アイスエイジとアライアンスのフレイバーテキストで語られている伏線は、アーカム・ダグスンとソリーン・レリックベインとの議論です。

ウルザとミシュラの兄弟戦争より何世紀もの後、ダグスンは古代のアーティファクトを性急に発掘し、より良い文明を作るためにそれらを使おうとしています。

アイスエイジのなかで、ダグスンとレリックベインは、国を荒廃させるもととなったそれら強力な魔法の品物を使用する安全性について議論をします。

レリックベインよりもダグスンのフレイバーが多いことは、彼が一般の支持を得たことを示すものです。(《Staff of Ages》、《Sunstone》、 《Pentagram of the Ages》などです)

彼は新しい品さえも作り出しています。たとえば《Whalebone Glider》のようなものや、もちろん、《Arcum’s Sleigh》などいくつかの「アーカム製」の名を冠する品物もそうです。

(フレイバー訳は更新前のあんかばリストから)
Aegis of the Meek”弱者の盾
”この驚くべき品を使えば、弱い者でも闘う事ができるのだ!

Arcum’s Sleigh”アーカムのソリ
”ちゃんとした装備と用心さえしていれば、どこへだって行ける。

Baton of Morale”士気のバトン
”ゴブリンどもは、この品を一人占めするために殺し合うだろうな。

《氷の干渉器/Icy Manipulator》
* ”「これを発掘した者は、「骨クランク」と名付けた。悪くない名前だな。」

《道化の帽子/Jester’s Cap》
敵の弱みだけでなく、強みも調べることだ。

《星霜のペンタグラム/Pentagram of the Ages》
”もし、あれが我々を破滅させるようなときには、これを使え、レリックベイン。

Shield of the Ages”星霜の盾
”この盾は、作られた目的がはっきりわかるという、実に稀な秘宝なのだよ。

Soldevi Machinist”ソルデヴの機械魔術師
”今度こそは、アーティフィサーの力も賢明な使われ方をするかもしれん。

Staff of the Ages”星霜の杖
”この委員会を訪ねるにあたって、この杖が実に役立つ事がわかっているのだ。レリックベインは、我々がリム=ドゥールの恐怖に取り殺される方がいいとでも言うのだろうか?

《石の雨/Stone Rain》
”力がアルゴスに宿るならば、波が再び来ようとも我々が悩まされることはない。

Sunstone”日長石
”委員、わしはレリックベインのヒステリックな言いがかりには反論しまするが、しかし、これらのアーティファクトが危険なものになり得るのは本当のことなのでありますぞ。

Vibrating Sphere”震動球
”超自然的かつ目に見えぬ繊維がこの球からは放出されていて、近寄ったものは何でも絡め取るというわけだ。

Walking Wall”さまよう壁
”この城塞は見かけ通りのものじゃないな。

War Chariot”ウォー・チャリオット
”こいつは毛長マンモスに使うのがいいとは思わんが。でもまあ、他の獣よりはよほど適切だろうよ。

Whalebone Glider”クジラ骨のグライダー
”そうとも、こいつははばたき飛行機械なんかじゃない。わしはウルザじゃないんだぞ。

それに対し、レリックベインはより危険な品物について不平を言っています。《星霜のペンタグラム/Pentagram of the Ages》が比較的無害ということはダグスンがわに有利でしょうが、しかし《髑髏カタパルト/Skull Catapult》は?《落とし穴/Pit Trap》はどうでしょうか?レリックベインはまた《粉砕/Shatter》や《解呪/Disenchant》にも現れています。これは彼が、ソルデヴィ社会のアーティファクトが埋もれたままにしておきたいと願う側の一面を示しています。
(あれ、レリックベインって男でしたか?w 5版で女言葉で訳されていたので・・・)

Despotic Scepter”暴君の王笏
”私たちはこんな怖ろしいものを望んでいたのではない。こんなもの、見つけた場所にそっとしておけばいいのよ。でなければ壊してしまえばいいわ!

《解呪/Disenchant》
”お願いだから、過去の惨事を忘れないで。あなたは私たちに「兄弟戦争」を再び起こさせようというの?

《落とし穴/Pit Trap》
”このような罠はまさしく、恐るべき残虐性と邪悪な企みを象徴するものだと言えるわ。

《粉砕/Shatter》
”過去は過去のままに。あなたが鎮めることができないようなものを呼び覚まさないで。遥か昔に私たちを滅ぼしたものを破壊しなさい。

《髑髏カタパルト/Skull Catapult》
古代の魔法装置を使うことが邪悪でないと思う人には、この極悪非道な機械を見せてあげたらいいわ。こんな残酷な装置を考えつくなんて、どんな人でなしの仕業かしら?

アライアンスになると、発言の割合は逆転します。
レリックベインはダグスンより多くのカードに載るようになります。ダグスンのカード、《Soldevi Machinist》はアイスエイジに収録されていますが、レリックベイン、《Soldevi Heretic》はここで収録されています。二人の間の議論が非常に主要なものであるため、5枚のカードが2つのバージョンを持ち、それぞれのフレイバー・テキストがあります。(それを太字にしました)
《Soldevi Adnate》も2つのバージョンがありますが、これはどちらもレリックベインの言葉です。

彼が予測したように、アーティファクトはソルデヴを破壊してしまいます。

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