Q8:《歯と爪/Tooth and Nail(MRD)》で《炉のドラゴン/Furnace Dragon(DST)》を場に出したとき、すべてのアーティファクトを破壊できますか?
A8:《炉のドラゴン》の能力は誘発しません。
「あなたがこれを手札からプレイした場合」と書かれているクリーチャーは、呪文としてカードをプレイすることを参照します。
つまり、カードをスタックに置き、通常どおり解決することです。《歯と爪》や《エルフの笛吹き/Elvish Piper(8ED)》のような、直接手札から場に出すような効果では、「手札からプレイ」したことにはなりません。
(#質問者、炉ドラはアーティファクトをゲームから取り除く、です。破壊じゃなかんべよ)
Q9:《にやにや笑いのトーテム像/Grinning Totem(MI)》で相手のライブラリーからクリーチャー・カードを探して、自分の目の前に置きました。ここで《エルフの笛吹き》を使ってこのクリーチャーを場に出せますか?「手札にあるかのように」なのでOKかと思ったんですが、対戦相手は「手札にあるかのように」はあなたの手札にあるわけではない、と言います。どうなんですか?
A9:対戦相手が正しいです。
《にやにや笑いのトーテム像》は、あなたに、それが手札にあるかのようにカードをプレイできるようにします。しかし、それを手札から捨てることを許可してはいませんし、サイクリングすることもできませんし、《エルフの笛吹き》で場に出すことも許可していません。それは、実際にあなたの手札にあるわけではないからです。
(#このテの質問は昔からあるわけですが、「手札にあるかのようにプレイ」可能なだけなんですね。「手札にあるかのように」「プレイできる」と分けちゃうとNGです。実際はゲーム外領域にあるカードを「プレイする」ことができるようになるという効果です。当然のごとく、ゲーム外領域にあるカードは「捨てる」こともできませんし、手札領域にあるときのみ起動できるサイクリング能力も起動できないわけです。手札に移動するなら「手札に加える」と書いてあるわけで、これは明確に区別されています。)
Q10:自分は《黒死病/Pestilence(6E)》と1/1の再生もちクリーチャーを持っています。《黒死病》を5点打つ場合、1/1クリーチャーは1回再生すればいいのか、それとも5回再生しなきゃだめなのか、どっちですか?
A10:5回再生する必要があります。
《黒死病》は1回起動するごとに、全体に1点のダメージを与える能力をスタックに乗せます。
そして、それぞれのダメージは別々に解決するため、それぞれの能力が解決する前に再生しなければなりません。ダメージの発生源は同じですが、ダメージは1回ずつ与えられます。
(#ひどく紛らわしい表現がされていたので超訳しました)
Q11:《世捨てカヴー/Kavu Recluse(PS)》と7枚の土地をもっています。(《山》と《沼》のみ)《ストラタドン/Stratadon(PS)》が手札にあるとき、《世捨てカヴー》の能力を使って土地のひとつを森に変えると、《ストラタドン》の支払いは3減りますか?
A11:減ります。この場合は7マナを支払うことでプレイできます。
土地のタイプを基本地形タイプに変えると、そのタイプとして「数えます」。
森に変えることで、あなたは3種類の基本地形タイプを持っていますから、《ストラタドン》のコストは3減ります。
Q12:《財宝発掘/Trash for Treasure(MRD)》で、生贄に捧げたアーティファクトを戻せますか?生贄は呪文コストだそうなので、ちょっとわからなくなりました。たしか呪文の宣言、それから対象を選んで、コストは最後だったような気がするんですが。
A12:コストとして生贄に捧げたアーティファクトは戻せません。
呪文をプレイするときには、コストを支払う前に対象を選びます。その時点では生贄に捧げるアーティファクトは墓地にありません。呪文をプレイするときの細かい手順と説明は総合ルールの409.1を読んでください。
Q13:自分は《無明の予見者/Blind Seer(IN)》と《名うての暗殺者/Notorious Assassin(MM)》を持っています。対戦相手が《怒りの天使アクローマ/Akroma, Angel of Wrath(LGN)》を出してきたので、自分は《暗殺者》を緑に変えてその能力で《アクローマ》を破壊しようとしました。
すると対戦相手は、《暗殺者》の能力のコストに黒マナが入ってるから、それはできないと言います。自分は《暗殺者》の色は緑だから破壊できると思うのですが、そうなんですか?
A13:破壊できます。
パーマネントの起動型能力の色はパーマネントの色を参照します。起動コストの色マナは関係ありません。緑になった《暗殺者》は《アクローマ》を対象にでき、破壊できます。
Q14:《かそけき翼/Ghostly Wings(TOR)》の最後の効果はどういう効果なんですか?エンチャントがついているクリーチャーならなんでも戻るんですか?
A14:これがついているクリーチャーだけしか戻せません。
Q15:自分は《魔力のとげ/Manabarbs(6E)》を持っています。自分は《枯渇/Mana Short(7E)》をプレイしました。対戦相手に《魔力のとげ》でダメージを与えられますか?
A15:いいえ。
マナのために土地をタップしていないので、《魔力のとげ》はダメージを与えません。
Q16:相手が結合クリーチャーを持っているときに自分が《謙虚/Humility(TE)》を出すとどうなりますか?能力がなくなるからカウンターもなくなって死ぬんですか?
A16:カウンターを載せたまま、1/1になります。カウンターは能力ではありません。
《謙虚》は直接パワーとタフネスを設定し、常にクリーチャーの上のカウンターを上書きします。カウンターは乗ったままですが、意味がなくなります。
接合能力には二つの機能があります。ひとつは場に出る一部としてカウンターを乗せる機能、もうひとつは場を離れたときの誘発型能力です。
前者はクリーチャーが場に出る方法に影響します。《謙虚》は場にあるクリーチャーにのみ影響するので、場に出る方法には影響しません。《謙虚》があるときに接合クリーチャーが出ると、カウンターは乗って出ますが《謙虚》が場にある限り意味をなしません。
後者は能力ですから《謙虚》が取り除きます。《謙虚》が場にあるときに接合クリーチャーが死ぬと、カウンターを移すことはできません。
A8:《炉のドラゴン》の能力は誘発しません。
「あなたがこれを手札からプレイした場合」と書かれているクリーチャーは、呪文としてカードをプレイすることを参照します。
つまり、カードをスタックに置き、通常どおり解決することです。《歯と爪》や《エルフの笛吹き/Elvish Piper(8ED)》のような、直接手札から場に出すような効果では、「手札からプレイ」したことにはなりません。
(#質問者、炉ドラはアーティファクトをゲームから取り除く、です。破壊じゃなかんべよ)
Q9:《にやにや笑いのトーテム像/Grinning Totem(MI)》で相手のライブラリーからクリーチャー・カードを探して、自分の目の前に置きました。ここで《エルフの笛吹き》を使ってこのクリーチャーを場に出せますか?「手札にあるかのように」なのでOKかと思ったんですが、対戦相手は「手札にあるかのように」はあなたの手札にあるわけではない、と言います。どうなんですか?
A9:対戦相手が正しいです。
《にやにや笑いのトーテム像》は、あなたに、それが手札にあるかのようにカードをプレイできるようにします。しかし、それを手札から捨てることを許可してはいませんし、サイクリングすることもできませんし、《エルフの笛吹き》で場に出すことも許可していません。それは、実際にあなたの手札にあるわけではないからです。
(#このテの質問は昔からあるわけですが、「手札にあるかのようにプレイ」可能なだけなんですね。「手札にあるかのように」「プレイできる」と分けちゃうとNGです。実際はゲーム外領域にあるカードを「プレイする」ことができるようになるという効果です。当然のごとく、ゲーム外領域にあるカードは「捨てる」こともできませんし、手札領域にあるときのみ起動できるサイクリング能力も起動できないわけです。手札に移動するなら「手札に加える」と書いてあるわけで、これは明確に区別されています。)
Q10:自分は《黒死病/Pestilence(6E)》と1/1の再生もちクリーチャーを持っています。《黒死病》を5点打つ場合、1/1クリーチャーは1回再生すればいいのか、それとも5回再生しなきゃだめなのか、どっちですか?
A10:5回再生する必要があります。
《黒死病》は1回起動するごとに、全体に1点のダメージを与える能力をスタックに乗せます。
そして、それぞれのダメージは別々に解決するため、それぞれの能力が解決する前に再生しなければなりません。ダメージの発生源は同じですが、ダメージは1回ずつ与えられます。
(#ひどく紛らわしい表現がされていたので超訳しました)
Q11:《世捨てカヴー/Kavu Recluse(PS)》と7枚の土地をもっています。(《山》と《沼》のみ)《ストラタドン/Stratadon(PS)》が手札にあるとき、《世捨てカヴー》の能力を使って土地のひとつを森に変えると、《ストラタドン》の支払いは3減りますか?
A11:減ります。この場合は7マナを支払うことでプレイできます。
土地のタイプを基本地形タイプに変えると、そのタイプとして「数えます」。
森に変えることで、あなたは3種類の基本地形タイプを持っていますから、《ストラタドン》のコストは3減ります。
Q12:《財宝発掘/Trash for Treasure(MRD)》で、生贄に捧げたアーティファクトを戻せますか?生贄は呪文コストだそうなので、ちょっとわからなくなりました。たしか呪文の宣言、それから対象を選んで、コストは最後だったような気がするんですが。
A12:コストとして生贄に捧げたアーティファクトは戻せません。
呪文をプレイするときには、コストを支払う前に対象を選びます。その時点では生贄に捧げるアーティファクトは墓地にありません。呪文をプレイするときの細かい手順と説明は総合ルールの409.1を読んでください。
Q13:自分は《無明の予見者/Blind Seer(IN)》と《名うての暗殺者/Notorious Assassin(MM)》を持っています。対戦相手が《怒りの天使アクローマ/Akroma, Angel of Wrath(LGN)》を出してきたので、自分は《暗殺者》を緑に変えてその能力で《アクローマ》を破壊しようとしました。
すると対戦相手は、《暗殺者》の能力のコストに黒マナが入ってるから、それはできないと言います。自分は《暗殺者》の色は緑だから破壊できると思うのですが、そうなんですか?
A13:破壊できます。
パーマネントの起動型能力の色はパーマネントの色を参照します。起動コストの色マナは関係ありません。緑になった《暗殺者》は《アクローマ》を対象にでき、破壊できます。
Q14:《かそけき翼/Ghostly Wings(TOR)》の最後の効果はどういう効果なんですか?エンチャントがついているクリーチャーならなんでも戻るんですか?
A14:これがついているクリーチャーだけしか戻せません。
Q15:自分は《魔力のとげ/Manabarbs(6E)》を持っています。自分は《枯渇/Mana Short(7E)》をプレイしました。対戦相手に《魔力のとげ》でダメージを与えられますか?
A15:いいえ。
マナのために土地をタップしていないので、《魔力のとげ》はダメージを与えません。
Q16:相手が結合クリーチャーを持っているときに自分が《謙虚/Humility(TE)》を出すとどうなりますか?能力がなくなるからカウンターもなくなって死ぬんですか?
A16:カウンターを載せたまま、1/1になります。カウンターは能力ではありません。
《謙虚》は直接パワーとタフネスを設定し、常にクリーチャーの上のカウンターを上書きします。カウンターは乗ったままですが、意味がなくなります。
接合能力には二つの機能があります。ひとつは場に出る一部としてカウンターを乗せる機能、もうひとつは場を離れたときの誘発型能力です。
前者はクリーチャーが場に出る方法に影響します。《謙虚》は場にあるクリーチャーにのみ影響するので、場に出る方法には影響しません。《謙虚》があるときに接合クリーチャーが出ると、カウンターは乗って出ますが《謙虚》が場にある限り意味をなしません。
後者は能力ですから《謙虚》が取り除きます。《謙虚》が場にあるときに接合クリーチャーが死ぬと、カウンターを移すことはできません。
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