http://www.wizards.com/default.asp?x=mtgcom/daily/mf58

発掘(Dredge)がどういうものなのかだいたいのところを見ていきましょう。

あ、もちろんこれは非公式で、「たぶんこうなのだろう」という予想でしかありませんから間違ってても責任もちませんぜw

これは墓地にあるときにだけ働く常在型である。
・・・墓地にあるときだけです。はい。墓地にあるときに、カードを引く際に「カードを引く」「発掘の数だけライブラリーを削ってこのカードを手札に戻す」のどちらかを選択できます。

・・・複数枚カードを引くときはどうなるのか?これが1枚だけ墓地にあるのなら、各ドローについて「そのままカードを引く」「ライブラリーを削ってこれを手札に戻す」を選択できます。もちろん、いちど手札に戻ってしまったらそれ以降のドローに影響することはありません。墓地にないんだから当然ですね。

・・・これが複数枚あるときにカードを1枚引く場合、もちろんそれぞれがこのイベントの置き換えを選択できます。一人の女性に数人の男が求婚しているかんじですね。
1枚のドローで置き換えできるのはいずれか1枚だけです。

1ドロー→スカラベA,B,C,Dのうちいずれか1枚を手札に戻す

複数枚これがあって複数枚ドローするときは?
・・・上記の説明の組み合わせになるだけです。

これを踏まえて。

墓堀り甲のスカラベには起動型能力があります。これを起動するとどうなるのでしょうか。

1マナ支払い、これを生贄に捧げます。(当然墓地行きです。)
「1ドロー」がスタックに乗ります。
両プレイヤー、パスします。では解決に入りましょう。

・・・ここで「発掘」が意味を持ちます。すでにこれが墓地に置かれていて、しかもドローするタイミングです。つまり、「1ドロー」か、「カード1枚を墓地に置いてこれを手札に戻す」が選択できるのです。

発掘を選択しなければ、1マナ支払って墓地に落ちて、手札が1枚増えます。
発掘を選択すると、1マナ支払って墓地に落ちて、ライブラリーが1枚墓地に置かれて、これが手札に戻ります。

再召喚に5マナかかりますが、1枚で発掘のサイクルを完成させていることに注目してください。とりあえず、黒と緑のマナがたくさんあれば、ライブラリーのカードがすべて墓地に送られます。

・・・いや、まあドローステップに負けますが。

・・・もちろん、それだけのマナがあればもっと有意義なことができそうですが。

・・・《生ける屍/Living Death(TE)》や《総帥の召集/Patriarch’s Bidding(ONS)》を使うにしても、ライブラリー全部を墓地に送るよりリアニメイトしたいカードを掘ってきたほうが簡単ですが。

・・・そうそう、《師範の占い独楽/Sensei’s Divining Top(CHK)》を使うとどうなるのかも。
{T}:カードを1枚引く。その後、Sensei’s Divining Topをそのオーナーのライブラリーの一番上に置く。
  これが、発掘を選択するとこうなります。
{T}:ライブラリーを削ってこのカードを手札に戻す。その後、Sensei’s Divining Topをそのオーナーのライブラリーの一番上に置く。

結局ライブラリーの一番上が墓地に行き、発掘でカードが手札に戻り、次のドローが《独楽》になります。相性はよさそうですがもうひとひねりほしいところです。

・・・まあ《薄青幕の侍/Samurai of the Pale Curtain(CHK)》がいると非常に起動型も発掘もしょんぼりなところではありますが、リミテッドではきっと役に立ってくれるんじゃないかと思います。

・・・レアですが。

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