Code of the Orzhov/オルゾフ法典 白黒

このデッキのテーマはオルゾフ流・・・つまりライフディールです。むこうのライフを減らしてこちらのライフを得る、そんなカードがメインに入ってます。
もちろんそれだけではありませんが、カードの選択は常に自分に有利になるようプレイするべきでしょう。
レアの2枚もクリーチャーなので、ねらい目はアンコモン・・・かと思いきや期待の除去《屈辱/Mortify(GPT)》は1枚のみです。

小さいセットであるだけに、構築済みデッキでカードをそろえるのは止めておいた方がいいですね。
とかく枚数が足りないと感じる部分は多いので、やはりいじりこんでこそのテーマデッキです。
拡張性が高い、ということは、「買い足さないとだめ」なデッキだということです。それは「良い」テーマデッキである条件ではあるのですが、「商品価値がある」とはまた正反対のベクトルなので、今回はテーマに偏りすぎて「カードを揃えるために買ってはいけない」デッキばかりです。

お買い得度☆☆★★★
テーマ性☆☆☆★★
拡張性☆☆☆☆★

Gruul Wilding/グルール猛撃 赤緑

このデッキは「とにかく殴れ」です。
見事に狂喜用の本体火力呪文が無く、魔法印もテーマにしてあるためにクリーチャー以外はすべてオーラです。
とにかく大きくして殴る、殴れなければ大きくなれない、と狂喜の性格を生かした展開を強要されます。できれば勝ち、できなければ負けというまっすぐすぎるデッキになっています。
レアもちょっと・・・なのでこれを使って遊ぶ以外の目的で買わないほうがいいと思います。

お買い得度☆★★★★
テーマ性☆☆☆☆☆
拡張性☆☆☆☆☆

Izzet Gizmometry/イゼット機学 青赤

クリーチャーが少なく呪文が多い、まさに「複製祭り用」テーマデッキです。
マナが溜まるまでは我慢我慢、それまでインスタントやソーサリーでしのぎ、使った呪文は《イゼットの時術師/Izzet Chronarch(GPT)》で回収、十分なマナが揃ったら複製祭り開始。
・・・とうまくいけばいいのですが、ドロー運に左右される点がイゼット流という皮肉なデッキ。
ドロー火力である《電解/Electrolyze(GPT)》もわずか1枚のみで、これもうまみのないデッキになっています。

ラヴニカが派手だっただけに、今回3つはかなり大人しいです。

お買い得度☆☆★★★
テーマ性☆☆☆☆★
拡張性☆☆☆☆☆

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