みの君らが定例会に顔を出してくれたときに聞いた話を晒し上げます(ぉ

まあネタとして、もしかして同じことを考えている人がいるかもしれないと思いなおしたので、捨て置いてもいいことないな、ということで

「《大祖始/Progenitus(CON)》ってコスト多いよね」

「多いねえ」

「これってカード名とコストが重なるようなことってあるの?」

「そういう場合はコスト優先で名前が切れちゃうんじゃない?《妖精の女王、ウーナ/Oona, Queen of the Fae(SHM)》みたいにさ」

という流れで俺は「ちょほいとまちなあ」 とコールをかけたわけです。

基本的にマジックのカードでマナ・シンボルが隠れてしまったりカード名が途中で途切れてしまうことはありません。
あの《Our Market Research Shows That Players Like Really Long Card Names So We Made this Card to Have the Absolute Longest Card Name Ever Elemental》ですら、マナ・シンボルはちゃんと表示されていますし、名前も切れていませんね?

まあコレは究極の形とはいえ、基本的にはフォントの大きさなどでうまく調整しているわけです。
これは他言語版でも同じで、日本語版も文字数が多すぎると文字フォントを小さく、文字の間を詰めてカードの枠に収まるようにテキストのほうを調整しています。
たとえば「伝説のアーティファクト・クリーチャー - スフィンクス」とかかなりギリギリです。
「クリーチャー ― ヴィダルケン・ウィザード・ミュータント」とか、物理的に無理なものをなんとか収めきったことを褒めてあげたいくらいですね。

とまあ長いカード名でもマナ・シンボルにかぶらないようがんばって文字の大きさを縮めているわけです。《妖精の女王、ウーナ/Oona, Queen of the Fae(SHM)》の英語版が「途中で途切れている?」と勘違いしたのも無理からぬ話ですが、「Fae」というのはローウィン=シャドウムーア世界で「フェアリー」を呼ぶときの通称であり、小説はもちろんフレイバーでもちょくちょく登場していたわけです。

もちろんカードゲーマーが全員背景世界の理解も深くなければいけないと求めるつもりはありません。あくまでゲームツールとしてカードを扱うのが筋ですから。でも、「そういうフレイバーである」ことはその席でも説明しましたし、別にFaerieにすると長すぎるから短くしたというわけでも無いということを、ちょこっと頭の隅に入れておいて欲しいな、ということを言いたいだけです。





べ、別に、MTGWikiで「Fae」の項目作ったら消されたことを思い出してムカッ腹がたったからこの話題を持ち出したわけじゃないんだからね!

コメント

nophoto
通りすがり
2009年5月26日23:10

いまさらですが、小説というソースがあるのですからそれを示せば消されないのでは?
興味深いのでまた書いていただけたらと思ってみたり

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