《次元の崩壊/Planar Collapse(ULG)》サイクル
このカードは、ウルザズ・レガシーの5枚の同種エンチャントのひとつである。アップキープの間に指定された条件が満たされた場合、エンチャントは生け贄に捧げられ、強力な効果が発生する。《セカンド・チャンス/Second Chance(ULG)》は追加ターンを与え、《次元の崩壊/Planar Collapse(ULG)》はすべてのクリーチャーが破壊される。印刷されたテキストでは2つの効果があった。《狂気の瀬戸際/Brink of Madness(ULG)》は「対戦相手1人を対象とする。Brink of Madnessを生け贄に捧げ、そのプレイヤーは自分の手札を捨てる。」《狂気の瀬戸際/Brink of Madness(ULG)》が(その時点で戦場に存在していないために)解決時に生け贄に捧げることができなくても、対象となった対戦相手は手札を捨てなければならない。いつの間にか、オラクルでは違った機能を持たされていた。(1999年3月、レガシー発売直後のエラッタで変更されてます。マーゴ!)「そうした場合」が付加されたのだ。エンチャントを生け贄に捧げることは強制であり、すでに《解呪/Disenchant(TSB)》や誘発に対応して手札に戻されるなどでそれが不可能な場合、効果は発生しなかった。印刷されたカードどおりの機能に戻し、「そうした場合」を取り除いた。この《セカンド・チャンス/Second Chance(ULG)》やほか4枚を使ったトリックで君が村八分にされても私のせいではない。(《ブービートラップ/Booby Trap(TMP)》も同時に変更されてますけど・・・こっちは再録されてるから放置なんですかね)

《狂気の瀬戸際/Brink of Madness(ULG)》の新テキスト:
あなたのアップキープの開始時に、あなたの手札のカードがない場合、対戦相手1人を対象とする。Brink of Madnessを生贄に捧げる。そのプレイヤーは自分の手札を捨てる。

《中心部の防衛/Defense of the Heart(ULG)》の新テキスト:
あなたのアップキープの開始時に、いずれかの対戦相手が3体以上のクリーチャーをコントロールしている場合、Defense of the Heartを 生贄に捧げる。あなたのライブラリーからクリーチャー・カードを最大2枚まで探し、それらのカードを戦場に出す。その後、あなたのライブラリーを切り直す。

《さし迫った災難/Impending Disaster(ULG)》の新テキスト:
あなたのアップキープの開始時に、土地が7つ以上戦場に出ている場合、Impending Disasterを生贄に捧げる。全ての土地を破壊する。

《次元の崩壊/Planar Collapse(ULG)》の新テキスト:
あなたのアップキープの開始時に、戦場に4体以上のクリーチャーが出ている場合、Planar Collapseを生贄に捧げる。全てのクリーチャーを破壊する。それらは再生できない。

《セカンド・チャンス/Second Chance(ULG)》の新テキスト:
あなたのアップキープの開始時に、あなたのライフが5点以下である場合、Second Chanceを生贄に捧げる。あなたはこのターンに続いて追加の1ターンを行う。

《たわむか折れるか/Bend or Break(INV)》
印刷したテキストでは、「土地カード」に影響する。それが意味するところは、カードではないのだから土地トークンには影響しないということだ。土地トークンを作るには少し工夫がいる。クリーチャー化した土地のコピーであるトークンを作ることで、それは実現できる。(クリーチャー化した《天界の列柱/Celestial Colonnade(WWK)》を《瓜二つ/Spitting Image(EVE)》するなど)我々は決してパーマネントを「カード」とは表記しない。だが書いてあるとおりにするためには、「トークンでない土地」と書くべきだ。

新テキスト:
各プレイヤーはそれぞれ、自分がコントロールする全ての トークンでない土地を2つの束に分ける。それぞれのプレイヤーにつき、そのプレイヤーは自分の対戦相手のうちの1人を選び、自分の束を一つ選んでもらう。選ばれた束の土地を全て破壊し、残りの束の土地を全てタップする。

《Camouflage(UN)》
全文略

新テキスト:
Camouflageは、あなたの攻撃クリーチャー指定ステップの間しか唱えることができない。
このターン、ブロック・クリーチャーを指定する代わりに、各防御プレイヤーは、自分がコントロールするクリーチャーを好きな数だけ選んで、自分を防御プレイヤーとさせている攻撃クリーチャーの総数に等しい数の束に分ける。 そのプレイヤーがコントロールするクリーチャーで追加のクリーチャーをブロックできるものは、追加の束に適切に振り分ける。それぞれの束を無作為にそれらの攻撃クリーチャーのうちの別々のものに割り当てる。割り振られたその束のクリーチャーのうち、そのクリーチャーをブロックできる各クリーチャーは、それをブロックする。(束は空にできる。)

《花の絨毯/Carpet of Flowers(USG)》
前回このカードは新しいテキストになったのだが、微妙な不具合がある。そのターンより前に《花の絨毯/Carpet of Flowers(USG)》でマナを加えているかどうかをチェックする能力なのだが、これは1ターンに1度だけ能力を使えるようにするためのものである。そのチェックがあまりにも広いのだ。たとえばこれをクリーチャーにして《ムルタニの融和/Multani’s Harmony(PLS)》でマナを出させた場合、そのターン、《花の絨毯/Carpet of Flowers(USG)》の能力を使えなくなってしまうということは避けるべきである。パーマネントの名前を出すのではなく、能力そのものをチェックするように直した。

新テキスト:
あなたの各メイン・フェイズの開始時に、あなたがこの能力によりマナをマナ・プールに加えていない場合、 対戦相手1人を対象とする。あなたはあなたのマナ・プールに、好きな色1色のマナを最大X点まで加えてもよい。Xは、そのプレイヤーがコントロールする島(Island)の総数である。

《献身的な世話人/Devoted Caretaker(ODY)》
印刷されたテキストでは、インスタント呪文に対するプロテクションとソーサリー呪文に対するプロテクションを与えていた。いつからかインスタントに対するプロテクションとソーサリーに対するプロテクションに変えられていた。これは異なるものである。《陽光の突風/Solar Blast(ONS)》をサイクリングしてその誘発型能力でダメージを与えようとした場合、発生源はインスタントであるがインスタント呪文ではない。この点において、印刷されたテキストの機能に戻した。

新テキスト:
{白},{T}:あなたがコントロールするパーマネント1つを対象とする。それはターン終了時まで、 プロテクション(インスタント呪文)とプロテクション(ソーサリー呪文)を得る。

《Forcefield(UN)》
攻撃クリーチャーを対象にとるべきか否か、印刷されたテキストでは明確になっていない。当時は「対象」という単語が今ほど気難しく扱われていなかった。なんらかの対象をとることが明白なら、現在の仕様でそれらしく調整している。が、《Forcefield(UN)》は特別で、これは対象にとるべきではないという場面があるのだ。《黒の防御円/Circle of Protection: Black(9ED)》や《シャドーの防御円/Circle of Protection: Shadow(TMP)》のように、解決時にダメージの発生源を選ばせるべきだろうと決めた。

新テキスト:
{1}:このターン、あなたが選んだブロックされていないクリーチャー1体が、次にあなたに与える戦闘ダメージを1点を残して全て軽減する。

《ジャングル巡視部隊/Jungle Patrol(MIR)》
印刷されたテキストでは、これは木材・壁トークンを作り、木材・壁トークンを生け贄に捧げることができる。木材がクリーチャー・タイプから除外されたため、これは植物・壁トークンとなった。これは固有トークンを作る同様のカードへの対応とは異なっている。たとえばWall of Kelpはケルプ・壁から「ケルプ」という名前の植物・壁トークンへと変えられている。これも同様にする。

新テキスト:
{1緑},{T}: 「木材/Wood」という名前の防衛を持つ緑の (0/1) の壁(Wall)・クリーチャー・トークンを1体戦場に出す。
Woodという名前のトークンを1つ生贄に捧げる:あなたのマナ・プールに、{赤}を加える。

《荒廃の下僕/Minion of the Wastes(TMP)》
印刷されたテキストでは、これを唱えたときにライフを支払う。戦場に出たときではない。それを受け持つルールにより、その方法できちんと機能する。これにより《ゾンビ化/Zombify(8ED)》させても意味がなくなるが、他にリアニするクリーチャーは山ほどいるだろう?

新テキスト:
Minion of the Wastesを唱えるための追加コストとして、望む点数のライフを支払う。
トランプル.
Minion of the Wastesのパワーおよびタフネスはそれぞれ、 これを唱える際に支払われたライフの点数に等しい。

《Wood Elemental》
印刷されたテキストでは、これは*/*のクリーチャーであり戦場に出る際にアンタップ状態の森を生け贄に捧げさせ、その数でパワーとタフネスは固定される。オラクルだとこれは0/0のクリーチャーであり、生け贄に捧げた数の+1/+1カウンターが乗る。《ヘリウム噴射獣/Helium Squirter(DIS)》などとの相互作用が生まれてしまうのは適切ではない。前述の《荒廃の下僕/Minion of the Wastes(TMP)》のテンプレートを用いてより印刷されたテキストの機能に近くなるようにする。

新テキスト:
Wood Elementalが戦場に出るに際し、望む数のアンタップ状態の森(Forest)を生贄に捧げる。
Wood Elementalのパワーおよびタフネスはそれぞれ、これが戦場に出る際に生贄に捧げられた森(Forest)の数に等しい。


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