豆知識とプレイヤーズガイドで紹介されているコンボが本当に有効かどうかを検討してみる。

  《ナントゥーコの鞘虫/Nantuko Husk(10E)》+《墓穴までの契約/Grave Pact(10E)》
 そもそもこの2枚じゃなくてほかに食べられるクリーチャーがいたら有効になるんだけど。これって2枚コンボって言うの?

  《セファリッドの警官/Cephalid Constable(10E)》+《天使の祝福/Angelic Blessing(10E)》
  パワーも上げて回避能力も与えると効果が増すクリーチャーの一例。まあ、基本としては悪くない。

  《忠誠な歩哨/Loyal Sentry(10E)》+《再生/Regeneration(10E)》
  破壊を防げばパーフェクト・ブロッカーかつクリーチャー除去になる。100%防御的なカードをさらに後ろ向きにしたコンボではあるが、世の中には回避能力というものがあるので、そうそううまくはいかない。

  《オーク弩弓隊/Orcish Artillery(10E)》+《魂の絆/Spirit Link(10E)》
  もはや伝統とも言えるこのコンボ。《赤の防御円/Circle of Protection: Red(9ED)》を使うという案もあったが10版では落ちてしまっているのでこっちの案。デメリットをいかに埋めるかというコンボの典型的な例と言える。

  《マーフォークの物あさり/Merfolk Looter(10E)》+《ゴブリンの太守スクイー/Squee, Goblin Nabob(10E)》
  これもデメリットをなくす例。スクイーといえばマスティコアだが、とにかく「手札を捨てる」というデメリットをリソースとして考え直すことが出来るこのスクイーというカードは、着眼点しだいでいくらでも応用が利くことが長所のひとつ。カードの持つ可能性を示したよいコンボ。

  《森のバジリスク/Sylvan Basilisk(10E)》+《寄せ餌/Lure(10E)》
  これはカードの能力をさらに広げるためのコンボであるが、プレイヤーズガイドでも同じ組み合わせが紹介されている。緑はコンボに使えるカードが多そうでこれくらいしか出てこないのが寂しい。

  《凄腕の暗殺者/Royal Assassin(10E)》+《氷の干渉器/Icy Manipulator(10E)》
  使用制限があるカードをいかに有効活用するかを示した例。

  《カブトガニ/Horseshoe Crab(10E)》+《秘儀の教示/Arcane Teachings(10E)》
  別のパーツと組み合わせることで有用性が生まれるまさに「コンボ」の考え方の例。このパズル性もまたマジックの大きな魅力と言える。

プレイヤーズガイド版:
  《最下層民/Pariah(10E)》+《革命家チョー=マノ/Cho-Manno, Revolutionary(10E)》
  ダメージでは死なないチョー=マノを最大限に生かしたコンボと言える。特に赤には《崇拝/Worship(9ED)》クラスの完封コンボであり、さすがのレアパワーを感じさせる。
  ただ青、黒はこの程度対応できてしまうし、緑もエンチャントは相手しやすいのでかなり対策も簡単な部類ではある。

  《濃霧の精霊/Fog Elemental(10E)》+《ヴィダルケンの黒幕/Vedalken Mastermind(10E)》
  デメリットをいかに少なくするかという「短所を補う」コンボの好例。そもそも黒幕じたいが戦闘ダメージの当て逃げに大活躍できるカードであるだけに、応用範囲はかなり広い。

  《奈落の王/Lord of the Pit(10E)》+《アンデッドの王/Lord of the Undead(10E)》
  黒のカードだけでコンボを組むとなるとどうしても2枚で収めきれないらしい。これもピット様のエサ役のカードをアンデッドの王で再利用するというもの。黒のカード同士は単純なコンボとは無縁らしい。

  《包囲攻撃の司令官/Siege-Gang Commander(10E)》+《ラースの灼熱洞/Furnace of Rath(10E)》
  「2枚で16点のダメージが出せるんだぜ」
  うん、まあ、そうなんだけどね。

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