◆オラクル変更点

呪禁/Hexproof
 今回最も大きい変更といえば、新しいキーワード能力、「呪禁」の導入である。だが、これはまったく新しいものではない。既存の能力に立派な名前をつけただけだ。パーマネントにおける呪禁は「このパーマネントはあなたの対戦相手がコントロールする呪文や能力の対象にならない。」を示し、プレイヤーにおける呪禁は「あなたはあなたの対戦相手がコントロールする呪文や能力の対象にならない。」を示す。
 
 以下のカードが更新されている。

《苦行主義/Asceticism(SOM)》
《エルフの集団/Drove of Elves(SHM)》
ヴァンガード・カード《Ertai》
《皇帝の仮面/Imperial Mask(FUT)》
《レオニンの高僧/Leonin Abunas(MRD)》
《神聖の力線/Leyline of Sanctity(M11)》
《板金鎧の金屑ワーム/Plated Slagwurm(MRD)》
《特権階級/Privileged Position(RAV)》
《聖なる狼/Sacred Wolf(M11)》
《シラナの岩礁渡り/Silhana Ledgewalker(GPT)》
《ぬめるボーグル/Slippery Bogle(EVE)》
《かまどの精霊/Spirit of the Hearth(EVE)》
《道教の隠者/Taoist Hermit(PTK)》
《最後のトロール、スラーン/Thrun, the Last Troll(MBS)》
《トロールの苦行者/Troll Ascetic(10E)》
《霧を歩むもの、ウリル/Uril, the Miststalker(ARB)》
《嘲笑する仙人 左慈/Zuo Ci, the Mocking Sage(PTK)》

 《梢の覆い/Canopy Cover(WWK)》、《遮蔽する粘体/Shielding Plax(DIS)》、《覆い石の護符/Veilstone Amulet(FUT)》、《巨森の蔦/Vines of Vastwood(ZEN)》は顕著にこのリストから欠けている。はじめの2つについてはオーラのコントローラーの対戦相手がそのクリーチャーを対象にとれない点が問題である。これを対戦相手がコントロールするクリーチャーにつけたら、やはりその対戦相手がそのクリーチャーを対象にとれないのであって、クリーチャーに呪禁を与えるようにすると機能が変わってしまう。うしろ2つも似たような感じで、影響されたクリーチャーを対象にとることができる最終的なプレイヤーが違うことがあるために、これらもクリーチャーに呪禁を与えないようになっている。

《Ebon Praetor》, 《血なまぐさい法務官/Sanguine Praetor(GPT)》
 不幸なことに、(非難囂々)雨が降ったせいでこの2枚のクリーチャー・タイプ(アバター)が流れ落ちてしまっていた。現在のこれらのクリーチャー・タイプは「アバター・法務官」である。《Hand of Justice》が法務官にはなれなかったことには同情する。

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