September 2011 Update Bulletin
2011年9月26日 【マジック】 コメント (4)◆機能が変更されるオラクル変更点
色表示
色表示は両面カードの裏面に導入された新しい特徴である。これらのカードは「カード名はその色である」ということを示す特性定義能力として使われ始めた。我々が色を定義しなければならず、しかし頼るべきマナ・コストがない場合、我々はこうした能力を使っていた。しかし見栄えはよくなく、脚光を浴びるであろうカードたちにもこういう文章が書いてあるのは誰も幸せにはしていなかった。では、それを使わなかったとしたら?大部分のプレイヤーは枠の色で色を判別する。カードを見て、枠の色が赤ければ、そのカードは赤だ。簡単な話だ。そうだろう? だがしかし、実際はそんな単純ではない。多色カードに使われている金色の枠はかなり公平性を保っており、そのためにルールはカードの色を決定するために枠以外のなにかを必要としている。そこで、色表示の出番というわけだ。それはタイプ行の左にあり、色表示はカードの色を示す円形のシンボルである。たいていはマナ・コストが無い場合に使われる。イニストラードの両面カードに色表示をを使うことを決定したあと、我々は色を決定する能力を持つほかのカードについて考えた。先に述べたように、誰もこのテキストを愛してはいなかったので、一貫性と美学のために、我々は色表示を下記のカードに適用した。以前はそれらの色を決めていたルール・テキストを失うことになる。
《祖先の幻視/Ancestral Vision(TSP)》
Crimson Kobolds
Crookshank Kobolds
《ドライアドの東屋/Dryad Arbor(FUT)》
《常在精神/Evermind(SOK)》
《超起源/Hypergenesis(TSP)》
《仲裁の契約/Intervention Pact(FUT)》
Kobolds of Kher Keep
《死せる生/Living End(TSP)》
《否定の契約/Pact of Negation(FUT)》
《タイタンの契約/Pact of the Titan(FUT)》
《均衡の復元/Restore Balance(TSP)》
《殺戮の契約/Slaughter Pact(FUT)》
《召喚士の契約/Summoner’s Pact(FUT)》
《ギルド渡りの急使/Transguild Courier(DIS)》
《命運の輪/Wheel of Fate(TSP)》
なぜこれが機能変更セクションにあるのか?そう、小さな差異はある。だがそのほうが快適だと思ったからだ。まずひとつめ。それは能力を失う。つまり、《ムラガンダの印刻/Muraganda Petroglyphs(FUT)》にとっては新しく仲間に加わるわけだ。2つめ。《幻覚/Mind Bend(10E)》などの色の単語を変えるカードにとっては、これらのカードに影響できなくなる。3つめ。《常在精神/Evermind(SOK)》を連繋した呪文の色は青にならなくなる。これは本当に嫌だったろう?次に4つめ。《ドライアドの東屋/Dryad Arbor(FUT)》は《血染めの月/Blood Moon(DRK)》の影響下で挙動が変わる。これまでは無色になっていた(第4種で山になり、そのため第5種にある緑にするものも含めて能力を失うためである)が、これからは色表示は失わせることができる能力ではなくなったために、それは緑のままである。簡単な話ではないが、我々は《ドライアドの東屋/Dryad Arbor(FUT)》はこれでいいと思っている。
新クリーチャー・タイプ 狼男
イニストラードで「狼男」というタイプが加わった。すでに存在しているカードのうち3枚が、このタイプにとって良い候補であると思われる。
《大いなる人狼/Greater Werewolf(5ED)》
新クリーチャー・タイプ「狼男」
Lesser Werewolf
新クリーチャー・タイプ「狼男」
《不実な人狼/Treacherous Werewolf(JUD)》
新クリーチャー・タイプ「狼男・ミニオン」
Phyrexian Devourer
このカードは一見7以上のパワーを持てないよう意図されていた。しかし、誘発型能力が何かをする前にいろいろできるために印刷されたテキストはまったくそれを達成できていなかった。これを封じるために訂正が出されたが、それも何の役にも立たない理由があるため、我々は印刷されたテキストに近い形に戻している。+1/+1カウンターを使う変更については、変更の理由がまだ正当であると結論付けた。
新オラクルテキスト:
Phyrexian Devourerのパワーが7以上であるとき、これを生贄に捧げる。
+ あなたのライブラリーの一番上のカードを追放する:Phyrexian Devourerの上に +1/+1 カウンターをX個置く。Xは、その追放されたカードの点数で見たマナ・コストの値である。
Thought Lashと《ボガーダンの中心/Heart of Bogardan(WTH)》
この2枚は累加アップキープを支払わないときに自身を生贄に捧げる結果を持っている。たしかに、この結果は累加アップキープに繋がれている。望むなら、誘発のなかで誘発する。Thought Lashは特に累加アップキープを支払わなかったプレイヤーを参照することを望んでおり、アップキープが支払われなかったときにエンチャントをコントロールしていたプレイヤーに起こるものではない。(《寛大なるゼドルー/Zedruu the Greathearted(CMD)》には申し訳ないが)
《ボガーダンの中心/Heart of Bogardan(WTH)》の新テキスト
累加アップキープ {2}.(あなたのアップキープの開始時に、このパーマネントの上に経年(age)カウンターを1個置く。その後、あなたがこれの上に置かれているageカウンター1個につきそのアップキープのコストを1回支払わない限り、これを生贄に捧げる。)
+ いずれかのプレイヤーがHeart of Bogardanの累加アップキープを支払わなかったとき、プレイヤー1人を対象とする。Heart of Bogardanは、そのプレイヤーとそのプレイヤーがコントロールする各クリーチャーにそれぞれX点のダメージを与える。Xは、Heart of Bogardanの上に置かれたageカウンターの数の2倍から2を引いた数である。
Thought Lashの新テキスト:
+ 累加アップキープ - あなたのライブラリーの一番上のカードを追放する.(あなたのアップキープの開始時に、このパーマネントの上に経年(age)カウンターを1個置く。その後、あなたがこれの上に置かれているageカウンター1個につきそのアップキープのコストを1回支払わない限り、これを生贄に捧げる。)
+ いずれかのプレイヤーがThought Lashの累加アップキープを支払わなかったとき、そのプレイヤーは自分のライブラリーにある全てのカードを追放する。
あなたのライブラリーの一番上のカードを追放する:このターン、次にあなたに与えられるダメージを1点軽減する。
Elder Spawn
落とし子はクリーチャー・トークンでしか使われていないクリーチャー・タイプだが、正当なクリーチャー・タイプである。Elder Spawnは落とし子のタイプで印刷されていたのだから、戻さない理由はない。
新クリーチャー・タイプ「落とし子」
◆機能変更ではないオラクル変更点
新キーワード行動 格闘
格闘は新しい用語であり、イニストラードブロック以外でも使えるようにと意図されている。2体がダメージを与え合う。振り返ってみれば、何らかの方法でお互い戦うようなカードがいくつかある。それらは新しいテンプレートを得ているが、2体のクリーチャーが同時にダメージを与え、しかも2体だけで戦うものでなければならない。
《闘技場/Arena(TSB)》の新テキスト:
+ {3},{T}:あなたがコントロールするクリーチャー1体と、いずれかの対戦相手が選んだそのプレイヤーがコントロールするクリーチャー1体を対象とし、それらをタップする。それらのクリーチャーは、互いに格闘を行う。(それぞれはもう一方に自身のパワーに等しい点数のダメージを与え合う。)
《争乱の崖地/Contested Cliffs(ONS)》の新テキスト:
{T}:あなたのマナ・プールに{1}を加える。
+ {赤緑},{T}:あなたがコントロールするビースト(Beast)・クリーチャー1体といずれかの対戦相手がコントロールするクリーチャー1体を対象として選ぶ。それらのクリーチャーは、互いに格闘を行う。(それぞれはもう一方に自身のパワーに等しい点数のダメージを与え合う。)
《闘技場の大魔術師/Magus of the Arena(PLC)》の新テキスト:
+ {3},{T}:あなたがコントロールするクリーチャー1体を対象とし、いずれかの対戦相手が選んだそのプレイヤーがコントロールするクリーチャー1体を対象とし、それらをタップする。それらのクリーチャーは、互いに格闘を行う。(それぞれはもう一方に自身のパワーに等しい点数のダメージを与え合う。)
《ライバル同士の一騎打ち/Rivals’ Duel(MOR)》の新テキスト:
+ 共通のクリーチャー・タイプを持たないクリーチャー2体を対象とする。それらのクリーチャーは互いに格闘を行う。(それぞれはもう一方に自身のパワーに等しい点数のダメージを与える。)
《戦争の三角/Triangle of War(VIS)》の新テキスト:
+ {2},Triangle of Warを生贄に捧げる:あなたがコントロールするクリーチャー1体といずれかの対戦相手がコントロールするクリーチャー1体を対象として選ぶ。それらのクリーチャーは、互いに格闘を行う。(それぞれはもう一方に自身のパワーに等しい点数のダメージを与え合う。)
《山賊の頭の間/Hall of the Bandit Lord(CHK)》と類似カード
このカードの時間のメカニズムはいつも私を困惑させるたぐいのものだった。クリーチャー呪文を唱える以外でこのマナ能力を起動したら、速攻を持たせるこのマナは、あなたがマナを支払うまで待機している。その後、あなたがクリーチャー呪文にそれを支払ったとき、これはそのクリーチャーが(まだクリーチャーになっていないのに)速攻を持つ、と言っている。新しいテキストは多少なりともこの部分を直せたと思っている。同様に、ほかに3枚、クリーチャー・カードを戦場に出すカードがそのクリーチャーが「速攻を持つ」と書かれている。専門的に正しい(どちらかといえば正しい程度)のは、「速攻を得る」と書くことだ。
《山賊の頭の間/Hall of the Bandit Lord(CHK)》の新テキスト:
Hall of the Bandit Lordはタップ状態で戦場に出る。
+ {T},ライフを3点支払う:あなたのマナ・プールに{1}を加える。このマナがクリーチャー呪文に支払われた場合、それは速攻を得る。
《場当たりな襲撃/Impromptu Raid(SHM)》の新テキスト:
+ {2}{赤/緑}:あなたのライブラリーの一番上のカードを公開する。それがクリーチャー・カードでない場合、それをあなたの墓地に置く。そうでない場合、そのカードを戦場に出す。そのクリーチャーは速攻を得る。次の終了ステップの開始時に、それを生贄に捧げる。
《くぐつ師の徒党/Puppeteer Clique(SHM)》の新テキスト:
飛行.
+ Puppeteer Cliqueが戦場に出たとき、いずれかの対戦相手の墓地にあるクリーチャー・カード1枚を対象とし、それをあなたのコントロール下で戦場に出す。それは速攻を得る。あなたの次の終了ステップの開始時に、それを追放する。
頑強.(このクリーチャーが死亡したとき、それの上に -1/-1 カウンターが置かれていなかった場合、それを -1/-1 カウンターが1個置かれた状態でオーナーのコントロール下で戦場に戻す。)
《不実な衝動/Treacherous Urge(PLC)》の新テキスト:
+ 対戦相手1人を対象とする。そのプレイヤーは自分の手札を公開する。あなたはその中のクリーチャー・カードを1枚、あなたのコントロール下で戦場に出してもよい。そのクリーチャーは速攻を得る。次の終了ステップの開始時に、それを生贄に捧げる。
《大軍の結集/Rally the Horde(SOK)》
前回このカードに行った変更は面白いものだったので、もう一度確認したいと思っていた。ごめん嘘ついた。手順を繰り返すカードが存在しなくなる条件まで繰り返すべきではない。このカードはそうしているので、そこを少し修正した。
新テキスト:
+ あなたのライブラリーの一番上のカードを追放する。あなたのライブラリーの一番上のカードを追放する。あなたのライブラリーの一番上のカードを追放する。追放された最後の1枚のカードが土地でない場合、この手順を繰り返す。これにより追放された土地でないカード1枚につき、赤の (1/1) の戦士(Warrior)・クリーチャー・トークンを1体戦場に出す。
《新野の火計/Burning of Xinye(PTK)》
実際に土地を破壊するのは誰かと言う点が紛らわしかったので、テンプレートを修正する。
新テキスト:
+ 対戦相手1人を対象とする。あなたはあなたがコントロールする土地を4つ選び、それらの土地を破壊する。その後そのプレイヤーは自分がコントロールする土地を4つ選び、それらの土地を破壊する。その後、Burning of Xinyeは、各クリーチャーにそれぞれ4点のダメージを与える。
Lim-Dul’s Vault
我々はプレイヤーがライブラリーの底に複数のカードを置くようプレイヤーに指示するとき、その助けになる「望む順番」を追加している。このカードもそうするべきだ。
新テキスト:
+ あなたのライブラリーの一番上から5枚のカードを見る。あなたは、望む回数だけ「ライフを1点支払い、それらのカードをライブラリーの一番下に望む順番で置き、その後あなたのライブラリーの一番上から5枚のカードを見る」ことをしてもよい。その後、あなたのライブラリーを切り直して、これにより最後に見たカードをその一番上に望む順番で置く。
《複製の儀式/Rite of Replication(ZEN)》
このカードは、ほかのクリーチャーのコピーであるトークンを戦場に出すテンプレートが一般的なものでなかった。(日本語版に影響なし)
新テキスト:
キッカー {5}.(あなたはこの呪文を唱えるに際し、追加で{5}を支払ってもよい。)
クリーチャー1体を対象とし、それのコピーであるトークンを1つ戦場に出す。Rite of Replicationがキッカーされていた場合、代わりにそのトークンを5つ戦場に出す。
《ギャサンの略奪者/Gathan Raiders(FUT)》
このカードにみられる持続は条件が真である「限り」というのが典型的である。しかし、これは「場合」が使われていたので、それを直す。
新テキスト:
+ 暴勇――あなたの手札にカードが無い限り、Gathan Raidersは +2/+2 の修整を受ける。
変異 - カードを1枚捨てる.(あなたは、これを{3}を支払うことで2/2クリーチャーとして裏向きで唱えてもよい。その変異コストを支払うことでいつでも表向きにしてよい。)
色表示
色表示は両面カードの裏面に導入された新しい特徴である。これらのカードは「カード名はその色である」ということを示す特性定義能力として使われ始めた。我々が色を定義しなければならず、しかし頼るべきマナ・コストがない場合、我々はこうした能力を使っていた。しかし見栄えはよくなく、脚光を浴びるであろうカードたちにもこういう文章が書いてあるのは誰も幸せにはしていなかった。では、それを使わなかったとしたら?大部分のプレイヤーは枠の色で色を判別する。カードを見て、枠の色が赤ければ、そのカードは赤だ。簡単な話だ。そうだろう? だがしかし、実際はそんな単純ではない。多色カードに使われている金色の枠はかなり公平性を保っており、そのためにルールはカードの色を決定するために枠以外のなにかを必要としている。そこで、色表示の出番というわけだ。それはタイプ行の左にあり、色表示はカードの色を示す円形のシンボルである。たいていはマナ・コストが無い場合に使われる。イニストラードの両面カードに色表示をを使うことを決定したあと、我々は色を決定する能力を持つほかのカードについて考えた。先に述べたように、誰もこのテキストを愛してはいなかったので、一貫性と美学のために、我々は色表示を下記のカードに適用した。以前はそれらの色を決めていたルール・テキストを失うことになる。
《祖先の幻視/Ancestral Vision(TSP)》
Crimson Kobolds
Crookshank Kobolds
《ドライアドの東屋/Dryad Arbor(FUT)》
《常在精神/Evermind(SOK)》
《超起源/Hypergenesis(TSP)》
《仲裁の契約/Intervention Pact(FUT)》
Kobolds of Kher Keep
《死せる生/Living End(TSP)》
《否定の契約/Pact of Negation(FUT)》
《タイタンの契約/Pact of the Titan(FUT)》
《均衡の復元/Restore Balance(TSP)》
《殺戮の契約/Slaughter Pact(FUT)》
《召喚士の契約/Summoner’s Pact(FUT)》
《ギルド渡りの急使/Transguild Courier(DIS)》
《命運の輪/Wheel of Fate(TSP)》
なぜこれが機能変更セクションにあるのか?そう、小さな差異はある。だがそのほうが快適だと思ったからだ。まずひとつめ。それは能力を失う。つまり、《ムラガンダの印刻/Muraganda Petroglyphs(FUT)》にとっては新しく仲間に加わるわけだ。2つめ。《幻覚/Mind Bend(10E)》などの色の単語を変えるカードにとっては、これらのカードに影響できなくなる。3つめ。《常在精神/Evermind(SOK)》を連繋した呪文の色は青にならなくなる。これは本当に嫌だったろう?次に4つめ。《ドライアドの東屋/Dryad Arbor(FUT)》は《血染めの月/Blood Moon(DRK)》の影響下で挙動が変わる。これまでは無色になっていた(第4種で山になり、そのため第5種にある緑にするものも含めて能力を失うためである)が、これからは色表示は失わせることができる能力ではなくなったために、それは緑のままである。簡単な話ではないが、我々は《ドライアドの東屋/Dryad Arbor(FUT)》はこれでいいと思っている。
新クリーチャー・タイプ 狼男
イニストラードで「狼男」というタイプが加わった。すでに存在しているカードのうち3枚が、このタイプにとって良い候補であると思われる。
《大いなる人狼/Greater Werewolf(5ED)》
新クリーチャー・タイプ「狼男」
Lesser Werewolf
新クリーチャー・タイプ「狼男」
《不実な人狼/Treacherous Werewolf(JUD)》
新クリーチャー・タイプ「狼男・ミニオン」
Phyrexian Devourer
このカードは一見7以上のパワーを持てないよう意図されていた。しかし、誘発型能力が何かをする前にいろいろできるために印刷されたテキストはまったくそれを達成できていなかった。これを封じるために訂正が出されたが、それも何の役にも立たない理由があるため、我々は印刷されたテキストに近い形に戻している。+1/+1カウンターを使う変更については、変更の理由がまだ正当であると結論付けた。
新オラクルテキスト:
Phyrexian Devourerのパワーが7以上であるとき、これを生贄に捧げる。
+ あなたのライブラリーの一番上のカードを追放する:Phyrexian Devourerの上に +1/+1 カウンターをX個置く。Xは、その追放されたカードの点数で見たマナ・コストの値である。
Thought Lashと《ボガーダンの中心/Heart of Bogardan(WTH)》
この2枚は累加アップキープを支払わないときに自身を生贄に捧げる結果を持っている。たしかに、この結果は累加アップキープに繋がれている。望むなら、誘発のなかで誘発する。Thought Lashは特に累加アップキープを支払わなかったプレイヤーを参照することを望んでおり、アップキープが支払われなかったときにエンチャントをコントロールしていたプレイヤーに起こるものではない。(《寛大なるゼドルー/Zedruu the Greathearted(CMD)》には申し訳ないが)
《ボガーダンの中心/Heart of Bogardan(WTH)》の新テキスト
累加アップキープ {2}.(あなたのアップキープの開始時に、このパーマネントの上に経年(age)カウンターを1個置く。その後、あなたがこれの上に置かれているageカウンター1個につきそのアップキープのコストを1回支払わない限り、これを生贄に捧げる。)
+ いずれかのプレイヤーがHeart of Bogardanの累加アップキープを支払わなかったとき、プレイヤー1人を対象とする。Heart of Bogardanは、そのプレイヤーとそのプレイヤーがコントロールする各クリーチャーにそれぞれX点のダメージを与える。Xは、Heart of Bogardanの上に置かれたageカウンターの数の2倍から2を引いた数である。
Thought Lashの新テキスト:
+ 累加アップキープ - あなたのライブラリーの一番上のカードを追放する.(あなたのアップキープの開始時に、このパーマネントの上に経年(age)カウンターを1個置く。その後、あなたがこれの上に置かれているageカウンター1個につきそのアップキープのコストを1回支払わない限り、これを生贄に捧げる。)
+ いずれかのプレイヤーがThought Lashの累加アップキープを支払わなかったとき、そのプレイヤーは自分のライブラリーにある全てのカードを追放する。
あなたのライブラリーの一番上のカードを追放する:このターン、次にあなたに与えられるダメージを1点軽減する。
Elder Spawn
落とし子はクリーチャー・トークンでしか使われていないクリーチャー・タイプだが、正当なクリーチャー・タイプである。Elder Spawnは落とし子のタイプで印刷されていたのだから、戻さない理由はない。
新クリーチャー・タイプ「落とし子」
◆機能変更ではないオラクル変更点
新キーワード行動 格闘
格闘は新しい用語であり、イニストラードブロック以外でも使えるようにと意図されている。2体がダメージを与え合う。振り返ってみれば、何らかの方法でお互い戦うようなカードがいくつかある。それらは新しいテンプレートを得ているが、2体のクリーチャーが同時にダメージを与え、しかも2体だけで戦うものでなければならない。
《闘技場/Arena(TSB)》の新テキスト:
+ {3},{T}:あなたがコントロールするクリーチャー1体と、いずれかの対戦相手が選んだそのプレイヤーがコントロールするクリーチャー1体を対象とし、それらをタップする。それらのクリーチャーは、互いに格闘を行う。(それぞれはもう一方に自身のパワーに等しい点数のダメージを与え合う。)
《争乱の崖地/Contested Cliffs(ONS)》の新テキスト:
{T}:あなたのマナ・プールに{1}を加える。
+ {赤緑},{T}:あなたがコントロールするビースト(Beast)・クリーチャー1体といずれかの対戦相手がコントロールするクリーチャー1体を対象として選ぶ。それらのクリーチャーは、互いに格闘を行う。(それぞれはもう一方に自身のパワーに等しい点数のダメージを与え合う。)
《闘技場の大魔術師/Magus of the Arena(PLC)》の新テキスト:
+ {3},{T}:あなたがコントロールするクリーチャー1体を対象とし、いずれかの対戦相手が選んだそのプレイヤーがコントロールするクリーチャー1体を対象とし、それらをタップする。それらのクリーチャーは、互いに格闘を行う。(それぞれはもう一方に自身のパワーに等しい点数のダメージを与え合う。)
《ライバル同士の一騎打ち/Rivals’ Duel(MOR)》の新テキスト:
+ 共通のクリーチャー・タイプを持たないクリーチャー2体を対象とする。それらのクリーチャーは互いに格闘を行う。(それぞれはもう一方に自身のパワーに等しい点数のダメージを与える。)
《戦争の三角/Triangle of War(VIS)》の新テキスト:
+ {2},Triangle of Warを生贄に捧げる:あなたがコントロールするクリーチャー1体といずれかの対戦相手がコントロールするクリーチャー1体を対象として選ぶ。それらのクリーチャーは、互いに格闘を行う。(それぞれはもう一方に自身のパワーに等しい点数のダメージを与え合う。)
《山賊の頭の間/Hall of the Bandit Lord(CHK)》と類似カード
このカードの時間のメカニズムはいつも私を困惑させるたぐいのものだった。クリーチャー呪文を唱える以外でこのマナ能力を起動したら、速攻を持たせるこのマナは、あなたがマナを支払うまで待機している。その後、あなたがクリーチャー呪文にそれを支払ったとき、これはそのクリーチャーが(まだクリーチャーになっていないのに)速攻を持つ、と言っている。新しいテキストは多少なりともこの部分を直せたと思っている。同様に、ほかに3枚、クリーチャー・カードを戦場に出すカードがそのクリーチャーが「速攻を持つ」と書かれている。専門的に正しい(どちらかといえば正しい程度)のは、「速攻を得る」と書くことだ。
《山賊の頭の間/Hall of the Bandit Lord(CHK)》の新テキスト:
Hall of the Bandit Lordはタップ状態で戦場に出る。
+ {T},ライフを3点支払う:あなたのマナ・プールに{1}を加える。このマナがクリーチャー呪文に支払われた場合、それは速攻を得る。
《場当たりな襲撃/Impromptu Raid(SHM)》の新テキスト:
+ {2}{赤/緑}:あなたのライブラリーの一番上のカードを公開する。それがクリーチャー・カードでない場合、それをあなたの墓地に置く。そうでない場合、そのカードを戦場に出す。そのクリーチャーは速攻を得る。次の終了ステップの開始時に、それを生贄に捧げる。
《くぐつ師の徒党/Puppeteer Clique(SHM)》の新テキスト:
飛行.
+ Puppeteer Cliqueが戦場に出たとき、いずれかの対戦相手の墓地にあるクリーチャー・カード1枚を対象とし、それをあなたのコントロール下で戦場に出す。それは速攻を得る。あなたの次の終了ステップの開始時に、それを追放する。
頑強.(このクリーチャーが死亡したとき、それの上に -1/-1 カウンターが置かれていなかった場合、それを -1/-1 カウンターが1個置かれた状態でオーナーのコントロール下で戦場に戻す。)
《不実な衝動/Treacherous Urge(PLC)》の新テキスト:
+ 対戦相手1人を対象とする。そのプレイヤーは自分の手札を公開する。あなたはその中のクリーチャー・カードを1枚、あなたのコントロール下で戦場に出してもよい。そのクリーチャーは速攻を得る。次の終了ステップの開始時に、それを生贄に捧げる。
《大軍の結集/Rally the Horde(SOK)》
前回このカードに行った変更は面白いものだったので、もう一度確認したいと思っていた。ごめん嘘ついた。手順を繰り返すカードが存在しなくなる条件まで繰り返すべきではない。このカードはそうしているので、そこを少し修正した。
新テキスト:
+ あなたのライブラリーの一番上のカードを追放する。あなたのライブラリーの一番上のカードを追放する。あなたのライブラリーの一番上のカードを追放する。追放された最後の1枚のカードが土地でない場合、この手順を繰り返す。これにより追放された土地でないカード1枚につき、赤の (1/1) の戦士(Warrior)・クリーチャー・トークンを1体戦場に出す。
《新野の火計/Burning of Xinye(PTK)》
実際に土地を破壊するのは誰かと言う点が紛らわしかったので、テンプレートを修正する。
新テキスト:
+ 対戦相手1人を対象とする。あなたはあなたがコントロールする土地を4つ選び、それらの土地を破壊する。その後そのプレイヤーは自分がコントロールする土地を4つ選び、それらの土地を破壊する。その後、Burning of Xinyeは、各クリーチャーにそれぞれ4点のダメージを与える。
Lim-Dul’s Vault
我々はプレイヤーがライブラリーの底に複数のカードを置くようプレイヤーに指示するとき、その助けになる「望む順番」を追加している。このカードもそうするべきだ。
新テキスト:
+ あなたのライブラリーの一番上から5枚のカードを見る。あなたは、望む回数だけ「ライフを1点支払い、それらのカードをライブラリーの一番下に望む順番で置き、その後あなたのライブラリーの一番上から5枚のカードを見る」ことをしてもよい。その後、あなたのライブラリーを切り直して、これにより最後に見たカードをその一番上に望む順番で置く。
《複製の儀式/Rite of Replication(ZEN)》
このカードは、ほかのクリーチャーのコピーであるトークンを戦場に出すテンプレートが一般的なものでなかった。(日本語版に影響なし)
新テキスト:
キッカー {5}.(あなたはこの呪文を唱えるに際し、追加で{5}を支払ってもよい。)
クリーチャー1体を対象とし、それのコピーであるトークンを1つ戦場に出す。Rite of Replicationがキッカーされていた場合、代わりにそのトークンを5つ戦場に出す。
《ギャサンの略奪者/Gathan Raiders(FUT)》
このカードにみられる持続は条件が真である「限り」というのが典型的である。しかし、これは「場合」が使われていたので、それを直す。
新テキスト:
+ 暴勇――あなたの手札にカードが無い限り、Gathan Raidersは +2/+2 の修整を受ける。
変異 - カードを1枚捨てる.(あなたは、これを{3}を支払うことで2/2クリーチャーとして裏向きで唱えてもよい。その変異コストを支払うことでいつでも表向きにしてよい。)
コメント
オラクルだけなら無色の色指標を作ればいいだけなんですけど、実際に印刷するとき無色の色指標に困るからなんでしょうかね?
Gathererで確認しました。
Koboldsやドライアドの東屋、超起源は色の特性定義能力は消されていましたが、色指標の項目がないですね。
あと、幽霊火のルール文章にはまだ「Ghostfire is colorless.」と書かれていますね。