マスターズ・エディション3FAQ概要
2009年9月5日 【マジック】 コメント (3)9/7に利用可能になるMASTERS EDITION III。今回のオラクル変更はほとんどがME3へ収録するための調整でもあることは、序文にも語られています。
MOをやっていてしかもクラシックまで手を出しているような奇特な方向けへ、FAQから何が収録されるのかを先取りすることにします。
まずはプロダクトページから
Bazaar of Baghdad [バザーァ アヴ ベァグデァド]
’バグダッドのバザール
レア
土地
+ {T}:カードを2枚引き、その後カードを3枚捨てる。
マナは出ないものの、タップだけでドローと墓地がすごいことになる土地がいよいよMOで使えます。ちなみにレガシー禁止。
Mana Drain [マーナ ドレイン]
’マナ吸収
レア
青青
インスタント
+ 呪文1つを対象とし、それを打ち消す。あなたの次のメイン・フェイズの開始時に、あなたのマナ・プールに、{X}を加える。Xは、その呪文の点数で見たマナ・コストの値である。
歴代でも凶悪、と呼ばれるクラスのカウンター呪文。《対抗呪文/Counterspell(7ED)》と同じコストだけどこんなにとんでもない呪文がついに収録。当然ながらレガシー禁止。
Nether Void [ネザー ヴォイド]
”冥界の虚無
レア
3黒
+ ワールド・エンチャント
いずれかのプレイヤーが呪文を唱えるたび、それのコントローラーが{3}を支払わない限りそれを打ち消す。
地味だけど効果はかなりきついエンチャント。なにげに「ワールド」パーマネントであることもME3の売りで、これは後述。
Scrubland(UN-3E) [スクラブレァンド]
’叢林 [ぞうりん]
レア
+ 土地 -- 平地(Plains)・沼(Swamp)
今回の売りのひとつである「敵対色デュアラン」の一枚。テキストが書いてないのでエターナル環境のプレイヤーはおやっと思うかもしれない。現在のオラクルはテキスト欄に何も書いてないのが正しいデュアルランドであります。昔のカードのオラクルテキストが直に確認できるのもMOならではなのかも。後述。
*総合*
ルールの変更・・・過去のカードからカードタイプやクリーチャー・タイプやテキストが変わっているので注意。
レアリティの変更・・・リミテッド用にレアリティを調整済み。
代表的なキーワード能力
馬術/Horsemanship
ポータル三国志のカードが持つ能力。基本的には飛行と同じと考えてよい。
ランページ/Rampage
古いカードが持つ強化能力。攻撃したときにブロックされた2体め以降のブロッカー1体につき、ランページの数字だけ+n/+nされる。
ブロックしたときには役に立たないので注意
特殊タイプ「伝説」
伝説の、はパーマネントにつく特殊タイプで、伝説を持つ同じカード名のパーマネントが複数戦場に出ていると、その両方が墓地に置かれてしまう。これを「レジェンド・ルール」という。
同じカード名でなければ伝説のパーマネントは何枚戦場に出ていてもよい。これは破壊ではないので再生できない。
特殊タイプ「ワールド」
基本的にエンチャントにつく特殊タイプ。ワールドを持つパーマネントは、同時に1枚しか戦場に存在できない。ワールドを持つパーマネントが戦場に出たら、すでに戦場にあるほかのワールドを持つパーマネントはすべて墓地に置かれる。これは破壊ではないので再生できない。「レジェンド・ルール」とは違って名前は考慮しない。
The Abyss [ディ アビス]
’深淵
3黒
+ ワールド・エンチャント
+ 各プレイヤーのアップキープの開始時に、そのプレイヤーが選んだ、そのプレイヤーがコントロールするアーティファクトでないクリーチャー1体を対象とし、それを破壊する。それは再生できない。
レジェンド・セットを伝説たらしめている凶悪なワールドエンチャントのひとつ。ノンクリーチャー・コントロールデッキに山積みされていたが、プロ黒とか被覆とかアーティファクト・クリーチャーには無力。昔は優秀なアーティファクト・クリーチャーが少なかったから猛威を振るったものの、現在はプロテクションや被覆もちは潤沢なのでどこまで活躍できるか。
Storm World [ストーム ワールド]
’嵐の世界
赤
+ ワールド・エンチャント
+ 各プレイヤーのアップキープの開始時に、Storm Worldは、そのプレイヤーにX点のダメージを与える。Xは、4から、そのプレイヤーの手札にあるカードの枚数を引いた値である。
各人3枚以下の手札を持っているとダメージを食らってしまう。ほとんと《拷問台/The Rack(TSB)》に近いが、自分にも影響するのが困りもの。
Concordant Crossroads(CH) [カンコーデント クロスロウヅ]
調和の中心
緑
+ ワールド・エンチャント
全てのクリーチャーは速攻を持つ。
クロニクルにも入っていたステキワールドエンチャント。基本的にワールドエンチャントは全てのプレイヤーに影響を及ぼすものになっており、多人数戦をすでに視野に入れているデザインとなっているのが興味深い。
Arboria(LEG) [アーバリア]
”樹界
2緑緑
+ ワールド・エンチャント
+ クリーチャーは、そのプレイヤーが自分の直前のターンの間に呪文を唱えるかトークンでないパーマネントを戦場に出していない限り、そのプレイヤーを攻撃できない。
クリーチャーの攻撃を防ぐエンチャント。ただし、自分のターンに呪文を唱えたり、トークンでないパーマネントを戦場に出してしまうと、次の自分のターンまで攻撃され放題になってしまう。
Living Plane(LEG) [リヴィング プレイン]
’生きている世界
2緑緑
+ ワールド・エンチャント
全ての土地は (1/1) のクリーチャーである。それらは土地でもある。
土地がクリーチャー化するエンチャント。これと《The Abyss(LEG)》のコンボは非常にやばいものであり、そのうち土地もロクなクリーチャーも無くなる半ロック状態となります。あとは《黒の万力/Black Vise(4ED)》で・・・
*サイクル*デュアルランド
ME2では友好色のデュアランが収録され、ME3ではついに敵対色のデュアランが収録されることになりました。
Bayou(UN-3E) [バイヨウ]
’バイユー
レア
+ 土地 -- 沼(Swamp)・森(Forest)
Plateau(UN-3E) [プレァトウ]
’プラトー
レア
+ 土地 -- 山(Mountain)・平地(Plains)
Tropical Island(UN-3E) [トラピケル アイランド]
’熱帯の島
レア
+ 土地 -- 森(Forest)・島(Island)
Volcanic Island(LB,UN-3E) [ヴァルケァニク アイランド]
’火山島
レア
+ 土地 -- 島(Island)・山(Mountain)
レガシー、ヴィンテージを楽しむプレイヤーたちにはおなじみ、そして最近のプレイヤーには垂涎の的。基本土地タイプを2種類持ち、ペナルティなしで2種類のマナを出せる土地というものは、マジックにとって土地やマナがいかに重要かを改めて教えてくれるはずです。
*テーマ*スロートリップ
カードを1枚引けるおまけ効果を「キャントリップ」と呼びます。スロートリップとは「次のターンのアップキープの開始時に」カードを引くことができる効果のことです。カードを使った時点ではなく、次のターン(たいていは相手のターン)にカードが引ける効果は、おもにアイスエイジやアライアンスに収録されています。
Fevered Strength(ALL) [フィーヴァード ストレンクス]
”狂熱の力
2黒
インスタント
クリーチャー1体を対象とする。それはターン終了時まで +2/+0 の修整を受ける。
次のターンのアップキープの開始時に、カードを1枚引く。
まあ、クリーチャー強化しながらカードを回すことができるのは、いいこと、かもしれません。
よわいね
*テーマ*ポータルの起動型能力の起動制限
ポータルは基本的にインスタントがなく、起動型能力も自分のターンにしか使えないうえにちょっとタイミングが制限されています。
Wu Longbowman [ウウ ロングボウメァン]
呉の弓兵
2青
+ クリーチャー -- 人間(Human)・兵士(Soldier)・射手(Archer) (1/1)
{T}:クリーチャー1体かプレイヤー1人を対象とする。Wu Longbowmanは、それに1点のダメージを与える。この能力は、あなたのターンの間にのみ、攻撃クリーチャーが指定されるより前しか起動できない。
という感じで攻撃クリーチャー指定ステップ以降にはこの起動型能力が使えなくなります。
FAQに登場するカードを上げていったらきりがないのでリストにまとめときます
MOをやっていてしかもクラシックまで手を出しているような奇特な方向けへ、FAQから何が収録されるのかを先取りすることにします。
まずはプロダクトページから
Bazaar of Baghdad [バザーァ アヴ ベァグデァド]
’バグダッドのバザール
レア
土地
+ {T}:カードを2枚引き、その後カードを3枚捨てる。
マナは出ないものの、タップだけでドローと墓地がすごいことになる土地がいよいよMOで使えます。ちなみにレガシー禁止。
Mana Drain [マーナ ドレイン]
’マナ吸収
レア
青青
インスタント
+ 呪文1つを対象とし、それを打ち消す。あなたの次のメイン・フェイズの開始時に、あなたのマナ・プールに、{X}を加える。Xは、その呪文の点数で見たマナ・コストの値である。
歴代でも凶悪、と呼ばれるクラスのカウンター呪文。《対抗呪文/Counterspell(7ED)》と同じコストだけどこんなにとんでもない呪文がついに収録。当然ながらレガシー禁止。
Nether Void [ネザー ヴォイド]
”冥界の虚無
レア
3黒
+ ワールド・エンチャント
いずれかのプレイヤーが呪文を唱えるたび、それのコントローラーが{3}を支払わない限りそれを打ち消す。
地味だけど効果はかなりきついエンチャント。なにげに「ワールド」パーマネントであることもME3の売りで、これは後述。
Scrubland(UN-3E) [スクラブレァンド]
’叢林 [ぞうりん]
レア
+ 土地 -- 平地(Plains)・沼(Swamp)
今回の売りのひとつである「敵対色デュアラン」の一枚。テキストが書いてないのでエターナル環境のプレイヤーはおやっと思うかもしれない。現在のオラクルはテキスト欄に何も書いてないのが正しいデュアルランドであります。昔のカードのオラクルテキストが直に確認できるのもMOならではなのかも。後述。
*総合*
ルールの変更・・・過去のカードからカードタイプやクリーチャー・タイプやテキストが変わっているので注意。
レアリティの変更・・・リミテッド用にレアリティを調整済み。
代表的なキーワード能力
馬術/Horsemanship
ポータル三国志のカードが持つ能力。基本的には飛行と同じと考えてよい。
ランページ/Rampage
古いカードが持つ強化能力。攻撃したときにブロックされた2体め以降のブロッカー1体につき、ランページの数字だけ+n/+nされる。
ブロックしたときには役に立たないので注意
特殊タイプ「伝説」
伝説の、はパーマネントにつく特殊タイプで、伝説を持つ同じカード名のパーマネントが複数戦場に出ていると、その両方が墓地に置かれてしまう。これを「レジェンド・ルール」という。
同じカード名でなければ伝説のパーマネントは何枚戦場に出ていてもよい。これは破壊ではないので再生できない。
特殊タイプ「ワールド」
基本的にエンチャントにつく特殊タイプ。ワールドを持つパーマネントは、同時に1枚しか戦場に存在できない。ワールドを持つパーマネントが戦場に出たら、すでに戦場にあるほかのワールドを持つパーマネントはすべて墓地に置かれる。これは破壊ではないので再生できない。「レジェンド・ルール」とは違って名前は考慮しない。
The Abyss [ディ アビス]
’深淵
3黒
+ ワールド・エンチャント
+ 各プレイヤーのアップキープの開始時に、そのプレイヤーが選んだ、そのプレイヤーがコントロールするアーティファクトでないクリーチャー1体を対象とし、それを破壊する。それは再生できない。
レジェンド・セットを伝説たらしめている凶悪なワールドエンチャントのひとつ。ノンクリーチャー・コントロールデッキに山積みされていたが、プロ黒とか被覆とかアーティファクト・クリーチャーには無力。昔は優秀なアーティファクト・クリーチャーが少なかったから猛威を振るったものの、現在はプロテクションや被覆もちは潤沢なのでどこまで活躍できるか。
Storm World [ストーム ワールド]
’嵐の世界
赤
+ ワールド・エンチャント
+ 各プレイヤーのアップキープの開始時に、Storm Worldは、そのプレイヤーにX点のダメージを与える。Xは、4から、そのプレイヤーの手札にあるカードの枚数を引いた値である。
各人3枚以下の手札を持っているとダメージを食らってしまう。ほとんと《拷問台/The Rack(TSB)》に近いが、自分にも影響するのが困りもの。
Concordant Crossroads(CH) [カンコーデント クロスロウヅ]
調和の中心
緑
+ ワールド・エンチャント
全てのクリーチャーは速攻を持つ。
クロニクルにも入っていたステキワールドエンチャント。基本的にワールドエンチャントは全てのプレイヤーに影響を及ぼすものになっており、多人数戦をすでに視野に入れているデザインとなっているのが興味深い。
Arboria(LEG) [アーバリア]
”樹界
2緑緑
+ ワールド・エンチャント
+ クリーチャーは、そのプレイヤーが自分の直前のターンの間に呪文を唱えるかトークンでないパーマネントを戦場に出していない限り、そのプレイヤーを攻撃できない。
クリーチャーの攻撃を防ぐエンチャント。ただし、自分のターンに呪文を唱えたり、トークンでないパーマネントを戦場に出してしまうと、次の自分のターンまで攻撃され放題になってしまう。
Living Plane(LEG) [リヴィング プレイン]
’生きている世界
2緑緑
+ ワールド・エンチャント
全ての土地は (1/1) のクリーチャーである。それらは土地でもある。
土地がクリーチャー化するエンチャント。これと《The Abyss(LEG)》のコンボは非常にやばいものであり、そのうち土地もロクなクリーチャーも無くなる半ロック状態となります。あとは《黒の万力/Black Vise(4ED)》で・・・
*サイクル*デュアルランド
ME2では友好色のデュアランが収録され、ME3ではついに敵対色のデュアランが収録されることになりました。
Bayou(UN-3E) [バイヨウ]
’バイユー
レア
+ 土地 -- 沼(Swamp)・森(Forest)
Plateau(UN-3E) [プレァトウ]
’プラトー
レア
+ 土地 -- 山(Mountain)・平地(Plains)
Tropical Island(UN-3E) [トラピケル アイランド]
’熱帯の島
レア
+ 土地 -- 森(Forest)・島(Island)
Volcanic Island(LB,UN-3E) [ヴァルケァニク アイランド]
’火山島
レア
+ 土地 -- 島(Island)・山(Mountain)
レガシー、ヴィンテージを楽しむプレイヤーたちにはおなじみ、そして最近のプレイヤーには垂涎の的。基本土地タイプを2種類持ち、ペナルティなしで2種類のマナを出せる土地というものは、マジックにとって土地やマナがいかに重要かを改めて教えてくれるはずです。
*テーマ*スロートリップ
カードを1枚引けるおまけ効果を「キャントリップ」と呼びます。スロートリップとは「次のターンのアップキープの開始時に」カードを引くことができる効果のことです。カードを使った時点ではなく、次のターン(たいていは相手のターン)にカードが引ける効果は、おもにアイスエイジやアライアンスに収録されています。
Fevered Strength(ALL) [フィーヴァード ストレンクス]
”狂熱の力
2黒
インスタント
クリーチャー1体を対象とする。それはターン終了時まで +2/+0 の修整を受ける。
次のターンのアップキープの開始時に、カードを1枚引く。
まあ、クリーチャー強化しながらカードを回すことができるのは、いいこと、かもしれません。
よわいね
*テーマ*ポータルの起動型能力の起動制限
ポータルは基本的にインスタントがなく、起動型能力も自分のターンにしか使えないうえにちょっとタイミングが制限されています。
Wu Longbowman [ウウ ロングボウメァン]
呉の弓兵
2青
+ クリーチャー -- 人間(Human)・兵士(Soldier)・射手(Archer) (1/1)
{T}:クリーチャー1体かプレイヤー1人を対象とする。Wu Longbowmanは、それに1点のダメージを与える。この能力は、あなたのターンの間にのみ、攻撃クリーチャーが指定されるより前しか起動できない。
という感じで攻撃クリーチャー指定ステップ以降にはこの起動型能力が使えなくなります。
FAQに登場するカードを上げていったらきりがないのでリストにまとめときます
コメント
MOの人が羨ましいです><
>アビスとリヴィングプレイン
両方ワールドなので、コンポにならないかと