Q.ミジウムの変成体でアーティファクト・クリーチャーをコピーして攻撃/ブロックに参加して、クリーチャーでないアーティファクトになった場合、どうなるのか?

FAQなんだからコピー関係よりもこのテの質問が多いと思いますがw

これは、過去にもあった事例ですね。《動く秘宝/Animate Artifact(4E)》とか。もちろん、アーティファクトだけでなく「クリーチャーでなくなった場合」全般がこれにあてはまるので、《オパール色の輝き/Opalescence(UD)》や《オパールの立身像/Opal Acrolith(UZ)》、《生きている大地/Living Lands(5E)》、リシドもこういったトリックが可能でした。だからとりたてて珍しくもないんですね。普段気にもしませんが。

http://washuu.hp.infoseek.co.jp/opal_acrolith.html

でも回答されているとおり、(310.4cと306.2とか参照)クリーチャーでなくなった時点で「戦闘から取り除かれます」。これは、別段難しいことでもなく、要はバウンスクリーチャーでやっている「戦闘ダメージの当て逃げ」がタイプ変更で可能、というだけのことです。

戦闘ダメージの処理も変わりません。クリーチャーでなくなったオブジェクトにはダメージは与えられません。しかし、クリーチャーであるときにスタックに乗せた戦闘ダメージは通常通り与えられます。

・ブロックした後に非クリーチャー化 > ブロックは有効です。ブロックされた攻撃クリーチャーは戦闘ダメージを与えません。

・ブロックし、戦闘ダメージを乗せたあとに非クリーチャー化 > ブロック・クリーチャーがいないので、攻撃クリーチャーの戦闘ダメージは与えられません。しかし、ブロック・クリーチャーの戦闘ダメージは与えることができます。

・トランプル持ちのクリーチャーをブロックしたあとに非クリーチャー化 > この当て逃げ戦法は、トランプル持ちにはまったく無意味です。戦闘ダメージを割り振った場合は、タフネスぶんのダメージを減らす意味と、攻撃クリーチャーにダメージを与えることができる利点はあります。

・攻撃し、ブロックされた後に非クリーチャー化 > 双方「なにも起きません」

・攻撃し、戦闘ダメージを乗せた後に非クリーチャー化 > 戦闘ダメージを一方的に与えることが可能です。

・戦闘ダメージを与えることで誘発する能力は? > その文章によります。

・攻撃/ブロックで誘発する能力は? > 《ちらつき蛾の生息地/Blinkmoth Nexus(DST)》でも似たようなことがありましたね。「遅延誘発型能力は、そのタイプが変わっていても追跡する」というわけで影響を受けます。

コメント

JFK_
JFK
2006年1月19日0:11

とりあえずー プレリまでにジャッジは音読10回ッ
ラヴニカとの兼ね合いで発生しそうな質問を予習復習ッ

俺はジャッジじゃないから、みんながんばれ!

JFK_
JFK
2006年1月19日1:24

ちなみに、FAQ出た日のチャットはそれはもう濃い話題になります。ルールの勉強になる・・・かもしれませんが、かなり理解不能の範囲に踏み込んだりもしますので、正気度を保てるかどうかの戦いでもあります。

たとえば、《世慣れたドライアド》は「基本である土地でないパーマネント」を渡れるのか、とか、十手を装備した《ミジウムの変成体》が戦闘ダメージを乗せたあとに非クリーチャー化し、さらにクリーチャーになって十手をインスタント速度で装備しなおした場合カウンターは乗るのか、とか、《霊魂焼却/Soul Burn(IN)》を複製したとき回復できるのかとか、刻印した《輝く群れ/Shining Shoal(BOK)》を複製した場合はXの値はどうなるのかとか、代替で《輝く群れ/Shining Shoal(BOK)》をプレイして複製する場合Xの値は可変ではないのかとか・・・

だからtestingさんにはチャットに来て欲しかったのに。w

お気に入り日記の更新

最新のコメント

日記内を検索