【東方】秋の子 第一部
2012年9月11日 ゲームhttp://www.pixiv.net/member_illust.php?mode=medium&illust_id=30018824
いつものsixtenさんのところからも12~16ページが見られます
p12
「ルナサはあいるらんどという国から来たのね。お会いできたのはいいとして、私に何かできることがあるかしら?」
「ええと、私のお供え物を受け取っていただければと思うのですが」
「あなたは……私に歌をお供えしてくれるの?本当に?」
「だめでしょうか?」
「いえ、そんな、謹んでお受けします!」
「ご親切にどうも、お嬢さん」
「これからも私の祝福を祈ることを欠かさないでくださいね」
「はい。では行きます」
「これは"秋の子"または"秋の美女"という名前の伝統的なアイルランドのリールです」
p13
♪
p14
「素敵!」
「どうも。ありがとうございます。」
「考えてみれば歌のお供えなんて初めてかも。本当にありがとう」
「あはは。 外の世界では、みんな神様を歌で讃えていますよ。ここではそういうことをしないんでしょうか?」
「ああ、するわよ」
「幻想郷にいる神様がたには信者の誰かが書いたその恩恵を讃えた歌があるわ」
「みんなね。そう、私以外の」
p15
「風の神様の神奈子様には、神々の戦いに沿った旋律が」
「湖の神様の諏訪子様には、国全体の信仰を集めていた頃のことを思いださせる歌が」
「奇跡の神様の早苗様には、素晴らしい行いを英雄に奮い立たせる賛歌が」
「厄の神様の雛様には、人々の厄を集めるときにくるくる回るダンスに合わせた伴奏が」
「豊穣の神様の穣子は、私の妹なんだけど、彼女にはあなたが無意識のうちに幸せになってしまう歌が」
p16
「でも私には何も無いの」
「そりゃあ私はゲームじゃ1面の中ボスで、自分のテーマソングを持てない程度のサブキャラだけど」
「うーん、確かに私も秋の子の歌を作曲したわけじゃないですし」
「外の世界の、大昔のアイルランドの誰かが書いた曲で、そのひとが心の中に神様を描いていたかも定かではないんです」
「どうでもいいじゃない」
「私はどんなにちっぽけでも他の女神様をうらやましがらせる贈り物なら私は嬉しいの」
いつものsixtenさんのところからも12~16ページが見られます
p12
「ルナサはあいるらんどという国から来たのね。お会いできたのはいいとして、私に何かできることがあるかしら?」
「ええと、私のお供え物を受け取っていただければと思うのですが」
「あなたは……私に歌をお供えしてくれるの?本当に?」
「だめでしょうか?」
「いえ、そんな、謹んでお受けします!」
「ご親切にどうも、お嬢さん」
「これからも私の祝福を祈ることを欠かさないでくださいね」
「はい。では行きます」
「これは"秋の子"または"秋の美女"という名前の伝統的なアイルランドのリールです」
p13
♪
p14
「素敵!」
「どうも。ありがとうございます。」
「考えてみれば歌のお供えなんて初めてかも。本当にありがとう」
「あはは。 外の世界では、みんな神様を歌で讃えていますよ。ここではそういうことをしないんでしょうか?」
「ああ、するわよ」
「幻想郷にいる神様がたには信者の誰かが書いたその恩恵を讃えた歌があるわ」
「みんなね。そう、私以外の」
p15
「風の神様の神奈子様には、神々の戦いに沿った旋律が」
「湖の神様の諏訪子様には、国全体の信仰を集めていた頃のことを思いださせる歌が」
「奇跡の神様の早苗様には、素晴らしい行いを英雄に奮い立たせる賛歌が」
「厄の神様の雛様には、人々の厄を集めるときにくるくる回るダンスに合わせた伴奏が」
「豊穣の神様の穣子は、私の妹なんだけど、彼女にはあなたが無意識のうちに幸せになってしまう歌が」
p16
「でも私には何も無いの」
「そりゃあ私はゲームじゃ1面の中ボスで、自分のテーマソングを持てない程度のサブキャラだけど」
「うーん、確かに私も秋の子の歌を作曲したわけじゃないですし」
「外の世界の、大昔のアイルランドの誰かが書いた曲で、そのひとが心の中に神様を描いていたかも定かではないんです」
「どうでもいいじゃない」
「私はどんなにちっぽけでも他の女神様をうらやましがらせる贈り物なら私は嬉しいの」
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