《身を焦がす怒り/Blind Fury》(機能変更)
MOでミラージュがリリースされる前は、この呪文は唱えるタイミングが戦闘ダメージステップより前に限定されていた。これは戦闘ダメージをスタックに乗せたあと、解決前にこの呪文を唱えることができなくさせていた。これができてしまうと、トランプル持ちクリーチャーからプレイヤーに割り振ったダメージが、トランプルを失っても意味がなくなってしまう。いっぽうクリーチャーに与える戦闘ダメージが2倍になるボーナスはそのまま受け取ることができる。基本的に、マジック2010以前のルール構造はこの呪文の意図的な欠陥をはっきりと回避できることを許していた。ミラージュが印刷された当時はそれが許されなかった。しかしいまや、戦闘ダメージはスタックを使わず、このタイミング制限は不必要だ。戦闘ダメージステップより前にこの呪文を唱えても、この呪文は意図どおり機能するだろう。戦闘ダメージ中、あるいは後にこの呪文を唱えると、基本的に何も起こらない。(複数の戦闘が起こるなら話は別だが、それはやろうとしていることとは別だろう)それゆえ、我々はこのタイミング制限を取り除いた。別記しておくが、《すさまじき激情/Blood Frenzy》のような同様の制限を与えられている他のカードたちは、意図されたドローバックを避けることができない、これは自然な効果であり、それらから制限を取り除いてしまったら別物になってしまうだろう。
旧テキスト:
+ Blind Furyは、戦闘ダメージ・ステップより前しか唱えることができない。
+ 全てのクリーチャーは、ターン終了時までトランプルを失う。このターン、クリーチャーが戦闘ダメージをクリーチャーに与える場合、その代わりに、そのダメージはそれぞれ2倍になる。
新テキスト:
+ 全てのクリーチャーは、ターン終了時までトランプルを失う。このターン、クリーチャーが戦闘ダメージをクリーチャーに与える場合、その代わりに、そのダメージはそれぞれ2倍になる。
《血文字の羽ペン/Bloodletter Quill》
常に、誰がライフを失うかについて明示することは標準である。このカードには「あなた」が足りなかった。
旧テキスト:
{2},{T},Bloodletter Quillの上に血液(blood)カウンターを1個置く:カードを1枚引き、その後Bloodletter Quillの上に置かれているbloodカウンター1個につき1点のライフを失う。
{青黒}:Bloodletter Quillの上からbloodカウンターを1個取り除く。
新テキスト:
+ {2},{T},Bloodletter Quillの上に血液(blood)カウンターを1個置く:カードを1枚引き、その後あなたはBloodletter Quillの上に置かれているbloodカウンター1個につき1点のライフを失う。
{青黒}:Bloodletter Quillの上からbloodカウンターを1個取り除く。
《新野の火計/Burning of Xinye》(機能変更、逆転)
イニストラードの改訂で、私はこのカードを誰がいつなにをするかを明確にしようとして更新した。不幸にも、破壊不能を持つ土地に対して機能変更をもたらしてしまった。認めたくないものだな、自分の若さゆえの過ちというのは。最新の言葉遣いに戻るだけにしよう。何もなかった。
旧テキスト:
+ 対戦相手1人を対象とする。あなたはあなたがコントロールする土地を4つ選び、それらの土地を破壊する。その後そのプレイヤーは自分がコントロールする土地を4つ選び、それらの土地を破壊する。その後、Burning of Xinyeは、各クリーチャーにそれぞれ4点のダメージを与える。
新(もともとの)テキスト:
+ 対戦相手1人を対象とする。あなたはあなたがコントロールする土地を4つ破壊する。その後そのプレイヤーは自分がコントロールする土地を4つ破壊する。その後、Burning of Xinyeは、各クリーチャーにそれぞれ4点のダメージを与える。
《雲石の工芸品/Cloudstone Curio》(機能変更)
2007年までさかのぼるが、このカードの「パーマネント・タイプ」を「カード・タイプ」に書き換えた。パーマネント・タイプは古臭い用語だと言われていた。しかしながら、用語そのものはルールの中に残った。イニストラードのテンプレートがやってきたとき、しのびよる懐古主義を使うためにその用語を掘り出した。それが正当な用語であるとすれば、我々は機能的な変更を元通りにするために用語を返してあげるべきである。何が機能的かって?驚くべき「部族」の懐の広さはありがたいことにパーマネント・タイプを共有せずにカードがカード・タイプを共有することができる。部族エンチャント-ゴブリンと部族アーティファクト-兵士・装備品はカード・タイプを共有(部族)し、このカードの影響を受ける。
旧テキスト:
+ アーティファクトでないいずれかのパーマネントが1つあなたのコントロール下で戦場に出るたび、あなたはそれと共通のカード・タイプを持つあなたがコントロールしている他のパーマネント1つをオーナーの手札に戻してもよい。
新テキスト:
+ アーティファクトでないパーマネントが1つあなたのコントロール下で戦場に出るたび、あなたはそれと共通のパーマネント・タイプを持つあなたがコントロールしている他のパーマネント1つをオーナーの手札に戻してもよい。
《ゴブリンの戦長/Goblin Warchief》(機能変更)
スカージで登場したこのカードは、デュエルデッキ「エルフVSゴブリン」で仲間に合流した。その際これのクリーチャー・タイプはゴブリン・戦士に更新された。彼は、伊達に戦長と呼ばれているわけではない。非常に好戦的な気質なのだ。不幸にも、この変更はオラクルには入らず、時間とともに忘れられていた。いや、時間切れだ。なぜなら私が気づいてしまったからだ。私は今こそオラクルを更新させよう。
旧タイプ:
クリーチャー -- ゴブリン(Goblin) (2/2)
新タイプ:
+ クリーチャー -- ゴブリン(Goblin)・戦士(Warrior) (2/2)
《オパールの宮殿/Opal Palace》
統率者2013のこのカードには「追加の」が無かった。助けにはなるが必要ではない。だからこれは機能変更ではない。
旧テキスト:
{T}:あなたのマナ・プールに{1}を加える。
{1},{T}:あなたのマナ・プールに、あなたの統率者の固有色のうち1色の色のマナ1点を加える。このマナを支払ってあなたの統率者を唱えた場合、それはあなたがこのゲーム中にそれを統率領域から唱えた回数に等しい数の+1/+1カウンターが置かれた状態で戦場に出る。
新テキスト:
{T}:あなたのマナ・プールに{1}を加える。
+ {1},{T}:あなたのマナ・プールに、あなたの統率者の固有色のうち1色の色のマナ1点を加える。このマナを支払ってあなたの統率者を唱えた場合、それはあなたがこのゲーム中にそれを統率領域から唱えた回数に等しい数の追加の+1/+1カウンターが置かれた状態で戦場に出る。
《超心理戦/Psychic Battle》(機能変更)
このカードの最後の一文は、毎回ゲームが即座に引き分けにならないようカードがカードが公開された後すぐに加えられた。対象を変更したら、このカードは次から次へと誘発してしまう。しかし、追加した文章はこのカード1つの問題を解決しただけに過ぎず、これが複数ある場合それぞれが際限なく誘発しあってゲームが引き分けになってしまうのは変わらなかった。たまによくあるテンプレートの見落としだった。間違ったボタンはかけなおされた。
旧テキスト:
+ プレイヤー1人が1つ以上の対象を選ぶたび、各プレイヤーはそれぞれ、自分のライブラリーの一番上のカードを公開する。点数で見たマナ・コストがもっとも高いカードを公開したプレイヤーは、その対象を1つ以上変更してもよい。コストがもっとも高いカードが2枚以上ある場合、対象は変更されない。この方法で対象を変更することでは、この能力は誘発しない。
新テキスト:
+ プレイヤー1人が1つ以上の対象を選ぶたび、各プレイヤーはそれぞれ、自分のライブラリーの一番上のカードを公開する。点数で見たマナ・コストがもっとも高いカードを公開したプレイヤーは、その対象を1つ以上変更してもよい。コストがもっとも高いカードが2枚以上ある場合、対象は変更されない。この方法で対象を変更することでは、《超心理戦/Psychic Battle》という名前のパーマネントの能力は誘発しない。
MOでミラージュがリリースされる前は、この呪文は唱えるタイミングが戦闘ダメージステップより前に限定されていた。これは戦闘ダメージをスタックに乗せたあと、解決前にこの呪文を唱えることができなくさせていた。これができてしまうと、トランプル持ちクリーチャーからプレイヤーに割り振ったダメージが、トランプルを失っても意味がなくなってしまう。いっぽうクリーチャーに与える戦闘ダメージが2倍になるボーナスはそのまま受け取ることができる。基本的に、マジック2010以前のルール構造はこの呪文の意図的な欠陥をはっきりと回避できることを許していた。ミラージュが印刷された当時はそれが許されなかった。しかしいまや、戦闘ダメージはスタックを使わず、このタイミング制限は不必要だ。戦闘ダメージステップより前にこの呪文を唱えても、この呪文は意図どおり機能するだろう。戦闘ダメージ中、あるいは後にこの呪文を唱えると、基本的に何も起こらない。(複数の戦闘が起こるなら話は別だが、それはやろうとしていることとは別だろう)それゆえ、我々はこのタイミング制限を取り除いた。別記しておくが、《すさまじき激情/Blood Frenzy》のような同様の制限を与えられている他のカードたちは、意図されたドローバックを避けることができない、これは自然な効果であり、それらから制限を取り除いてしまったら別物になってしまうだろう。
旧テキスト:
+ Blind Furyは、戦闘ダメージ・ステップより前しか唱えることができない。
+ 全てのクリーチャーは、ターン終了時までトランプルを失う。このターン、クリーチャーが戦闘ダメージをクリーチャーに与える場合、その代わりに、そのダメージはそれぞれ2倍になる。
新テキスト:
+ 全てのクリーチャーは、ターン終了時までトランプルを失う。このターン、クリーチャーが戦闘ダメージをクリーチャーに与える場合、その代わりに、そのダメージはそれぞれ2倍になる。
《血文字の羽ペン/Bloodletter Quill》
常に、誰がライフを失うかについて明示することは標準である。このカードには「あなた」が足りなかった。
旧テキスト:
{2},{T},Bloodletter Quillの上に血液(blood)カウンターを1個置く:カードを1枚引き、その後Bloodletter Quillの上に置かれているbloodカウンター1個につき1点のライフを失う。
{青黒}:Bloodletter Quillの上からbloodカウンターを1個取り除く。
新テキスト:
+ {2},{T},Bloodletter Quillの上に血液(blood)カウンターを1個置く:カードを1枚引き、その後あなたはBloodletter Quillの上に置かれているbloodカウンター1個につき1点のライフを失う。
{青黒}:Bloodletter Quillの上からbloodカウンターを1個取り除く。
《新野の火計/Burning of Xinye》(機能変更、逆転)
イニストラードの改訂で、私はこのカードを誰がいつなにをするかを明確にしようとして更新した。不幸にも、破壊不能を持つ土地に対して機能変更をもたらしてしまった。認めたくないものだな、自分の若さゆえの過ちというのは。最新の言葉遣いに戻るだけにしよう。何もなかった。
旧テキスト:
+ 対戦相手1人を対象とする。あなたはあなたがコントロールする土地を4つ選び、それらの土地を破壊する。その後そのプレイヤーは自分がコントロールする土地を4つ選び、それらの土地を破壊する。その後、Burning of Xinyeは、各クリーチャーにそれぞれ4点のダメージを与える。
新(もともとの)テキスト:
+ 対戦相手1人を対象とする。あなたはあなたがコントロールする土地を4つ破壊する。その後そのプレイヤーは自分がコントロールする土地を4つ破壊する。その後、Burning of Xinyeは、各クリーチャーにそれぞれ4点のダメージを与える。
《雲石の工芸品/Cloudstone Curio》(機能変更)
2007年までさかのぼるが、このカードの「パーマネント・タイプ」を「カード・タイプ」に書き換えた。パーマネント・タイプは古臭い用語だと言われていた。しかしながら、用語そのものはルールの中に残った。イニストラードのテンプレートがやってきたとき、しのびよる懐古主義を使うためにその用語を掘り出した。それが正当な用語であるとすれば、我々は機能的な変更を元通りにするために用語を返してあげるべきである。何が機能的かって?驚くべき「部族」の懐の広さはありがたいことにパーマネント・タイプを共有せずにカードがカード・タイプを共有することができる。部族エンチャント-ゴブリンと部族アーティファクト-兵士・装備品はカード・タイプを共有(部族)し、このカードの影響を受ける。
旧テキスト:
+ アーティファクトでないいずれかのパーマネントが1つあなたのコントロール下で戦場に出るたび、あなたはそれと共通のカード・タイプを持つあなたがコントロールしている他のパーマネント1つをオーナーの手札に戻してもよい。
新テキスト:
+ アーティファクトでないパーマネントが1つあなたのコントロール下で戦場に出るたび、あなたはそれと共通のパーマネント・タイプを持つあなたがコントロールしている他のパーマネント1つをオーナーの手札に戻してもよい。
《ゴブリンの戦長/Goblin Warchief》(機能変更)
スカージで登場したこのカードは、デュエルデッキ「エルフVSゴブリン」で仲間に合流した。その際これのクリーチャー・タイプはゴブリン・戦士に更新された。彼は、伊達に戦長と呼ばれているわけではない。非常に好戦的な気質なのだ。不幸にも、この変更はオラクルには入らず、時間とともに忘れられていた。いや、時間切れだ。なぜなら私が気づいてしまったからだ。私は今こそオラクルを更新させよう。
旧タイプ:
クリーチャー -- ゴブリン(Goblin) (2/2)
新タイプ:
+ クリーチャー -- ゴブリン(Goblin)・戦士(Warrior) (2/2)
《オパールの宮殿/Opal Palace》
統率者2013のこのカードには「追加の」が無かった。助けにはなるが必要ではない。だからこれは機能変更ではない。
旧テキスト:
{T}:あなたのマナ・プールに{1}を加える。
{1},{T}:あなたのマナ・プールに、あなたの統率者の固有色のうち1色の色のマナ1点を加える。このマナを支払ってあなたの統率者を唱えた場合、それはあなたがこのゲーム中にそれを統率領域から唱えた回数に等しい数の+1/+1カウンターが置かれた状態で戦場に出る。
新テキスト:
{T}:あなたのマナ・プールに{1}を加える。
+ {1},{T}:あなたのマナ・プールに、あなたの統率者の固有色のうち1色の色のマナ1点を加える。このマナを支払ってあなたの統率者を唱えた場合、それはあなたがこのゲーム中にそれを統率領域から唱えた回数に等しい数の追加の+1/+1カウンターが置かれた状態で戦場に出る。
《超心理戦/Psychic Battle》(機能変更)
このカードの最後の一文は、毎回ゲームが即座に引き分けにならないようカードがカードが公開された後すぐに加えられた。対象を変更したら、このカードは次から次へと誘発してしまう。しかし、追加した文章はこのカード1つの問題を解決しただけに過ぎず、これが複数ある場合それぞれが際限なく誘発しあってゲームが引き分けになってしまうのは変わらなかった。たまによくあるテンプレートの見落としだった。間違ったボタンはかけなおされた。
旧テキスト:
+ プレイヤー1人が1つ以上の対象を選ぶたび、各プレイヤーはそれぞれ、自分のライブラリーの一番上のカードを公開する。点数で見たマナ・コストがもっとも高いカードを公開したプレイヤーは、その対象を1つ以上変更してもよい。コストがもっとも高いカードが2枚以上ある場合、対象は変更されない。この方法で対象を変更することでは、この能力は誘発しない。
新テキスト:
+ プレイヤー1人が1つ以上の対象を選ぶたび、各プレイヤーはそれぞれ、自分のライブラリーの一番上のカードを公開する。点数で見たマナ・コストがもっとも高いカードを公開したプレイヤーは、その対象を1つ以上変更してもよい。コストがもっとも高いカードが2枚以上ある場合、対象は変更されない。この方法で対象を変更することでは、《超心理戦/Psychic Battle》という名前のパーマネントの能力は誘発しない。
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