内容は拙作のサイトを見てもらうとして
果たしてこれが復帰者やMTGを始めるにあたって購入に踏み切れるプロダクトなのかどうか・・・そりゃあ、「MTGに興味のあった人間がDotPを遊ぶ」あるいは「DotPやりたくてもできない人間がいる」→「紙媒体で出す」→「いっちょやってみっか!と飛びつく」→「新規も復帰もプレイヤーが増えてwizardsウハウハ」
というレールを描いているのはわかるんですが、本当に世の中そんなうまくいくもんだろうか?自分のようにデータ収集目的でプロダクト買う人間は特殊なので問題外として、wizardsの思い描く「興味の薄い人や復帰者が手にとってくれるもの」であるかどうか、という点。
「DotPをプレイして、紙媒体も買って遊んでみようという人」→問題点がある。エキスパンション2にも収録されていないカードが入っていて、無駄な混乱を招く。中途半端な立ち位置でM10のカードをぶっこんでも、コレの発売の翌月にはM11が発売され、結局M10である必要性すら薄れてしまう。それともリーガルトーナメントで戦えるレベルのデッキではないのだ、というならM10を入れる意味はさらに無く、カジュアル用に絞るならDotPで使えるカードに絞るべきだった
「かつてマジックを遊んでいたが、受験や金銭的理由や対抗呪文が落ちたので離れた」→問題点がある。デッキの完成度が中途半端で、プレイしたことがある人間なら無駄カードが多いことは見ればわかる。また、フライデーナイトに気軽に持ち込める程度までクオリティを上げておくことで海外プレイヤーは復帰しやすくなるだろう。日本のフライデーナイトはやや土壌と合っていない部分もあるのであくまでもこれは「日本以外のヨーロッパ・アメリカ向けの製品であった」ことを前提としている。DotPがそうだったし非ローカライズの特別セットは基本的に日本向けではない。韓国・中国やその他アジアは英語が第二外国語なのでインテリ層ならば普通に遊べる。そこまでの学力とお金のない人間はそもそもTCGをしない。
フォーマットがカジュアルプレイ用、という点と完成度が低い(必要なカードの絶対数が少なく、無駄カードがあり、勝ち筋がブレている)点で、じゃあ欧米人の求めているカジュアルプレイ用のデッキというのは本当にこの程度でいいのか、という疑問も沸く。もちろん、完成されすぎて拡張性の無い構築済みデッキを作ってはいけないというのはMTG開発部の常識なので、完成度そのものは上げようがないわけなのだが。となると猿小便のクダをまくユーザーたちのように忌憚無く紙くず扱いするのが基本的な現行ユーザーの意見であり、復帰者も(あるいは情報が余り無い初心者ですらも)それを是としてしまうのではないか、という余計な心配もしてしまう。
プロダクトの位置づけはよしとしても、内容がそれに伴っているかどうか、手放しで歓迎できるものではないだろう。小売店だって誰に売れるかわからない、売れるかどうかわからないシロモノを果たして置きたがるだろうか?
XBLAはまだいい。パッケージも無いし配信時点で改造しなくとも解除キーを配るだけの話で済むし。PS3も配信だろうからXBLAと形態は変わらない。PC版はどうするつもりなのか謎だが・・・
やはり紙媒体のネックは流通マージンと在庫の心配だろう。でなければプロモカードをつけて次元の混乱のテーマデッキを再販売などという手段には出ないはず・・・それよりももっとスタンダード・フォーマットに人を集めるアイデアや初心者入門用セットは作れるはるなのだが、やるとパックが売れなくなるという問題もある。パックを買ってもらうための製品づくりにはもう少し頭を使う必要があるのかもしれない。
さて、アークエネミーをいちはやく剥いている猿小便フォーラムでは、M11のプレビューカード4枚が話題となっています。コロコロでも2枚紹介されたようですし、一応最新情報ということでご紹介。例によってカード名はエキサイトに放り込みました(この意味をきちんと考えていただければカード名かぶりくらい当然とすぐわかるはずなんですが)のであしからず。
Sorcerer’s Strongbox/(魔術師の金庫)
アンコモン
4
アーティファクト
{2},{T}:コイン投げをする。あなたがコイン投げに勝った場合、Sorcerer’s Strongboxを生贄に捧げ、カードを3枚引く。
Plummet/(おもり)
コモン
1緑
インスタント
飛行を持つクリーチャー1体を対象とし、それを破壊する。
.
Reassembling Skeleton/(骸骨を組み立て直します。)
アンコモン
1黒
クリーチャー -- スケルトン(Skeleton)・戦士(Warrior) (1/1)
{1黒}:あなたの墓地にあるReassembling Skeletonをタップ状態で戦場に戻す。
Chandra’s Outrage/(チャンドラの暴挙)
コモン
2赤赤
インスタント
クリーチャー1体を対象とする。Chandra’s Outrageは、それに4点のダメージを与え、そのクリーチャーのコントローラーに2点のダメージを与える。
果たしてこれが復帰者やMTGを始めるにあたって購入に踏み切れるプロダクトなのかどうか・・・そりゃあ、「MTGに興味のあった人間がDotPを遊ぶ」あるいは「DotPやりたくてもできない人間がいる」→「紙媒体で出す」→「いっちょやってみっか!と飛びつく」→「新規も復帰もプレイヤーが増えてwizardsウハウハ」
というレールを描いているのはわかるんですが、本当に世の中そんなうまくいくもんだろうか?自分のようにデータ収集目的でプロダクト買う人間は特殊なので問題外として、wizardsの思い描く「興味の薄い人や復帰者が手にとってくれるもの」であるかどうか、という点。
「DotPをプレイして、紙媒体も買って遊んでみようという人」→問題点がある。エキスパンション2にも収録されていないカードが入っていて、無駄な混乱を招く。中途半端な立ち位置でM10のカードをぶっこんでも、コレの発売の翌月にはM11が発売され、結局M10である必要性すら薄れてしまう。それともリーガルトーナメントで戦えるレベルのデッキではないのだ、というならM10を入れる意味はさらに無く、カジュアル用に絞るならDotPで使えるカードに絞るべきだった
「かつてマジックを遊んでいたが、受験や金銭的理由や対抗呪文が落ちたので離れた」→問題点がある。デッキの完成度が中途半端で、プレイしたことがある人間なら無駄カードが多いことは見ればわかる。また、フライデーナイトに気軽に持ち込める程度までクオリティを上げておくことで海外プレイヤーは復帰しやすくなるだろう。日本のフライデーナイトはやや土壌と合っていない部分もあるのであくまでもこれは「日本以外のヨーロッパ・アメリカ向けの製品であった」ことを前提としている。DotPがそうだったし非ローカライズの特別セットは基本的に日本向けではない。韓国・中国やその他アジアは英語が第二外国語なのでインテリ層ならば普通に遊べる。そこまでの学力とお金のない人間はそもそもTCGをしない。
フォーマットがカジュアルプレイ用、という点と完成度が低い(必要なカードの絶対数が少なく、無駄カードがあり、勝ち筋がブレている)点で、じゃあ欧米人の求めているカジュアルプレイ用のデッキというのは本当にこの程度でいいのか、という疑問も沸く。もちろん、完成されすぎて拡張性の無い構築済みデッキを作ってはいけないというのはMTG開発部の常識なので、完成度そのものは上げようがないわけなのだが。となると猿小便のクダをまくユーザーたちのように忌憚無く紙くず扱いするのが基本的な現行ユーザーの意見であり、復帰者も(あるいは情報が余り無い初心者ですらも)それを是としてしまうのではないか、という余計な心配もしてしまう。
プロダクトの位置づけはよしとしても、内容がそれに伴っているかどうか、手放しで歓迎できるものではないだろう。小売店だって誰に売れるかわからない、売れるかどうかわからないシロモノを果たして置きたがるだろうか?
XBLAはまだいい。パッケージも無いし配信時点で改造しなくとも解除キーを配るだけの話で済むし。PS3も配信だろうからXBLAと形態は変わらない。PC版はどうするつもりなのか謎だが・・・
やはり紙媒体のネックは流通マージンと在庫の心配だろう。でなければプロモカードをつけて次元の混乱のテーマデッキを再販売などという手段には出ないはず・・・それよりももっとスタンダード・フォーマットに人を集めるアイデアや初心者入門用セットは作れるはるなのだが、やるとパックが売れなくなるという問題もある。パックを買ってもらうための製品づくりにはもう少し頭を使う必要があるのかもしれない。
さて、アークエネミーをいちはやく剥いている猿小便フォーラムでは、M11のプレビューカード4枚が話題となっています。コロコロでも2枚紹介されたようですし、一応最新情報ということでご紹介。例によってカード名はエキサイトに放り込みました(この意味をきちんと考えていただければカード名かぶりくらい当然とすぐわかるはずなんですが)のであしからず。
Sorcerer’s Strongbox/(魔術師の金庫)
アンコモン
4
アーティファクト
{2},{T}:コイン投げをする。あなたがコイン投げに勝った場合、Sorcerer’s Strongboxを生贄に捧げ、カードを3枚引く。
Plummet/(おもり)
コモン
1緑
インスタント
飛行を持つクリーチャー1体を対象とし、それを破壊する。
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Reassembling Skeleton/(骸骨を組み立て直します。)
アンコモン
1黒
クリーチャー -- スケルトン(Skeleton)・戦士(Warrior) (1/1)
{1黒}:あなたの墓地にあるReassembling Skeletonをタップ状態で戦場に戻す。
Chandra’s Outrage/(チャンドラの暴挙)
コモン
2赤赤
インスタント
クリーチャー1体を対象とする。Chandra’s Outrageは、それに4点のダメージを与え、そのクリーチャーのコントローラーに2点のダメージを与える。
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