8マナだよ!全員召集!
2005年9月9日 【マジック】まず、公式コラムで紹介されているTIPsを翻訳。
・きみは、いわゆる「召喚酔い」のクリーチャーも、召集呪文のコスト軽減でタップできる。
・緑でも白でもないクリーチャーでもタップして不特定マナを減らせる。
・多色のクリーチャーは、そのいずれか1色のマナを選んで減らすことになる。
・当然、呪文のプレイ宣言中に《みなぎる活力/Vitalize(WL)》でクリーチャーを起こすなんてことはできない。優先権がないからね。
・召集呪文が《マナ漏出/Mana Leak(9ED)》の対象にされた場合、その支払いをクリーチャーをタップすることで軽減したりはできない。でも、《抵抗の宝球/Sphere of Resistance(EX)》のようなコストを増やすものに対しては、クリーチャーをタップしてコストを減らすことができる。
・呪文のコストがゼロ未満になるような、余分なクリーチャーをタップすることもできる。(コストはマイナスにはならないが) 頻繁に使うものではないが、《寄せ餌/Lure(CHK)》のついたクリーチャーをブロックしないために召集呪文でタップするのは良いトリックだ。
以上をふまえて、これはどういう効果なのか説明してみようと思います。
まず見たところではコストを減らす効果である、ということで、409.1a〜iのうち、fの「呪文の総コストを決定する」時点でコストの軽減を選択できるものであると思われます。(実際既存のルールの範囲内です)
要はいままで強制軽減だった《夜景学院の使い魔/Nightscape Familiar(PS)》や《サファイアの大メダル/Sapphire Medallion(TE)》系統の、クリーチャーをタップするかどうかを選択してコスト軽減をするものであると言えます。
予測されるFAQを少し。
Q:《召喚の調べ》の支払いで黒のクリーチャーをタップして{B}を減らしたいんだけど、できるの?
A:別にかまいません。でも、《召喚の調べ》のコストには{B}は含まれていませんからコストは減りません。
Q:じゃあ、緑でないクリーチャーをタップしたときは1を減らすと言わないといけないの?
A:必ずどれを減らすか宣言してください。
Q:緑のクリーチャーをタップして{1}を減らしてもいいの?
A:どちらでも可能です。緑のクリーチャーに限らず、どの色のクリーチャーでも、その色のマナか{1}を減らす担当にできます。ただ、呪文のマナ・コストに色や不特定マナが存在しなければ、それはコストを減らす役には立たないというだけのことです。
Q:トークン・クリーチャーをタップしてもいいの?
A:クリーチャー・トークンは、クリーチャーです。
Q:無色のトークンやアーティファクト・クリーチャーをタップしたとき、色マナは減らせるの?
A:無理です。色を持たないため、色を減らす選択肢がありません。必ず{1}を減らすほうを選択することになります。
Q:クリーチャー化した《森》をタップすれば{G}か{1}を減らせる?
A:土地は通常、色を持ちません。(上記の回答を参照)素直にマナを出せば緑マナが出ますから、それをコストの好きなほうの支払いに当ててください。
Q:《ラノワールのエルフ/Llanowar Elves(9ED)》をタップしてマナを1点減らして、さらに{G}を支払うことはできる?
A:不可能です。召集のコスト軽減(409.1f)はコストの支払い(409.1h)よりも先です。召集でコスト軽減のためにタップしたなら、コストの支払いタイミングではタップ型のマナ能力はプレイできません。
ちなみに、多色のクリーチャー、たとえば《スリヴァーの首領/Sliver Overlord(SCG)》をコスト軽減に使用すると、{W}か{U}か{B}か{R}か{G}か{1}を減らす担当にできます。5マナ減ったりはしません。また、ハイブリッド・マナを持つハイブリッドクリーチャー、たとえば《セレズニアのギルド魔道士》は、{W}か{G}か{1}を減らす担当にできます。
《召喚の調べ》のプレイはこんな感じになります。場には森が2枚と平地が5枚と緑クリーチャーが5体います。
a、プレイの宣言、《召喚の調べ》がスタックに乗る。
b、Xの値を指定。X=9
c・d・e、対象、代替指定影響指定なし(召集使用の宣言は必要?)
f、コストを決定。クリーチャーを4体タップ、{G}{G}{G}{1}{1}を減らす指定。(減らし方は任意ですが少なくとも緑マナを軽減する必要があります)最終的なマナ・コストは{9GGG}-{G}{G}{G}{1}{1}={7}になります。
g、マナ能力をプレイします。すべての土地からマナを出します。
h、マナを支払います。
i、プレイ完了、解決を待ちます。
《マナ漏出》が召集で減らせないのは、召集が呪文自身の総コストを減らすだけで、《マナ漏出》の解決時にマナを支払うこととは関係がないからです。
おっと、《召喚の調べ》が解決してクリーチャーが出てきたようです。何を出したんでしょう?
《甲鱗のワーム/Scaled Wurm(9ED)》
!!?Σ(゜Д゜;≡;゜д゜)
・きみは、いわゆる「召喚酔い」のクリーチャーも、召集呪文のコスト軽減でタップできる。
・緑でも白でもないクリーチャーでもタップして不特定マナを減らせる。
・多色のクリーチャーは、そのいずれか1色のマナを選んで減らすことになる。
・当然、呪文のプレイ宣言中に《みなぎる活力/Vitalize(WL)》でクリーチャーを起こすなんてことはできない。優先権がないからね。
・召集呪文が《マナ漏出/Mana Leak(9ED)》の対象にされた場合、その支払いをクリーチャーをタップすることで軽減したりはできない。でも、《抵抗の宝球/Sphere of Resistance(EX)》のようなコストを増やすものに対しては、クリーチャーをタップしてコストを減らすことができる。
・呪文のコストがゼロ未満になるような、余分なクリーチャーをタップすることもできる。(コストはマイナスにはならないが) 頻繁に使うものではないが、《寄せ餌/Lure(CHK)》のついたクリーチャーをブロックしないために召集呪文でタップするのは良いトリックだ。
以上をふまえて、これはどういう効果なのか説明してみようと思います。
まず見たところではコストを減らす効果である、ということで、409.1a〜iのうち、fの「呪文の総コストを決定する」時点でコストの軽減を選択できるものであると思われます。(実際既存のルールの範囲内です)
要はいままで強制軽減だった《夜景学院の使い魔/Nightscape Familiar(PS)》や《サファイアの大メダル/Sapphire Medallion(TE)》系統の、クリーチャーをタップするかどうかを選択してコスト軽減をするものであると言えます。
予測されるFAQを少し。
Q:《召喚の調べ》の支払いで黒のクリーチャーをタップして{B}を減らしたいんだけど、できるの?
A:別にかまいません。でも、《召喚の調べ》のコストには{B}は含まれていませんからコストは減りません。
Q:じゃあ、緑でないクリーチャーをタップしたときは1を減らすと言わないといけないの?
A:必ずどれを減らすか宣言してください。
Q:緑のクリーチャーをタップして{1}を減らしてもいいの?
A:どちらでも可能です。緑のクリーチャーに限らず、どの色のクリーチャーでも、その色のマナか{1}を減らす担当にできます。ただ、呪文のマナ・コストに色や不特定マナが存在しなければ、それはコストを減らす役には立たないというだけのことです。
Q:トークン・クリーチャーをタップしてもいいの?
A:クリーチャー・トークンは、クリーチャーです。
Q:無色のトークンやアーティファクト・クリーチャーをタップしたとき、色マナは減らせるの?
A:無理です。色を持たないため、色を減らす選択肢がありません。必ず{1}を減らすほうを選択することになります。
Q:クリーチャー化した《森》をタップすれば{G}か{1}を減らせる?
A:土地は通常、色を持ちません。(上記の回答を参照)素直にマナを出せば緑マナが出ますから、それをコストの好きなほうの支払いに当ててください。
Q:《ラノワールのエルフ/Llanowar Elves(9ED)》をタップしてマナを1点減らして、さらに{G}を支払うことはできる?
A:不可能です。召集のコスト軽減(409.1f)はコストの支払い(409.1h)よりも先です。召集でコスト軽減のためにタップしたなら、コストの支払いタイミングではタップ型のマナ能力はプレイできません。
ちなみに、多色のクリーチャー、たとえば《スリヴァーの首領/Sliver Overlord(SCG)》をコスト軽減に使用すると、{W}か{U}か{B}か{R}か{G}か{1}を減らす担当にできます。5マナ減ったりはしません。また、ハイブリッド・マナを持つハイブリッドクリーチャー、たとえば《セレズニアのギルド魔道士》は、{W}か{G}か{1}を減らす担当にできます。
《召喚の調べ》のプレイはこんな感じになります。場には森が2枚と平地が5枚と緑クリーチャーが5体います。
a、プレイの宣言、《召喚の調べ》がスタックに乗る。
b、Xの値を指定。X=9
c・d・e、対象、代替指定影響指定なし(召集使用の宣言は必要?)
f、コストを決定。クリーチャーを4体タップ、{G}{G}{G}{1}{1}を減らす指定。(減らし方は任意ですが少なくとも緑マナを軽減する必要があります)最終的なマナ・コストは{9GGG}-{G}{G}{G}{1}{1}={7}になります。
g、マナ能力をプレイします。すべての土地からマナを出します。
h、マナを支払います。
i、プレイ完了、解決を待ちます。
《マナ漏出》が召集で減らせないのは、召集が呪文自身の総コストを減らすだけで、《マナ漏出》の解決時にマナを支払うこととは関係がないからです。
おっと、《召喚の調べ》が解決してクリーチャーが出てきたようです。何を出したんでしょう?
《甲鱗のワーム/Scaled Wurm(9ED)》
!!?Σ(゜Д゜;≡;゜д゜)
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