くだらないタイトルばっかりで本当すいません。本人もこんなに反省していないのでまたやります。

http://www.wizards.com/default.asp?x=mtgcom/daily/af84

さて。今回のプリビューで3つめのギルドのキーワード能力が発表となりました。(スポイラー見ている人は、それが「スポイラー」であるゆえんを知ることでしょう)

緑白=セレズニア=召集(Convoke)
緑黒=Golgari=発掘(Dredge)
青黒=ディミーア=変成(Transmute)
赤白=ボロス=?

今までのパターンで、ギルドに関係した呪文にはマルチカラー、単色問わずギルドエンブレムとキーワード能力がついた「ギルド呪文」が存在するようです。

ディミーアを代表する変成、《当惑/Perplex》を見てみましょう。

・3マナのカウンター呪文である。
・打ち消す呪文に制限は無い。
・ただし、相手が手札を捨てるかどうかで無効化されてしまう

青黒という色を代表するかのような、カウンターと手札破壊を兼ね備えた良い呪文であると言えます。

ただし、この呪文、役に立つときと立たないときがあります。それが「対象呪文のコントローラーが手札を捨てるかどうか」です。
たいてい打ち消し呪文は1対1交換なのですが、相手が手札をすべて捨てるかどうかにかかっているということです。

そう、このカード、相手の手札が多ければ多いほど確定カウンターになる呪文なのです。
逆に、相手の手札が0枚だと、「じゃあ手札を捨てます」でしょんぼりんぐに3マナとカード無駄遣いになりますのでご注意。
相手の手札が土地だけ3枚、ということもあるでしょうが、それはそれ、余計なブラフをかけられずに済むのなら、相手の手札が無いに越したことはありません。

相対的なカードのパフォーマンスだけでなく、プレイングにつながるカード、わりと注目して損はないでしょう。

さて、キーワード能力の「変成」ですが、マナ・コストが定められたサーチ機能です。青黒マナが無限にあればデッキの3マナ変成持ちのカードをすべて墓地に置くことができます。

マナはもっと有効に使いましょう。

閑話休題、この能力は手札にあるときにのみプレイできる起動型能力です。もし《翻弄する魔道士/Meddling Mage(PS)》で《当惑/Perplex》のプレイを禁止されたとしても、起動型能力である変成はプレイできます。
また、この能力は墓地、ライブラリーなど手札以外の領域ではプレイできません。(え?「手札にあるかのように」?そんなテキストが書いてあるカードは存在しませんよ?)

この能力はソーサリータイミング、つまり、スタックが空であり、あなたのメイン・フェイズの間のにみ、あなたが優先権を持つときにのみプレイできます。(カードタイプがインスタントであることは関係ありません。うっかりエンドにプレイ宣言しないように)
単にソーサリーのサーチカード、というだけでは魅力はありませんが、このカードに関して言えば不確定カウンターであり、ソーサリー・サーチカードでもある、わりと「優れてるかも?」と期待させてくれる機能を持っています。
さらに、相手の手札が空になったなら、変成で別のカードに変えることができ、無駄になりません。

また、コストが制限されていますが、このカードの変成で探してくるカードは3マナならばなんでもよく、変成で3マナアーティファクトを探すも良し、《真夜中の儀式/Midnight Ritual(MM)》や《霊魂焼却/Soul Burn(IN)》、《天才のひらめき/Stroke of Genius(UZ)》《部族の団結/Tribal Unity(ONS)》なんかも探してくることができます。

変成で探せるカードをデッキの中に入れておくことで、(公開しなければならないものの)必要なカードを手に入れられる確率は上がるというわけです。

もちろん、コストさえ3マナなら、クリーチャーでもエンチャントでも探してこれるのは自明の理。サーチカードとして、制限はあるものの有効に使えれば便利には違いありません。

変成の持つパフォーマンスをどこまで使えるデッキにするか、リミテッドにせよエクステンデッドにせよ、注目しておいて良いのではないでしょうか。

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