・無色マナシンボル

「ゲートウォッチの誓い」では、ルール文書で{C}で表される無色マナ・シンボルを導入する。あなたのマナ・プールに{1}を加えていたものはどれも{C}を加えるようになる。「ゲートウォッチの誓い」リリースノートでこの変更についてさらに言及している。
全部で316枚のカードが更新された。

・1体以上のクリーチャーをブロックする(機能に影響なし)

「追加で1体のクリーチャーをブロックできる」というテンプレートに若干の変更を加えた。特に、追加のクリーチャーの有限数をブロック可能な能力に言及しているカードに「各戦闘で」を加えた。これがないと、一度しか使えないように見えてしまうからだ。つまりは「私は追加クリーチャーをゲットした!よろしく!」ということだ。

《砂への挑戦/Brave the Sands》(機能に影響なし)
旧テキスト:
あなたがコントロールするクリーチャーは警戒を持つ。
あなたがコントロールする各クリーチャーは、追加で1体のクリーチャーをブロックできる。
新テキスト:
あなたがコントロールするクリーチャーは警戒を持つ。
あなたがコントロールする各クリーチャーは、各戦闘で追加で1体のクリーチャーをブロックできる。

同様の変更
《主の戦術家/Cenn’s Tactician》
《こだまの飾り輪/Echo Circlet》
《フォライアスの大部隊/Foriysian Brigade》
《フォライアスの介入者/Foriysian Interceptor》
《フォライアスのトーテム像/Foriysian Totem》
《高所/High Ground》
《ケンバの軍勢/Kemba’s Legion》
《住処見張りの巨人/Lairwatch Giant》
《セレズニアの鋭射手/Selesnya Sagittars》
《双頭のドラゴン/Two-Headed Dragon》
《Two-Headed Giant of Foriys》
《先兵の盾/Vanguard’s Shield》

《エラヨウの本質/Erayo’s Essence》(機能に影響なし)

これは各ターンの1つめの呪文だけに適用されるように読めた。印刷されたテキストは能力の周知のスタイルに従っていない、そして、それは誘発型能力に加工された。しかし、「各対戦相手、各ターン」というのはかなり不明確であり、より明確になるようにテンプレートを調整した。

旧テキスト:
+ 対戦相手1人がそのターンに最初に呪文を唱えるたび、その呪文を打ち消す。
新テキスト:
+ 対戦相手1人が各ターンに最初にそのプレイヤーの呪文を唱えるたび、その呪文を打ち消す。

《ゴルガリの墓トロール/Golgari Grave-Troll》(機能に影響なし)

スケルトンと別の何かのクリーチャー・タイプを持っているクリーチャーたちのなかで、これだけが先にスケルトンが来ていた。このままでは新しいものが出たとき、校正チームはどちらが先に来るか討論して時間を無駄にしてしまう。これを整理する。

旧タイプ行
クリーチャー -- スケルトン(Skeleton)・トロール(Troll) (0/0)
新タイプ行
クリーチャー -- トロール(Troll)・スケルトン(Skeleton) (0/0)

《Homarid》(機能に影響なし たぶん)と《Tidal Influence》

最後の能力は、4個を飛ばして5個以上のtideカウンターが置かれた場合に誘発するかどうかが明示的ではなかった。そのカードの他の能力に書かれているように、「正確に」と書かれていないので、それがいくつ増えようともtideカウンターはリセットされるだろうと決定した。

旧テキスト:
Homaridは、その上にtideカウンターが1個置かれた状態で戦場に出る。
あなたのアップキープの開始時に、Homaridの上にtideカウンターを1個置く。
Homaridの上にtideカウンターが1個だけ置かれている限り、これは -1/-1 の修整を受ける。
Homaridの上にtideカウンターが3個だけ置かれている限り、これは +1/+1 の修整を受ける。
Homaridの上にtideカウンターが4個置かれるたび、これの上からtideカウンターを全て取り除く。
新テキスト:
Homaridは、その上にtideカウンターが1個置かれた状態で戦場に出る。
あなたのアップキープの開始時に、Homaridの上にtideカウンターを1個置く。
Homaridの上にtideカウンターが1個だけ置かれている限り、これは -1/-1 の修整を受ける。
Homaridの上にtideカウンターが3個だけ置かれている限り、これは +1/+1 の修整を受ける。
+ Homaridの上にtideカウンターが4個以上置かれるたび、これの上からtideカウンターを全て取り除く。

《Tidal Influence》の新テキスト:
+ Tidal Influenceは、名前が《Tidal Influence》であるパーマネントが戦場に出ていない場合にしか起動できない。
Tidal Influenceは、その上に”潮汐(tide)カウンターが1個置かれた状態で戦場に出る。
あなたのアップキープの開始時に、Tidal Influenceの上にtideカウンターを1個置く。
Tidal Influenceの上にtideカウンターが1個だけ置かれている限り、全ての青のクリーチャーは、-2/-0 の修整を受ける。
Tidal Influenceの上にtideカウンターが3個だけ置かれている限り、全ての青のクリーチャーは、+2/+0 の修整を受ける。
+ Tidal Influenceの上にtideカウンターが4個以上置かれるたび、これの上からtideカウンターを全て取り除く。

《Marjhan》(機能変更)

われわれはタイプ行が非常に正しくなかったことに気づいた。それはもともと海蛇として印刷されていたのに、いつしかリバイアサンに変わっていた。カードの見かけはリバイアサンっぽいから、ということであろうが、本来は海蛇であり、現在もカードを適切にサポートしている。ゆえにわれわれはそれを戻した。

旧タイプ行
クリーチャー -- リバイアサン(Leviathan) (8/8)
新タイプ行
クリーチャー -- 海蛇(Serpent) (8/8)

《Pygmy Hippo》(機能に影響なし)

{C}への変更に加えて、誘発型能力の誘発条件をちょっといじくった。 紛らわしい「戦闘後」という単語を消し、もっと良いものにした。

旧テキスト:
+ Pygmy Hippoが攻撃してブロックされないたび、あなたは「防御プレイヤーは、自分がコントロールする各土地のマナ能力を起動し、自分のマナ・プールを空にする」ことを選んでもよい。そうしたなら、このターン、Pygmy Hippoは戦闘ダメージを割り振らず、あなたの次の戦闘前メイン・フェイズの開始時に、あなたは、あなたのマナ・プールに{X}を加える。Xは、この方法で防御プレイヤーのマナ・プールから失われたマナの総量である。
新テキスト:
+ Pygmy Hippoが攻撃してブロックされないたび、あなたは「防御プレイヤーは、自分がコントロールする各土地のマナ能力を起動し、自分のマナ・プールを空にする」ことを選んでもよい。そうしたなら、このターンにPygmy Hippoは戦闘ダメージを割り振らず、このターンのあなたの次のメイン・フェイズの開始時に、あなたは、あなたのマナ・プールに、これにより防御プレイヤーのマナ・プールから失われたマナの点数に等しい点数の{C}を加える。

《影の乗り手/Shadow Rider》(機能変更)

これは騎士として印刷され、のちにゾンビを得た。問題がひとつある。これはゾンビではない。クリエイティブ・チームはそれがダウスィーであるという証拠があると言っているが、カードからは何も伝わってこない。なのでこれはただの騎士に戻す。

旧タイプ行:
クリーチャー -- ゾンビ(Zombie)・騎士(Knight) (3/3)
新タイプ行:
クリーチャー -- 騎士(Knight) (3/3)


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