)》の能力を5回つけて、戦闘ダメージを与えたら、《水銀の精霊》の上に5個の+1/+1カウンターが乗りますか?
A9:《水銀の精霊》が起動型能力を複数個持つことは可能ですが、そもそも《電結スリス》は起動型能力を持っていません。起動型能力とは、「コスト」:「効果」で書かれたもので、《電結スリス》の持っているのは誘発型能力と結合能力だけです。それらは《水銀の精霊》で能力を得ることはできません。

Q10:単に手札を見るためだけに《断念/Abandon Hope(TE)》をX=0でプレイすることはできますか?
A10:可能です。
 Xは1以上でなければならないということはなく、0でプレイすることによってあなたはカードを捨てず、対戦相手の手札を見て、何も捨てさせないことができます。(《最後の儀式/Last Rites(OD)》より1マナ安いという程度ですが)

Q11:対戦相手がデュアルランド(《Tropical Island》)を持っていて、自分が《幻視の魔除け/Vision Charm(VI)》で島を沼に変えました。その土地から緑マナは出せますか?
A11:できません。
 カードの土地タイプを基本地形タイプに変える効果は、ほかの土地タイプとその能力を失わせます。その土地は名前が《Tropical Island》の土地-沼となり、黒マナを生み出すことしかできません。

Q12:《白金の天使/Platinum Angel(MRD)》を《再活性/Reanimate(TE)》で場に戻したとき、自分のライフは6点でした。ライフを失ったときに自分は負けになりますか?それとも生き残れますか?自分は生き残ると思うんですが、友達が納得してくれないんです。
A12:あなたは、-1点のライフのまま生き残ります。サイカッセイが解決したとき、《白金の天使》を場に出し、あなたはライフを失います。呪文が完全に解決し終わるまでライフのチェックは行われず、解決が終わり、SBEでライフをチェックする時点で、《白金の天使》が場にいるため、ライフがマイナスでもあなたは負けになりません。

Q13:《ネクロポーテンス/Necropotence》で脇に置いたカードを、7枚まで減らす前にプレイできますか?
A13:現在の《ネクロポーテンス》は脇に置くわけではなく、カードをゲームから取り除きます。また、カードを加えるのは「ターン終了時に」誘発する誘発型能力になっており、あなたのターン終了ステップ開始時に誘発します。
 カードを手札に加えた後、あなたは優先権を得ます。その時点で《ネクロポーテンス》で手に入れたカードを(インスタントなら)使うことができます。終了フェイズの最後であるクリンナップ・ステップになるまでは、あなたは手札のカードを調整することはありません。

Q14:対戦相手が《金粉の光/Gilded Light(SCG)》をプレイしたのに対応して、自分は《ガイアの祝福/Gaea’s Blessing(WL)》を対戦相手にプレイしました。そのときの対戦相手の墓地は3枚です。適正な対象は対戦相手だけですから、私はカードを引けるとは思いますがカードはライブラリーに戻りますか?
A14:戻りません。
 総合ルール413.2aにあるとおり、対象が不正な場合何も行動を行いません。呪文はそのプレイヤーがカードを混ぜいれるとありますから、呪文の解決時に対象が正しくなければ、それは行われません。対象のいくつかはまだ適正で、呪文は打ち消されず、あなたはカードを引くことができます。
(#・・・マジデスカ? ドローのほうは対象をとってないので、対象はひとつ、プレイヤーだけのはず。その対象が解決時に適正でないのだから、呪文は打ち消され、カードを混ぜいれることもドローも行われないと思うのですが、教えて地蔵様!ナモナモ)

コメント

お気に入り日記の更新

最新のコメント

日記内を検索