Q9:プレイしたときにプロテクション黒を指定した《万物の声/Voice of All(PS)》を持っています。《霊体の地滑り/Astral Slide(ONS)》で《万物の声》が取り除かれ、場に戻ってきたときに、今度はプロテクション赤を指定しました。ゲームから取り除かれるとそれまで持っていたプロテクションはどうなるんですか?
A9:パーマネントが場を離れると、それまでの記憶を全て失います。よって、持っていたプロテクション黒はなくなり、戻ってきた《万物の声》は新しいパーマネントとして、新たに選択されたプロテクション赤のみを持ちます。
Q10:攻撃クリーチャーを《翼の破片/Wing Shards(SCG)》で生贄に捧げさせるには、どのステップまでにプレイすればいいんでしょうか?
たとえば、相手が攻撃クリーチャーを宣言して、自分は対応なしを宣言、そのあと相手は戦闘ダメージがスタックに乗る前にクリーチャーをパンプアップしました。クリーチャーが強化されてからダメージがスタックに乗る前に、《翼の破片》はプレイ可能でしょうか?
A10:戦闘フェイズは5つのステップで構成されています。
1:戦闘開始
2:攻撃クリーチャー指定
3:ブロック・クリーチャー指定
4:戦闘ダメージ
5:戦闘終了
ステップ4の開始時にダメージは固定され、ステップ4以降に《翼の破片》をプレイしても、クリーチャーはいなくなりますがダメージは与えられます。
より多くのダメージを与えたい対戦相手はステップ3までに強化する必要があります。
お互いに優先権を放棄しなければ、ステップは次に進みませんから、ステップ3の間にあなたは《翼の破片》をプレイできます。
Q11:《沈黙のオーラ/Aura of Silence》が場にあり、自分が8個のアーティファクトを持っているとき、《マイアの処罰者/Myr Enforcer(MRD)》のコストは1ですか?2ですか?
A11:1です。
プレイするためのコストの決定は、
(マナ・コストor起動コストor代替コスト)+コスト増加-コスト軽減=プレイするためのコスト(総コスト)
の順番で行います。この場合はマナコスト7+追加分2で、そこから親和軽減分8を引いてコスト総計は1となります。
もしコストがマイナスになるようなら、それはゼロとして扱います。
Q12:《旗印/Coat of Arms(8ED)》は相手のクリーチャーにも影響するんですか?《鉄びし/Caltrops(UD)》は自分のクリーチャーが攻撃してもダメージが与えられるんですか?
A12:どちらも、あなたと対戦相手、両方のクリーチャーに影響します。
Q13:《クロロファント/Chlorophant(OD)》についてです。スレッショルドに達するまで、1ターンに1個ずつカウンターを乗せていきますが、スレッショルドになると1ターンに2個乗せるのか、1個ずつ乗せるのかどちらですか?
A13:各アップキープに誘発する誘発型能力を1つ持っていますが、スレッショルドになっていれば、別のカウンターを乗せる誘発型能力がもうひとつ追加されます。よってそれぞれの解決時に1個ずつ乗せるかどうかを選びます。
Q14:《秘宝の破滅/Relic Bane(MRD)》の「あなた」とは誰ですか?対戦相手のアーティファクトにつけると、自分が2ライフ失うんですか?
A14:《秘宝の破滅》がついたアーティファクトのコントローラーがライフを失います。
《秘宝の破滅》はエンチャントしているアーティファクトに能力を与えます。その場合、「あなた」はそのアーティファクトのコントローラーになります。能力を「持つ」や「得る」と書かれたものは、そのパーマネントに「存在する」ものとして扱います。また、「あなた」が参照するのは、常にそのパーマネントのコントローラーです。
Q15:《自然との一体化/One with Nature(SCG)》は対戦相手のクリーチャーにつけることができますか?そうした場合、それが自分か対戦相手にダメージを与えると、自分が土地を探せるんですか?
Q15:はい。対戦相手のクリーチャーにもつけることができます。また、それがいずれかのプレイヤーに戦闘ダメージを与えたら、あなたは土地を探すことができます。《自然との一体化》はクリーチャーに能力を得させているわけではないので、「あなた」は《自然との一体化》のコントローラーです。
Q16:《不快な助祭/Vile Deacon(LGN)》や《無謀なオーガ/Reckless Ogre(EX)》は、《罠の橋/Ensnaring Bridge(SH)》があるときには、パワーが上がったまま攻撃できますか?
A16:《罠の橋》は、クリーチャーが攻撃クリーチャーとして指定される時点でのパワーをチェックします。《罠の橋》のコントローラーの手札の数より大きいパワーを持つクリーチャーは、攻撃できません。
《不快な助祭》や《無謀なオーガ》のボーナスは、誘発型能力ですからその時点では数えられません。攻撃クリーチャーとして指定された後に誘発し、攻撃クリーチャー指定ステップ中に優先権を得るタイミングでスタックに乗り、解決されたらパワーが上がります。
《罠の橋》は攻撃クリーチャーの宣言にだけ影響し、いったん攻撃クリーチャーとして宣言されてしまったなら、それ以降にパワーが上がったら戦闘から取り除くということはありません。
Q17:《ワイアウッドの共生虫/Wirewood Symbiote(SCG)》の能力で、クリーチャーをアンタップさせずにエルフだけ戻すことはできますか?
A17:できません。
能力は強制です。エルフを戻すことで、必ずクリーチャーを選ばなければなりません。対象のクリーチャーは、アンタップ状態のものや、手札に戻すエルフも選ぶことができます。これは対象はコストを支払う前に決定するためです。手札に戻すエルフを対象にとったなら、解決時に対象が場にないため能力は打ち消されます。お好きな方法を選んでください。
Q18:サイクリングしたカードの効果を打ち消せますか?《苦痛の命令/Decree of Pain(SCG)》をサイクリングしたとき、相手が《対抗呪文/Counterspell(7E)》で打ち消せますか?つまり、サイクリングは呪文ですか?
A18:サイクリングは起動型能力です。呪文ではありません。
ですから、「呪文を打ち消す」ものでは打ち消すことはできません。しかし、起動型能力を打ち消す、と書いてあるものならば、サイクリングの効果「カードを1枚引く」を打ち消すことができます。(《束縛/Bind(IN)》など)
《苦痛の命令》で-2の修正を受けさせることを打ち消す場合は、誘発型能力を打ち消す、と書いてあるものでのみ打ち消せます。これはサイクリングの効果ではなく、サイクリングしたことによる誘発型能力です。(《もみ消し/Stifle(SCG)》しか今のところはありません)
(#-2修正と2点のダメージはまったく違うものです。タフネス3のクリーチャーに2点のダメージが与えられれば、それは2点のダメージを受けたT3のクリーチャー。T3に-2の修正なら、タフネス1のクリーチャー。)
A9:パーマネントが場を離れると、それまでの記憶を全て失います。よって、持っていたプロテクション黒はなくなり、戻ってきた《万物の声》は新しいパーマネントとして、新たに選択されたプロテクション赤のみを持ちます。
Q10:攻撃クリーチャーを《翼の破片/Wing Shards(SCG)》で生贄に捧げさせるには、どのステップまでにプレイすればいいんでしょうか?
たとえば、相手が攻撃クリーチャーを宣言して、自分は対応なしを宣言、そのあと相手は戦闘ダメージがスタックに乗る前にクリーチャーをパンプアップしました。クリーチャーが強化されてからダメージがスタックに乗る前に、《翼の破片》はプレイ可能でしょうか?
A10:戦闘フェイズは5つのステップで構成されています。
1:戦闘開始
2:攻撃クリーチャー指定
3:ブロック・クリーチャー指定
4:戦闘ダメージ
5:戦闘終了
ステップ4の開始時にダメージは固定され、ステップ4以降に《翼の破片》をプレイしても、クリーチャーはいなくなりますがダメージは与えられます。
より多くのダメージを与えたい対戦相手はステップ3までに強化する必要があります。
お互いに優先権を放棄しなければ、ステップは次に進みませんから、ステップ3の間にあなたは《翼の破片》をプレイできます。
Q11:《沈黙のオーラ/Aura of Silence》が場にあり、自分が8個のアーティファクトを持っているとき、《マイアの処罰者/Myr Enforcer(MRD)》のコストは1ですか?2ですか?
A11:1です。
プレイするためのコストの決定は、
(マナ・コストor起動コストor代替コスト)+コスト増加-コスト軽減=プレイするためのコスト(総コスト)
の順番で行います。この場合はマナコスト7+追加分2で、そこから親和軽減分8を引いてコスト総計は1となります。
もしコストがマイナスになるようなら、それはゼロとして扱います。
Q12:《旗印/Coat of Arms(8ED)》は相手のクリーチャーにも影響するんですか?《鉄びし/Caltrops(UD)》は自分のクリーチャーが攻撃してもダメージが与えられるんですか?
A12:どちらも、あなたと対戦相手、両方のクリーチャーに影響します。
Q13:《クロロファント/Chlorophant(OD)》についてです。スレッショルドに達するまで、1ターンに1個ずつカウンターを乗せていきますが、スレッショルドになると1ターンに2個乗せるのか、1個ずつ乗せるのかどちらですか?
A13:各アップキープに誘発する誘発型能力を1つ持っていますが、スレッショルドになっていれば、別のカウンターを乗せる誘発型能力がもうひとつ追加されます。よってそれぞれの解決時に1個ずつ乗せるかどうかを選びます。
Q14:《秘宝の破滅/Relic Bane(MRD)》の「あなた」とは誰ですか?対戦相手のアーティファクトにつけると、自分が2ライフ失うんですか?
A14:《秘宝の破滅》がついたアーティファクトのコントローラーがライフを失います。
《秘宝の破滅》はエンチャントしているアーティファクトに能力を与えます。その場合、「あなた」はそのアーティファクトのコントローラーになります。能力を「持つ」や「得る」と書かれたものは、そのパーマネントに「存在する」ものとして扱います。また、「あなた」が参照するのは、常にそのパーマネントのコントローラーです。
Q15:《自然との一体化/One with Nature(SCG)》は対戦相手のクリーチャーにつけることができますか?そうした場合、それが自分か対戦相手にダメージを与えると、自分が土地を探せるんですか?
Q15:はい。対戦相手のクリーチャーにもつけることができます。また、それがいずれかのプレイヤーに戦闘ダメージを与えたら、あなたは土地を探すことができます。《自然との一体化》はクリーチャーに能力を得させているわけではないので、「あなた」は《自然との一体化》のコントローラーです。
Q16:《不快な助祭/Vile Deacon(LGN)》や《無謀なオーガ/Reckless Ogre(EX)》は、《罠の橋/Ensnaring Bridge(SH)》があるときには、パワーが上がったまま攻撃できますか?
A16:《罠の橋》は、クリーチャーが攻撃クリーチャーとして指定される時点でのパワーをチェックします。《罠の橋》のコントローラーの手札の数より大きいパワーを持つクリーチャーは、攻撃できません。
《不快な助祭》や《無謀なオーガ》のボーナスは、誘発型能力ですからその時点では数えられません。攻撃クリーチャーとして指定された後に誘発し、攻撃クリーチャー指定ステップ中に優先権を得るタイミングでスタックに乗り、解決されたらパワーが上がります。
《罠の橋》は攻撃クリーチャーの宣言にだけ影響し、いったん攻撃クリーチャーとして宣言されてしまったなら、それ以降にパワーが上がったら戦闘から取り除くということはありません。
Q17:《ワイアウッドの共生虫/Wirewood Symbiote(SCG)》の能力で、クリーチャーをアンタップさせずにエルフだけ戻すことはできますか?
A17:できません。
能力は強制です。エルフを戻すことで、必ずクリーチャーを選ばなければなりません。対象のクリーチャーは、アンタップ状態のものや、手札に戻すエルフも選ぶことができます。これは対象はコストを支払う前に決定するためです。手札に戻すエルフを対象にとったなら、解決時に対象が場にないため能力は打ち消されます。お好きな方法を選んでください。
Q18:サイクリングしたカードの効果を打ち消せますか?《苦痛の命令/Decree of Pain(SCG)》をサイクリングしたとき、相手が《対抗呪文/Counterspell(7E)》で打ち消せますか?つまり、サイクリングは呪文ですか?
A18:サイクリングは起動型能力です。呪文ではありません。
ですから、「呪文を打ち消す」ものでは打ち消すことはできません。しかし、起動型能力を打ち消す、と書いてあるものならば、サイクリングの効果「カードを1枚引く」を打ち消すことができます。(《束縛/Bind(IN)》など)
《苦痛の命令》で-2の修正を受けさせることを打ち消す場合は、誘発型能力を打ち消す、と書いてあるものでのみ打ち消せます。これはサイクリングの効果ではなく、サイクリングしたことによる誘発型能力です。(《もみ消し/Stifle(SCG)》しか今のところはありません)
(#-2修正と2点のダメージはまったく違うものです。タフネス3のクリーチャーに2点のダメージが与えられれば、それは2点のダメージを受けたT3のクリーチャー。T3に-2の修正なら、タフネス1のクリーチャー。)
コメント