M10プレビュー週間がはじまりました
2009年6月29日 【マジック】和訳?ええがんばってくださいw>上座の方
それではあらためて、M10で新しく登場するカードたちについてコメントしてみたいと思います。
《夜の子/Child of Night(M10)》
2マナ2/1と普通のサイズだが、絆魂つきということであれば十分だろう。相手のライフを削れればよし、タフネス2のクリーチャーと相打ちできてライフを得られるのもよし。
《気まぐれイフリート/Capricious Efreet(M10)》
こいつが対象に取れるのは自分がコントロールしている土地以外のパーマネント1つと、自分がコントロールしていない土地以外のパーマネントを0個、1個、2個のうちいずれか。
つまり、自分がコントロールしている土地以外のパーマネントが《気まぐれイフリート/Capricious Efreet(M10)》しかいないのなら、こいつ自身を対象にとらなければならないということ。また、対戦相手が土地以外のパーマネントをコントロールしていないのなら、自動的に0個を選ぶしかない。
対戦相手が何もパーマネントを出してこないなら、6/4が殴るヒマもなく自滅して終了。こいつが最大の効果を発揮するのは、「《気まぐれイフリート/Capricious Efreet(M10)》
以外に土地以外のパーマネントをコントロールしつつ、対戦相手が2つの土地以外のパーマネントをコントロールしていて、なおかつ6/4が殴れる場合」ということになる。自分のパーマネントが破壊される場合もあるので、《蠢く骸骨/Drudge Skeletons(10E)》なんかを用意していると自分側のリスクが最小限で済む。対戦相手が再生もちばっかりだったら?・・・その場合は、また別の手段を講じる必要がある。
《酸のスライム/Acidic Slime(M10)》
5マナで2/2を出していては大変マナがもったいないが、相手がアーティファクト、エンチャント、あるいは土地をコントロールしているなら(普通は土地は出しているだろうけど)、こいつは意外と役に立ってくれる。もちろん5マナ出すのはそれなりに大変だが、場に出たときに少なくとも土地を、そしてブロック時に接死でクリーチャーを道連れにできるのなら、これ1枚で2枚のカードと引き換えている計算となる。もちろん、攻撃したときに複数ブロックしてくれるのが一番ありがたいのだけれど、そんなことはどう考えてもありえないから、5マナで1対2交換(こいつが邪魔だからとクリーチャー除去をつかってくれるのなら、やはりいい避雷針ということだ)できる。カードそのものとしては悪くない。
《アンデッドを屠る者/Undead Slayer(M10)》
3マナ2/2とサイズは普通、クリーチャー除去能力を持っているがかなり限定的。M10リミテッドならまだしも、構築では限定的すぎて使えないだろう。
《沈黙/Silence(M10)》
これが解決してしまったら、呪文が唱えられなくなってしまう。手札にあるコンバット・トリックを気にしないで済むということは、戦闘において有利だし、カウンターされないということは、フィニッシャーや重い呪文をこちらが用意しているときにはありがたい。もちろん、こいつそのものは打ち消される可能性があるので、相手の手札と相談ということだけど。
このカードを相手が通すか通さないか、それを伺ってみるだけでも読みあいとしての価値はじゅうぶんあるだろう。もっとも手札がなかったり盤面で負けていれば意味の無いカードではあるのだけれども。
《氷河の城砦/Glacial Fortress(M10)》
《水没した地下墓地/Drowned Catacomb(M10)》
これまでのアイスエイジ産ペインランドと交代ではいってきたのがこの新タップインランド。マナを出すだけであればリスクなく2種類のマナが出るのは重要だ。ただし、1ターン目に動きたい2色のアグレッシブなデッキにとっては少々タップインの条件が重荷になるだろう。
1ターンタップインしても問題の無いコントロールや低速デッキにとっては、基本土地がなくても気にすることなく戦場に出せるだろう。基本土地を入れていればアンタップ状態で出てきてくれるのだから、それはそれでありがたい。デッキの土地バランスには十分気をつけて。
《霜の壁/Wall of Frost(M10)》
ただの0/7の壁であればこれまでにも《氷河の壁/Glacial Wall(ICE)》、《花崗岩の壁/Wall of Granite(POR)》、《氷の壁/Wall of Ice(4ED)》が存在してきたし、能力もちであれば《網の壁/Wall of Nets(EXO)》が相当する。《ガラクタの壁/Wall of Junk(USG)》はおいておくとして、これまでにもあったような壁であるが、これまでにない能力を持った壁である。タフネス7を超えるというのは《巨大化/Giant Growth(10E)》などを使ってもかなり難しい部類で、しかも能力なしと違って1ターンお休み能力もち。破壊できるだけのクリーチャーがいなければ実質1体のクリーチャーを押さえることができるので、コントロールデッキにとってはありがたい。ただ、3マナの壁には現在定員の空きが無いので構築での出番はないかもしれない。
せめて飛行を持っていれば・・・堅すぎる壁だが融通がきかない。
《蟻の女王/Ant Queen(M10)》
5マナ5/5とそれなりに申し分ないサイズであるし、兵隊アリを生み出すのにタップが必要でないのもいい。マナ食い虫だというのは確かだが、毎ターン1/1クリーチャーが増え続けていけば大変なことになるのは明白。フレイバーに書いてあるとおりに行動すべきだろう。
構築で使ってもいいくらいの良質なクリーチャー。
《吸血鬼の夜侯/Vampire Nocturnus(M10)》
自分のライブラリーを公開するかわりに、吸血鬼と自分に+2/+1を与えるのだから、非常に強力なクリーチャー。まず軽い。黒単吸血鬼デッキを組んでくださいといわんばかりの能力なのだから、是非チャレンジしてみてはどうだろうか。吸血鬼単でなくても、黒のカードさえ公開されていれば自身は4マナ5/4飛行。十分すぎる。
《ゴブリンの酋長/Goblin Chieftain(M10)》
《ゴブリンの王/Goblin King(10E)》が落ちたことはMagic Arcanaの読者ならご存知だろう。その代わりの人がこれ。基本的な1RRで2/2というところは据え置き、ゴブリン強化も据え置き、変わったところは自分自身が速攻を持っていることとゴブリンたちに速攻を与えるということ。《ゴブリンの戦長/Goblin Warchief(SCG)》と比べると、コストを軽減してくれないのはちょっと残念だが、パワー/タフネス増強効果は逆に《包囲攻撃の司令官/Siege-Gang Commander(10E)》と相性がよく、ゴブリンデッキの「速さ」を助けるのに役立ってくれることだろう。
渡りよりもはるかに速攻のほうがすべてのデッキにとって危険であることを、ゴブリンデッキを相手にしたときに思い知ることだろう。
《願いのジン/Djinn of Wishes(M10)》
青のエントリーセットの顔役でもあるジン。中身はというと、おまけが3つついた《大気の精霊/Air Elemental(10E)》程度の能力。能力にタップは必要ないのでマナさえあれば3回連続でお願いすることも可能だが、土地がめくれてしまったら、自分のメイン・フェイズ内でまだ土地をプレイしていないときにしかプレイできない。パーマネント・カードやソーサリー、インスタントはそのまま解決時にプレイできるからいいが、カードタイプ以外にプレイ制限をもっているようなカードは、そのプレイ制限に沿わないとプレイできない。なんでも願いをかなえてくれる4次元ポケットではないことに十分注意して、願い事をしてみることにしよう。
それではあらためて、M10で新しく登場するカードたちについてコメントしてみたいと思います。
《夜の子/Child of Night(M10)》
2マナ2/1と普通のサイズだが、絆魂つきということであれば十分だろう。相手のライフを削れればよし、タフネス2のクリーチャーと相打ちできてライフを得られるのもよし。
《気まぐれイフリート/Capricious Efreet(M10)》
こいつが対象に取れるのは自分がコントロールしている土地以外のパーマネント1つと、自分がコントロールしていない土地以外のパーマネントを0個、1個、2個のうちいずれか。
つまり、自分がコントロールしている土地以外のパーマネントが《気まぐれイフリート/Capricious Efreet(M10)》しかいないのなら、こいつ自身を対象にとらなければならないということ。また、対戦相手が土地以外のパーマネントをコントロールしていないのなら、自動的に0個を選ぶしかない。
対戦相手が何もパーマネントを出してこないなら、6/4が殴るヒマもなく自滅して終了。こいつが最大の効果を発揮するのは、「《気まぐれイフリート/Capricious Efreet(M10)》
以外に土地以外のパーマネントをコントロールしつつ、対戦相手が2つの土地以外のパーマネントをコントロールしていて、なおかつ6/4が殴れる場合」ということになる。自分のパーマネントが破壊される場合もあるので、《蠢く骸骨/Drudge Skeletons(10E)》なんかを用意していると自分側のリスクが最小限で済む。対戦相手が再生もちばっかりだったら?・・・その場合は、また別の手段を講じる必要がある。
《酸のスライム/Acidic Slime(M10)》
5マナで2/2を出していては大変マナがもったいないが、相手がアーティファクト、エンチャント、あるいは土地をコントロールしているなら(普通は土地は出しているだろうけど)、こいつは意外と役に立ってくれる。もちろん5マナ出すのはそれなりに大変だが、場に出たときに少なくとも土地を、そしてブロック時に接死でクリーチャーを道連れにできるのなら、これ1枚で2枚のカードと引き換えている計算となる。もちろん、攻撃したときに複数ブロックしてくれるのが一番ありがたいのだけれど、そんなことはどう考えてもありえないから、5マナで1対2交換(こいつが邪魔だからとクリーチャー除去をつかってくれるのなら、やはりいい避雷針ということだ)できる。カードそのものとしては悪くない。
《アンデッドを屠る者/Undead Slayer(M10)》
3マナ2/2とサイズは普通、クリーチャー除去能力を持っているがかなり限定的。M10リミテッドならまだしも、構築では限定的すぎて使えないだろう。
《沈黙/Silence(M10)》
これが解決してしまったら、呪文が唱えられなくなってしまう。手札にあるコンバット・トリックを気にしないで済むということは、戦闘において有利だし、カウンターされないということは、フィニッシャーや重い呪文をこちらが用意しているときにはありがたい。もちろん、こいつそのものは打ち消される可能性があるので、相手の手札と相談ということだけど。
このカードを相手が通すか通さないか、それを伺ってみるだけでも読みあいとしての価値はじゅうぶんあるだろう。もっとも手札がなかったり盤面で負けていれば意味の無いカードではあるのだけれども。
《氷河の城砦/Glacial Fortress(M10)》
《水没した地下墓地/Drowned Catacomb(M10)》
これまでのアイスエイジ産ペインランドと交代ではいってきたのがこの新タップインランド。マナを出すだけであればリスクなく2種類のマナが出るのは重要だ。ただし、1ターン目に動きたい2色のアグレッシブなデッキにとっては少々タップインの条件が重荷になるだろう。
1ターンタップインしても問題の無いコントロールや低速デッキにとっては、基本土地がなくても気にすることなく戦場に出せるだろう。基本土地を入れていればアンタップ状態で出てきてくれるのだから、それはそれでありがたい。デッキの土地バランスには十分気をつけて。
《霜の壁/Wall of Frost(M10)》
ただの0/7の壁であればこれまでにも《氷河の壁/Glacial Wall(ICE)》、《花崗岩の壁/Wall of Granite(POR)》、《氷の壁/Wall of Ice(4ED)》が存在してきたし、能力もちであれば《網の壁/Wall of Nets(EXO)》が相当する。《ガラクタの壁/Wall of Junk(USG)》はおいておくとして、これまでにもあったような壁であるが、これまでにない能力を持った壁である。タフネス7を超えるというのは《巨大化/Giant Growth(10E)》などを使ってもかなり難しい部類で、しかも能力なしと違って1ターンお休み能力もち。破壊できるだけのクリーチャーがいなければ実質1体のクリーチャーを押さえることができるので、コントロールデッキにとってはありがたい。ただ、3マナの壁には現在定員の空きが無いので構築での出番はないかもしれない。
せめて飛行を持っていれば・・・堅すぎる壁だが融通がきかない。
《蟻の女王/Ant Queen(M10)》
5マナ5/5とそれなりに申し分ないサイズであるし、兵隊アリを生み出すのにタップが必要でないのもいい。マナ食い虫だというのは確かだが、毎ターン1/1クリーチャーが増え続けていけば大変なことになるのは明白。フレイバーに書いてあるとおりに行動すべきだろう。
構築で使ってもいいくらいの良質なクリーチャー。
《吸血鬼の夜侯/Vampire Nocturnus(M10)》
自分のライブラリーを公開するかわりに、吸血鬼と自分に+2/+1を与えるのだから、非常に強力なクリーチャー。まず軽い。黒単吸血鬼デッキを組んでくださいといわんばかりの能力なのだから、是非チャレンジしてみてはどうだろうか。吸血鬼単でなくても、黒のカードさえ公開されていれば自身は4マナ5/4飛行。十分すぎる。
《ゴブリンの酋長/Goblin Chieftain(M10)》
《ゴブリンの王/Goblin King(10E)》が落ちたことはMagic Arcanaの読者ならご存知だろう。その代わりの人がこれ。基本的な1RRで2/2というところは据え置き、ゴブリン強化も据え置き、変わったところは自分自身が速攻を持っていることとゴブリンたちに速攻を与えるということ。《ゴブリンの戦長/Goblin Warchief(SCG)》と比べると、コストを軽減してくれないのはちょっと残念だが、パワー/タフネス増強効果は逆に《包囲攻撃の司令官/Siege-Gang Commander(10E)》と相性がよく、ゴブリンデッキの「速さ」を助けるのに役立ってくれることだろう。
渡りよりもはるかに速攻のほうがすべてのデッキにとって危険であることを、ゴブリンデッキを相手にしたときに思い知ることだろう。
《願いのジン/Djinn of Wishes(M10)》
青のエントリーセットの顔役でもあるジン。中身はというと、おまけが3つついた《大気の精霊/Air Elemental(10E)》程度の能力。能力にタップは必要ないのでマナさえあれば3回連続でお願いすることも可能だが、土地がめくれてしまったら、自分のメイン・フェイズ内でまだ土地をプレイしていないときにしかプレイできない。パーマネント・カードやソーサリー、インスタントはそのまま解決時にプレイできるからいいが、カードタイプ以外にプレイ制限をもっているようなカードは、そのプレイ制限に沿わないとプレイできない。なんでも願いをかなえてくれる4次元ポケットではないことに十分注意して、願い事をしてみることにしよう。
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