ワールドウェイクプレビューその7
2010年1月25日 【マジック】いよいよ週末はプレリですなー。
118/145
Wolfbriar Elemental [ウルフブライアー エラメントゥル]
狼茨の精霊
Chippy
レア
2緑緑
クリーチャー -- エレメンタル(Elemental) (4/4)
多重キッカー {緑}.(あなたはこの呪文を唱えるに際し、追加で{緑}を望む回数支払ってもよい。)
Wolfbriar Elementalが戦場に出たとき、これがキッカーされている1回につき、緑の (2/2) の狼(Wolf)・クリーチャー・トークンを1体戦場に出す。
#4マナ4/4ということでサイズは十分、キッカーの色が濃いかわり、1マナ追加するごとに2/2が1体おまけというのがとんでもない。リミテッドでは間違いなく神クラス。というか、出ただけで仕事を完了できるクリーチャーほど素晴らしいものはない。
104/145
Groundswell [グラウンヅウェル]
地うねり
Chris Rahn
コモン
緑
インスタント
クリーチャー1体を対象とする。それはターン終了時まで +2/+2 の修整を受ける。
上陸――このターン、あなたのコントロール下で土地が戦場に出ている場合、その代わりに、そのクリーチャーはターン終了時まで +4/+4 の修整を受ける。
#通常時だと+2/+2のちょっと残念な子。このターンに土地が出ていると+4/+4のとんでもない子。土地のプレイの関係上土地が出て緑マナが1マナ立ってたらこれが来ることを覚悟しなければならない。
単純にゲームで起こる基本的な行動に対して警戒を強める必要があるため、このパンプは非常に優秀。逆に守りに回った場合、フェッチや《廃墟の幽霊》などの次の手が無いとあまり怖くはない。威力はともかく軽いコンバットトリックは良いものだ。コモンならなおさら。
138/145
Khalni Garden [”カルニ ガードン]
カルニの庭
Ryan Pancoast
コモン
土地
Khalni Gardenはタップ状態で戦場に出る。
Khalni Gardenが戦場に出たとき、緑の (0/1) の植物(Plant)・クリーチャー・トークンを1体戦場に出す。
{T}:あなたのマナ・プールに、{緑}を加える。
#戦場に出たときになにかおまけをしてくれるゼンディカーの土地に仲間がふえました。0/1のチャンプブロッカーをつけてくれます。あまりお得ではない感じ。
15/145
Marshal’s Anthem [マーシェルズ アンセム]
司令官の頌歌
Matt Stewart
レア
2白白
エンチャント
多重キッカー {1白}.(あなたはこの呪文を唱えるに際し、追加で{1白}を望む回数支払ってもよい。)
あなたがコントロールするクリーチャーは +1/+1 の修整を受ける。
Marshal’s Anthemが戦場に出たとき、あなたの墓地にあるクリーチャー・カードを最大X枚まで対象とし、それらを戦場に戻す。Xは、Marshal’s Anthemがキッカーされている回数に等しい。
#普通に出しただけなら1マナ重い《栄光の頌歌/Glorious Anthem(10E)》。唱えるときにキッカーを支払った回数だけ自分の墓地のクリーチャーが戻せるというおまけがつくことで、「強化呪文を出しても恩恵を受けるクリーチャーが死んでいる」という状況が少なくなった、そんな呪文。唱える際の手順は細かく見ると面倒だが、直感的にはそんなに気にする問題ではないと思う。
強いか?というと、「マナが余ってれば強い」という程度。
50/145
Bloodhusk Ritualist [ブラッドハスク リチュェリスト]
血鞘の儀式者
Daarken
アンコモン
2黒
クリーチャー -- 吸血鬼(Vampire)・シャーマン(Shaman) (2/2)
多重キッカー {黒}.(あなたはこの呪文を唱えるに際し、追加で{黒}を望む回数支払ってもよい。)
Bloodhusk Ritualistが戦場に出たとき、対戦相手1人を対象とする。そのプレイヤーは、これがキッカーされている1回につき、カードを1枚捨てる。
#効率よく手札を攻めることができるクリーチャーとしてはなかなか面白いメカニズム。吸血鬼であることはあまり有利ではないかもしれないけれど。リミテッドにおいては手札を攻めることは有効なこともあるので、かゆいところに手が届くかもしれない程度。
95/145
Arbor Elf [アーバー エルフ]
東屋のエルフ
rk post
コモン
緑
クリーチャー -- エルフ(Elf)・ドルイド(Druid) (1/1)
{T}:森(Forest)1つを対象とし、それをアンタップする。
#森がおっきしちゃう。全国の森さん専用エルフ。森さんがマナを出し切って倒れていても「だらしないわねもう、まだまだ頑張れるでしょ」とバイなんとかやオットなんとかみたいにオーバーザレインボーしてくれる。すてき!たくましい!
土地をアンタップできる能力というのは、やはりその土地が2マナ以上生み出してくれるときに最も利用価値がある。現スタンはそのためにカードがもう一枚必要となってくるので、なんにせよこれ単体では意味が無い。ゼンディコンつきの森が擬似警戒ということもできるけど、さてそれだけのためにこのカードを選んだものかどうか?
128/145
Pilgrim’s Eye [ピルグラムズ アイ]
巡礼者の目
Dan Scott
コモン
3
アーティファクト・クリーチャー -- 飛行機械(Thopter) (1/1)
飛行.
Pilgrim’s Eyeが戦場に出たとき、あなたは「あなたのライブラリーから基本土地カードを1枚探し、それを公開してあなたの手札に加え、その後あなたのライブラリーを切り直す」ことを選んでもよい。
#3マナかけて1/1飛行と基本土地を持って来れる。というだけではなんだかお得な気はしないが、とりあえず《荒々しき自然/Untamed Wilds》ぽいことを色を問わずできるというだけのカード。1/1飛行は忘れてもいい。
38/145
Spell Contortion [スペル カントーシェン]
呪文の歪曲
Wayne Reynolds
アンコモン
2青
インスタント
多重キッカー {1青}.(あなたはこの呪文を唱えるに際し、追加で{1青}を望む回数支払ってもよい。)
呪文1つを対象とする。それのコントローラーが{2}を支払わない限り、それを打ち消す。
Spell Contortionがキッカーされている1回につき、カードを1枚引く。
#3マナかけて限定カウンターなら、《取り消し/Cancel(ZEN)》のほうが優秀、キッカー回数のボーナスはカードが引けるということで、使った分のカードを補充するなら3青青、使った分に加えて手札を増やすなら4青青青。でも呪文を打ち消すためには2マナ追加の条件のみ。ちょっといただけない。
63/145
Quag Vampires [クァグ ヴェァムパイアーズ]
泥地の吸血鬼
Jason Felix
コモン
黒
クリーチャー -- 吸血鬼(Vampire)・ならず者(Rogue) (1/1)
多重キッカー {1黒}.(あなたはこの呪文を唱えるに際し、追加で{1黒}を望む回数支払ってもよい。)
沼渡り.
Quag Vampiresは、これがキッカーされている1回につき、その上に +1/+1 カウンターが1個置かれた状態で戦場に出る。
#ごく普通のキッカーすると強くなるクリーチャー。こっそり沼渡りとも書いてあるので、見逃さないように。コストパフォーマンスはどのマナ域でも「普通」の域を出ないので、回避能力を生かす手段やもう一手何か後押しできればいいかもしれないカード。
87/145
Ricochet Trap [リカシェイ トレァプ]
跳ね返りの罠
Jaime Jones
アンコモン
3赤
インスタント -- 罠(Trap)
このターン、いずれかの対戦相手が青の呪文を唱えていた場合、あなたはRicochet Trapのマナ・コストを支払うのではなく、{赤}を支払ってもよい。
単一の対象を持つ呪文1つを対象とし、それの対象を変更する。
#相手が青の呪文を唱えたら、1マナでその呪文の対象を変えることができる。色限定なのは厳しいが、青のお得意のバウンスやカウンターに対して赤が取れる手段としてはこれ以上ない対策。色嫌サイドボードにお呼びがかかりそう。
32/145
Jwari Shapeshifter [”ジュワー シェイプシフター]
ジュワーの多相の戦士
Kev Walker
レア
1青
クリーチャー -- 多相の戦士(Shapeshifter)・同盟者(Ally) (0/0)
あなたはJwari Shapeshifterを、戦場に出ているいずれかの同盟者(Ally)・クリーチャーのコピーとして戦場に出してもよい。
#ただ戦場に出ても「出た」だけで死んでしまう程度なので、あらかじめ何か同盟者クリーチャーを出しておかなければまったく役に立たない。まさに「同盟者デッキにお嫁に行きます」的カードであり、それ以外の場所ではお呼びでない。リミテッドでは「たまたま強い同盟者カードが揃って、たまたま手札にその同盟者とこのカードが来たから」強い、という偶然に頼るのが最善。ドラフトでは普通に流してしまっていいカード。
134/145
Creeping Tar Pit [クリーピング ターァ ピット]
忍び寄るタール坑
Jason Felix
レア
土地
Creeping Tar Pitはタップ状態で戦場に出る。
{T}:あなたのマナ・プールに、{青}か{黒}を加える。
{1青黒}:ターン終了時まで、Creeping Tar Pitは、ブロックされない青であり黒である (3/2) のエレメンタル(Elemental)・クリーチャーになる。これは土地でもある。
#友好色ミシュラシリーズ、青黒は「ブロックされない3/2」というちょっと心惹かれるカード。2種類のマナが出るタップインでおまけがついているのなら、確かに採用してもいいかも?
113/145
Strength of the Tajuru [”ストレングス アヴ デァ タジュール]
タジュールの力
Christopher Moeller
レア
X緑緑
インスタント
多重キッカー {1}.(あなたはこの呪文を唱えるに際し、追加で{1}を望む回数支払ってもよい。)
クリーチャー1体を対象とし、その後Strength of the Tajuruがキッカーされている1回につき、他のクリーチャー1体を対象とする。そのそれぞれの上に、+1/+1 カウンターをX個ずつ置く。
#書いてあることは少しまわりくどいが、要するに「つよいパンプ」。見たら取れ、くらいの威力は間違いなくある。もっとも、真価を発揮するにはキッカーを支払えて、Xが2から3という効果で考えると、6マナから7マナくらいかけてクリーチャーを強化したときに「すごい」ものになる。終盤戦での決め手のカードでもあり、相打ち予定のアタッカーやブロッカーを+1/+1で救うこともできる、汎用性の高いコンバットトリック。使わないともったいない。
85/145
Mordant Dragon [モーデント ドレァグン]
焼酸のドラゴン
Scott Chou
レア
3赤赤赤
クリーチャー -- ドラゴン(Dragon) (5/5)
飛行.
{1赤}:Mordant Dragonはターン終了時まで +1/+0 の修整を受ける。
Mordant Dragonがいずれかのプレイヤーに戦闘ダメージを与えるたび、そのプレイヤーがコントロールするクリーチャー1体を対象とする。あなたは「Mordant Dragonは、それに、そのダメージに等しい点数のダメージを与える」ことを選んでもよい。
#ドラゴンはでかい。5/5飛行だつよい。ドラゴンは火を噴ける。1Rでパワーがパンプできるつよい。戦闘ダメージがプレイヤーに通ったら、相手のクリーチャーにも同じダメージが行く。意味がわからない。
ブロックできなかったときには地上軍に壊滅的な被害が出ることが容易に予想できる。構築ではちょっと色が濃いのと重過ぎでアウトだが、リミテッドでは間違いなく神。
19/145
Ruin Ghost [ルーアン ゴウスト]
廃墟の幽霊
Jason A.Engle
アンコモン
1白
クリーチャー -- スピリット(Spirit) (1/1)
{白},{T}:あなたがコントロールする土地1つを対象とし、それを追放し、その後それをあなたのコントロール下で戦場に戻す。
#土地限定のリフレッシュ能力を持っている。クリーチャーを飛ばして戻させる《ちらつき/Flicker(UDS)》系の能力は、当然のことながらETB能力に期待して使うべきものであり、たまに土地に飛んでくる除去への回避手段にもなる。ゼンディコンをつけた土地には使わないほうがいい。自分のカードを損するだけ。
タップインで出てくる土地に使うとちょっと損だが、マナを出してから追放し、また戦場に出すことで再度マナを引き出せるというのも注目すべきことだし、土地そのもののETB能力よりも、他の上陸持ちカードに対して、インスタントタイミングで上陸を誘発させることができる、ということが一番重要な部分。《砕土/Harrow(ZEN)》やフェッチに頼っていたものが起動型能力で繰り返し恩恵を受けることができるのは有難い。
101/145
Gnarlid Pack [”ナーリッド ペァク]
ナーリッドの群れ
Johann Bodin
コモン
1緑
クリーチャー -- ビースト(Beast) (2/2)
多重キッカー {1緑}.(あなたはこの呪文を唱えるに際し、追加で{1緑}を望む回数支払ってもよい。)
Gnarlid Packは、これがキッカーされている1回につき、その上に +1/+1 カウンターが1個置かれた状態で戦場に出る。
#2マナ2/2なのでただのクマ。4マナ3/3でただの巨人、6マナ4/4は無駄マナ食らい。クマ以上クマ未満。
60/145
Mire’s Toll [マイアーズ トール]
ぬかるみの代価
Alex Horley-Orlandelli
コモン
黒
ソーサリー
プレイヤー1人を対象とする。そのプレイヤーは自分の手札にあるカードを、あなたがコントロールする沼(Swamp)の数に等しい枚数公開する。あなたはそのうちの1枚を選ぶ。そのプレイヤーはそのカードを捨てる。
#1マナソーサリーで手札を攻めるカードはいろいろと条件がつけられてきた。優秀な手札破壊と言われる《強迫/Duress(M10)》でも手札が全部見れるかわりにクリーチャーと土地以外という厳しい条件がついている。
今回の手札破壊は相手の公開する枚数が自分の沼次第。公開するカードは相手が選べるので、相手の手札より沼が少ないと一番大事なカードは捨てさせることはできない。だが相手の手札より沼が多ければ、捨てさせるカードはなんでも好き放題、というバランス。
効果にバラつきがあるのがコモンらしい微妙さだが、仕事には期待できそう。
115/145
Terastodon [”テラストドン]
テラストドン
Lars Grant-West
レア
6緑緑
クリーチャー -- 象(Elephant) (9/9)
テラストドンが戦場に出たとき、クリーチャーでないパーマネントを最大3つまで対象とする。あなたはそれらを破壊してもよい。これによりいずれかの墓地に置かれたパーマネント1つにつき、それのコントローラーは緑の (3/3) の象(Elephant)・クリーチャー・トークンを1体戦場に出す。
#とてつもなくストドンではないらしい。破壊する非ナマモノは相手のものも選べるけれど、そうすると相手に象さんをプレゼント。せっかく9/9を出したのに、3/3を3体出されたらもったいない。むしろ、自軍のいらないもの(土地とか寝たきりエンチャントとか)を3/3に育てて4体のクリーチャーを出す象さん、と考えたほうがいいかもしれない。
少なくともクリーチャー除去ではないので、相手のトリックカードや自軍の不要なものを片付けられる、と見たほうがいい。カウンターがたまった、あるいはたまりそうな嫌なクエストでもいいし凶悪な装備品でも。 ただ、3/3が相手に出てしまうのは微妙にいただけない。
28/145
Goliath Sphinx [ゴライアス スフィンクス]
大巨人のスフィンクス
Greg Staples
レア
5青青
クリーチャー -- スフィンクス(Sphinx) (8/7)
飛行.
#でかい。
118/145
Wolfbriar Elemental [ウルフブライアー エラメントゥル]
狼茨の精霊
Chippy
レア
2緑緑
クリーチャー -- エレメンタル(Elemental) (4/4)
多重キッカー {緑}.(あなたはこの呪文を唱えるに際し、追加で{緑}を望む回数支払ってもよい。)
Wolfbriar Elementalが戦場に出たとき、これがキッカーされている1回につき、緑の (2/2) の狼(Wolf)・クリーチャー・トークンを1体戦場に出す。
#4マナ4/4ということでサイズは十分、キッカーの色が濃いかわり、1マナ追加するごとに2/2が1体おまけというのがとんでもない。リミテッドでは間違いなく神クラス。というか、出ただけで仕事を完了できるクリーチャーほど素晴らしいものはない。
104/145
Groundswell [グラウンヅウェル]
地うねり
Chris Rahn
コモン
緑
インスタント
クリーチャー1体を対象とする。それはターン終了時まで +2/+2 の修整を受ける。
上陸――このターン、あなたのコントロール下で土地が戦場に出ている場合、その代わりに、そのクリーチャーはターン終了時まで +4/+4 の修整を受ける。
#通常時だと+2/+2のちょっと残念な子。このターンに土地が出ていると+4/+4のとんでもない子。土地のプレイの関係上土地が出て緑マナが1マナ立ってたらこれが来ることを覚悟しなければならない。
単純にゲームで起こる基本的な行動に対して警戒を強める必要があるため、このパンプは非常に優秀。逆に守りに回った場合、フェッチや《廃墟の幽霊》などの次の手が無いとあまり怖くはない。威力はともかく軽いコンバットトリックは良いものだ。コモンならなおさら。
138/145
Khalni Garden [”カルニ ガードン]
カルニの庭
Ryan Pancoast
コモン
土地
Khalni Gardenはタップ状態で戦場に出る。
Khalni Gardenが戦場に出たとき、緑の (0/1) の植物(Plant)・クリーチャー・トークンを1体戦場に出す。
{T}:あなたのマナ・プールに、{緑}を加える。
#戦場に出たときになにかおまけをしてくれるゼンディカーの土地に仲間がふえました。0/1のチャンプブロッカーをつけてくれます。あまりお得ではない感じ。
15/145
Marshal’s Anthem [マーシェルズ アンセム]
司令官の頌歌
Matt Stewart
レア
2白白
エンチャント
多重キッカー {1白}.(あなたはこの呪文を唱えるに際し、追加で{1白}を望む回数支払ってもよい。)
あなたがコントロールするクリーチャーは +1/+1 の修整を受ける。
Marshal’s Anthemが戦場に出たとき、あなたの墓地にあるクリーチャー・カードを最大X枚まで対象とし、それらを戦場に戻す。Xは、Marshal’s Anthemがキッカーされている回数に等しい。
#普通に出しただけなら1マナ重い《栄光の頌歌/Glorious Anthem(10E)》。唱えるときにキッカーを支払った回数だけ自分の墓地のクリーチャーが戻せるというおまけがつくことで、「強化呪文を出しても恩恵を受けるクリーチャーが死んでいる」という状況が少なくなった、そんな呪文。唱える際の手順は細かく見ると面倒だが、直感的にはそんなに気にする問題ではないと思う。
強いか?というと、「マナが余ってれば強い」という程度。
50/145
Bloodhusk Ritualist [ブラッドハスク リチュェリスト]
血鞘の儀式者
Daarken
アンコモン
2黒
クリーチャー -- 吸血鬼(Vampire)・シャーマン(Shaman) (2/2)
多重キッカー {黒}.(あなたはこの呪文を唱えるに際し、追加で{黒}を望む回数支払ってもよい。)
Bloodhusk Ritualistが戦場に出たとき、対戦相手1人を対象とする。そのプレイヤーは、これがキッカーされている1回につき、カードを1枚捨てる。
#効率よく手札を攻めることができるクリーチャーとしてはなかなか面白いメカニズム。吸血鬼であることはあまり有利ではないかもしれないけれど。リミテッドにおいては手札を攻めることは有効なこともあるので、かゆいところに手が届くかもしれない程度。
95/145
Arbor Elf [アーバー エルフ]
東屋のエルフ
rk post
コモン
緑
クリーチャー -- エルフ(Elf)・ドルイド(Druid) (1/1)
{T}:森(Forest)1つを対象とし、それをアンタップする。
#森がおっきしちゃう。全国の森さん専用エルフ。森さんがマナを出し切って倒れていても「だらしないわねもう、まだまだ頑張れるでしょ」とバイなんとかやオットなんとかみたいにオーバーザレインボーしてくれる。すてき!たくましい!
土地をアンタップできる能力というのは、やはりその土地が2マナ以上生み出してくれるときに最も利用価値がある。現スタンはそのためにカードがもう一枚必要となってくるので、なんにせよこれ単体では意味が無い。ゼンディコンつきの森が擬似警戒ということもできるけど、さてそれだけのためにこのカードを選んだものかどうか?
128/145
Pilgrim’s Eye [ピルグラムズ アイ]
巡礼者の目
Dan Scott
コモン
3
アーティファクト・クリーチャー -- 飛行機械(Thopter) (1/1)
飛行.
Pilgrim’s Eyeが戦場に出たとき、あなたは「あなたのライブラリーから基本土地カードを1枚探し、それを公開してあなたの手札に加え、その後あなたのライブラリーを切り直す」ことを選んでもよい。
#3マナかけて1/1飛行と基本土地を持って来れる。というだけではなんだかお得な気はしないが、とりあえず《荒々しき自然/Untamed Wilds》ぽいことを色を問わずできるというだけのカード。1/1飛行は忘れてもいい。
38/145
Spell Contortion [スペル カントーシェン]
呪文の歪曲
Wayne Reynolds
アンコモン
2青
インスタント
多重キッカー {1青}.(あなたはこの呪文を唱えるに際し、追加で{1青}を望む回数支払ってもよい。)
呪文1つを対象とする。それのコントローラーが{2}を支払わない限り、それを打ち消す。
Spell Contortionがキッカーされている1回につき、カードを1枚引く。
#3マナかけて限定カウンターなら、《取り消し/Cancel(ZEN)》のほうが優秀、キッカー回数のボーナスはカードが引けるということで、使った分のカードを補充するなら3青青、使った分に加えて手札を増やすなら4青青青。でも呪文を打ち消すためには2マナ追加の条件のみ。ちょっといただけない。
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Quag Vampires [クァグ ヴェァムパイアーズ]
泥地の吸血鬼
Jason Felix
コモン
黒
クリーチャー -- 吸血鬼(Vampire)・ならず者(Rogue) (1/1)
多重キッカー {1黒}.(あなたはこの呪文を唱えるに際し、追加で{1黒}を望む回数支払ってもよい。)
沼渡り.
Quag Vampiresは、これがキッカーされている1回につき、その上に +1/+1 カウンターが1個置かれた状態で戦場に出る。
#ごく普通のキッカーすると強くなるクリーチャー。こっそり沼渡りとも書いてあるので、見逃さないように。コストパフォーマンスはどのマナ域でも「普通」の域を出ないので、回避能力を生かす手段やもう一手何か後押しできればいいかもしれないカード。
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Ricochet Trap [リカシェイ トレァプ]
跳ね返りの罠
Jaime Jones
アンコモン
3赤
インスタント -- 罠(Trap)
このターン、いずれかの対戦相手が青の呪文を唱えていた場合、あなたはRicochet Trapのマナ・コストを支払うのではなく、{赤}を支払ってもよい。
単一の対象を持つ呪文1つを対象とし、それの対象を変更する。
#相手が青の呪文を唱えたら、1マナでその呪文の対象を変えることができる。色限定なのは厳しいが、青のお得意のバウンスやカウンターに対して赤が取れる手段としてはこれ以上ない対策。色嫌サイドボードにお呼びがかかりそう。
32/145
Jwari Shapeshifter [”ジュワー シェイプシフター]
ジュワーの多相の戦士
Kev Walker
レア
1青
クリーチャー -- 多相の戦士(Shapeshifter)・同盟者(Ally) (0/0)
あなたはJwari Shapeshifterを、戦場に出ているいずれかの同盟者(Ally)・クリーチャーのコピーとして戦場に出してもよい。
#ただ戦場に出ても「出た」だけで死んでしまう程度なので、あらかじめ何か同盟者クリーチャーを出しておかなければまったく役に立たない。まさに「同盟者デッキにお嫁に行きます」的カードであり、それ以外の場所ではお呼びでない。リミテッドでは「たまたま強い同盟者カードが揃って、たまたま手札にその同盟者とこのカードが来たから」強い、という偶然に頼るのが最善。ドラフトでは普通に流してしまっていいカード。
134/145
Creeping Tar Pit [クリーピング ターァ ピット]
忍び寄るタール坑
Jason Felix
レア
土地
Creeping Tar Pitはタップ状態で戦場に出る。
{T}:あなたのマナ・プールに、{青}か{黒}を加える。
{1青黒}:ターン終了時まで、Creeping Tar Pitは、ブロックされない青であり黒である (3/2) のエレメンタル(Elemental)・クリーチャーになる。これは土地でもある。
#友好色ミシュラシリーズ、青黒は「ブロックされない3/2」というちょっと心惹かれるカード。2種類のマナが出るタップインでおまけがついているのなら、確かに採用してもいいかも?
113/145
Strength of the Tajuru [”ストレングス アヴ デァ タジュール]
タジュールの力
Christopher Moeller
レア
X緑緑
インスタント
多重キッカー {1}.(あなたはこの呪文を唱えるに際し、追加で{1}を望む回数支払ってもよい。)
クリーチャー1体を対象とし、その後Strength of the Tajuruがキッカーされている1回につき、他のクリーチャー1体を対象とする。そのそれぞれの上に、+1/+1 カウンターをX個ずつ置く。
#書いてあることは少しまわりくどいが、要するに「つよいパンプ」。見たら取れ、くらいの威力は間違いなくある。もっとも、真価を発揮するにはキッカーを支払えて、Xが2から3という効果で考えると、6マナから7マナくらいかけてクリーチャーを強化したときに「すごい」ものになる。終盤戦での決め手のカードでもあり、相打ち予定のアタッカーやブロッカーを+1/+1で救うこともできる、汎用性の高いコンバットトリック。使わないともったいない。
85/145
Mordant Dragon [モーデント ドレァグン]
焼酸のドラゴン
Scott Chou
レア
3赤赤赤
クリーチャー -- ドラゴン(Dragon) (5/5)
飛行.
{1赤}:Mordant Dragonはターン終了時まで +1/+0 の修整を受ける。
Mordant Dragonがいずれかのプレイヤーに戦闘ダメージを与えるたび、そのプレイヤーがコントロールするクリーチャー1体を対象とする。あなたは「Mordant Dragonは、それに、そのダメージに等しい点数のダメージを与える」ことを選んでもよい。
#ドラゴンはでかい。5/5飛行だつよい。ドラゴンは火を噴ける。1Rでパワーがパンプできるつよい。戦闘ダメージがプレイヤーに通ったら、相手のクリーチャーにも同じダメージが行く。意味がわからない。
ブロックできなかったときには地上軍に壊滅的な被害が出ることが容易に予想できる。構築ではちょっと色が濃いのと重過ぎでアウトだが、リミテッドでは間違いなく神。
19/145
Ruin Ghost [ルーアン ゴウスト]
廃墟の幽霊
Jason A.Engle
アンコモン
1白
クリーチャー -- スピリット(Spirit) (1/1)
{白},{T}:あなたがコントロールする土地1つを対象とし、それを追放し、その後それをあなたのコントロール下で戦場に戻す。
#土地限定のリフレッシュ能力を持っている。クリーチャーを飛ばして戻させる《ちらつき/Flicker(UDS)》系の能力は、当然のことながらETB能力に期待して使うべきものであり、たまに土地に飛んでくる除去への回避手段にもなる。ゼンディコンをつけた土地には使わないほうがいい。自分のカードを損するだけ。
タップインで出てくる土地に使うとちょっと損だが、マナを出してから追放し、また戦場に出すことで再度マナを引き出せるというのも注目すべきことだし、土地そのもののETB能力よりも、他の上陸持ちカードに対して、インスタントタイミングで上陸を誘発させることができる、ということが一番重要な部分。《砕土/Harrow(ZEN)》やフェッチに頼っていたものが起動型能力で繰り返し恩恵を受けることができるのは有難い。
101/145
Gnarlid Pack [”ナーリッド ペァク]
ナーリッドの群れ
Johann Bodin
コモン
1緑
クリーチャー -- ビースト(Beast) (2/2)
多重キッカー {1緑}.(あなたはこの呪文を唱えるに際し、追加で{1緑}を望む回数支払ってもよい。)
Gnarlid Packは、これがキッカーされている1回につき、その上に +1/+1 カウンターが1個置かれた状態で戦場に出る。
#2マナ2/2なのでただのクマ。4マナ3/3でただの巨人、6マナ4/4は無駄マナ食らい。クマ以上クマ未満。
60/145
Mire’s Toll [マイアーズ トール]
ぬかるみの代価
Alex Horley-Orlandelli
コモン
黒
ソーサリー
プレイヤー1人を対象とする。そのプレイヤーは自分の手札にあるカードを、あなたがコントロールする沼(Swamp)の数に等しい枚数公開する。あなたはそのうちの1枚を選ぶ。そのプレイヤーはそのカードを捨てる。
#1マナソーサリーで手札を攻めるカードはいろいろと条件がつけられてきた。優秀な手札破壊と言われる《強迫/Duress(M10)》でも手札が全部見れるかわりにクリーチャーと土地以外という厳しい条件がついている。
今回の手札破壊は相手の公開する枚数が自分の沼次第。公開するカードは相手が選べるので、相手の手札より沼が少ないと一番大事なカードは捨てさせることはできない。だが相手の手札より沼が多ければ、捨てさせるカードはなんでも好き放題、というバランス。
効果にバラつきがあるのがコモンらしい微妙さだが、仕事には期待できそう。
115/145
Terastodon [”テラストドン]
テラストドン
Lars Grant-West
レア
6緑緑
クリーチャー -- 象(Elephant) (9/9)
テラストドンが戦場に出たとき、クリーチャーでないパーマネントを最大3つまで対象とする。あなたはそれらを破壊してもよい。これによりいずれかの墓地に置かれたパーマネント1つにつき、それのコントローラーは緑の (3/3) の象(Elephant)・クリーチャー・トークンを1体戦場に出す。
#とてつもなくストドンではないらしい。破壊する非ナマモノは相手のものも選べるけれど、そうすると相手に象さんをプレゼント。せっかく9/9を出したのに、3/3を3体出されたらもったいない。むしろ、自軍のいらないもの(土地とか寝たきりエンチャントとか)を3/3に育てて4体のクリーチャーを出す象さん、と考えたほうがいいかもしれない。
少なくともクリーチャー除去ではないので、相手のトリックカードや自軍の不要なものを片付けられる、と見たほうがいい。カウンターがたまった、あるいはたまりそうな嫌なクエストでもいいし凶悪な装備品でも。 ただ、3/3が相手に出てしまうのは微妙にいただけない。
28/145
Goliath Sphinx [ゴライアス スフィンクス]
大巨人のスフィンクス
Greg Staples
レア
5青青
クリーチャー -- スフィンクス(Sphinx) (8/7)
飛行.
#でかい。
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