July 2009 Update Bulletin
2009年7月8日 【マジック】 コメント (4)◆用語の差し替え
・「場」は「戦場」に変更される。
・「~をゲームから取り除く」は「~を追放する」に変更される。
675枚のカードが変更されるが、「願い」シリーズは新しいテンプレートを手に入れたから変わったのではなくルールが変わったから機能が変化したのである。《狡猾な願い/Cunning Wish(JUD)》を例にとると、これはあなたがオーナーである”ゲームの外部”にあるインスタントカードを手に入れることができるが、これにはゲーム外領域も含まれていた。《大いなるガルガドン/Greater Gargadon(TSP)》などの待機しているカードもそこにあり、本当はゲームの外部ではないがそう扱われていた。新しい名前に変わり、「願い」シリーズは追放されたカードを手に入れることはできなくなった。
刻印を持つカードも機能が少しだけ変わる。《細胞形成/Cytoshape(DIS)》や《鏡のゴーレム/Mirror Golem(MRD)》をコピーした《映し身人形/Duplicant(MRD)》などで、「刻印したカード」が何かという問題を解決する。いかさまができないように、1番目の能力はこれが追放したカードを追跡し、2番目の能力は1番目の能力で言及されている追放されたカードを追跡するようになる。カードはすでにそういった変更は成されているが、総合ルールの「刻印」の項目でも説明が加えられる。
・カードをプレイするとは、呪文を唱えること、土地をプレイすることに相当する。《技鋸の徒党/Knacksaw Clique(SHM)》は変わらず「プレイしてよい」である。
「唱える」を使うべきであるように見えるが「プレイ」になっているものもある。《呪文乗っ取り/Spelljack(JUD)》は呪文を打ち消し、追放し、それをプレイすることを許可している。呪文だったのだから、「唱える」がふさわしいように思えるが、ここで《生けるものの洞窟/Zoetic Cavern(FUT)》の存在が問題となる。裏向きで呪文として唱えられたこれを打ち消したなら、これはプレイされるべきである。機能変更は無しで、いままでどおりに働くべきだ。
《石炭焚き/Coal Stoker(TSP)》は「石炭焚きが場に出たとき、これがあなたの手札からプレイされた場合、あなたのマナ・プールにRRRを加える」とある。「石炭焚きが戦場に出たとき、これがあなたの手札から唱えられた場合、あなたのマナ・プールにRRRを加える」と変更される。この違いはなんだろうか?《石炭焚き/Coal Stoker(TSP)》を土地としてプレイした場合にRRRが加わるか加わらないかということだ。これは、《石炭焚き/Coal Stoker(TSP)》に《ルーン刻みの鍾乳石/Runed Stalactite(LRW)》を装備し、《生命と枝/Life and Limb(PLC)》で土地にして、《ヴェズーヴァ/Vesuva(TSP)》をプレイすればいい。昔のルールでは手札からプレイされたのでこれはRRRを加えたが、新しいルールでは「唱えられていない」のでRRRを加えない。
1335枚のカードが「唱える」に変わり、388枚のカードが「起動」に変わった。
・ターン終了時に誘発する能力は、「終了ステップの開始時に」と変更される。長年の懸案だったのは、終了ステップ中に「ターン終了時に」誘発する能力が生成された場合だった。《ラクドスのギルド魔道士/Rakdos Guildmage(DIS)》の能力で、ゴブリン・クリーチャー・トークンを生み出した場合、それをいつ生贄に捧げるのか、ということだ。これを解決するために「次の」が加えられた。この結論に至るまでにM10に間に合わなかったため、いくつかのカードは「次の」が無い。オラクルでは修整されている。
また、「ターン終了ステップ」が「終了ステップ」となり、終了フェイズがending phaseとなる。
それによって、「この効果はターン終了時に終わらない」という注釈文も変更され、「この効果は無制限に持続する」と書かれる。
・「~している限り」の条件文が細かく変更
※実際のオラクルを見て日本語が変わるかどうか判断します
・絆魂/Lifelink
10枚のカードが注釈文が新しくなり、16枚のカードが印刷されたテキストのように誘発型に戻された。《ロクソドンの戦槌/Loxodon Warhammer(10E)》は2パターンあるが、これは絆魂を持つほうに合わせる。
・接死/Deathtouch
15枚のカードが注釈文が新しくなり、2枚のカードが印刷されたテキストのように誘発型に戻された。《残酷な詐欺師/Cruel Deceiver(CHK)》《猛毒の牙/Venomous Fangs(USG)》
・オラクルのみの注釈文
《ゴロゾス/Grozoth(RAV)》のようにテキストに注釈文が入りきらなかったものも含めて、M10の新しい注釈文を追加した。フェイジング、バンド、馬術、畏怖、トランプルなどが刷新か追加されている。253枚のカードが相当する。
・無色のトークンを作る20枚のカードは、「無色の」とつけられる。
・《クローン/Clone(M10)》は新しいテンプレートになった。
・マナバーンは存在しない。
6枚のマナ・バーンに言及しているカードは、ルールにあわせて修整された
・実存は存在しない。
意味の無い能力を持たせ、それが無くなった時の能力を持たせていたが、これを変える。それらは「次のクリンナップ・ステップの開始時」に誘発する。まず、クリンナップ・ステップで行われるすべてのことをした後、これが誘発しスタックに乗る。(マッドネスと同じように、クリンナップ・ステップでプレイヤーが優先権を得る特殊なケースになる)。そして新しいクリンナップ・ステップがもう一度行われる。
・《暗殺者の凶刃/Assassin’s Blade(POR)》の変更
印刷されたテキストとオラクルでは、プレインズウォーカーがいるかいないかで大きな違いがある。プレインズウォーカーに攻撃されたら、防御プレイヤーではあるが「あなたが攻撃」されているわけではないからだ。「~は、攻撃クリーチャー指定ステップの間にのみ、このステップにあなたが攻撃されている場合にしか唱えることができない。」と変更する。
《幸いなる逆転/Blessed Reversal(ULG)》以外の14枚が変更される。
・「の」でないカードに変更
ライブラリーや墓地の一番上のカードをどうこうするという効果は、「of」が使われていないことがある。それらに「of」を使うようにする。
・「場」は「戦場」に変更される。
・「~をゲームから取り除く」は「~を追放する」に変更される。
675枚のカードが変更されるが、「願い」シリーズは新しいテンプレートを手に入れたから変わったのではなくルールが変わったから機能が変化したのである。《狡猾な願い/Cunning Wish(JUD)》を例にとると、これはあなたがオーナーである”ゲームの外部”にあるインスタントカードを手に入れることができるが、これにはゲーム外領域も含まれていた。《大いなるガルガドン/Greater Gargadon(TSP)》などの待機しているカードもそこにあり、本当はゲームの外部ではないがそう扱われていた。新しい名前に変わり、「願い」シリーズは追放されたカードを手に入れることはできなくなった。
刻印を持つカードも機能が少しだけ変わる。《細胞形成/Cytoshape(DIS)》や《鏡のゴーレム/Mirror Golem(MRD)》をコピーした《映し身人形/Duplicant(MRD)》などで、「刻印したカード」が何かという問題を解決する。いかさまができないように、1番目の能力はこれが追放したカードを追跡し、2番目の能力は1番目の能力で言及されている追放されたカードを追跡するようになる。カードはすでにそういった変更は成されているが、総合ルールの「刻印」の項目でも説明が加えられる。
・カードをプレイするとは、呪文を唱えること、土地をプレイすることに相当する。《技鋸の徒党/Knacksaw Clique(SHM)》は変わらず「プレイしてよい」である。
「唱える」を使うべきであるように見えるが「プレイ」になっているものもある。《呪文乗っ取り/Spelljack(JUD)》は呪文を打ち消し、追放し、それをプレイすることを許可している。呪文だったのだから、「唱える」がふさわしいように思えるが、ここで《生けるものの洞窟/Zoetic Cavern(FUT)》の存在が問題となる。裏向きで呪文として唱えられたこれを打ち消したなら、これはプレイされるべきである。機能変更は無しで、いままでどおりに働くべきだ。
《石炭焚き/Coal Stoker(TSP)》は「石炭焚きが場に出たとき、これがあなたの手札からプレイされた場合、あなたのマナ・プールにRRRを加える」とある。「石炭焚きが戦場に出たとき、これがあなたの手札から唱えられた場合、あなたのマナ・プールにRRRを加える」と変更される。この違いはなんだろうか?《石炭焚き/Coal Stoker(TSP)》を土地としてプレイした場合にRRRが加わるか加わらないかということだ。これは、《石炭焚き/Coal Stoker(TSP)》に《ルーン刻みの鍾乳石/Runed Stalactite(LRW)》を装備し、《生命と枝/Life and Limb(PLC)》で土地にして、《ヴェズーヴァ/Vesuva(TSP)》をプレイすればいい。昔のルールでは手札からプレイされたのでこれはRRRを加えたが、新しいルールでは「唱えられていない」のでRRRを加えない。
1335枚のカードが「唱える」に変わり、388枚のカードが「起動」に変わった。
・ターン終了時に誘発する能力は、「終了ステップの開始時に」と変更される。長年の懸案だったのは、終了ステップ中に「ターン終了時に」誘発する能力が生成された場合だった。《ラクドスのギルド魔道士/Rakdos Guildmage(DIS)》の能力で、ゴブリン・クリーチャー・トークンを生み出した場合、それをいつ生贄に捧げるのか、ということだ。これを解決するために「次の」が加えられた。この結論に至るまでにM10に間に合わなかったため、いくつかのカードは「次の」が無い。オラクルでは修整されている。
また、「ターン終了ステップ」が「終了ステップ」となり、終了フェイズがending phaseとなる。
それによって、「この効果はターン終了時に終わらない」という注釈文も変更され、「この効果は無制限に持続する」と書かれる。
・「~している限り」の条件文が細かく変更
※実際のオラクルを見て日本語が変わるかどうか判断します
・絆魂/Lifelink
10枚のカードが注釈文が新しくなり、16枚のカードが印刷されたテキストのように誘発型に戻された。《ロクソドンの戦槌/Loxodon Warhammer(10E)》は2パターンあるが、これは絆魂を持つほうに合わせる。
・接死/Deathtouch
15枚のカードが注釈文が新しくなり、2枚のカードが印刷されたテキストのように誘発型に戻された。《残酷な詐欺師/Cruel Deceiver(CHK)》《猛毒の牙/Venomous Fangs(USG)》
・オラクルのみの注釈文
《ゴロゾス/Grozoth(RAV)》のようにテキストに注釈文が入りきらなかったものも含めて、M10の新しい注釈文を追加した。フェイジング、バンド、馬術、畏怖、トランプルなどが刷新か追加されている。253枚のカードが相当する。
・無色のトークンを作る20枚のカードは、「無色の」とつけられる。
・《クローン/Clone(M10)》は新しいテンプレートになった。
・マナバーンは存在しない。
6枚のマナ・バーンに言及しているカードは、ルールにあわせて修整された
・実存は存在しない。
意味の無い能力を持たせ、それが無くなった時の能力を持たせていたが、これを変える。それらは「次のクリンナップ・ステップの開始時」に誘発する。まず、クリンナップ・ステップで行われるすべてのことをした後、これが誘発しスタックに乗る。(マッドネスと同じように、クリンナップ・ステップでプレイヤーが優先権を得る特殊なケースになる)。そして新しいクリンナップ・ステップがもう一度行われる。
・《暗殺者の凶刃/Assassin’s Blade(POR)》の変更
印刷されたテキストとオラクルでは、プレインズウォーカーがいるかいないかで大きな違いがある。プレインズウォーカーに攻撃されたら、防御プレイヤーではあるが「あなたが攻撃」されているわけではないからだ。「~は、攻撃クリーチャー指定ステップの間にのみ、このステップにあなたが攻撃されている場合にしか唱えることができない。」と変更する。
《幸いなる逆転/Blessed Reversal(ULG)》以外の14枚が変更される。
・「の」でないカードに変更
ライブラリーや墓地の一番上のカードをどうこうするという効果は、「of」が使われていないことがある。それらに「of」を使うようにする。
コメント
新しいテンプレートを得たなら変更されているので、誤訳では?
notは、because節ごと係って
「新たなテンプレートを得たので変わった」の「ではない」。
という意味ではないでしょうか。
ご指摘感謝です。修正しました。