【ゲーム】ここで突然ですがCMです【ジャパン】
2010年9月30日 【マジック】 コメント (7)9/30日発売、ゲームジャパン11月号にて、1編翻訳記事を担当させていただきました。
今回はマナバーンじゃなくて本誌ですよープロデューサーさん!
担当いたしましたのはミラディンの傷跡ファットパック付録のプレイヤーズガイドにある解説文。ミラディンの傷跡のバックストーリーのあらすじ部分です。
実は、日本語公式の翻訳記事「ファイレクシアと大霊堂の王」と内容がダダかぶりしていることもあり、こちらの記事も担当しています。
http://mtg-jp.com/reading/translated/008390/
ほぼ内容的には同じなんですが、まあそこらへんは置いておいて。是非とも買って頂いてお読みいただければ、こちらにもおぜぜがきちんとまわってきてみんな幸せ、といういつものアレです。
さて今回気をつけたこととしまして、「ミラディンは遠くにありて想うもの」、発売が2003年ですから、実に7年ぶりに同じ舞台のお話なんですね。そりゃあ揮発脳の小娘だけじゃなく皆ミラディンの話なんて忘れてるんじゃないか(自分としてもかなり曖昧な部分がありました)、と心配してたわけなんですね。
んで原稿の草稿をひととおりやっつけた時点での感想は、「これはしょりすぎじゃね?」
そこで曖昧な部分やはっきり書いていない部分を確認するため、手頃なところのwikiから調べ始めることに。特にグリッサの項目はあいしゃさんが手塩にかけて書き殴った(いやほんとに)熱のこもった項目で、実に必要な情報を盛り込んでいてくれました。
さらにミラディンの情報を探すためにあいしゃさんのブログを再度読み返し。だいたい把握できたのでsalvationのwikiで漏れがないかどうか再確認。
するとどうしても必要になってくるのがカーンの動向の詳細。ということで次元の混乱のときに翻訳されていた記事とその原文、wikiも再調査。
カーンを調べるとなると当然レガシーのアーティファクト群との関係や彼が作られた経緯、そしてウルザの計画そのものの流れを整理するために、神河とラヴニカを除いたウェザーライト~時のらせんブロックまで、ウルザ=カーンの足跡を洗い出し。
そうやってようやく、小説「ミラディンの月」序章で何が語られていたか、が見えてきました。
なるほどこりゃわからんわ。
大学はいってからの付き合いであるこのゲーム、背景世界を中心に追い出したのはそこそこ最近ですが、そんな自分でも忘れてしまったこと、勘違いしていたこと、知らなかったことが山ほど出てきました。
たとえ10年プレイヤーであっても、基本的に背景世界の理解は浅いし、背景ストーリーも各媒体で導入部分だけはわりとにぎやかしいのですが結末は、となるとどうだったっけ?となる人が大部分です。
ましてや7年も前のセットの話し、さらにはもっと前のセットの問題まで引き継いだ舞台の背景ストーリーを、改めて解説しなければならない。
というか「M11からはじめました」とかまで居る昨今、「ミラディンって何?」というところからはじめなければならないことも考慮すると、プレイヤーズガイドの文章はあまりにも情報があいまい、かつ少なすぎる。
ということで「じゃあ自分に白羽の矢が立ったのだから、自分でなくては出来ない記事にしよう」と記事そのもののエッセンスはそのまま残しつつ、各所に人物名や出来事をはっきり書き出し、ちょちょいと小説からの情報も継ぎ足した結果を編集さんに提出したところ、「ワード単位で報酬出てんだから文字数増やしてんじゃねえよわかってんのか?紙面に入る文字数だって考えろよ?まあ今回だけは許してやらあ(完全に捏造)」という有難く寛大なご返事をいただけまして、本誌のミラディンの傷跡特集の1つとして掲載していただける運びとなりました。
というわけで、反響が大きければ大きいほど次へ繋がるのがこの業界ですので、何卒付録のアンケートハガキに「もっと背景世界特集やれよゴルァ」とか書いていただいたり、立ち読みでも「読んだよー」とこの日記に足跡コメ残していただくだけでも結構です(編集さんにURL見せればいいので)。あとは読者の皆さんの応援とお叱りで成り立っています。
あるいは「JFKに任せておくと勝手な意訳しやがるから俺に任せろ」とアンケハガキに書いて頂いてもいいと思います。お小遣いがなくなる?まあその心配もありますが、翻訳されていない文章はあまりにも膨大です。協力者はもちろんライバルであっても人手が増えることは歓迎すべきことですからねー
そんなわけで880円という価格ではありますが、公式ガイドブックのついでにゲームジャパンも買っていただけると縁の下の人間が「ありがてぇ・・・ありがてぇ」と喜びますよという宣伝でした。
興味のあるヴォーソス諸氏はファットパックの原文と見比べると改変部分がはっきりわかって二度美味しいかも?
今回はマナバーンじゃなくて本誌ですよープロデューサーさん!
担当いたしましたのはミラディンの傷跡ファットパック付録のプレイヤーズガイドにある解説文。ミラディンの傷跡のバックストーリーのあらすじ部分です。
実は、日本語公式の翻訳記事「ファイレクシアと大霊堂の王」と内容がダダかぶりしていることもあり、こちらの記事も担当しています。
http://mtg-jp.com/reading/translated/008390/
ほぼ内容的には同じなんですが、まあそこらへんは置いておいて。是非とも買って頂いてお読みいただければ、こちらにもおぜぜがきちんとまわってきてみんな幸せ、といういつものアレです。
さて今回気をつけたこととしまして、「ミラディンは遠くにありて想うもの」、発売が2003年ですから、実に7年ぶりに同じ舞台のお話なんですね。そりゃあ揮発脳の小娘だけじゃなく皆ミラディンの話なんて忘れてるんじゃないか(自分としてもかなり曖昧な部分がありました)、と心配してたわけなんですね。
んで原稿の草稿をひととおりやっつけた時点での感想は、「これはしょりすぎじゃね?」
そこで曖昧な部分やはっきり書いていない部分を確認するため、手頃なところのwikiから調べ始めることに。特にグリッサの項目はあいしゃさんが手塩にかけて書き殴った(いやほんとに)熱のこもった項目で、実に必要な情報を盛り込んでいてくれました。
さらにミラディンの情報を探すためにあいしゃさんのブログを再度読み返し。だいたい把握できたのでsalvationのwikiで漏れがないかどうか再確認。
するとどうしても必要になってくるのがカーンの動向の詳細。ということで次元の混乱のときに翻訳されていた記事とその原文、wikiも再調査。
カーンを調べるとなると当然レガシーのアーティファクト群との関係や彼が作られた経緯、そしてウルザの計画そのものの流れを整理するために、神河とラヴニカを除いたウェザーライト~時のらせんブロックまで、ウルザ=カーンの足跡を洗い出し。
そうやってようやく、小説「ミラディンの月」序章で何が語られていたか、が見えてきました。
なるほどこりゃわからんわ。
大学はいってからの付き合いであるこのゲーム、背景世界を中心に追い出したのはそこそこ最近ですが、そんな自分でも忘れてしまったこと、勘違いしていたこと、知らなかったことが山ほど出てきました。
たとえ10年プレイヤーであっても、基本的に背景世界の理解は浅いし、背景ストーリーも各媒体で導入部分だけはわりとにぎやかしいのですが結末は、となるとどうだったっけ?となる人が大部分です。
ましてや7年も前のセットの話し、さらにはもっと前のセットの問題まで引き継いだ舞台の背景ストーリーを、改めて解説しなければならない。
というか「M11からはじめました」とかまで居る昨今、「ミラディンって何?」というところからはじめなければならないことも考慮すると、プレイヤーズガイドの文章はあまりにも情報があいまい、かつ少なすぎる。
ということで「じゃあ自分に白羽の矢が立ったのだから、自分でなくては出来ない記事にしよう」と記事そのもののエッセンスはそのまま残しつつ、各所に人物名や出来事をはっきり書き出し、ちょちょいと小説からの情報も継ぎ足した結果を編集さんに提出したところ、「ワード単位で報酬出てんだから文字数増やしてんじゃねえよわかってんのか?紙面に入る文字数だって考えろよ?まあ今回だけは許してやらあ(完全に捏造)」という有難く寛大なご返事をいただけまして、本誌のミラディンの傷跡特集の1つとして掲載していただける運びとなりました。
というわけで、反響が大きければ大きいほど次へ繋がるのがこの業界ですので、何卒付録のアンケートハガキに「もっと背景世界特集やれよゴルァ」とか書いていただいたり、立ち読みでも「読んだよー」とこの日記に足跡コメ残していただくだけでも結構です(編集さんにURL見せればいいので)。あとは読者の皆さんの応援とお叱りで成り立っています。
あるいは「JFKに任せておくと勝手な意訳しやがるから俺に任せろ」とアンケハガキに書いて頂いてもいいと思います。お小遣いがなくなる?まあその心配もありますが、翻訳されていない文章はあまりにも膨大です。協力者はもちろんライバルであっても人手が増えることは歓迎すべきことですからねー
そんなわけで880円という価格ではありますが、公式ガイドブックのついでにゲームジャパンも買っていただけると縁の下の人間が「ありがてぇ・・・ありがてぇ」と喜びますよという宣伝でした。
興味のあるヴォーソス諸氏はファットパックの原文と見比べると改変部分がはっきりわかって二度美味しいかも?
コメント
是非とも購入させていただきます。
バックグラウンドってやつは、気になるのだけど読み解くために必要な気力を考えると・・・・まったくありがたいことです。
なるほど、第二のウェザーライト号を作ろうとしていたんですな
ウェザーライト号も船体が破壊されてしまったので後世に残らなかったので、もしかすると第二の次元航行船が新しいファイレクシアの最終兵器となる可能性も? と期待できそうです
・・・完成がいつになるかわからないけど!!
なんて的確な表現
今回の背景世界を理解しようと思ったら、らせんブロックの時より更に沢山過去からの流れを把握してないといけませんからね、大変。
正直過去までさかのぼって全部詳しく説明していったら1冊本が出来ちゃうので、分量を考えながら小出しにしていくしかないですねー
ファットパックが今日届きませんでした……
明日には読み比べできるかな~
楽しみデス
そしてスロバットが死んだ事を今更知りました…
肝心の記事も素晴らしい記事でした
JFKさんの文体が好きすぎて生きるのが辛いです
あとマイトストーンとミークストーンに訳語ってあったんですね
知りませんでした
また記事を書いたらぜひ告知してください!
いつもは立ち読みですけどJFKさんの記事が載ってるなら買います!
しかし中東の本屋さんには置いてないようなので、
日本の友人に買っておいてもらうことにします。