23/248
Guard Duty
護衛の任務
Karl Kopinski
コモン

エンチャント -- オーラ(Aura)
エンチャント(クリーチャー).
エンチャントされているクリーチャーは防衛を持つ。

 #自分のクリーチャーにつけても攻撃できるクリーチャーが少なくなるだけだし、《草茂る胸壁》でマナが1マナ増えるだけ。基本的には相手クリーチャーにつけて攻撃不可にしておくのが望ましい。攻撃できなければエルドラージ・クリーチャーの滅殺も怖くないので、回避能力持ちクリーチャーで攻めきればいい。飛行クリーチャーにつけても結局地上軍と空軍をブロックされてしまうので、飛行持ち以外につけるのが最適。もちろん、自軍に飛行持ちや渡りなどの回避能力持ちを用意しておくことも忘れずに。間接的除去としては優秀なほうだがリミテッド向きのカードには違いない。

112/248
Guul Draz Assassin
グール・ドラズの暗殺者
James Ryman
レア

クリーチャー -- 吸血鬼(Vampire)・暗殺者(Assassin) (1/1)
Lvアップ{1黒}.({1黒}:この上にLvカウンターを1個置く。Lvアップはソーサリーとしてのみ行う。)
Lv2-3 (2/2){黒},{T}:クリーチャー1体を対象とする。それはターン終了時まで -2/-2 の修整を受ける。
Lv4+ (4/4){黒},{T}:クリーチャー1体を対象とする。それはターン終了時まで -4/-4 の修整を受ける。
(雑)ボックス購入プロモカード。

 #1マナで出てくるのはいいが2/2にするためにはレベル2にしないといけないので、1ターン目に出してもLV2に到達するのは3ターン目になってしまう。絶妙なLVアップコストだ。LVアップさせてしまえば黒1マナとタップで恒久除去が可能となるため、リミテッドでは重宝しそう。強化されるLVが2ごとなのでわかりやすい「強さ」を持っている。

131/248
Virulent Swipe
悪性の強打
Raymond Swanland
アンコモン

インスタント
クリーチャー1体を対象とする。それはターン終了時まで、+2/+0 の修整を受けるとともに接死を得る。
反復.(あなたがこの呪文を手札から唱えた場合、それの解決に際し、それを追放する。あなたの次のアップキープの開始時に、あなたはこのカードを追放領域からマナ・コストを支払うことなく唱えてもよい。)

 #反復インスタント。パワー増加と接死はコンバット・トリックとして有用。反復で次のターンも使えるので、クリーチャーは2体用意してから唱えたいところ。クリーチャー戦ならばほぼ確実に除去できるカードであることと、接死追加によりブロッカーの順番に関係なく除去するものを選べるのでブロックされてから使うのが一番良い。

13/248
Ulamog’s Crusher
ウラモグの破壊者
Todd Lockwood
コモン

クリーチャー -- エルドラージ(Eldrazi) (8/8)
滅殺2.(このクリーチャーが攻撃するたび、防御プレイヤーはパーマネントを2つ生け贄に捧げる。)
Ulamog’s Crusherは可能なら毎ターン攻撃する。

 #無色のエルドラージ3体目。8マナで8/8なのでパフォーマンス的には現実的な「強い」クリーチャーなのかもしれない。ただ除去耐性がないのは皆同じなのかもしれない。

203/248
Overgrown Battlement
草茂る胸壁
Franz Vohwinkel
コモン
1緑
クリーチャー -- 壁(Wall) (0/4)
防衛.
{T}:あなたがコントロールする防衛を持つクリーチャー1体につき、あなたのマナ・プールに{緑}を加える。

 #2マナで0/4というパフォーマンスの良さもあり、マナブーストもできる、《ぶどう棚/Vine Trellis(8ED)》に似ているが、それより強力なのは防衛持ちクリーチャーの数に応じて生み出せるマナの量が増えるところ。壁を並べるとマナも多く出せる。リミテッドでは必須、構築でも喜んで使われそう。

75/248
Lighthouse Chronologist
灯台の年代学者
Steven Belledin
神話レア
1青
クリーチャー -- 人間(Human)・ウィザード(Wizard) (1/3)
Lvアップ{青}.({青}:この上にLvカウンターを1個置く。Lvアップはソーサリーとしてのみ行う。)
Lv4-6 (2/4)
Lv7+ (3/5)各終了ステップの開始時に、それがあなたのターンでない場合、あなたはこのターンに続いて追加の1ターンを行う。

 #青のLVアップクリーチャー。LVによる強化が4からなので、起動コストが低いけれどもそれだけマナをかけないと強力にはならない。7回起動できれば自分以外のターン終了時には追加ターンを得ることができるようになり、かなりのアドバンテージを得られる。多人数戦においては非常に有用。

29/248
Knight of Cliffhaven
岸壁安息所の騎士
Matt Cavotta
コモン
1白
クリーチャー -- コー(Kor)・騎士(Knight) (2/2)
Lvアップ{3}.({3}:この上にLvカウンターを1個置く。Lvアップはソーサリーとしてのみ行う。)
Lv1-3 (2/3)飛行.
LV4+ (4/4)飛行,警戒.

 #新しい能力、LVアップを持つクリーチャー。1回起動するとLVカウンターが1個乗り、その数によって能力が変化(強化)する。マナをかけて成長させるクリーチャーという感じ。1回起動させれば飛行クリーチャーになるので、リミテッドでは即採用。構築だともう少し選べるものがあるのではないか、と言う感じ。4/4飛行警戒というセラ天にするには12マナかけないといけない。2ターン目に出して土地が出続けてもLv4に到達するには6ターン、土地6枚という状態。起動コストが重いのが一番の難点だろう。

26/248
Hyena Umbra
ハイエナの陰影
Howard Lyon
コモン

エンチャント -- オーラ(Aura)
エンチャント(クリーチャー).
エンチャントされているクリーチャーは +1/+1 の修整を受けるとともに先制攻撃を持つ。
族霊鎧.(エンチャントされているクリーチャーが破壊される場合、代わりにそれから全てのダメージを取り除いてこのオーラを破壊する。)

 #コモンの族霊鎧オーラ。1マナながら先制攻撃がつくのは非常に有難い。しかも単体除去を1回だけなかったことにできるのであれば、ウイニーにとっても悪い話ではない。リミテッドでもどんどん採用したいレベルの1枚。

142/248
Emrakul’s Hatcher
エムラクールの孵化者
Jaime Jones
コモン
4赤
クリーチャー -- エルドラージ(Eldrazi)・ドローン(Drone) (3/3)
Emrakul’s Hatcherが戦場に出たとき、無色の (0/1) のエルドラージ(Eldrazi)・落とし子(Spawn)・クリーチャー・トークンを3体戦場に出す。それらは「このクリーチャーを生贄に捧げる:あなたのマナ・プールに{1}を加える」を持つ。

 #赤のエルドラージ・クリーチャー。《ウギンの目/Eye of Ugin(WWK)》では無色のエルドラージ呪文しか減らせないことに注意。この色つきエルドラージ呪文はコストを軽減できない。5マナで3/3はごく普通のサイズ、おまけで3体のエルドラージ・スポーンを生み出す。3マナキャッシュバックがあるので生み出されたスポーンをマナ加速に使って別の呪文を唱えるもよし、大物を唱えるためにとっておくもよし。

170/248
Valakut Fireboar
ヴァラクートの火猪
Zoltan Boros & Gabor Szikszai
アンコモン
4赤
クリーチャー -- エレメンタル(Elemental)・猪(Boar) (1/7)
Valakut Fireboarが攻撃するたび、ターン終了時までこれのパワーとタフネスを入れ替える。

 #5マナのがっちりタフネス。攻撃時には死にやすい7点アタッカー。安定したクリーチャーとは言えないが使いよう次第では役に立つかもしれない。

205/248
Prey’s Vengeance
餌食の復讐
Jesper Ejsing
アンコモン

インスタント
クリーチャー1体を対象とする。それはターン終了時まで +2/+2 の修整を受ける。
反復.(あなたがこの呪文を手札から唱えた場合、それの解決に際し、それを追放する。あなたの次のアップキープの開始時に、あなたはこのカードを追放領域からマナ・コストを支払うことなく唱えてもよい。)

 #新能力の反復は、手札から唱えた場合、次の自分のアップキープにもう1回だけ同じ呪文を唱えてもよいという能力。反復で唱えた場合は手札から唱えていないので解決時に墓地に行く。ちなみに現在「手札にあるかのように」というテキストは存在しないので、手札以外の領域から唱える場合は判別しやすい。
 効果そのものはやや弱い《巨大化/Giant Growth(M10)》。1マナで2度おいしいのでテンポ戦略にとっては非常に使いやすい呪文のひとつ。要注目。

9/248
Pathrazer of Ulamog
ウラモグの道滅ぼし
Austin Hsu
アンコモン
11
クリーチャー -- エルドラージ(Eldrazi) (9/9)
滅殺3.(このクリーチャーが攻撃するたび、防御プレイヤーはパーマネントを3つ生け贄に捧げる。)
Pathrazer of Ulamogは3体以上のクリーチャーによってしかブロックされない。

 #クリーチャーが3体いないとブロックできない。その前に滅殺でクリーチャーを減らしてしまうとブロックすることすらおぼつかない。特に攻撃方面には強いクリーチャーだが、やはり除去耐性は無い。リミテッドではバウンス呪文と黒除去が必須になりそう。

78/248
Mnemonic Wall
記憶の壁
Vance Kovacs
コモン
4青
クリーチャー -- 壁(Wall) (0/4)
防衛
Mnemonic Wallが戦場に出たとき、あなたの墓地にあるインスタント・カード1枚かソーサリー・カード1枚を対象とする。あなたはそれをあなたの手札に戻してもよい。

 #墓地にインスタントかソーサリーが落ちていれば回収してこれる、エクソダスなどにあったタウンズフォーク系の能力が戻ってきた。回収すべきカードがないと5マナもかけて0/4の壁を出すだけなので非常にもったいない。

37/248
Mammoth Umbra
マンモスの陰影
Howard Lyon
アンコモン
4白
エンチャント -- オーラ(Aura)
エンチャント(クリーチャー).
エンチャントされているクリーチャーは、+3/+3 の修整を受けるとともに警戒を持つ。
族霊鎧.(エンチャントされているクリーチャーが破壊される場合、代わりにそれからすべてのダメージを取り除いてこのオーラを破壊する。)

 #族霊鎧(トーテムアーマー)というキーワード能力を持つ強化オーラ。単純に+3/+3がつくだけでもリミテッドでは厄介。族霊鎧により、これがついたクリーチャーが除去されそうになっても1回だけ「身代わり」となってこのオーラが代わりに破壊される。戦闘やダメージ呪文と破壊効果には強いオーラだけど、追放やバウンスには無力なので、強化呪文としての価値はあと一歩といったところ。

103/248
Corpsehatch
死骸孵化
Kekai Kotaki
アンコモン
3黒黒
ソーサリー
黒でないクリーチャー1体を対象とし、それを破壊する。無色の (0/1) のエルドラージ(Eldrazi)・落とし子(Spawn)・クリーチャー・トークンを2体戦場に出す。それらは「このクリーチャーを生贄に捧げる:あなたのマナ・プールに{1}を加える」を持つ。

 #5マナソーサリーと重い遅い単体除去。使いにくさの見返りはエルドラージ・スポーンを2体おまけしてくれる。1体が1マナ相当のチャンプブロッカーであり、無色2マナぶんキャッシュバックがある呪文と見てもいいかも。

6/248
Kozilek, Butcher of Truth [”コジレック, ブチャー アヴ トルース]
真実の解体者、コジレック
Michael Komarck
神話レア
10
伝説のクリーチャー -- エルドラージ(Eldrazi) (12/12)
あなたがKozilek, Butcher of Truthを唱えたとき、カードを4枚引く。
滅殺4.(このクリーチャーが攻撃するたび、防御プレイヤーはパーマネントを4つ生け贄に捧げる。)
Kozilek, Butcher of Truthがあらゆる場所からいずれかの墓地に置かれたとき、そのオーナーは自分の墓地を自分のライブラリーに加えて切り直す。

 #ウギンの目アルカナで紹介された神話エルドラージ。10マナという量をいかに確保するか、という大問題をクリアすることと、たとえ戦場に出ても《破滅の刃/Doom Blade(M10)》一発で除去可能という切なさがあるので、どちらかというとリミテッドの王者な感じ。
まさに「攻撃できれば強い。できれば」デザイン。

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