イゼット力学に基づいて設計された謎のコントロールデッキ。相手を邪魔しつつクリーチャーも除去しつつデカブツが出てきたらラッキー、てな感じの。《軟体電極獣/Gelectrode(GPT)》とキッカーつき呪文をうまく組み合わせつつ、《窯の悪鬼/Kiln Fiend(ROE)》をうまくでかくしたりとテクニカルにボードコントロールを行わなければならない。

つってもやれることには限りがあるので、そんなに都合よく行くはずもないけれど、大丈夫、相手のデッキも一部を除いてそんなに強くないからこの程度でもコントロールしきれる。と信じるしかない。コンビネーションにはそこまで困らないものの、攻め筋はかなり細いので脳味噌をイゼット流にすればある程度戦っていける。パズルのようなデッキでなかなか面白い。

一方ソリンデッキはCPUの使っていたクソ強い吸血鬼とはうってかわって超弱いビートダウンデッキと成り果てていますが、それでもキャンペーンの相手のデッキのほうがもっと弱い。ちなみにデッキの質が違うので同系と戦うとまず大幅に不利。むこうのヤッコーさん除去れないし。

同系以外にはちゃんとテンポを刻める手札になっていれば打撃力と除去の質だけは申し分ないので、互角以上に渡り合える。たまに一方的にマジックかんたーんになるほどなので、初期緑単くらいの融通の効かなさと微妙にバランスがとれた強さに落ち着いている感じ。

《恐血鬼/Bloodghast(ZEN)》は2ターン目からの攻勢によし、中盤以降は《吸血鬼の貴族/Vampire Aristocrat(M10)》のおやつによし、ついでに相手ライフが少なければ土地置いて帰ってきて一緒にパンチとデキる子なので採用必至。あとはクリーチャー除去呪文を追加していくだけでかなりの強さに。追加カード総合バランスは緑黒とも余裕で渡り合える(当然と言えば当然)が、新赤単だけは簡便な!とわりと丁寧に除去を重ねられるとしょんぼりするマイルドさも持ち合わせており、有力候補ではあるけれど脆さもバッチリ。普通にマジックが出来るデッキになっている。

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