May 2011 Update Bulletin オラクル機能変更点
2011年5月12日 【マジック】 コメント (1)《繭/Cocoon(CHR)》
私のルールマネージャーの任期期間の遺産として、毎回オラクル更新時にこのカードを刷新していこう。今回は、印刷されたテキストだと+1/+1カウンターを与えるのに対し、オラクルでは異なっている点を直す。
新テキスト:
+ エンチャント -- オーラ(Aura)
+ エンチャント(あなたがコントロールするクリーチャー).
エンチャントされているクリーチャーは、Cocoonの上に変態(pupa)カウンターが置かれている場合、あなたのアンタップ・ステップの間にアンタップしない。
Cocoonが戦場に出たとき、エンチャントされているクリーチャーをタップし、Cocoonの上にpupaカウンターを3個置く。
+ あなたのアップキープの開始時に、Cocoonからpupaカウンターを1個取り除く。そうできない場合、これを生贄に捧げ、エンチャントされているクリーチャーの上に +1/+1 カウンターを1個置き、そのクリーチャーは飛行を得る。(この効果は永続する。)
《冬の宝珠/Winter Orb(5ED)》
マジックのルールの初期の頃は、アーティファクトの常在型能力はそれがタップされたときに無効になっていた。このルールが変更されて、3枚のカードが機能を維持するために訂正された。現在、《静態の宝珠/Static Orb(TMP)》と《吠えたける鉱山/Howling Mine(M10)》は刷り直されたがこのカードは出番が無かった。今君がこのカードを見たときに、今のルールでこのテキストを解釈するならこれがアンタップ状態でしか働かないとはわからないはずだ。かつて一般的だった「エンドに《冬の宝珠/Winter Orb(5ED)》をタップして自分の土地だけアンタップさせる」プレイングは不可能になる。
新テキスト:
+ プレイヤーは、自分のアンタップ・ステップの間に土地を1つしかアンタップできない。
Phantasmal Sphere
印刷されたテキストでは、オーブトークンを得る対戦相手を対象にとる。そうしない理由はないので修整する。
新テキスト:
飛行.
あなたのアップキープの開始時に、Phantasmal Sphereの上に +1/+1 カウンターを1個置く。その後、Phantasmal Sphereの上に置かれた +1/+1 カウンター1個につき、あなたが{1}を支払わない限り、Phantasmal Sphereを生贄に捧げる。
+ Phantasmal Sphereが戦場を離れたとき、対戦相手1人を対象とする。そのプレイヤーのコントロールの下で、飛行を持つ青の (*/*) のオーブ(Orb)・クリーチャー・トークンを1体戦場に出す。このクリーチャーのパワーおよびタフネスはそれぞれ、Phantasmal Sphereの上に置かれた +1/+1 カウンターの数と等しい。
《反逆者の密告人/Rebel Informer(PCY)》と《傭兵の密告人/Mercenary Informer(PCY)》
印刷されたテキストでは、この2枚はそれぞれ「レベル・カード」「傭兵・カード」に影響するだけであった。《粗暴な抑制/Brutal Suppression(PCY)》にしたように、「レベル・カード」に影響するものは「トークンでない」がつくべきである。
《反逆者の密告人/Rebel Informer(PCY)》の新テキスト:
+ Rebel Informerは、白の呪文や、白の発生源からの能力の対象にならない。
+ {3}:トークンでないレベル(Rebel)1つを対象とし、それをオーナーのライブラリーの一番下に置く。
《傭兵の密告人/Mercenary Informer(PCY)》のテキスト:
+ Mercenary Informerは、黒の呪文や、黒の発生源からの能力の対象にならない。
+ {2白}:トークンでない傭兵(Mercenary)1つを対象とし、それをオーナーのライブラリーの一番下に置く。
Mercenaries
傭兵つながりでこのカードも訂正しよう。本来のテキストだと、これ自身からのダメージを軽減するために毎回能力を起動しなければならなかった。オラクルでは1ターンに1回だけ能力を起動すればいいということに拡大解釈されてしまっている。これはオリジナルに戻す。
新テキスト:
+ {3}:このターン、次にMercenariesがあなたに与えるダメージを軽減する。この能力は、どのプレイヤーも起動してよい。
《武芸の達人/Master of Arms(WTH)》
《冬の宝珠/Winter Orb(5ED)》と同じく本来の機能を模倣するために意味不明なオラクルになっていた。昔のルールではタップ状態のブロック・クリーチャーは戦闘ダメージを与えないというルールを再現していたのだ。若い人にはわからないかもしれないが!でも、前のルールでも一度タップされたクリーチャーを別の手段でアンタップすれば良いだけだったのが、この能力の本来の機能(デメリット)を完全に再現したものではない。私の一般的な哲学は、ルールが変わったらカードの機能も変わることは当然だということだ。マジック2010のルール変更を思い出してほしい。ルールが変わったのにカードを以前と同じ挙動にしようとすることは合理的ではない。ファンには申し訳ないが、《凄腕の暗殺者/Royal Assassin(M10)》とのコンボで我慢して欲しい。
新テキスト:
先制攻撃.
+ {1白}:Master of Armsをブロックしているクリーチャー1体を対象とし、それをタップする。
私のルールマネージャーの任期期間の遺産として、毎回オラクル更新時にこのカードを刷新していこう。今回は、印刷されたテキストだと+1/+1カウンターを与えるのに対し、オラクルでは異なっている点を直す。
新テキスト:
+ エンチャント -- オーラ(Aura)
+ エンチャント(あなたがコントロールするクリーチャー).
エンチャントされているクリーチャーは、Cocoonの上に変態(pupa)カウンターが置かれている場合、あなたのアンタップ・ステップの間にアンタップしない。
Cocoonが戦場に出たとき、エンチャントされているクリーチャーをタップし、Cocoonの上にpupaカウンターを3個置く。
+ あなたのアップキープの開始時に、Cocoonからpupaカウンターを1個取り除く。そうできない場合、これを生贄に捧げ、エンチャントされているクリーチャーの上に +1/+1 カウンターを1個置き、そのクリーチャーは飛行を得る。(この効果は永続する。)
《冬の宝珠/Winter Orb(5ED)》
マジックのルールの初期の頃は、アーティファクトの常在型能力はそれがタップされたときに無効になっていた。このルールが変更されて、3枚のカードが機能を維持するために訂正された。現在、《静態の宝珠/Static Orb(TMP)》と《吠えたける鉱山/Howling Mine(M10)》は刷り直されたがこのカードは出番が無かった。今君がこのカードを見たときに、今のルールでこのテキストを解釈するならこれがアンタップ状態でしか働かないとはわからないはずだ。かつて一般的だった「エンドに《冬の宝珠/Winter Orb(5ED)》をタップして自分の土地だけアンタップさせる」プレイングは不可能になる。
新テキスト:
+ プレイヤーは、自分のアンタップ・ステップの間に土地を1つしかアンタップできない。
Phantasmal Sphere
印刷されたテキストでは、オーブトークンを得る対戦相手を対象にとる。そうしない理由はないので修整する。
新テキスト:
飛行.
あなたのアップキープの開始時に、Phantasmal Sphereの上に +1/+1 カウンターを1個置く。その後、Phantasmal Sphereの上に置かれた +1/+1 カウンター1個につき、あなたが{1}を支払わない限り、Phantasmal Sphereを生贄に捧げる。
+ Phantasmal Sphereが戦場を離れたとき、対戦相手1人を対象とする。そのプレイヤーのコントロールの下で、飛行を持つ青の (*/*) のオーブ(Orb)・クリーチャー・トークンを1体戦場に出す。このクリーチャーのパワーおよびタフネスはそれぞれ、Phantasmal Sphereの上に置かれた +1/+1 カウンターの数と等しい。
《反逆者の密告人/Rebel Informer(PCY)》と《傭兵の密告人/Mercenary Informer(PCY)》
印刷されたテキストでは、この2枚はそれぞれ「レベル・カード」「傭兵・カード」に影響するだけであった。《粗暴な抑制/Brutal Suppression(PCY)》にしたように、「レベル・カード」に影響するものは「トークンでない」がつくべきである。
《反逆者の密告人/Rebel Informer(PCY)》の新テキスト:
+ Rebel Informerは、白の呪文や、白の発生源からの能力の対象にならない。
+ {3}:トークンでないレベル(Rebel)1つを対象とし、それをオーナーのライブラリーの一番下に置く。
《傭兵の密告人/Mercenary Informer(PCY)》のテキスト:
+ Mercenary Informerは、黒の呪文や、黒の発生源からの能力の対象にならない。
+ {2白}:トークンでない傭兵(Mercenary)1つを対象とし、それをオーナーのライブラリーの一番下に置く。
Mercenaries
傭兵つながりでこのカードも訂正しよう。本来のテキストだと、これ自身からのダメージを軽減するために毎回能力を起動しなければならなかった。オラクルでは1ターンに1回だけ能力を起動すればいいということに拡大解釈されてしまっている。これはオリジナルに戻す。
新テキスト:
+ {3}:このターン、次にMercenariesがあなたに与えるダメージを軽減する。この能力は、どのプレイヤーも起動してよい。
《武芸の達人/Master of Arms(WTH)》
《冬の宝珠/Winter Orb(5ED)》と同じく本来の機能を模倣するために意味不明なオラクルになっていた。昔のルールではタップ状態のブロック・クリーチャーは戦闘ダメージを与えないというルールを再現していたのだ。若い人にはわからないかもしれないが!でも、前のルールでも一度タップされたクリーチャーを別の手段でアンタップすれば良いだけだったのが、この能力の本来の機能(デメリット)を完全に再現したものではない。私の一般的な哲学は、ルールが変わったらカードの機能も変わることは当然だということだ。マジック2010のルール変更を思い出してほしい。ルールが変わったのにカードを以前と同じ挙動にしようとすることは合理的ではない。ファンには申し訳ないが、《凄腕の暗殺者/Royal Assassin(M10)》とのコンボで我慢して欲しい。
新テキスト:
先制攻撃.
+ {1白}:Master of Armsをブロックしているクリーチャー1体を対象とし、それをタップする。
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