http://www.wizards.com/Magic/Magazine/Article.aspx?x=mtg/daily/other/110909a
( ゚д゚) ハァ?
Magic: The Gathering – Duels of the Planeswalkersをさらに楽しむ用意はできていますか?
ウィザーズ社は2010年にさらに2つのエキスパンションを追加するとともに、PC版とPS3版をリリースします。
DuelsはXBLAでもトップクラスのダウンロード数をほこり、先月には1つめのエキスパンションがリリースされました。日本には配信されていませんが。2010年の春と夏に予定されているエキスパンションでは、さらにカード、プレインズウォーカー、チャレンジ(クイズ)も増えます。英語、フランス語、イタリア語、スペイン語、ドイツ語で配信されます。日本はあいかわらずスルーですねありがとうございました
2010年夏にはDuelsのPC版がリリースされます。XBLAと同じスタイルでさらにおまけも考えています。
PS3版は2011年、日本語にも対応して発売します。
ふ
ざ
け
ん
な
!
日本のXBOX版ユーザはスルーですかそうですか。ありがとうございました。そういうことを言う人らに対してカスタマーとして文句つける準備は整っているんだけどな!
とりあえず「Respond via email」をクリックし、本名で「日本のXBOXユーザはスルーですねありがとうございます。M11が発売されるってのに10版のカード使って接死も10版のままでバグ残ったままでデッキ構築できないままでリリースするとか正気ですか、そんなゲームをプレイヤーは望んでないのでシステム直すかさもなくば発売しないでください」
と書きなぐってきました。
俺何か間違ったこと言ってますか?
さてXBOX版の何が問題なのか、あらためてご説明しましょう
・60枚デッキが8個用意されており、1つを選んで遊べる
・キャンペーンや対戦で勝つと追加カードがもらえる
・カードは追加していくのみで、土地は自動で数枚追加される
・17枚用意されているカードを全部つっこむとデッキが90枚くらいになる
280枚前後のカードが使用可能、とあるが、初期の段階では190種類程度(土地の絵違いを考えれば少し水増し)、現在日本以外で配信されているエキスパンションを追加すると220種類まで増える。この先の2回のエキスパンション追加で280まで到達するものと予想される。
使えるカードが限られているのはしょうがないとしても、その中で自由にデッキを組めさえすればマジックは楽しいのに。
また、使えるカードにサプライズが無く、「あのカードが使えるならやろうかな」という人を取り込む事もできない。ドリームキャスト版のゲストカードや理不尽な強さのDCオリカを考えるに、非常に残念なところだ。
ここで言うサプライズとは、「MOで再録されていない、あるいはされていても非常に人気の高い有名なカード」という条件がつく。PCを持っていたりマジックが好きならMOやMWSでプレイしているので、わざわざXBOXで遊ぶ理由が無い。そう言う人向けじゃねーから!と切るのは勝手だが、《ヤヴィマヤの火/Fires of Yavimaya(INV)》や《マスティコア/Masticore(UDS)》が使えたりしたとしたら、ソワソワしてしまう人はきっと居るはずなのだ。
まあさすがに環境をひっくり返すような爆弾カードは入れられないとしても、10版メインのクズばっかりなデッキに少しばかりのスパイスが効かせられるはず。環境を壊さない程度に魅力的なエサを吊るすことで、既存プレイヤーからまず遊んでもらう土壌を作らなければならないはずなのに。
一応マジックと銘打っていることでダウンロード数はそこそこあるようだけれども、いいゲームなのかどうか?チャレンジ(クイズ)は解いてしまえばもう用なし、ネット対戦で切断する人間や放置への罰則なし、M10ルールっぽいけど最終フェイズなし、接死が弱すぎる、《万物の声/Voice of All(10E)》の色宣言に対応できたりと根本的なシステム構築やカードの挙動に関する問題点がいまだに残っていて、ゲームそのものの完成度も更新によって高まったと言えないような状況。
それをそのままプラットフォームだけ変えてリリースします、でそれをユーザーが購入するとでも?
なぜXBLAでダウンロードされていたか、という背景として、リアルカードはもう持ってない一時引退者が気軽にできる程度のゲームであったということと、ファーストプレイのガイダンスが優秀でそこそこ初見の人間にもゲームが進めやすいという点、そして新しく出るゲームだったからこそ買って中身を見ようという人が少なからず居たということが挙げられます。
ではフタをあけてみたら不満点やバグが多いモノだったということがわかったうえで、なおそれを多角展開して成功するかどうか?
ありえない。PC版にすこしおまけをつける、程度でシステムが良くなったりカードの挙動バグが直っていたりするわけではないのなら、MOやMWSやったほうがいいという結論になるし、たとえPS3版で日本語がサポートされたとしても、同じ理由で「このゲームは良くない」と言える点が多いためにはっきりとお勧めをしません。
なぜなら、新規参入者にとってはM10ルールで、M11およびスタンダードに対応した入門こそが最適であり、ゲームで培った知識をリアルカードに転化することでMtGのライトユーザー層の確保に繋がると信じます。ですがM11発売の夏、そしてアラーラがスタンから落ちようかという秋に、10版とローウィン、アラーラがメインを張っている「入門用ゲーム」が何の意味を持つというのでしょう?
ゲームシステムやデザイン思考をドリームキャストやDSなどの他ゲームに学ぶ必要があるでしょう。結局、開発陣が用意できた程度のシステムでは、顧客の要求や理想にはまったく足りなかったということであり、プレイヤーの興味をそそる材料をウィザーズ側が用意できなかったということでもあります。
では、問題点を直してカードも刷新してPC版とPS3で発売したら?XBOX版の立つ瀬が無いですね?コンシューマでMTGをデザインするということは、本当に大変なことです。
見たこともない機能に対処するためにMOはバージョンアップというシステム更新を行うことが出来ますが、XBOX版は用意したものから小出しにするほか無いのです。
そのうえで、マジック本来の楽しみ方を失わず、魅力あるカードを揃え、なおかつ初心者にやさしい(これに限ってはアシストシステムを強化することでなんとかできそうな気がしますが)、そういった多方面への要求に耐えられなかったことをXBLAで証明したとばかり思っていたようですが、開発陣とウィザーズはそうは思っていなかったようです。
そんな空気の差があるからこそ「そのまま移植」という惨事を黙って見過ごすのも忍びないとメールを出すということまでしてみたわけですが、果たして楽観的な彼らが危機感を感じ取ってくれるでしょうか?まあ失敗しても損が無いからやる、というのなら止める気も失せますけどね。
( ゚д゚) ハァ?
Magic: The Gathering – Duels of the Planeswalkersをさらに楽しむ用意はできていますか?
ウィザーズ社は2010年にさらに2つのエキスパンションを追加するとともに、PC版とPS3版をリリースします。
DuelsはXBLAでもトップクラスのダウンロード数をほこり、先月には1つめのエキスパンションがリリースされました。日本には配信されていませんが。2010年の春と夏に予定されているエキスパンションでは、さらにカード、プレインズウォーカー、チャレンジ(クイズ)も増えます。英語、フランス語、イタリア語、スペイン語、ドイツ語で配信されます。日本はあいかわらずスルーですねありがとうございました
2010年夏にはDuelsのPC版がリリースされます。XBLAと同じスタイルでさらにおまけも考えています。
PS3版は2011年、日本語にも対応して発売します。
ふ
ざ
け
ん
な
!
日本のXBOX版ユーザはスルーですかそうですか。ありがとうございました。そういうことを言う人らに対してカスタマーとして文句つける準備は整っているんだけどな!
とりあえず「Respond via email」をクリックし、本名で「日本のXBOXユーザはスルーですねありがとうございます。M11が発売されるってのに10版のカード使って接死も10版のままでバグ残ったままでデッキ構築できないままでリリースするとか正気ですか、そんなゲームをプレイヤーは望んでないのでシステム直すかさもなくば発売しないでください」
と書きなぐってきました。
俺何か間違ったこと言ってますか?
さてXBOX版の何が問題なのか、あらためてご説明しましょう
・60枚デッキが8個用意されており、1つを選んで遊べる
・キャンペーンや対戦で勝つと追加カードがもらえる
・カードは追加していくのみで、土地は自動で数枚追加される
・17枚用意されているカードを全部つっこむとデッキが90枚くらいになる
280枚前後のカードが使用可能、とあるが、初期の段階では190種類程度(土地の絵違いを考えれば少し水増し)、現在日本以外で配信されているエキスパンションを追加すると220種類まで増える。この先の2回のエキスパンション追加で280まで到達するものと予想される。
使えるカードが限られているのはしょうがないとしても、その中で自由にデッキを組めさえすればマジックは楽しいのに。
また、使えるカードにサプライズが無く、「あのカードが使えるならやろうかな」という人を取り込む事もできない。ドリームキャスト版のゲストカードや理不尽な強さのDCオリカを考えるに、非常に残念なところだ。
ここで言うサプライズとは、「MOで再録されていない、あるいはされていても非常に人気の高い有名なカード」という条件がつく。PCを持っていたりマジックが好きならMOやMWSでプレイしているので、わざわざXBOXで遊ぶ理由が無い。そう言う人向けじゃねーから!と切るのは勝手だが、《ヤヴィマヤの火/Fires of Yavimaya(INV)》や《マスティコア/Masticore(UDS)》が使えたりしたとしたら、ソワソワしてしまう人はきっと居るはずなのだ。
まあさすがに環境をひっくり返すような爆弾カードは入れられないとしても、10版メインのクズばっかりなデッキに少しばかりのスパイスが効かせられるはず。環境を壊さない程度に魅力的なエサを吊るすことで、既存プレイヤーからまず遊んでもらう土壌を作らなければならないはずなのに。
一応マジックと銘打っていることでダウンロード数はそこそこあるようだけれども、いいゲームなのかどうか?チャレンジ(クイズ)は解いてしまえばもう用なし、ネット対戦で切断する人間や放置への罰則なし、M10ルールっぽいけど最終フェイズなし、接死が弱すぎる、《万物の声/Voice of All(10E)》の色宣言に対応できたりと根本的なシステム構築やカードの挙動に関する問題点がいまだに残っていて、ゲームそのものの完成度も更新によって高まったと言えないような状況。
それをそのままプラットフォームだけ変えてリリースします、でそれをユーザーが購入するとでも?
なぜXBLAでダウンロードされていたか、という背景として、リアルカードはもう持ってない一時引退者が気軽にできる程度のゲームであったということと、ファーストプレイのガイダンスが優秀でそこそこ初見の人間にもゲームが進めやすいという点、そして新しく出るゲームだったからこそ買って中身を見ようという人が少なからず居たということが挙げられます。
ではフタをあけてみたら不満点やバグが多いモノだったということがわかったうえで、なおそれを多角展開して成功するかどうか?
ありえない。PC版にすこしおまけをつける、程度でシステムが良くなったりカードの挙動バグが直っていたりするわけではないのなら、MOやMWSやったほうがいいという結論になるし、たとえPS3版で日本語がサポートされたとしても、同じ理由で「このゲームは良くない」と言える点が多いためにはっきりとお勧めをしません。
なぜなら、新規参入者にとってはM10ルールで、M11およびスタンダードに対応した入門こそが最適であり、ゲームで培った知識をリアルカードに転化することでMtGのライトユーザー層の確保に繋がると信じます。ですがM11発売の夏、そしてアラーラがスタンから落ちようかという秋に、10版とローウィン、アラーラがメインを張っている「入門用ゲーム」が何の意味を持つというのでしょう?
ゲームシステムやデザイン思考をドリームキャストやDSなどの他ゲームに学ぶ必要があるでしょう。結局、開発陣が用意できた程度のシステムでは、顧客の要求や理想にはまったく足りなかったということであり、プレイヤーの興味をそそる材料をウィザーズ側が用意できなかったということでもあります。
では、問題点を直してカードも刷新してPC版とPS3で発売したら?XBOX版の立つ瀬が無いですね?コンシューマでMTGをデザインするということは、本当に大変なことです。
見たこともない機能に対処するためにMOはバージョンアップというシステム更新を行うことが出来ますが、XBOX版は用意したものから小出しにするほか無いのです。
そのうえで、マジック本来の楽しみ方を失わず、魅力あるカードを揃え、なおかつ初心者にやさしい(これに限ってはアシストシステムを強化することでなんとかできそうな気がしますが)、そういった多方面への要求に耐えられなかったことをXBLAで証明したとばかり思っていたようですが、開発陣とウィザーズはそうは思っていなかったようです。
そんな空気の差があるからこそ「そのまま移植」という惨事を黙って見過ごすのも忍びないとメールを出すということまでしてみたわけですが、果たして楽観的な彼らが危機感を感じ取ってくれるでしょうか?まあ失敗しても損が無いからやる、というのなら止める気も失せますけどね。
コメント
MOがあるがゆえにデッキ構築を削らざるを得なかった、と?
DotPの仕様で「是非やりたい」という層がいるとでも?
絶対に、断固として、違います。
「こういう仕様だからしょうがなくみんなやってる」の間違いです。DotPの仕様を喜んでいるユーザはごく一部です。ただの喜び組です。
みんな、「マジックがしたい」はずなんです。使いたくも無いライフ回復カードや相手によっては完全に無駄になるカードをデッキに入れていたいわけじゃないんです。少なくとも日本のDotPプレイヤーはそう思っていると感じられる部分がありました。
海外フォーラムの反応も、二言目には「Deck customization(デッキ編集してえ)」です。
メーカーの都合による仕様を甘んじて受け入れるのは、1作目で十分すぎます。
製作側「CPUのルーチン作るのがんばりました」>俺「デッキがアレすぎて運ゲーすぎてCPUとなんて繰り返し対戦したくもない」
製作側「カードのスクリプトとか面白いでしょ」>俺「だから何?」
製作側「唱えられるカードは光るようにしたんですよ」>俺「MOでも光りはしないけどできないことはできないんだからそんな難しいことじゃないと思う」
製作側「最適な対象を自動で選ぶんですよすごいでしょう」>俺「わりと間違うけどな こういうのはカードの重要度を1~10でつけておいて、唱えたときに重要度の高いカードを選ぶようにすればいいだけちゃうか」
開発側の記事を見ていると、本当に「顧客が本当に欲していたもの」と「アナリストのデザイン」がかけ離れているなあ、と思うわけですよ
要するに「どうしてこうなった」
DotPはXBOXだけにしておいて、PC版とPS3はDotP2をリリースすればいいのに。
それをふまえてXBOXにDotP2を改めてリリース。皆喜ぶよきっと
ひとつ言えることは、望んでいないゲームを「作ってあげた」と言われることほど鼻につくことはないし、斜め上のベクトルで必死に頑張られても「そうじゃないだろ」と言いたい。
どうして彼らは望まれないものを生み出してしまったのか?(ここらへん、ポータルシリーズとスターターセットの存在意義に通じる部分があるようにも思えますが。何を考えているのやら)
デッキのカードを60枚以上で組めるようにし、カードを「入れ替える」ことを可能にするだけの話なんですけどね。それを「無理、無理だから!絶対に無理!」と開発陣が言うのなら、そいつら全員クビにして、そうプログラムが組める人にお金を出してあげてください。
「絶対にデッキ構築しちゃだめ!」とウィザーズがデザインしているのなら、企画担当を挿げ替えましょう。そんなデザインをする人間はいらない。
みんなはパンを欲しているんですよ、ケーキじゃなくて。
開発陣は何のためにDotPを作ったのかがわからない・・・誰か、「JFKの突っ込みは間違っている!」と言ってください、マジで自分が間違っている方だったらどんなにいいか
そう言われるとなんともなーorz
じゃあPCとPS3でAT車に是非乗りたい人の数を見てみようじゃないのさ
その点についてはもういいからDLCをさっさと配信してくれorz