解説
先週、私は《炉のドラゴン/Furnace Dragon(DST)》を《歯と爪/Tooth and Nail(MRD)》で出したときの質問に回答しました。
その答えは、あなたの手札からプレイしていないため、《炉のドラゴン》の能力は誘発しないということでした。
「あなたの手札から場に出しているから誘発するはず」とたくさんのメールを頂きましたので、改めて解説します。
このキーワードは、「あなたの手札からプレイする」という文章です。これは「場に出す」とは別のものです。
カードが「あなたの手札からプレイされた」ことで誘発する能力は、カードが呪文として手札からプレイされたときにのみ誘発するものです。
《歯と爪》《エルフの笛吹き/Elvish Piper(UD)》《実物提示教育/Show and Tell(UZ)》《狩り立てられたウンパス/Hunted Wumpus(MM)》のようにカードを直接場に出す効果は、それを呪文としてプレイはせず、単に場に出します。
それらの効果で場に出した場合は、《炉のドラゴン》《強奪する悪魔/Reiver Demon(MRD)》《催眠魔/Hypnox(TOR)》《パリンクロン/Palinchron(UL)》などの能力は誘発しません。
ダークスティールの質問
Q1:《炉のドラゴン》のテキストには「場にある」が抜けています。するとこれは暗に示しているのか、それともデッキや手札や墓地のものまで取り除くんですか?
A1:暗に示されています。基本的に、効果は場にあるパーマネントを参照します。指示のテキストの状態が他のものでないかぎり、あるいは、別のゾーンを参照できると名言しているのでないかぎり、《炉のドラゴン》の能力は、場にないアーティファクトには何もしません。
(#質問者は性格悪いっつーか、テキスト内ではしょられてる部分なんてほかにもあるのに、《炉のドラゴン》関連で余計な突っ込みを入れることしかできないのだろうかねー)
Q2:《ダークスティールの粗暴者像/Darksteel Brute(DST)》がクリーチャーに変わったら、召喚酔いに影響されますか?
A2:はい。
あなたがターンの開始時からコントロールしていないパーマネントだけが「召喚酔い」になります。エンチャントや土地も召喚酔いになりますが、能力をプレイできなくなる(略)のはクリーチャーだけです。ずっとクリーチャーである必要はありません。
(#クリーチャーになると影響されて、クリーチャーでなくなればまた影響下から外れます。まあ、もうこんな説明をするような時代ではないはずなんですけどね)
Q3:《雷雲の精霊/Thundercloud Elemental(SCG)》は《清純な天使/Pristine Angel(DST)》をタップすることができますか?そうすれば呪文や能力で破壊できる対象にできますか?
A3:なんらかの方法で、先に《清純な天使》のタフネスを2以下まで減らしておけば可能です。
《雷雲の精霊》は全てのクリーチャーをタップします。これは対象を必要としているわけではないので、プロテクションは有効ではありません。プロテクションはD-E-B-Tの4つから成り立っています。
D:それが発生源であるダメージをすべて軽減する。
E:それのエンチャントや装備品にエンチャントされたり装備されない。
B:そのクリーチャーにブロックされない。
T:それが発生源である呪文や能力の対象にならない。
《雷雲の精霊》はこれらのどれにも当てはまらないので、《天使》が影響を受けるほどタフネスが低くなっていればタップされます。
(#日本版はえん・けい・そう・ぶ・たい と略されます。エンチャントされない、軽減する、装備されない、ブロックされない、対象にならない、です。
対象にならない、というのは影響を受けない、ということではありません。単に対象に選ぶことができないということと、対象が必要な呪文/能力の解決時に不正と判断されるだけです。)
Q4:《マイアの土地刻み/Myr Landshaper(DST)》についてなんですが、これの能力でアーティファクト・土地にした基本地形は、基本地形でない土地になるんですか?
A4:その土地は基本地形のままです。現在のところ、「基本」をつけたり取り除いたりするものは存在しません。土地にアーティファクト性をつけるものは、「Basic Land - Swamp」から「Basic Artifact Land - Swamp」になるだけで、基本地形でなくなるということはありません。
Q5:《マイアの土地刻み》で《平地》をアーティファクトにし、その平地を《木っ端みじん/Splinter(UD)》で取り除くとライブラリーや場に出ているほかの《平地》も取り除かれますか?
A5:《マイアの土地刻み》は土地の名前を変更しません。《木っ端みじん》は解決時に適正であったなら、同じ名前のカードを手札、墓地、ライブラリーから取り除きます。
(#質問者、Splinterは場にある他の平地には影響しないぜよ。)
《残響する破滅/Echoing Ruin(DST)》は違います。これは同じ名前のアーティファクトを破壊するため、平地もアーティファクトでなければ破壊されません。
Q6:対戦相手が自分の《レッドウッド・ツリーフォーク/Redwood Treefolk(7E)》に《囁き絹の外套(ささやきぎぬのがいとう)/Whispersilk Cloak(DST)》をつけました。僕のターン、《忍び寄るカビ/Creeping Mold(MRD)》で《囁き絹の外套》を破壊しました。できますよね?
A6:できます。
《囁き絹の外套》は装備したクリーチャーが対象にならなくなるだけで、《外套》そのものは呪文や能力の対象にできます。
Q7:《懲戒の儀式/Rebuking Ceremony(DST)》で質問です。オーナーの墓地にあるアーティファクトも対象にとれますか?あと、別々のオーナーがコントロールしているアーティファクトをそれぞれ対象にとれますか?
A7:場にあるアーティファクトのみ対象にとれます。墓地にある〜、とか書かれていないかぎり、基本的に場にあるパーマネントにしか影響しません。アーティファクト・カードは、場にあるときだけ「アーティファクト」です。
《懲戒の儀式》は場にあるふたつのアーティファクトを対象にとります。それは別々のプレイヤーがコントロールしていてもよく、その場合はそれぞれのオーナーのライブラリーに戻ることになります。
そのほか/古いカードの質問
Q8:自分は《停滞/Stasis》をプレイしました。対戦相手のクリーチャーは全部タップしていて、そのあと戦闘開始時に自分は《セイレーンの呼び声/Siren’s Call》をプレイしました。(壁と召喚酔いを除いた)タップしているクリーチャー全部に影響できますか?
A8:召喚酔いのない壁でないクリーチャーに影響できます。この場合、タップ状態のクリーチャーはターン終了時にすべて破壊されます。攻撃参加の機会があるなしは関係ありません。
先週、私は《炉のドラゴン/Furnace Dragon(DST)》を《歯と爪/Tooth and Nail(MRD)》で出したときの質問に回答しました。
その答えは、あなたの手札からプレイしていないため、《炉のドラゴン》の能力は誘発しないということでした。
「あなたの手札から場に出しているから誘発するはず」とたくさんのメールを頂きましたので、改めて解説します。
このキーワードは、「あなたの手札からプレイする」という文章です。これは「場に出す」とは別のものです。
カードが「あなたの手札からプレイされた」ことで誘発する能力は、カードが呪文として手札からプレイされたときにのみ誘発するものです。
《歯と爪》《エルフの笛吹き/Elvish Piper(UD)》《実物提示教育/Show and Tell(UZ)》《狩り立てられたウンパス/Hunted Wumpus(MM)》のようにカードを直接場に出す効果は、それを呪文としてプレイはせず、単に場に出します。
それらの効果で場に出した場合は、《炉のドラゴン》《強奪する悪魔/Reiver Demon(MRD)》《催眠魔/Hypnox(TOR)》《パリンクロン/Palinchron(UL)》などの能力は誘発しません。
ダークスティールの質問
Q1:《炉のドラゴン》のテキストには「場にある」が抜けています。するとこれは暗に示しているのか、それともデッキや手札や墓地のものまで取り除くんですか?
A1:暗に示されています。基本的に、効果は場にあるパーマネントを参照します。指示のテキストの状態が他のものでないかぎり、あるいは、別のゾーンを参照できると名言しているのでないかぎり、《炉のドラゴン》の能力は、場にないアーティファクトには何もしません。
(#質問者は性格悪いっつーか、テキスト内ではしょられてる部分なんてほかにもあるのに、《炉のドラゴン》関連で余計な突っ込みを入れることしかできないのだろうかねー)
Q2:《ダークスティールの粗暴者像/Darksteel Brute(DST)》がクリーチャーに変わったら、召喚酔いに影響されますか?
A2:はい。
あなたがターンの開始時からコントロールしていないパーマネントだけが「召喚酔い」になります。エンチャントや土地も召喚酔いになりますが、能力をプレイできなくなる(略)のはクリーチャーだけです。ずっとクリーチャーである必要はありません。
(#クリーチャーになると影響されて、クリーチャーでなくなればまた影響下から外れます。まあ、もうこんな説明をするような時代ではないはずなんですけどね)
Q3:《雷雲の精霊/Thundercloud Elemental(SCG)》は《清純な天使/Pristine Angel(DST)》をタップすることができますか?そうすれば呪文や能力で破壊できる対象にできますか?
A3:なんらかの方法で、先に《清純な天使》のタフネスを2以下まで減らしておけば可能です。
《雷雲の精霊》は全てのクリーチャーをタップします。これは対象を必要としているわけではないので、プロテクションは有効ではありません。プロテクションはD-E-B-Tの4つから成り立っています。
D:それが発生源であるダメージをすべて軽減する。
E:それのエンチャントや装備品にエンチャントされたり装備されない。
B:そのクリーチャーにブロックされない。
T:それが発生源である呪文や能力の対象にならない。
《雷雲の精霊》はこれらのどれにも当てはまらないので、《天使》が影響を受けるほどタフネスが低くなっていればタップされます。
(#日本版はえん・けい・そう・ぶ・たい と略されます。エンチャントされない、軽減する、装備されない、ブロックされない、対象にならない、です。
対象にならない、というのは影響を受けない、ということではありません。単に対象に選ぶことができないということと、対象が必要な呪文/能力の解決時に不正と判断されるだけです。)
Q4:《マイアの土地刻み/Myr Landshaper(DST)》についてなんですが、これの能力でアーティファクト・土地にした基本地形は、基本地形でない土地になるんですか?
A4:その土地は基本地形のままです。現在のところ、「基本」をつけたり取り除いたりするものは存在しません。土地にアーティファクト性をつけるものは、「Basic Land - Swamp」から「Basic Artifact Land - Swamp」になるだけで、基本地形でなくなるということはありません。
Q5:《マイアの土地刻み》で《平地》をアーティファクトにし、その平地を《木っ端みじん/Splinter(UD)》で取り除くとライブラリーや場に出ているほかの《平地》も取り除かれますか?
A5:《マイアの土地刻み》は土地の名前を変更しません。《木っ端みじん》は解決時に適正であったなら、同じ名前のカードを手札、墓地、ライブラリーから取り除きます。
(#質問者、Splinterは場にある他の平地には影響しないぜよ。)
《残響する破滅/Echoing Ruin(DST)》は違います。これは同じ名前のアーティファクトを破壊するため、平地もアーティファクトでなければ破壊されません。
Q6:対戦相手が自分の《レッドウッド・ツリーフォーク/Redwood Treefolk(7E)》に《囁き絹の外套(ささやきぎぬのがいとう)/Whispersilk Cloak(DST)》をつけました。僕のターン、《忍び寄るカビ/Creeping Mold(MRD)》で《囁き絹の外套》を破壊しました。できますよね?
A6:できます。
《囁き絹の外套》は装備したクリーチャーが対象にならなくなるだけで、《外套》そのものは呪文や能力の対象にできます。
Q7:《懲戒の儀式/Rebuking Ceremony(DST)》で質問です。オーナーの墓地にあるアーティファクトも対象にとれますか?あと、別々のオーナーがコントロールしているアーティファクトをそれぞれ対象にとれますか?
A7:場にあるアーティファクトのみ対象にとれます。墓地にある〜、とか書かれていないかぎり、基本的に場にあるパーマネントにしか影響しません。アーティファクト・カードは、場にあるときだけ「アーティファクト」です。
《懲戒の儀式》は場にあるふたつのアーティファクトを対象にとります。それは別々のプレイヤーがコントロールしていてもよく、その場合はそれぞれのオーナーのライブラリーに戻ることになります。
そのほか/古いカードの質問
Q8:自分は《停滞/Stasis》をプレイしました。対戦相手のクリーチャーは全部タップしていて、そのあと戦闘開始時に自分は《セイレーンの呼び声/Siren’s Call》をプレイしました。(壁と召喚酔いを除いた)タップしているクリーチャー全部に影響できますか?
A8:召喚酔いのない壁でないクリーチャーに影響できます。この場合、タップ状態のクリーチャーはターン終了時にすべて破壊されます。攻撃参加の機会があるなしは関係ありません。
・ハンス!逃げろ、Unhingedだ!
御大マーク・ローズウォーター氏によるウソ記事。
アングルードの次の冗談エキスパンションが出ますよー、と、これまた特製のイラストつきで紹介。
Gleemaxキターーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーってかんじですが、ウソです。
しかし、記事中にネタばらししてるところはさすがチキン。
・週末のトップ2
ウソGPの結果。デッキリストを見ればわかるとおり。
・ブラックボックスを覗く
ウソカードがさもあったかのように、「入らなかった理由」を解説。
・Ask Wizards
マジック・ザ・ギャザリングの名前がマジキュー・ザ・ギャザリングに変わる?
・《精神隷属器》がスタンダードで禁止に決定!
投票の結果、《精神隷属器》が禁止になるというウソ記事。
つか平地とか候補にあがってますが。
・マジック・アルカナ
《金属モックス》に《銀のゴーレム、カーン》がこっそり描かれている、とか、《起源室》に「《頭蓋骨締め》とコンボにしる!」と小さく書かれている、とか、《Blsck Lotus》にブリトニー・スピアーズの顔が描いてあるとか。
ぶっちゃけ
ありえなーい
というわけで全部ウソ記事です。信じて人に言っちゃったりすると思いっきりバカにされる資格を得ることができます。
御大マーク・ローズウォーター氏によるウソ記事。
アングルードの次の冗談エキスパンションが出ますよー、と、これまた特製のイラストつきで紹介。
Gleemaxキターーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーってかんじですが、ウソです。
しかし、記事中にネタばらししてるところはさすがチキン。
・週末のトップ2
ウソGPの結果。デッキリストを見ればわかるとおり。
・ブラックボックスを覗く
ウソカードがさもあったかのように、「入らなかった理由」を解説。
・Ask Wizards
マジック・ザ・ギャザリングの名前がマジキュー・ザ・ギャザリングに変わる?
・《精神隷属器》がスタンダードで禁止に決定!
投票の結果、《精神隷属器》が禁止になるというウソ記事。
つか平地とか候補にあがってますが。
・マジック・アルカナ
《金属モックス》に《銀のゴーレム、カーン》がこっそり描かれている、とか、《起源室》に「《頭蓋骨締め》とコンボにしる!」と小さく書かれている、とか、《Blsck Lotus》にブリトニー・スピアーズの顔が描いてあるとか。
ぶっちゃけ
ありえなーい
というわけで全部ウソ記事です。信じて人に言っちゃったりすると思いっきりバカにされる資格を得ることができます。
Q17:相手が《藻の蔓延/Spreading Algae(8ED)》を自分の沼につけられています。《藻の蔓延》が墓地に落ちたあと、対応して《萎縮した卑劣漢/Withered Wretch(LGN)》でそれをゲームから取り除くことができますか?
A17:可能です。
《藻の蔓延》が墓地に置かれたとき、その誘発型能力がスタックに乗って解決を待つ間に、あなたは《萎縮した卑劣漢》の能力を起動し、ゲームから取り除くことができます。誘発型能力は解決しますが、戻すべきカードが墓地にないため、何もしません。
ただし、これは《ダークスティールの巨像/Darksteel Colossus(DST)》のような、「代わりに」で書かれている置換効果には意味がありません。それらは墓地には置かれないからです。
Q18:対戦相手のターンに、自分は《くぐつ師/Puppeteer(8ED)》を使って相手のクリーチャーをタップしました。そのあと《Norritt》をそのクリーチャーに使い、攻撃を強制しました。しかしタップしているので、そのクリーチャーは破壊されますよね?
A18:はい。
《Norritt》はそのクリーチャーが攻撃に参加できない場合、破壊します。その理由に関しては考慮しません。そのターンに場に出たクリーチャーは影響を受けません。また、《Norritt》はそのクリーチャーをターン終了時に破壊します。
Q19:対戦相手が《上天の閃光/AEther Flash(7E)》をだしています。自分は《卑しき死者/Unworthy Dead(UZ)》などを出して、それが墓地に行く前に再生することはできますか?
A19:できます。
《上天の閃光》は誘発型能力で、スタックを使用します。あなたは再生を使ってそれに対応することができ、《卑しき死者》を生き残らせることができます。
Q20:《頭脳いじり/Head Games(ONS)》で、対戦相手が手札をライブラリーに置いたあと、ライブラリーのカードを全部見ることができるのか、それとも手札に入れるカードしか見ることができないのか、どっちですか?
A20:あなたは対戦相手のライブラリーのカードをすべて見ることができます。
あなたは対戦相手のライブラリーをすべて見て、あなたが選んだ新しい手札を対戦相手に与えます。通常、それは対戦相手にとって最悪のものでしょう。
Q21:自分が7体の0/1トークンと《ヴィリジアンの長弓/Viridian Longbow(MRD)》を持っているとき、それぞれのトークンに《長弓》を装備させて、対戦相手に7点のダメージを与えることはできますか?
A21:装備に十分なマナがあるのなら可能です。
あなたがソーサリーをプレイできるタイミングなら、何回でも装備能力を起動することができます。《長弓》をトークンに装備させ、トークンをタップしてダメージを与え、ほかのトークンに《長弓》を装備する・・・これを繰り返すことができます。
Q22:《大釜のダンス/Cauldron Dance(IN)》を《分流/Shunt(DST)》や《偏向/Deflection(8ED)》で対象を変えることができますか?
A22:可能です。
《大釜のダンス》は対象を一つだけ持ちます。ただし、新しい対象は適正で、同じプレイヤーの墓地にあるカードでなければなりません。
Q23:《呪われた巻物/Cursed Scroll(TE)》を起動したとき、複数枚のうちから公開するカードを宣言しました。同じ名前のカードを選べばダメージが与えられるのか、それぞれのカードは別のものとするのか、どっちですか?
A23:《呪われた巻物》はカードの名前だけを見ます。宣言したカード名と一致するなら、ダメージを与えます。
「ウルザズサーガの《崇拝/Worship(UZ)》」と宣言することはできず、8版の《崇拝/Worship(8ED)》が出たときにはダメージを与えない、ということはありません。
Q24:対戦相手が《埋め合わせ/Recoup(OD)》を《溶鉱炉の脈動/Pulse of the Forge(DST)》にプレイしました。自分のライフは相手より高いので、相手は《溶鉱炉の脈動》は手札に戻るといいます。本当でしょうか?
A24:まず、プレイが正しくありません。《埋め合わせ》はソーサリーしか対象にとれず、《溶鉱炉の脈動》はインスタントです。
もしそれがソーサリーであったとしても、フラッシュバックの置き換え効果は、カードがスタックから取り除かれる時点で常にゲームから取り除く効果ですから、《脈動》の効果が手札に戻すとあっても、フラッシュバックはその代わりにゲームから取り除きます。
Q25:《ゴブリンの放火砲/Goblin Charbelcher(MRD)》で最初に公開したカードが《山》だった場合、2点のダメージを与えるんですか?
A25:ダメージは与えられません。
《放火砲》は、公開された土地以外のカードの枚数に等しいダメージを与えます。
《山》はもちろん土地ですから、その数には入らず、ゼロの2倍はやっぱりゼロです。
A17:可能です。
《藻の蔓延》が墓地に置かれたとき、その誘発型能力がスタックに乗って解決を待つ間に、あなたは《萎縮した卑劣漢》の能力を起動し、ゲームから取り除くことができます。誘発型能力は解決しますが、戻すべきカードが墓地にないため、何もしません。
ただし、これは《ダークスティールの巨像/Darksteel Colossus(DST)》のような、「代わりに」で書かれている置換効果には意味がありません。それらは墓地には置かれないからです。
Q18:対戦相手のターンに、自分は《くぐつ師/Puppeteer(8ED)》を使って相手のクリーチャーをタップしました。そのあと《Norritt》をそのクリーチャーに使い、攻撃を強制しました。しかしタップしているので、そのクリーチャーは破壊されますよね?
A18:はい。
《Norritt》はそのクリーチャーが攻撃に参加できない場合、破壊します。その理由に関しては考慮しません。そのターンに場に出たクリーチャーは影響を受けません。また、《Norritt》はそのクリーチャーをターン終了時に破壊します。
Q19:対戦相手が《上天の閃光/AEther Flash(7E)》をだしています。自分は《卑しき死者/Unworthy Dead(UZ)》などを出して、それが墓地に行く前に再生することはできますか?
A19:できます。
《上天の閃光》は誘発型能力で、スタックを使用します。あなたは再生を使ってそれに対応することができ、《卑しき死者》を生き残らせることができます。
Q20:《頭脳いじり/Head Games(ONS)》で、対戦相手が手札をライブラリーに置いたあと、ライブラリーのカードを全部見ることができるのか、それとも手札に入れるカードしか見ることができないのか、どっちですか?
A20:あなたは対戦相手のライブラリーのカードをすべて見ることができます。
あなたは対戦相手のライブラリーをすべて見て、あなたが選んだ新しい手札を対戦相手に与えます。通常、それは対戦相手にとって最悪のものでしょう。
Q21:自分が7体の0/1トークンと《ヴィリジアンの長弓/Viridian Longbow(MRD)》を持っているとき、それぞれのトークンに《長弓》を装備させて、対戦相手に7点のダメージを与えることはできますか?
A21:装備に十分なマナがあるのなら可能です。
あなたがソーサリーをプレイできるタイミングなら、何回でも装備能力を起動することができます。《長弓》をトークンに装備させ、トークンをタップしてダメージを与え、ほかのトークンに《長弓》を装備する・・・これを繰り返すことができます。
Q22:《大釜のダンス/Cauldron Dance(IN)》を《分流/Shunt(DST)》や《偏向/Deflection(8ED)》で対象を変えることができますか?
A22:可能です。
《大釜のダンス》は対象を一つだけ持ちます。ただし、新しい対象は適正で、同じプレイヤーの墓地にあるカードでなければなりません。
Q23:《呪われた巻物/Cursed Scroll(TE)》を起動したとき、複数枚のうちから公開するカードを宣言しました。同じ名前のカードを選べばダメージが与えられるのか、それぞれのカードは別のものとするのか、どっちですか?
A23:《呪われた巻物》はカードの名前だけを見ます。宣言したカード名と一致するなら、ダメージを与えます。
「ウルザズサーガの《崇拝/Worship(UZ)》」と宣言することはできず、8版の《崇拝/Worship(8ED)》が出たときにはダメージを与えない、ということはありません。
Q24:対戦相手が《埋め合わせ/Recoup(OD)》を《溶鉱炉の脈動/Pulse of the Forge(DST)》にプレイしました。自分のライフは相手より高いので、相手は《溶鉱炉の脈動》は手札に戻るといいます。本当でしょうか?
A24:まず、プレイが正しくありません。《埋め合わせ》はソーサリーしか対象にとれず、《溶鉱炉の脈動》はインスタントです。
もしそれがソーサリーであったとしても、フラッシュバックの置き換え効果は、カードがスタックから取り除かれる時点で常にゲームから取り除く効果ですから、《脈動》の効果が手札に戻すとあっても、フラッシュバックはその代わりにゲームから取り除きます。
Q25:《ゴブリンの放火砲/Goblin Charbelcher(MRD)》で最初に公開したカードが《山》だった場合、2点のダメージを与えるんですか?
A25:ダメージは与えられません。
《放火砲》は、公開された土地以外のカードの枚数に等しいダメージを与えます。
《山》はもちろん土地ですから、その数には入らず、ゼロの2倍はやっぱりゼロです。
Q8:《歯と爪/Tooth and Nail(MRD)》で《炉のドラゴン/Furnace Dragon(DST)》を場に出したとき、すべてのアーティファクトを破壊できますか?
A8:《炉のドラゴン》の能力は誘発しません。
「あなたがこれを手札からプレイした場合」と書かれているクリーチャーは、呪文としてカードをプレイすることを参照します。
つまり、カードをスタックに置き、通常どおり解決することです。《歯と爪》や《エルフの笛吹き/Elvish Piper(8ED)》のような、直接手札から場に出すような効果では、「手札からプレイ」したことにはなりません。
(#質問者、炉ドラはアーティファクトをゲームから取り除く、です。破壊じゃなかんべよ)
Q9:《にやにや笑いのトーテム像/Grinning Totem(MI)》で相手のライブラリーからクリーチャー・カードを探して、自分の目の前に置きました。ここで《エルフの笛吹き》を使ってこのクリーチャーを場に出せますか?「手札にあるかのように」なのでOKかと思ったんですが、対戦相手は「手札にあるかのように」はあなたの手札にあるわけではない、と言います。どうなんですか?
A9:対戦相手が正しいです。
《にやにや笑いのトーテム像》は、あなたに、それが手札にあるかのようにカードをプレイできるようにします。しかし、それを手札から捨てることを許可してはいませんし、サイクリングすることもできませんし、《エルフの笛吹き》で場に出すことも許可していません。それは、実際にあなたの手札にあるわけではないからです。
(#このテの質問は昔からあるわけですが、「手札にあるかのようにプレイ」可能なだけなんですね。「手札にあるかのように」「プレイできる」と分けちゃうとNGです。実際はゲーム外領域にあるカードを「プレイする」ことができるようになるという効果です。当然のごとく、ゲーム外領域にあるカードは「捨てる」こともできませんし、手札領域にあるときのみ起動できるサイクリング能力も起動できないわけです。手札に移動するなら「手札に加える」と書いてあるわけで、これは明確に区別されています。)
Q10:自分は《黒死病/Pestilence(6E)》と1/1の再生もちクリーチャーを持っています。《黒死病》を5点打つ場合、1/1クリーチャーは1回再生すればいいのか、それとも5回再生しなきゃだめなのか、どっちですか?
A10:5回再生する必要があります。
《黒死病》は1回起動するごとに、全体に1点のダメージを与える能力をスタックに乗せます。
そして、それぞれのダメージは別々に解決するため、それぞれの能力が解決する前に再生しなければなりません。ダメージの発生源は同じですが、ダメージは1回ずつ与えられます。
(#ひどく紛らわしい表現がされていたので超訳しました)
Q11:《世捨てカヴー/Kavu Recluse(PS)》と7枚の土地をもっています。(《山》と《沼》のみ)《ストラタドン/Stratadon(PS)》が手札にあるとき、《世捨てカヴー》の能力を使って土地のひとつを森に変えると、《ストラタドン》の支払いは3減りますか?
A11:減ります。この場合は7マナを支払うことでプレイできます。
土地のタイプを基本地形タイプに変えると、そのタイプとして「数えます」。
森に変えることで、あなたは3種類の基本地形タイプを持っていますから、《ストラタドン》のコストは3減ります。
Q12:《財宝発掘/Trash for Treasure(MRD)》で、生贄に捧げたアーティファクトを戻せますか?生贄は呪文コストだそうなので、ちょっとわからなくなりました。たしか呪文の宣言、それから対象を選んで、コストは最後だったような気がするんですが。
A12:コストとして生贄に捧げたアーティファクトは戻せません。
呪文をプレイするときには、コストを支払う前に対象を選びます。その時点では生贄に捧げるアーティファクトは墓地にありません。呪文をプレイするときの細かい手順と説明は総合ルールの409.1を読んでください。
Q13:自分は《無明の予見者/Blind Seer(IN)》と《名うての暗殺者/Notorious Assassin(MM)》を持っています。対戦相手が《怒りの天使アクローマ/Akroma, Angel of Wrath(LGN)》を出してきたので、自分は《暗殺者》を緑に変えてその能力で《アクローマ》を破壊しようとしました。
すると対戦相手は、《暗殺者》の能力のコストに黒マナが入ってるから、それはできないと言います。自分は《暗殺者》の色は緑だから破壊できると思うのですが、そうなんですか?
A13:破壊できます。
パーマネントの起動型能力の色はパーマネントの色を参照します。起動コストの色マナは関係ありません。緑になった《暗殺者》は《アクローマ》を対象にでき、破壊できます。
Q14:《かそけき翼/Ghostly Wings(TOR)》の最後の効果はどういう効果なんですか?エンチャントがついているクリーチャーならなんでも戻るんですか?
A14:これがついているクリーチャーだけしか戻せません。
Q15:自分は《魔力のとげ/Manabarbs(6E)》を持っています。自分は《枯渇/Mana Short(7E)》をプレイしました。対戦相手に《魔力のとげ》でダメージを与えられますか?
A15:いいえ。
マナのために土地をタップしていないので、《魔力のとげ》はダメージを与えません。
Q16:相手が結合クリーチャーを持っているときに自分が《謙虚/Humility(TE)》を出すとどうなりますか?能力がなくなるからカウンターもなくなって死ぬんですか?
A16:カウンターを載せたまま、1/1になります。カウンターは能力ではありません。
《謙虚》は直接パワーとタフネスを設定し、常にクリーチャーの上のカウンターを上書きします。カウンターは乗ったままですが、意味がなくなります。
接合能力には二つの機能があります。ひとつは場に出る一部としてカウンターを乗せる機能、もうひとつは場を離れたときの誘発型能力です。
前者はクリーチャーが場に出る方法に影響します。《謙虚》は場にあるクリーチャーにのみ影響するので、場に出る方法には影響しません。《謙虚》があるときに接合クリーチャーが出ると、カウンターは乗って出ますが《謙虚》が場にある限り意味をなしません。
後者は能力ですから《謙虚》が取り除きます。《謙虚》が場にあるときに接合クリーチャーが死ぬと、カウンターを移すことはできません。
A8:《炉のドラゴン》の能力は誘発しません。
「あなたがこれを手札からプレイした場合」と書かれているクリーチャーは、呪文としてカードをプレイすることを参照します。
つまり、カードをスタックに置き、通常どおり解決することです。《歯と爪》や《エルフの笛吹き/Elvish Piper(8ED)》のような、直接手札から場に出すような効果では、「手札からプレイ」したことにはなりません。
(#質問者、炉ドラはアーティファクトをゲームから取り除く、です。破壊じゃなかんべよ)
Q9:《にやにや笑いのトーテム像/Grinning Totem(MI)》で相手のライブラリーからクリーチャー・カードを探して、自分の目の前に置きました。ここで《エルフの笛吹き》を使ってこのクリーチャーを場に出せますか?「手札にあるかのように」なのでOKかと思ったんですが、対戦相手は「手札にあるかのように」はあなたの手札にあるわけではない、と言います。どうなんですか?
A9:対戦相手が正しいです。
《にやにや笑いのトーテム像》は、あなたに、それが手札にあるかのようにカードをプレイできるようにします。しかし、それを手札から捨てることを許可してはいませんし、サイクリングすることもできませんし、《エルフの笛吹き》で場に出すことも許可していません。それは、実際にあなたの手札にあるわけではないからです。
(#このテの質問は昔からあるわけですが、「手札にあるかのようにプレイ」可能なだけなんですね。「手札にあるかのように」「プレイできる」と分けちゃうとNGです。実際はゲーム外領域にあるカードを「プレイする」ことができるようになるという効果です。当然のごとく、ゲーム外領域にあるカードは「捨てる」こともできませんし、手札領域にあるときのみ起動できるサイクリング能力も起動できないわけです。手札に移動するなら「手札に加える」と書いてあるわけで、これは明確に区別されています。)
Q10:自分は《黒死病/Pestilence(6E)》と1/1の再生もちクリーチャーを持っています。《黒死病》を5点打つ場合、1/1クリーチャーは1回再生すればいいのか、それとも5回再生しなきゃだめなのか、どっちですか?
A10:5回再生する必要があります。
《黒死病》は1回起動するごとに、全体に1点のダメージを与える能力をスタックに乗せます。
そして、それぞれのダメージは別々に解決するため、それぞれの能力が解決する前に再生しなければなりません。ダメージの発生源は同じですが、ダメージは1回ずつ与えられます。
(#ひどく紛らわしい表現がされていたので超訳しました)
Q11:《世捨てカヴー/Kavu Recluse(PS)》と7枚の土地をもっています。(《山》と《沼》のみ)《ストラタドン/Stratadon(PS)》が手札にあるとき、《世捨てカヴー》の能力を使って土地のひとつを森に変えると、《ストラタドン》の支払いは3減りますか?
A11:減ります。この場合は7マナを支払うことでプレイできます。
土地のタイプを基本地形タイプに変えると、そのタイプとして「数えます」。
森に変えることで、あなたは3種類の基本地形タイプを持っていますから、《ストラタドン》のコストは3減ります。
Q12:《財宝発掘/Trash for Treasure(MRD)》で、生贄に捧げたアーティファクトを戻せますか?生贄は呪文コストだそうなので、ちょっとわからなくなりました。たしか呪文の宣言、それから対象を選んで、コストは最後だったような気がするんですが。
A12:コストとして生贄に捧げたアーティファクトは戻せません。
呪文をプレイするときには、コストを支払う前に対象を選びます。その時点では生贄に捧げるアーティファクトは墓地にありません。呪文をプレイするときの細かい手順と説明は総合ルールの409.1を読んでください。
Q13:自分は《無明の予見者/Blind Seer(IN)》と《名うての暗殺者/Notorious Assassin(MM)》を持っています。対戦相手が《怒りの天使アクローマ/Akroma, Angel of Wrath(LGN)》を出してきたので、自分は《暗殺者》を緑に変えてその能力で《アクローマ》を破壊しようとしました。
すると対戦相手は、《暗殺者》の能力のコストに黒マナが入ってるから、それはできないと言います。自分は《暗殺者》の色は緑だから破壊できると思うのですが、そうなんですか?
A13:破壊できます。
パーマネントの起動型能力の色はパーマネントの色を参照します。起動コストの色マナは関係ありません。緑になった《暗殺者》は《アクローマ》を対象にでき、破壊できます。
Q14:《かそけき翼/Ghostly Wings(TOR)》の最後の効果はどういう効果なんですか?エンチャントがついているクリーチャーならなんでも戻るんですか?
A14:これがついているクリーチャーだけしか戻せません。
Q15:自分は《魔力のとげ/Manabarbs(6E)》を持っています。自分は《枯渇/Mana Short(7E)》をプレイしました。対戦相手に《魔力のとげ》でダメージを与えられますか?
A15:いいえ。
マナのために土地をタップしていないので、《魔力のとげ》はダメージを与えません。
Q16:相手が結合クリーチャーを持っているときに自分が《謙虚/Humility(TE)》を出すとどうなりますか?能力がなくなるからカウンターもなくなって死ぬんですか?
A16:カウンターを載せたまま、1/1になります。カウンターは能力ではありません。
《謙虚》は直接パワーとタフネスを設定し、常にクリーチャーの上のカウンターを上書きします。カウンターは乗ったままですが、意味がなくなります。
接合能力には二つの機能があります。ひとつは場に出る一部としてカウンターを乗せる機能、もうひとつは場を離れたときの誘発型能力です。
前者はクリーチャーが場に出る方法に影響します。《謙虚》は場にあるクリーチャーにのみ影響するので、場に出る方法には影響しません。《謙虚》があるときに接合クリーチャーが出ると、カウンターは乗って出ますが《謙虚》が場にある限り意味をなしません。
後者は能力ですから《謙虚》が取り除きます。《謙虚》が場にあるときに接合クリーチャーが死ぬと、カウンターを移すことはできません。
解説
先週、私はアーティファクト・土地が対戦相手の《アクローマの復讐/Akroma’s Vengeance(ONS)》で破壊されたとき、《聖なる場/Sacred Ground(SH)》で場に戻るかどうかという質問に回答しました。
《聖なる場》一緒に破壊されるので土地が戻らないと考えた方が多かったようなので、あらためて解説します。
同時に《聖なる場》が破壊されたとしても、土地は場に戻ります。
総合ルールの410.10dで、パーマネントが場を離れるときに誘発する能力についての説明があります。
要するに、ゲームは、何が誘発するかを「さかのぼって見る」ということです。
パーマネントが場を離れる直前に存在した能力だけを見、また、それらの能力は場を離れる直前のパーマネントの状態を見ます。
先週の例でいうと、《アクローマの復讐》は《聖なる場》と土地を同時に破壊しますが、ゲーム的には誘発するものを決定するためにその前の段階に注目します。
《聖なる場》が場にあったものとし、破壊されるパーマネントのなかに土地があれば、《聖なる場》は破壊されるそれぞれの土地に対して誘発します。
この能力は、解決時に《聖なる場》が場になくても解決されます。いったん誘発してしまえば、能力は発生源とは独立しています。
これと同じことが、《アクローマの復讐》や《抹消/Obliterate(IN)》によって、《大霊堂の信奉者/Disciple of the Vault(MRD)》とアーティファクトが同時に破壊されるときにも言えます。
同様に、《機械の行進/March of the Machines(MRD)》が場に出たとき、アーティファクトを破壊することで《ドロスの収穫者/Dross Harvester(MRD)》や《ゴブリンの名手/Goblin Sharpshooter(ONS)》が誘発する理由なのです。
ダークスティールの質問
Q1:自分は《大霊堂の信奉者》を持っていて、対戦相手が《死の雲》を使いました。自分のアーティファクト・土地を生贄に捧げたことで、相手のライフを失わせることはできますか?
A1:《死の雲》は《アクローマの復讐》とは違い、「そのあと」で区別され、パーマネントを順番に生贄に捧げていきます。そのため、土地を生贄に捧げることでは《信奉者》は誘発しません。
これは、クリーチャーは土地の前に生贄に捧げられてしまうためで、土地を生贄に捧げるときには《信奉者》はすでに墓地に置かれているからです。
Q2:《マイコシンスの格子/Mycosynth Lattice(DST)》の能力で生み出すマナの種類は何なんですか?無色のマナなのか、どの色にもなるマナなのか、生み出す色を選べるのか・・・ 先週、《霊魂焼却》をこれで支払ってもライフを得ないと説明していましたが、「どれかの色のマナ」ならライフを得るんじゃないんですか?
A2:《マイコシンスの格子》にはマナを生み出す能力はありませんし、ほかのカードにマナを生み出させる効果もありません。
《雲上の座》は無色のマナを出しますし、《山》は赤マナを出します。その他も通常どおりです。《格子》の効果は、あなたがマナを*支払う*ときに、その制限をなくすものだと思ってください。
《霊魂焼却》の場合は、黒か赤マナであるかのようにすべてのマナを支払えるために、「Xは、黒か赤マナでしか支払えない」の制限を無視できるということです。
しかし、《霊魂焼却》のテキストはこうも書いています「与えたダメージに等しい点数のライフを得る。これはXに支払ったBの数を超えることはない」。あなたはこの点においては実際にマナを支払う行動をしていないので、《格子》は何の効果ももちません。
《霊魂焼却》はどのマナをあなたが支払ったのかをさかのぼってチェックし、それが真かどうかを確認します。
(すべての「〜かのように」の効果はこうして働きます。たとえば、《巨大蜘蛛》は飛行を「持っているかのように」ブロックできます。これは《樹上のレインジャー》のブロック制限を無視できます。が、《翼わな》の適正な対象ではありません。)
Q3:《起源室/Genesis Chamber(DST)》と《ダークスティールの粗暴者像/Darksteel Brute(DST)》を持っています。《粗暴者像》をクリーチャーにしたとき、トークンを出すことはできますか?
A3:できません。
《粗暴者像》は単にタイプが変わっただけで、場に出てはいないからです。なにかが場に出ることで誘発する能力は、それ以前にそのパーマネントが場にない場合にのみ誘発します。カードがタイプを変えることでは誘発しません。
一般的/古いカードの質問
Q4:タイプを変えるのと同じように、土地の色を変えれば、その土地が出すマナの色も変わりますか?
A4:土地の色は、それが生み出すマナの色とは無関係です。
土地は通常色を持ちません。たとえば《島》を《混沌の色/Chaoslace》で赤にしても、あいかわらずその《島》は青マナを出します。
土地が基本地形タイプを持つ場合は、その土地は土地タイプに応じた色のマナを出す能力を自動的に持ちます。《島》を《浅瀬のシャーマン》で《山》に変えた場合、それはもはや《島》基本地形-山で、赤マナを出す能力しか持ちません。
Q5:クリーチャーAにつけた装備品をクリーチャーBに移動させようと能力のコストを支払ったら、対戦相手がそれに対応してクリーチャーBをダメージ呪文で破壊しました。移そうとした装備品はAについたままですか?それとも外れるんですか?
A5:クリーチャーAについたままです。
装備能力は、装備品をもとの場所から対象のあなたのクリーチャーに移動させるものです。対象のクリーチャーが解決時に不正な対象になっていた場合、能力は打ち消され、何もしません。よって装備品はそのままです。
Q6:エンチャントを相手のものとして出せますか?たとえば、《栄光の頌歌/Glorious Anthem(8ED)》を相手のコントロールで出せますか?
A6:不可能です。
あなたは、パーマネントを自分のコントロールの下でしか場に出すことはできません。エンチャント(クリーチャー)呪文の場合は、相手のコントロールするパーマネントにつけることもできます。その場合でも、エンチャントのコントローラーはあなたです。
自分のパーマネントを相手に贈り付けたい場合は、《きふ》を使うことです。
Q7:《電結のとげ刺し/Arcbound Stinger(DST)》を《爆片破/Shrapnel Blast(MRD)》の追加コストとして生贄に捧げました。結合か《爆片破》かどっちが先にスタックに乗るんですか?
A7:《爆片破》が先です。
呪文をプレイするとき、まず最初に行うことは、呪文をスタックに置くことです。そのあと対象を選び、最後にコストを支払います。生贄に捧げた《とげ刺し》の結合能力は、《爆片破》の上に乗ります。
字数制限につき続きは次回〜
先週、私はアーティファクト・土地が対戦相手の《アクローマの復讐/Akroma’s Vengeance(ONS)》で破壊されたとき、《聖なる場/Sacred Ground(SH)》で場に戻るかどうかという質問に回答しました。
《聖なる場》一緒に破壊されるので土地が戻らないと考えた方が多かったようなので、あらためて解説します。
同時に《聖なる場》が破壊されたとしても、土地は場に戻ります。
総合ルールの410.10dで、パーマネントが場を離れるときに誘発する能力についての説明があります。
要するに、ゲームは、何が誘発するかを「さかのぼって見る」ということです。
パーマネントが場を離れる直前に存在した能力だけを見、また、それらの能力は場を離れる直前のパーマネントの状態を見ます。
先週の例でいうと、《アクローマの復讐》は《聖なる場》と土地を同時に破壊しますが、ゲーム的には誘発するものを決定するためにその前の段階に注目します。
《聖なる場》が場にあったものとし、破壊されるパーマネントのなかに土地があれば、《聖なる場》は破壊されるそれぞれの土地に対して誘発します。
この能力は、解決時に《聖なる場》が場になくても解決されます。いったん誘発してしまえば、能力は発生源とは独立しています。
これと同じことが、《アクローマの復讐》や《抹消/Obliterate(IN)》によって、《大霊堂の信奉者/Disciple of the Vault(MRD)》とアーティファクトが同時に破壊されるときにも言えます。
同様に、《機械の行進/March of the Machines(MRD)》が場に出たとき、アーティファクトを破壊することで《ドロスの収穫者/Dross Harvester(MRD)》や《ゴブリンの名手/Goblin Sharpshooter(ONS)》が誘発する理由なのです。
ダークスティールの質問
Q1:自分は《大霊堂の信奉者》を持っていて、対戦相手が《死の雲》を使いました。自分のアーティファクト・土地を生贄に捧げたことで、相手のライフを失わせることはできますか?
A1:《死の雲》は《アクローマの復讐》とは違い、「そのあと」で区別され、パーマネントを順番に生贄に捧げていきます。そのため、土地を生贄に捧げることでは《信奉者》は誘発しません。
これは、クリーチャーは土地の前に生贄に捧げられてしまうためで、土地を生贄に捧げるときには《信奉者》はすでに墓地に置かれているからです。
Q2:《マイコシンスの格子/Mycosynth Lattice(DST)》の能力で生み出すマナの種類は何なんですか?無色のマナなのか、どの色にもなるマナなのか、生み出す色を選べるのか・・・ 先週、《霊魂焼却》をこれで支払ってもライフを得ないと説明していましたが、「どれかの色のマナ」ならライフを得るんじゃないんですか?
A2:《マイコシンスの格子》にはマナを生み出す能力はありませんし、ほかのカードにマナを生み出させる効果もありません。
《雲上の座》は無色のマナを出しますし、《山》は赤マナを出します。その他も通常どおりです。《格子》の効果は、あなたがマナを*支払う*ときに、その制限をなくすものだと思ってください。
《霊魂焼却》の場合は、黒か赤マナであるかのようにすべてのマナを支払えるために、「Xは、黒か赤マナでしか支払えない」の制限を無視できるということです。
しかし、《霊魂焼却》のテキストはこうも書いています「与えたダメージに等しい点数のライフを得る。これはXに支払ったBの数を超えることはない」。あなたはこの点においては実際にマナを支払う行動をしていないので、《格子》は何の効果ももちません。
《霊魂焼却》はどのマナをあなたが支払ったのかをさかのぼってチェックし、それが真かどうかを確認します。
(すべての「〜かのように」の効果はこうして働きます。たとえば、《巨大蜘蛛》は飛行を「持っているかのように」ブロックできます。これは《樹上のレインジャー》のブロック制限を無視できます。が、《翼わな》の適正な対象ではありません。)
Q3:《起源室/Genesis Chamber(DST)》と《ダークスティールの粗暴者像/Darksteel Brute(DST)》を持っています。《粗暴者像》をクリーチャーにしたとき、トークンを出すことはできますか?
A3:できません。
《粗暴者像》は単にタイプが変わっただけで、場に出てはいないからです。なにかが場に出ることで誘発する能力は、それ以前にそのパーマネントが場にない場合にのみ誘発します。カードがタイプを変えることでは誘発しません。
一般的/古いカードの質問
Q4:タイプを変えるのと同じように、土地の色を変えれば、その土地が出すマナの色も変わりますか?
A4:土地の色は、それが生み出すマナの色とは無関係です。
土地は通常色を持ちません。たとえば《島》を《混沌の色/Chaoslace》で赤にしても、あいかわらずその《島》は青マナを出します。
土地が基本地形タイプを持つ場合は、その土地は土地タイプに応じた色のマナを出す能力を自動的に持ちます。《島》を《浅瀬のシャーマン》で《山》に変えた場合、それはもはや《島》基本地形-山で、赤マナを出す能力しか持ちません。
Q5:クリーチャーAにつけた装備品をクリーチャーBに移動させようと能力のコストを支払ったら、対戦相手がそれに対応してクリーチャーBをダメージ呪文で破壊しました。移そうとした装備品はAについたままですか?それとも外れるんですか?
A5:クリーチャーAについたままです。
装備能力は、装備品をもとの場所から対象のあなたのクリーチャーに移動させるものです。対象のクリーチャーが解決時に不正な対象になっていた場合、能力は打ち消され、何もしません。よって装備品はそのままです。
Q6:エンチャントを相手のものとして出せますか?たとえば、《栄光の頌歌/Glorious Anthem(8ED)》を相手のコントロールで出せますか?
A6:不可能です。
あなたは、パーマネントを自分のコントロールの下でしか場に出すことはできません。エンチャント(クリーチャー)呪文の場合は、相手のコントロールするパーマネントにつけることもできます。その場合でも、エンチャントのコントローラーはあなたです。
自分のパーマネントを相手に贈り付けたい場合は、《きふ》を使うことです。
Q7:《電結のとげ刺し/Arcbound Stinger(DST)》を《爆片破/Shrapnel Blast(MRD)》の追加コストとして生贄に捧げました。結合か《爆片破》かどっちが先にスタックに乗るんですか?
A7:《爆片破》が先です。
呪文をプレイするとき、まず最初に行うことは、呪文をスタックに置くことです。そのあと対象を選び、最後にコストを支払います。生贄に捧げた《とげ刺し》の結合能力は、《爆片破》の上に乗ります。
字数制限につき続きは次回〜
Q14:自分は《ガイアの祝福/Gaea’s Blessing(WL)》を対戦相手にプレイしました。対戦相手の墓地は3枚で、対戦相手はそれに対応して《金粉の光/Gilded Light(SCG)》をプレイしました。不正な対象は対戦相手だけですから、私はカードを引けるとは思いますがカードはライブラリーに戻りますか?
A14:戻りません。
総合ルール413.2aにあるとおり、対象が不正な場合何も行動を行えません。呪文はそのプレイヤーがカードを混ぜいれるとありますから、呪文の解決時に対象が正しくなければ、それは行われません。対象のいくつかはまだ適正で、呪文は打ち消されず、あなたはカードを引くことができます。
(#・・・「もし対象が不正ならば、呪文や能力はその対象に何らの影響を及ぼすことも、また*及ぼさせることも*できない。」
ここが重要なんですね。不正なプレイヤーに何らかの行動を起こさせることはできないと。)
A14:戻りません。
総合ルール413.2aにあるとおり、対象が不正な場合何も行動を行えません。呪文はそのプレイヤーがカードを混ぜいれるとありますから、呪文の解決時に対象が正しくなければ、それは行われません。対象のいくつかはまだ適正で、呪文は打ち消されず、あなたはカードを引くことができます。
(#・・・「もし対象が不正ならば、呪文や能力はその対象に何らの影響を及ぼすことも、また*及ぼさせることも*できない。」
ここが重要なんですね。不正なプレイヤーに何らかの行動を起こさせることはできないと。)
Q15:《直観/Intuition(TE)》で《ガイアの祝福》を3枚選びました。墓地に置かれる2枚はライブラリーに戻りますか?
A15:戻ります。
《直観》はライブラリーから3枚のカードを公開させます。そのうちの1枚はあなたの手札に行き、2枚は墓地に置かれます。公開されたときにはカードはライブラリーに存在しており、ライブラリーから墓地に置かれたとして、両方のガイアノシュクフクが誘発します。
(#・・・ちなみに、その誘発型能力は解決が終わった後、優先権を得るときにスタックに乗ります。その時点で、《直観》も墓地に置かれています! 使った《直観》、それまでに墓地に置かれていたカード、落としたガイア2枚もろともがライブラリーに戻ることになります。わーお。1回目でそれを行い、2枚目の誘発はゼロ枚の墓地がライブラリーに戻ってやっぱり切り直しを行います。今回は3枚全部ですが、2枚ガイアでも十分です。わーお。)
Q16:《躊躇/Hesitation(ST)》が場にあり、対戦相手が呪文をプレイしました。生贄にささげたくないんですが、望まなくても《躊躇/Hesitation(ST)》は生贄にささげなければいけないんですか?
A16:《躊躇/Hesitation(ST)》の能力は、対戦相手が呪文をプレイすれば自動的に誘発します。(#対戦相手に限らず自分の呪文でも誘発するけど。)
その解決時に《躊躇/Hesitation(ST)》を生贄にささげ、それが可能であったら、誘発させた呪文は打ち消されます。(#手札に戻る、破壊される等で場になかったら打ち消すことはできません。)これは強制です。
Q17:《ヴィダルケンの技術者/Vedalken Engineer(DST)》のマナを、アーティファクトのエコー・コストお支払いに当てることはできますか?エコーは起動型でも呪文のプレイでもないんでできないと思うんですが。
A17:そのとおりです。
エコーは、パーマネントが場に出たあと、アップキープに誘発する誘発型能力で、起動型能力でもなく、呪文のプレイでもありません。
Q18:《黒の万力/Black Vice》や《拷問台/The Rack》を、《象牙の仮面/Ivory Mask(8ED)》で防ぐことはできますか?どっちかが先に出ていれば可能ですか?
A18:《象牙の仮面》では、《黒の万力》や《拷問台》を止めることはできません。これらの効果は対象をとっておらず、場に出る際に対戦相手を選ぶだけです。
アップキープでも参照するのは「そのプレイヤー」で、対象をとっているわけではありません。
Q19:《罪を与えるもの/Guiltfeeder(JUD)》で攻撃したとき、《Maze of Ith》をブロッククリーチャー指定ステップ前に使われました。この場合でもライフを失わせることはできますか?
A19:対戦相手はライフを失います。
《Maze of Ith》はダメージを軽減するだけです。《罪を与えるもの》はアンタップされるものの攻撃クリーチャーのままであり、ブロック・クリーチャーが指定されなければ、その誘発型能力が誘発します。戦闘ダメージを与えるかどうかは関係ありません。
Q20:《頓着無き者/Heedless One(ONS)》について質問です。これは場出たときのエルフの数で固定されるんですか?それともエルフが出るたびに大きくなるんですか?
A20:この常在型能力は、エルフの数が増減するたびに常にパワーとタフネスを再計算します。この自身の特性設定能力は、《魔術師の女王/Sorceress Queen》や《謙虚/Humility(TE)》などで上書きすることができます。
Q21:対戦相手が1/1と1/2のゴブリンで攻撃してきたので、自分は13/13の《ブルードスター/Broodstar(MRD)》でそれら全部をブロックしました。ですが、対戦相手が言うには特別な能力がないかぎり、1体のクリーチャーは1体しかブロックできないというんですが、本当ですか?
A21:対戦相手が正しいです。
ブロックする側のクリーチャーは、特別に許可されていない限り、1体の攻撃クリーチャーしかブロックすることはできません。1体の攻撃クリーチャーを2体以上のクリーチャーでブロックすることは可能ですが、2体の攻撃クリーチャーをブロックするためには、通常2体のクリーチャーが必要になります。
複数の攻撃クリーチャーを1体でブロックしたい場合は、《絡め武具/Entangler(PR)》などの効果が必要になります。
Q22:大会のスイスドローってなんですか?
A22:スイスドローとは、認定大会における一般的な組み合わせ方法で、プレイヤー総数に応じて対戦回数(ラウンド)が決まり、マッチポイントが同じまたは近い数字のプレイヤー同士が対戦するシステムです。マッチポイントとは、1マッチ3ゲーム中2デュエル先取で勝ったほうが3点、引き分けは1点、負けは0点加算されます。(1ラウンド目は全員0ですから完全にランダムで決まります)
プレイヤーは、常に同じ勝ち数の人間と対戦することになります。
プレイヤーは、1回負けたとしてもそこでおしまいではなく、全ラウンドに参加することが可能です。(たとえ全敗でも)
トーナメントのなかには、スイスラウンド終了時点の上位の人間がさらに決勝戦に進むものもあります。
Q23:トーナメントに出たいんですが、タイプ1とかタイプ2とかが良くわからないんです。
A23:トーナメントのフォーマットは、その大会で使用できるカードを規定しています。
フォーマットの種類としては、構築フォーマットとしてスタンダード、エクステンデッド、タイプ1.5、タイプ1、各ブロック形式。
限定戦フォーマットとして、シールド、各種ドラフト形式があります。
大まかに言うと、タイプ1はほぼすべてのマジックのカードが使えます。何枚かのカードは使用不可で、50枚ほどはデッキに1枚しか入れることができません。
タイプ1.5はその制限がさらに厳しくなったものです。
スタンダードは、昔はタイプ2と呼ばれていました。フライデーナイトをはじめ、ほとんどのマジックの大会はこの形式で行われています。
スタンダードで使用できるカードは、最新の基本セットと2つのエキスパンション・ブロック(現在は第8版、オンスロート、レギオン、スカージ、ミラディン、ダークスティールのカード、およびその同名カードで昔の版のもの)で、定期的にブロック、基本セットの入れ替わりがあります。
エクステンデッドで使用できるカードは、タイプ1.5よりも少なく、スタンダードよりも多いです。また、何枚かのカードは禁止されています。
詳細はホビージャパンのページや、MJMJのフロア・ルールを参照してください。
http://www.hobbyjapan.co.jp/magic/rules/format_main.html
http://mjmj.info/data/JPN_FR_MAG_2003.txt
【今日の私は貝になりたい】
3/19@みらこー日記
しじみは味噌汁がおいしいと思います。
A15:戻ります。
《直観》はライブラリーから3枚のカードを公開させます。そのうちの1枚はあなたの手札に行き、2枚は墓地に置かれます。公開されたときにはカードはライブラリーに存在しており、ライブラリーから墓地に置かれたとして、両方のガイアノシュクフクが誘発します。
(#・・・ちなみに、その誘発型能力は解決が終わった後、優先権を得るときにスタックに乗ります。その時点で、《直観》も墓地に置かれています! 使った《直観》、それまでに墓地に置かれていたカード、落としたガイア2枚もろともがライブラリーに戻ることになります。わーお。1回目でそれを行い、2枚目の誘発はゼロ枚の墓地がライブラリーに戻ってやっぱり切り直しを行います。今回は3枚全部ですが、2枚ガイアでも十分です。わーお。)
Q16:《躊躇/Hesitation(ST)》が場にあり、対戦相手が呪文をプレイしました。生贄にささげたくないんですが、望まなくても《躊躇/Hesitation(ST)》は生贄にささげなければいけないんですか?
A16:《躊躇/Hesitation(ST)》の能力は、対戦相手が呪文をプレイすれば自動的に誘発します。(#対戦相手に限らず自分の呪文でも誘発するけど。)
その解決時に《躊躇/Hesitation(ST)》を生贄にささげ、それが可能であったら、誘発させた呪文は打ち消されます。(#手札に戻る、破壊される等で場になかったら打ち消すことはできません。)これは強制です。
Q17:《ヴィダルケンの技術者/Vedalken Engineer(DST)》のマナを、アーティファクトのエコー・コストお支払いに当てることはできますか?エコーは起動型でも呪文のプレイでもないんでできないと思うんですが。
A17:そのとおりです。
エコーは、パーマネントが場に出たあと、アップキープに誘発する誘発型能力で、起動型能力でもなく、呪文のプレイでもありません。
Q18:《黒の万力/Black Vice》や《拷問台/The Rack》を、《象牙の仮面/Ivory Mask(8ED)》で防ぐことはできますか?どっちかが先に出ていれば可能ですか?
A18:《象牙の仮面》では、《黒の万力》や《拷問台》を止めることはできません。これらの効果は対象をとっておらず、場に出る際に対戦相手を選ぶだけです。
アップキープでも参照するのは「そのプレイヤー」で、対象をとっているわけではありません。
Q19:《罪を与えるもの/Guiltfeeder(JUD)》で攻撃したとき、《Maze of Ith》をブロッククリーチャー指定ステップ前に使われました。この場合でもライフを失わせることはできますか?
A19:対戦相手はライフを失います。
《Maze of Ith》はダメージを軽減するだけです。《罪を与えるもの》はアンタップされるものの攻撃クリーチャーのままであり、ブロック・クリーチャーが指定されなければ、その誘発型能力が誘発します。戦闘ダメージを与えるかどうかは関係ありません。
Q20:《頓着無き者/Heedless One(ONS)》について質問です。これは場出たときのエルフの数で固定されるんですか?それともエルフが出るたびに大きくなるんですか?
A20:この常在型能力は、エルフの数が増減するたびに常にパワーとタフネスを再計算します。この自身の特性設定能力は、《魔術師の女王/Sorceress Queen》や《謙虚/Humility(TE)》などで上書きすることができます。
Q21:対戦相手が1/1と1/2のゴブリンで攻撃してきたので、自分は13/13の《ブルードスター/Broodstar(MRD)》でそれら全部をブロックしました。ですが、対戦相手が言うには特別な能力がないかぎり、1体のクリーチャーは1体しかブロックできないというんですが、本当ですか?
A21:対戦相手が正しいです。
ブロックする側のクリーチャーは、特別に許可されていない限り、1体の攻撃クリーチャーしかブロックすることはできません。1体の攻撃クリーチャーを2体以上のクリーチャーでブロックすることは可能ですが、2体の攻撃クリーチャーをブロックするためには、通常2体のクリーチャーが必要になります。
複数の攻撃クリーチャーを1体でブロックしたい場合は、《絡め武具/Entangler(PR)》などの効果が必要になります。
Q22:大会のスイスドローってなんですか?
A22:スイスドローとは、認定大会における一般的な組み合わせ方法で、プレイヤー総数に応じて対戦回数(ラウンド)が決まり、マッチポイントが同じまたは近い数字のプレイヤー同士が対戦するシステムです。マッチポイントとは、1マッチ3ゲーム中2デュエル先取で勝ったほうが3点、引き分けは1点、負けは0点加算されます。(1ラウンド目は全員0ですから完全にランダムで決まります)
プレイヤーは、常に同じ勝ち数の人間と対戦することになります。
プレイヤーは、1回負けたとしてもそこでおしまいではなく、全ラウンドに参加することが可能です。(たとえ全敗でも)
トーナメントのなかには、スイスラウンド終了時点の上位の人間がさらに決勝戦に進むものもあります。
Q23:トーナメントに出たいんですが、タイプ1とかタイプ2とかが良くわからないんです。
A23:トーナメントのフォーマットは、その大会で使用できるカードを規定しています。
フォーマットの種類としては、構築フォーマットとしてスタンダード、エクステンデッド、タイプ1.5、タイプ1、各ブロック形式。
限定戦フォーマットとして、シールド、各種ドラフト形式があります。
大まかに言うと、タイプ1はほぼすべてのマジックのカードが使えます。何枚かのカードは使用不可で、50枚ほどはデッキに1枚しか入れることができません。
タイプ1.5はその制限がさらに厳しくなったものです。
スタンダードは、昔はタイプ2と呼ばれていました。フライデーナイトをはじめ、ほとんどのマジックの大会はこの形式で行われています。
スタンダードで使用できるカードは、最新の基本セットと2つのエキスパンション・ブロック(現在は第8版、オンスロート、レギオン、スカージ、ミラディン、ダークスティールのカード、およびその同名カードで昔の版のもの)で、定期的にブロック、基本セットの入れ替わりがあります。
エクステンデッドで使用できるカードは、タイプ1.5よりも少なく、スタンダードよりも多いです。また、何枚かのカードは禁止されています。
詳細はホビージャパンのページや、MJMJのフロア・ルールを参照してください。
http://www.hobbyjapan.co.jp/magic/rules/format_main.html
http://mjmj.info/data/JPN_FR_MAG_2003.txt
【今日の私は貝になりたい】
3/19@みらこー日記
しじみは味噌汁がおいしいと思います。
Q5:自分と対戦相手が両方とも5点のライフ、《大霊堂の信奉者/Disciple of the Vault(MRD)》を持っているときに、5つのアーティファクトが破壊されたとき、自分のターンだった場合はどちらが負けになるのでしょうか?
A5:この場合は、あなたの負けです。
両者の《大霊堂の信奉者》は5つのアーティファクトが破壊されたことで5回誘発し、プレイヤーが優先権を得るときに誘発型能力がスタックに乗ります。アクティブ・プレイヤーであるあなたから先に誘発型能力がスタックに乗り、そのあとで対戦相手のものがスタックに乗ります。対戦相手の誘発型能力から先に解決されるので、あなたが先にライフが0になり、SBEで負けになります。スタックに残っている誘発型能力は、ゲームが終了するため解決されることはありません。もし6点以上のライフを持っていて生き残ったならば、通常どおり解決されるでしょう。
Q6:「カードを1枚捨てる」という効果で、カードを捨てるときにはランダム(無作為)で選ぶのか、そのプレイヤーが選ぶのかどっちですか?たまに無作為でとあったりなかったりするので区別がつきません。
A6:「そのプレイヤーは、カードを1枚捨てる」とあれば、そのプレイヤーが捨てるカードを選びます。無作為で捨てる場合は、特別にそう書いてある場合だけです。また、あなたがカードを選び、選ばれたカードを捨てさせるものも、そう書いてあります。
Q7:《睡魔/Somnophore(UZ)》で攻撃しました。アンタップ状態のクリーチャーしかタップできないんですか?それともタップ状態のクリーチャーしか選べないんですか?
A7:《睡魔》サイミンマの能力はタップ状態であるかどうかに関係なく、どのクリーチャーでも対象にとれます。そのクリーチャーはサイミンマが場にある限り、アンタップ・ステップにアンタップしなくなります。
Q8:プロの人と口論になったんですが、自分と何人かは《正義の命令/Decree of Justice(SCG)》を《ミラーリ/Mirari(OD)》でコピーできると話していました。ですがそのプロの人はあなたがそれはできないと言っていた、と言うんです。《正義の命令》は《ミラーリ》でコピーできますよね?ほかのX呪文と同じように。
A8:その点においては、あなたは正しいです。
《ミラーリ》の能力を使って、あらゆるインスタントとソーサリー呪文をコピーすることができます。もちろんX呪文も可能です。しかし、一般的な《正義の命令》の使い方はサイクリングで、1/1の兵士トークンを生み出すことです。サイクリングは呪文ではなく、《ミラーリ》でコピーすることはできません。おそらく、そのプロの方はそのことを言っていたのでしょう。
Q9:《水銀の精霊/Quicksilver Elemental(MRD)》で、《電結スリス/Arcbound Slith(DST)》の能力を5回つけて、戦闘ダメージを与えたら、《水銀の精霊》の上に5個の+1/+1カウンターが乗りますか?
A9:《水銀の精霊》が起動型能力を複数個持つことは可能ですが、そもそも《電結スリス》は起動型能力を持っていません。起動型能力とは、「コスト」:「効果」で書かれたもので、《電結スリス》の持っているのは誘発型能力と結合能力だけです。それらは《水銀の精霊》で能力を得ることはできません。
Q10:単に手札を見るためだけに《断念/Abandon Hope(TE)》をX=0でプレイすることはできますか?
A10:可能です。
Xは1以上でなければならないということはなく、0でプレイすることによってあなたはカードを捨てず、対戦相手の手札を見て、何も捨てさせないことができます。(《最後の儀式/Last Rites(OD)》より1マナ安いという程度ですが)
Q11:対戦相手がデュアルランド(《Tropical Island》)を持っていて、自分が《幻視の魔除け/Vision Charm(VI)》で島を沼に変えました。その土地から緑マナは出せますか?
A11:できません。
カードの土地タイプを基本地形タイプに変える効果は、ほかの土地タイプとその能力を失わせます。その土地は名前が《Tropical Island》の土地-沼となり、黒マナを生み出すことしかできません。
Q12:《白金の天使/Platinum Angel(MRD)》を《再活性/Reanimate(TE)》で場に戻したとき、自分のライフは6点でした。ライフを失ったときに自分は負けになりますか?それとも生き残れますか?自分は生き残ると思うんですが、友達が納得してくれないんです。
A12:あなたは、-1点のライフのまま生き残ります。サイカッセイが解決したとき、《白金の天使》を場に出し、あなたはライフを失います。呪文が完全に解決し終わるまでライフのチェックは行われず、解決が終わり、SBEでライフをチェックする時点で、《白金の天使》が場にいるため、ライフがマイナスでもあなたは負けになりません。
Q13:《ネクロポーテンス/Necropotence》で脇に置いたカードを、7枚まで減らす前にプレイできますか?
A13:現在の《ネクロポーテンス》は脇に置くわけではなく、カードをゲームから取り除きます。また、カードを加えるのは「ターン終了時に」誘発する誘発型能力になっており、あなたのターン終了ステップ開始時に誘発します。
カードを手札に加えた後、あなたは優先権を得ます。その時点で《ネクロポーテンス》で手に入れたカードを(インスタントなら)使うことができます。終了フェイズの最後であるクリンナップ・ステップになるまでは、あなたは手札のカードを調整することはありません。
Q14:対戦相手が《金粉の光/Gilded Light(SCG)》をプレイしたのに対応して、自分は《ガイアの祝福/Gaea’s Blessing(WL)》を対戦相手にプレイしました。そのときの対戦相手の墓地は3枚です。適正な対象は対戦相手だけですから、私はカードを引けるとは思いますがカードはライブラリーに戻りますか?
A14:戻りません。
総合ルール413.2aにあるとおり、対象が不正な場合何も行動を行いません。呪文はそのプレイヤーがカードを混ぜいれるとありますから、呪文の解決時に対象が正しくなければ、それは行われません。対象のいくつかはまだ適正で、呪文は打ち消されず、あなたはカードを引くことができます。
(#・・・マジデスカ? ドローのほうは対象をとってないので、対象はひとつ、プレイヤーだけのはず。その対象が解決時に適正でないのだから、呪文は打ち消され、カードを混ぜいれることもドローも行われないと思うのですが、教えて地蔵様!ナモナモ)
A5:この場合は、あなたの負けです。
両者の《大霊堂の信奉者》は5つのアーティファクトが破壊されたことで5回誘発し、プレイヤーが優先権を得るときに誘発型能力がスタックに乗ります。アクティブ・プレイヤーであるあなたから先に誘発型能力がスタックに乗り、そのあとで対戦相手のものがスタックに乗ります。対戦相手の誘発型能力から先に解決されるので、あなたが先にライフが0になり、SBEで負けになります。スタックに残っている誘発型能力は、ゲームが終了するため解決されることはありません。もし6点以上のライフを持っていて生き残ったならば、通常どおり解決されるでしょう。
Q6:「カードを1枚捨てる」という効果で、カードを捨てるときにはランダム(無作為)で選ぶのか、そのプレイヤーが選ぶのかどっちですか?たまに無作為でとあったりなかったりするので区別がつきません。
A6:「そのプレイヤーは、カードを1枚捨てる」とあれば、そのプレイヤーが捨てるカードを選びます。無作為で捨てる場合は、特別にそう書いてある場合だけです。また、あなたがカードを選び、選ばれたカードを捨てさせるものも、そう書いてあります。
Q7:《睡魔/Somnophore(UZ)》で攻撃しました。アンタップ状態のクリーチャーしかタップできないんですか?それともタップ状態のクリーチャーしか選べないんですか?
A7:《睡魔》サイミンマの能力はタップ状態であるかどうかに関係なく、どのクリーチャーでも対象にとれます。そのクリーチャーはサイミンマが場にある限り、アンタップ・ステップにアンタップしなくなります。
Q8:プロの人と口論になったんですが、自分と何人かは《正義の命令/Decree of Justice(SCG)》を《ミラーリ/Mirari(OD)》でコピーできると話していました。ですがそのプロの人はあなたがそれはできないと言っていた、と言うんです。《正義の命令》は《ミラーリ》でコピーできますよね?ほかのX呪文と同じように。
A8:その点においては、あなたは正しいです。
《ミラーリ》の能力を使って、あらゆるインスタントとソーサリー呪文をコピーすることができます。もちろんX呪文も可能です。しかし、一般的な《正義の命令》の使い方はサイクリングで、1/1の兵士トークンを生み出すことです。サイクリングは呪文ではなく、《ミラーリ》でコピーすることはできません。おそらく、そのプロの方はそのことを言っていたのでしょう。
Q9:《水銀の精霊/Quicksilver Elemental(MRD)》で、《電結スリス/Arcbound Slith(DST)》の能力を5回つけて、戦闘ダメージを与えたら、《水銀の精霊》の上に5個の+1/+1カウンターが乗りますか?
A9:《水銀の精霊》が起動型能力を複数個持つことは可能ですが、そもそも《電結スリス》は起動型能力を持っていません。起動型能力とは、「コスト」:「効果」で書かれたもので、《電結スリス》の持っているのは誘発型能力と結合能力だけです。それらは《水銀の精霊》で能力を得ることはできません。
Q10:単に手札を見るためだけに《断念/Abandon Hope(TE)》をX=0でプレイすることはできますか?
A10:可能です。
Xは1以上でなければならないということはなく、0でプレイすることによってあなたはカードを捨てず、対戦相手の手札を見て、何も捨てさせないことができます。(《最後の儀式/Last Rites(OD)》より1マナ安いという程度ですが)
Q11:対戦相手がデュアルランド(《Tropical Island》)を持っていて、自分が《幻視の魔除け/Vision Charm(VI)》で島を沼に変えました。その土地から緑マナは出せますか?
A11:できません。
カードの土地タイプを基本地形タイプに変える効果は、ほかの土地タイプとその能力を失わせます。その土地は名前が《Tropical Island》の土地-沼となり、黒マナを生み出すことしかできません。
Q12:《白金の天使/Platinum Angel(MRD)》を《再活性/Reanimate(TE)》で場に戻したとき、自分のライフは6点でした。ライフを失ったときに自分は負けになりますか?それとも生き残れますか?自分は生き残ると思うんですが、友達が納得してくれないんです。
A12:あなたは、-1点のライフのまま生き残ります。サイカッセイが解決したとき、《白金の天使》を場に出し、あなたはライフを失います。呪文が完全に解決し終わるまでライフのチェックは行われず、解決が終わり、SBEでライフをチェックする時点で、《白金の天使》が場にいるため、ライフがマイナスでもあなたは負けになりません。
Q13:《ネクロポーテンス/Necropotence》で脇に置いたカードを、7枚まで減らす前にプレイできますか?
A13:現在の《ネクロポーテンス》は脇に置くわけではなく、カードをゲームから取り除きます。また、カードを加えるのは「ターン終了時に」誘発する誘発型能力になっており、あなたのターン終了ステップ開始時に誘発します。
カードを手札に加えた後、あなたは優先権を得ます。その時点で《ネクロポーテンス》で手に入れたカードを(インスタントなら)使うことができます。終了フェイズの最後であるクリンナップ・ステップになるまでは、あなたは手札のカードを調整することはありません。
Q14:対戦相手が《金粉の光/Gilded Light(SCG)》をプレイしたのに対応して、自分は《ガイアの祝福/Gaea’s Blessing(WL)》を対戦相手にプレイしました。そのときの対戦相手の墓地は3枚です。適正な対象は対戦相手だけですから、私はカードを引けるとは思いますがカードはライブラリーに戻りますか?
A14:戻りません。
総合ルール413.2aにあるとおり、対象が不正な場合何も行動を行いません。呪文はそのプレイヤーがカードを混ぜいれるとありますから、呪文の解決時に対象が正しくなければ、それは行われません。対象のいくつかはまだ適正で、呪文は打ち消されず、あなたはカードを引くことができます。
(#・・・マジデスカ? ドローのほうは対象をとってないので、対象はひとつ、プレイヤーだけのはず。その対象が解決時に適正でないのだから、呪文は打ち消され、カードを混ぜいれることもドローも行われないと思うのですが、教えて地蔵様!ナモナモ)
【マジック】
傍観者殿は解決したようですが、今一度「マナ能力ってなに?」というのを説明してみたいと思います。
406.1. マナ能力は、解決時にプレイヤーのマナ・プールにマナを加えることのできる起動型能力か、マナ能力による誘発型能力で追加のマナを出すものである。マナを生成するのと同時に、他の効果を発生させることもある。
・まず一文目。「マナを加える起動型能力」であるということ。
つまり、パーマネントで、「x:あなたのマナ・プールにnを加える」という能力がそれに当たります。
xには、「Chromatic Sphereを生贄に捧げる」が入ったり、nには「好きな色1色のマナ1点」が入ったりします。
土地、クリーチャー、アーティファクト、エンチャントが持つほとんどのマナを加える能力はマナ能力である、と言えます。ただし、「起動型能力」であることが重要です。
・つぎ。「マナ能力による誘発型能力で追加のマナを出すもの」
これの区分があいまいな人もいるようですのでもう一度確認しましょう。マナを出すもの、これはいいとして、誘発型でマナを出すもの、となるとマナ能力とただの誘発型能力と分かれます。区別の仕方は、さらにもう一つの条件、「マナ能力が誘発条件であるマナを加える誘発型能力」これがキモです。
この「誘発型マナ能力」は、唯一マナを出すことによってのみ誘発します。テキストに「土地(山、島etc)がマナのためにタップされるたび」と書いてあるものがそれに相当します。
同じような書式ながら、「あなたの戦闘前メイン・フェイズ開始時に」や「クリーチャーが場に出るたび」という条件で誘発するものは、「マナを加える効果を持つ誘発型能力」であり、誘発型マナ能力ではありません。
それについて土曜学校68と69の《陰極器/Cathodion(MRD)》の質問でルーネが簡単に説明しています。
・さいご。「マナを生成するのと同時に、他の効果を発生させることもある」
これは、「ダメラン」がいちばんわかりやすいと思います。
(T):あなたのマナ・プールに(白)か(青)を加える。アダーカー荒原はあなたに1点のダメージを与える。
マナ能力とともにダメージを与えるものです。このダメージはスタックに乗らず即座に解決されます。
#蛇足ですが、《真鍮の都/City of Brass(8ED)》のダメージは「自分がタップ状態になったことによって誘発する誘発型能力」で、マナ能力は単にマナを加えることしかしません。
#呪文や能力をプレイすると、プレイしたプレイヤーがふたたび優先権を得ます。これは408.2eに説明されています。
#ですから、ライフが1点のときに《アダーカー荒原/Adarkar Wastes(6E)》から色マナを出すと、解決した(マナが加えられた)あと、状況起因効果(SBE)のチェック時に負けになります。
#しかし、ライフが1点のときに《真鍮の都/City of Brass(8ED)》から白マナを出すと、マナを加えたあと「1点のダメージを与える」はスタックに積まれます。
#《真鍮の都》の誘発型能力の解決前に、白マナで《治癒の軟膏/Healing Salve(8ED)》をプレイし、3点のライフを得て(ライフ4)、《真鍮の都》の誘発型を解決し(ライフ3)、生き残るといったことが可能です。
マナ能力は、その名のとおり「能力」であり、呪文ではありません。
《暗黒の儀式/Dark Ritual(UZ)》《煮えたぎる歌/Seething Song(MRD)》をはじめとする「マナを加える呪文」はマナ*能力*ではないのです。
408.2. スタックを使わない行動 も読んでおくといいかもしれません。
*マナ能力がプレイできるタイミング*
マナ能力がプレイできるときは、スタックに何かが積まれているかどうかにかかわらず、優先権を持っているときならいつでもプレイできます。
また、呪文/能力のプレイ時、および解決時にマナの支払いを要求するものに関しては、そのときにマナ能力をプレイすることができます。
この前者は、6版ルールから可能になったもので、呪文/能力のプレイ中に、総コスト(プレイするためのコスト)が決定された後、マナ能力をプレイできます。
409.1iで、「呪文や能力がプレイされたこと、あるいはスタックに置かれたことによる誘発型能力は、この時点で誘発する」とありますが、誘発型マナ能力はその例外にあたります。
《彩色の宝球/Chromatic Sphere(MRD)》でマナを出しながら《マイアの処罰者/Myr Enforcer(MRD)》をプレイできるというトリックは、6版ルール以降のCRの改訂により生み出されました。
呪文/能力の解決中に、マナの支払いを要求するものがあります。《マナ漏出/Mana Leak(8ED)》がその代表ですが、こういった呪文/能力の解決時には、マナ能力のプレイが可能になります。(それ以外の理由で解決中に呪文や能力はプレイできません)
また、マナ能力でありながら、その起動タイミングに制限がかかっているものもあります。
オラクル改変を知っている人間にはおなじみ、《ライオンの瞳のダイアモンド/Lion’s Eye Diamond(MI)》です。
マナ能力でありながら、例外としてインスタントがプレイできるときにしかプレイできない---つまり優先権を持っているとき---つまり呪文/能力のプレイ中・解決中にはプレイできない---ものです。インスタントをプレイできるときの制限がついた起動型マナ能力を持つカードは3枚しかありません。(あとの2枚はクイズにしておきますw制限つきは合計4枚ありますが。)
まとめましょう。
・マナ能力は、マナを加える起動型能力と、マナ能力のプレイに誘発する、マナを加える誘発型能力である
・マナ能力は(起動型誘発型も)スタックを使用せず、プレイされたら即座に解決する。誰も優先権を持たないため対応はできない。
・マナ能力は優先権を持っているときにプレイできる。
・優先権がないときでも、呪文/能力をプレイしているときはマナ能力をプレイできる。
・優先権がないときでも、呪文/能力の解決中で、マナの支払いを要求されたら、マナ能力をプレイできる。
・マナを加える呪文はマナ能力ではない。
・マナ・ソースと書かれた呪文はインスタントである。
・マナ・ソースとして扱うと書かれた能力はオラクルを参照すること。
・マナを加える誘発型能力でも、マナ能力のプレイでの誘発でなければそれはマナ能力ではない。通常の誘発型能力と同じでスタックに積まれる。
文字数ギリギリですじゃ。書きすぎ。
傍観者殿は解決したようですが、今一度「マナ能力ってなに?」というのを説明してみたいと思います。
406.1. マナ能力は、解決時にプレイヤーのマナ・プールにマナを加えることのできる起動型能力か、マナ能力による誘発型能力で追加のマナを出すものである。マナを生成するのと同時に、他の効果を発生させることもある。
・まず一文目。「マナを加える起動型能力」であるということ。
つまり、パーマネントで、「x:あなたのマナ・プールにnを加える」という能力がそれに当たります。
xには、「Chromatic Sphereを生贄に捧げる」が入ったり、nには「好きな色1色のマナ1点」が入ったりします。
土地、クリーチャー、アーティファクト、エンチャントが持つほとんどのマナを加える能力はマナ能力である、と言えます。ただし、「起動型能力」であることが重要です。
・つぎ。「マナ能力による誘発型能力で追加のマナを出すもの」
これの区分があいまいな人もいるようですのでもう一度確認しましょう。マナを出すもの、これはいいとして、誘発型でマナを出すもの、となるとマナ能力とただの誘発型能力と分かれます。区別の仕方は、さらにもう一つの条件、「マナ能力が誘発条件であるマナを加える誘発型能力」これがキモです。
この「誘発型マナ能力」は、唯一マナを出すことによってのみ誘発します。テキストに「土地(山、島etc)がマナのためにタップされるたび」と書いてあるものがそれに相当します。
同じような書式ながら、「あなたの戦闘前メイン・フェイズ開始時に」や「クリーチャーが場に出るたび」という条件で誘発するものは、「マナを加える効果を持つ誘発型能力」であり、誘発型マナ能力ではありません。
それについて土曜学校68と69の《陰極器/Cathodion(MRD)》の質問でルーネが簡単に説明しています。
・さいご。「マナを生成するのと同時に、他の効果を発生させることもある」
これは、「ダメラン」がいちばんわかりやすいと思います。
(T):あなたのマナ・プールに(白)か(青)を加える。アダーカー荒原はあなたに1点のダメージを与える。
マナ能力とともにダメージを与えるものです。このダメージはスタックに乗らず即座に解決されます。
#蛇足ですが、《真鍮の都/City of Brass(8ED)》のダメージは「自分がタップ状態になったことによって誘発する誘発型能力」で、マナ能力は単にマナを加えることしかしません。
#呪文や能力をプレイすると、プレイしたプレイヤーがふたたび優先権を得ます。これは408.2eに説明されています。
#ですから、ライフが1点のときに《アダーカー荒原/Adarkar Wastes(6E)》から色マナを出すと、解決した(マナが加えられた)あと、状況起因効果(SBE)のチェック時に負けになります。
#しかし、ライフが1点のときに《真鍮の都/City of Brass(8ED)》から白マナを出すと、マナを加えたあと「1点のダメージを与える」はスタックに積まれます。
#《真鍮の都》の誘発型能力の解決前に、白マナで《治癒の軟膏/Healing Salve(8ED)》をプレイし、3点のライフを得て(ライフ4)、《真鍮の都》の誘発型を解決し(ライフ3)、生き残るといったことが可能です。
マナ能力は、その名のとおり「能力」であり、呪文ではありません。
《暗黒の儀式/Dark Ritual(UZ)》《煮えたぎる歌/Seething Song(MRD)》をはじめとする「マナを加える呪文」はマナ*能力*ではないのです。
408.2. スタックを使わない行動 も読んでおくといいかもしれません。
*マナ能力がプレイできるタイミング*
マナ能力がプレイできるときは、スタックに何かが積まれているかどうかにかかわらず、優先権を持っているときならいつでもプレイできます。
また、呪文/能力のプレイ時、および解決時にマナの支払いを要求するものに関しては、そのときにマナ能力をプレイすることができます。
この前者は、6版ルールから可能になったもので、呪文/能力のプレイ中に、総コスト(プレイするためのコスト)が決定された後、マナ能力をプレイできます。
409.1iで、「呪文や能力がプレイされたこと、あるいはスタックに置かれたことによる誘発型能力は、この時点で誘発する」とありますが、誘発型マナ能力はその例外にあたります。
《彩色の宝球/Chromatic Sphere(MRD)》でマナを出しながら《マイアの処罰者/Myr Enforcer(MRD)》をプレイできるというトリックは、6版ルール以降のCRの改訂により生み出されました。
呪文/能力の解決中に、マナの支払いを要求するものがあります。《マナ漏出/Mana Leak(8ED)》がその代表ですが、こういった呪文/能力の解決時には、マナ能力のプレイが可能になります。(それ以外の理由で解決中に呪文や能力はプレイできません)
また、マナ能力でありながら、その起動タイミングに制限がかかっているものもあります。
オラクル改変を知っている人間にはおなじみ、《ライオンの瞳のダイアモンド/Lion’s Eye Diamond(MI)》です。
マナ能力でありながら、例外としてインスタントがプレイできるときにしかプレイできない---つまり優先権を持っているとき---つまり呪文/能力のプレイ中・解決中にはプレイできない---ものです。インスタントをプレイできるときの制限がついた起動型マナ能力を持つカードは3枚しかありません。(あとの2枚はクイズにしておきますw制限つきは合計4枚ありますが。)
まとめましょう。
・マナ能力は、マナを加える起動型能力と、マナ能力のプレイに誘発する、マナを加える誘発型能力である
・マナ能力は(起動型誘発型も)スタックを使用せず、プレイされたら即座に解決する。誰も優先権を持たないため対応はできない。
・マナ能力は優先権を持っているときにプレイできる。
・優先権がないときでも、呪文/能力をプレイしているときはマナ能力をプレイできる。
・優先権がないときでも、呪文/能力の解決中で、マナの支払いを要求されたら、マナ能力をプレイできる。
・マナを加える呪文はマナ能力ではない。
・マナ・ソースと書かれた呪文はインスタントである。
・マナ・ソースとして扱うと書かれた能力はオラクルを参照すること。
・マナを加える誘発型能力でも、マナ能力のプレイでの誘発でなければそれはマナ能力ではない。通常の誘発型能力と同じでスタックに積まれる。
文字数ギリギリですじゃ。書きすぎ。
Q13:《走り回るスカージ/Skittering Skirge(UZ)》を持っていて、《針刺吸虫/Spined Fluke(UZ)》を出しました。《走り回るスカージ/Skittering Skirge(UZ)》を《針刺吸虫》の生贄に捧げることはできますか?
A13:できません。
《走り回るスカージ/Skittering Skirge(UZ)》の能力はクリーチャー呪文がプレイされたとき(呪文の宣言時)に誘発し、《針刺吸虫/Spined Fluke(UZ)》の能力は場に出たとき(呪文の解決時)に誘発します。
順を追って説明すると、
1、《針刺吸虫》の呪文をプレイ。
2、《走り回るスカージ》が誘発、スタックに乗る。
3、《走り回るスカージ》の能力解決、生贄に捧げる。
4、《針刺吸虫》の呪文解決、場に出る。
5、《針刺吸虫》の能力誘発、スタックに乗る。
《針刺吸虫》の能力の解決時になんらかのクリーチャーを生贄に捧げます。ほかにクリーチャーがいないなら、《針刺吸虫》自身を生贄に捧げることになります。
Q14:《島》と5つのアーティファクト、《彩色の宝球/Chromatic Sphere(MRD)》をコントロールしています。《彩色の宝球/Chromatic Sphere(MRD)》を使ってカードを引きつつ《マイアの処罰者/Myr Enforcer(MRD)》をプレイすることはできますか?
A14:可能です。
呪文のコスト支払いには3段階あります。
1、呪文のコストを決定します。6つのアーティファクトがあるので《マイアの処罰者/Myr Enforcer(MRD)》をプレイするためのコストは{1}になります。
2、マナ能力をプレイできます。《彩色の宝球/Chromatic Sphere(MRD)》を起動してマナを出し、ドローします。
3、コストを支払います。《彩色の宝球/Chromatic Sphere(MRD)》から出したマナを支払います。
Q15:《錯乱した隠遁者/Deranged Hermit(UL)》と4体のリスがいます。《Holy Light(DK)》を使われたときに、リスと《錯乱した隠遁者/Deranged Hermit(UL)》全部が死ぬんですか?
A15:ほぼ同時に死ぬことになります。
《Holy Light》解決時に、《錯乱した隠遁者/Deranged Hermit(UL)》は0/0、リスは1/1になります。直後のSBEのチェックで《錯乱した隠遁者/Deranged Hermit(UL)》は墓地に置かれます。(破壊ではありません)。SBEは何も起きなくなるまで繰り返しチェックされるため、《錯乱した隠遁者/Deranged Hermit(UL)》が場を離れたことでリスは「-1/-1修正を受けた1/1クリーチャー」となり、0/0になります。再度のSBEチェックでリスもすべて墓地に置かれます。
Q16:《梢のドラゴン/Canopy Dragon(MI)》に《怨恨/Rancor(UL)》がついているときに能力を起動して飛行を得ました。トランプルは失うんですか?
A16:失います。
自分が持っているものと外部からのトランプルを二重に持っていても、能力を失う効果はそれらすべてを失わせます。
ただし、さきに能力を使用して《梢のドラゴン/Canopy Dragon(MI)》に飛行を持たせ、後から《怨恨/Rancor(UL)》をつけた場合はトランプルを持ちます。407.3参照。
Q17:先週、《陰極器/Cathodion(MRD)》のマナは《作り直し/Reshape(DST)》のコストに使えないというのがありましたが、誘発型のマナ能力ってすぐに出るんじゃないんですか?
A17:いいえ。これは単なる誘発型能力であり、マナ能力ではありません。
誘発型マナ能力というのは、マナ能力のプレイによって誘発するものを言います。《繁茂/Wild Growth(6E)》や《過ぎたる実り/Overabundance(IN)》などです。
《エラダムリーのぶどう園/Eladamri’s Vineyard(TE)》や《クウィリーオンの歩哨/Quirion Sentinel(IN)》などは違います。411.3参照。
Q18:《最後の審判/Doomsday(6E)》はプレイしたカードも含むんですか?残す5枚にプレイして墓地に落ちた《最後の審判/Doomsday(6E)》自身も入れることができますか?
A18:いいえ。
《最後の審判/Doomsday(6E)》が解決したとき、それはまだスタックに乗っています。カードを5枚選び、ライブラリーにしたあと、《最後の審判/Doomsday(6E)》が墓地に落ちます。
Q19:対戦相手のクリーチャーに《殺し/Snuff Out(MM)》を代替コストを使ってプレイしました。すると相手は《再考/Rethink(PR)》を使ってきました。4マナ払わないといけないと言うんですが、本当ですか?
A19:はい。
《再考/Rethink(PR)》はカードの点数で見たマナ・コストぶんのXを支払うよう要求されます。点数で見たマナ・コストというのはカードの右上に印刷されているマナ・シンボルの数と不特定マナの数字を足し合わせたもので、あなたが実際に支払ったマナの数とは関係がありません。この場合、4マナを支払うか打ち消されるかどちらかを選びます。
Q20:《起源室/Genesis Chamber(DST)》を出しているときに《金切り声のドレイク/Shrieking Drake(VI)》を出し、《ドレイク》を戻しました。これを繰り返せばマイアがたくさん出せますか?
A20:はい。
《金切り声のドレイク/Shrieking Drake(VI)》を場に出したときに、自分自身を戻すことも可能です。コストが支払えるならこれを繰り返すことで、マイアを生み出すことが可能です。
Q21:《繁茂/Wild Growth(6E)》は、それを出すためにタップした土地につけていいんですか? あと、複数の《繁茂/Wild Growth(6E)》を同じ土地につけることができますか?
A21:どちらも可能です。
マナを出した土地につけた場合は、当然ながら追加のマナを出すことはできません。《繁茂》がついた状態でマナを出したときにのみ、これは追加のマナを出します。
複数の《繁茂》を一つの土地につけた場合、その土地からマナを出すと、それぞれの《繁茂》からマナが出ます。
Q22:《Gauntlet of Might(UN)》と《Badlands(3E)》があるとき、《Badlands(3E)》からマナを出して赤と黒のマナを得ることはできますか?
A22:可能です。《Badlands(3E)》は山と沼であり、マナを出せば《Gauntlet of Might(UN)》は誘発します。(沼であることは《Gauntlet of Might(UN)》には関係ありません。)
よって、赤赤か赤黒のマナを得ることができます。
Q23:《食物連鎖/Food Chain(MM)》のマナは、変異を出すときやキッカーコストに使えますか?
A23:はい。
どちらもクリーチャー呪文をプレイするためのコストですから、《食物連鎖/Food Chain(MM)》のマナで支払うことができます。
ただし、変異を表向きにするためには支払うことはできません。これはクリーチャー呪文のプレイではないからです。
Q24:プレイ中に《強迫/Duress(7E)》で見たカードのメモをとることはできますか?
A24:可能です。ただし、ゲームの進行を妨げるような長時間をかけることは許されません。
《強迫/Duress(7E)》で見たカードのメモをとっておくことは、カードを公開している間のみ可能です。
UTR(汎用トーナメントルール)28項に記録に関する項目があります。
ほんじゃまた来週ー
A13:できません。
《走り回るスカージ/Skittering Skirge(UZ)》の能力はクリーチャー呪文がプレイされたとき(呪文の宣言時)に誘発し、《針刺吸虫/Spined Fluke(UZ)》の能力は場に出たとき(呪文の解決時)に誘発します。
順を追って説明すると、
1、《針刺吸虫》の呪文をプレイ。
2、《走り回るスカージ》が誘発、スタックに乗る。
3、《走り回るスカージ》の能力解決、生贄に捧げる。
4、《針刺吸虫》の呪文解決、場に出る。
5、《針刺吸虫》の能力誘発、スタックに乗る。
《針刺吸虫》の能力の解決時になんらかのクリーチャーを生贄に捧げます。ほかにクリーチャーがいないなら、《針刺吸虫》自身を生贄に捧げることになります。
Q14:《島》と5つのアーティファクト、《彩色の宝球/Chromatic Sphere(MRD)》をコントロールしています。《彩色の宝球/Chromatic Sphere(MRD)》を使ってカードを引きつつ《マイアの処罰者/Myr Enforcer(MRD)》をプレイすることはできますか?
A14:可能です。
呪文のコスト支払いには3段階あります。
1、呪文のコストを決定します。6つのアーティファクトがあるので《マイアの処罰者/Myr Enforcer(MRD)》をプレイするためのコストは{1}になります。
2、マナ能力をプレイできます。《彩色の宝球/Chromatic Sphere(MRD)》を起動してマナを出し、ドローします。
3、コストを支払います。《彩色の宝球/Chromatic Sphere(MRD)》から出したマナを支払います。
Q15:《錯乱した隠遁者/Deranged Hermit(UL)》と4体のリスがいます。《Holy Light(DK)》を使われたときに、リスと《錯乱した隠遁者/Deranged Hermit(UL)》全部が死ぬんですか?
A15:ほぼ同時に死ぬことになります。
《Holy Light》解決時に、《錯乱した隠遁者/Deranged Hermit(UL)》は0/0、リスは1/1になります。直後のSBEのチェックで《錯乱した隠遁者/Deranged Hermit(UL)》は墓地に置かれます。(破壊ではありません)。SBEは何も起きなくなるまで繰り返しチェックされるため、《錯乱した隠遁者/Deranged Hermit(UL)》が場を離れたことでリスは「-1/-1修正を受けた1/1クリーチャー」となり、0/0になります。再度のSBEチェックでリスもすべて墓地に置かれます。
Q16:《梢のドラゴン/Canopy Dragon(MI)》に《怨恨/Rancor(UL)》がついているときに能力を起動して飛行を得ました。トランプルは失うんですか?
A16:失います。
自分が持っているものと外部からのトランプルを二重に持っていても、能力を失う効果はそれらすべてを失わせます。
ただし、さきに能力を使用して《梢のドラゴン/Canopy Dragon(MI)》に飛行を持たせ、後から《怨恨/Rancor(UL)》をつけた場合はトランプルを持ちます。407.3参照。
Q17:先週、《陰極器/Cathodion(MRD)》のマナは《作り直し/Reshape(DST)》のコストに使えないというのがありましたが、誘発型のマナ能力ってすぐに出るんじゃないんですか?
A17:いいえ。これは単なる誘発型能力であり、マナ能力ではありません。
誘発型マナ能力というのは、マナ能力のプレイによって誘発するものを言います。《繁茂/Wild Growth(6E)》や《過ぎたる実り/Overabundance(IN)》などです。
《エラダムリーのぶどう園/Eladamri’s Vineyard(TE)》や《クウィリーオンの歩哨/Quirion Sentinel(IN)》などは違います。411.3参照。
Q18:《最後の審判/Doomsday(6E)》はプレイしたカードも含むんですか?残す5枚にプレイして墓地に落ちた《最後の審判/Doomsday(6E)》自身も入れることができますか?
A18:いいえ。
《最後の審判/Doomsday(6E)》が解決したとき、それはまだスタックに乗っています。カードを5枚選び、ライブラリーにしたあと、《最後の審判/Doomsday(6E)》が墓地に落ちます。
Q19:対戦相手のクリーチャーに《殺し/Snuff Out(MM)》を代替コストを使ってプレイしました。すると相手は《再考/Rethink(PR)》を使ってきました。4マナ払わないといけないと言うんですが、本当ですか?
A19:はい。
《再考/Rethink(PR)》はカードの点数で見たマナ・コストぶんのXを支払うよう要求されます。点数で見たマナ・コストというのはカードの右上に印刷されているマナ・シンボルの数と不特定マナの数字を足し合わせたもので、あなたが実際に支払ったマナの数とは関係がありません。この場合、4マナを支払うか打ち消されるかどちらかを選びます。
Q20:《起源室/Genesis Chamber(DST)》を出しているときに《金切り声のドレイク/Shrieking Drake(VI)》を出し、《ドレイク》を戻しました。これを繰り返せばマイアがたくさん出せますか?
A20:はい。
《金切り声のドレイク/Shrieking Drake(VI)》を場に出したときに、自分自身を戻すことも可能です。コストが支払えるならこれを繰り返すことで、マイアを生み出すことが可能です。
Q21:《繁茂/Wild Growth(6E)》は、それを出すためにタップした土地につけていいんですか? あと、複数の《繁茂/Wild Growth(6E)》を同じ土地につけることができますか?
A21:どちらも可能です。
マナを出した土地につけた場合は、当然ながら追加のマナを出すことはできません。《繁茂》がついた状態でマナを出したときにのみ、これは追加のマナを出します。
複数の《繁茂》を一つの土地につけた場合、その土地からマナを出すと、それぞれの《繁茂》からマナが出ます。
Q22:《Gauntlet of Might(UN)》と《Badlands(3E)》があるとき、《Badlands(3E)》からマナを出して赤と黒のマナを得ることはできますか?
A22:可能です。《Badlands(3E)》は山と沼であり、マナを出せば《Gauntlet of Might(UN)》は誘発します。(沼であることは《Gauntlet of Might(UN)》には関係ありません。)
よって、赤赤か赤黒のマナを得ることができます。
Q23:《食物連鎖/Food Chain(MM)》のマナは、変異を出すときやキッカーコストに使えますか?
A23:はい。
どちらもクリーチャー呪文をプレイするためのコストですから、《食物連鎖/Food Chain(MM)》のマナで支払うことができます。
ただし、変異を表向きにするためには支払うことはできません。これはクリーチャー呪文のプレイではないからです。
Q24:プレイ中に《強迫/Duress(7E)》で見たカードのメモをとることはできますか?
A24:可能です。ただし、ゲームの進行を妨げるような長時間をかけることは許されません。
《強迫/Duress(7E)》で見たカードのメモをとっておくことは、カードを公開している間のみ可能です。
UTR(汎用トーナメントルール)28項に記録に関する項目があります。
ほんじゃまた来週ー
ああ、あのカードだったのか
2004年3月16日 【マジック】>みの人
1問目は簡単です。「ラビンドラナート・タゴール」が出てきた時点でピンときます。「アスモラノマーディカダイスティナカルダカー」でもピンときます。
・・・フレイバーテキスト全網羅ですからー
2問目はわかりませんでした。
・・・俺にだって・・・わからないことぐらい・・・あるっ・・・!
閑話休題。
【マジック】
引き続き土曜学校#69。
Q4:相手がサイクリングをした場合、自分の《ゲスの呪文書/Geth’s Grimoire(DST)》は誘発するんですか?
A4:はい。
どんな方法であれ、対戦相手がカードを捨てればこれは誘発します。サイクリングはコストとしてカード自身を捨てるので、《ゲスの呪文書/Geth’s Grimoire(DST)》は有効です。
Q5:相手が《黄金化/Aurification(ONS)》を持ち、自分が《ちらつき蛾の生息地/Blinkmoth Nexus(DST)》で攻撃してダメージを与えました。ターン終了時に壁ではなくなりますよね。
A5:はい。
《黄金化/Aurification(ONS)》のふたつめの能力は「黄金カウンターが乗ったクリーチャー」にのみ影響します。《ちらつき蛾の生息地/Blinkmoth Nexus(DST)》はターン終了時にクリーチャーではなくなりますから、この効果は意味が無くなります。
しかし、土地に戻っても黄金カウンターは取り除かれません。ふたたび《ちらつき蛾の生息地/Blinkmoth Nexus(DST)》の能力を使ってクリーチャーになれば、「黄金カウンターが乗ったクリーチャー」となり、《黄金化/Aurification(ONS)》はそれを壁にします。
Q6:《溶岩スリヴァー/Magma Sliver(LGN)》と《狩人スリヴァー/Hunter Sliver(LGN)》と《墓所スリヴァー/Crypt Sliver(LGN)》がいます。《溶岩スリヴァー/Magma Sliver(LGN)》が墓地に置かれると、これが与えていた能力もなくなるんですか?
A6:はい。
各スリヴァーが持つ常在型能力は、それが場にあるときにのみ「オン」になります。ほかのスリヴァーに永久に能力を与えるわけではありません。《溶岩スリヴァー/Magma Sliver(LGN)》が場を離れたら、それが与える能力も失われます。
Q7:《隠れたる蜘蛛/Hidden Spider(UZ)》を相手が持ち、自分が《有翼スリヴァー/Winged Sliver(TE)》を出しました。《蜘蛛》はクリーチャーになりますか? また、その状態でほかのスリヴァーを出したときも《蜘蛛》はクリーチャーになるんですか?
A7:はい。
《有翼スリヴァー/Winged Sliver(TE)》は場に出た瞬間に飛行を持ちます。飛行を持っていない瞬間はありません。よって、「飛行を持つクリーチャーが場に出た」として《隠れたる蜘蛛/Hidden Spider(UZ)》は誘発します。《有翼スリヴァー/Winged Sliver(TE)》が場にあるときに他のスリヴァーを場に出したときも同様です。
Q8:《稲妻のすね当て/Lightning Greaves(MRD)》がついた《レオニンの高僧/Leonin Abunas(MRD)》を持っているときに、相手が《チェイナーの布告/Chainer’s Edict(TOR)》を使ってきました。自分は《レオニンの高僧/Leonin Abunas(MRD)》を破壊しないといけないんですか?友達は《チェイナーの布告/Chainer’s Edict(TOR)》はクリーチャーを対象にせず、プレイヤーを対象にしているからできると言っています。本当ですか?
A8:友達が正しいです。あと、破壊ではなく生贄です。
《チェイナーの布告/Chainer’s Edict(TOR)》はクリーチャーではなくプレイヤーを対象にとります。対象のプレイヤーはクリーチャーを生贄に捧げなければなりません。
対象にならないクリーチャーやプロテクションを持つクリーチャーでも生贄に捧げることができます。生贄は対象をとらないからです。
Q9:《法の定め/Rule of Law(MRD)》があるときにストームつきの呪文をプレイしました。ストームは有効なんですか?
A9:はい。
ストームは呪文のプレイに誘発する誘発型能力で、解決時にコピーを直接スタックに乗せます。これは呪文のプレイではないため、《法の定め/Rule of Law(MRD)》が場にあっても有効です。
Q10:《謙虚/Humility(TE)》が場にあるときに《ミシュラの工廠/Mishra’s Factory》をクリーチャーにしました。ターン終了時にこれは土地に戻るんですか?それとも1/1のままですか?
A10:土地に戻ります。
ターン終了時までクリーチャーになる能力の期限は能力が起動されたときに設定されます。(クリーチャーになって土地に戻るという能力ではなく、時間制限つきでクリーチャーにもなる能力です)この有効期限は《謙虚/Humility(TE)》に影響されません。
(《謙虚/Humility(TE)》はクリーチャーの持つ能力を失わせるものですが、「ターン終了時までクリーチャーでもある」というのは効果であり、カードのテキスト欄に書いてあるわけではありません。よってクリーチャーである間は《謙虚/Humility(TE)》の影響を受けて能力を失いますが、クリーチャーでなくなればまたすべての能力が使用できます。
屁理屈をこねれば厳密にはテキスト欄に「書いてある」わけですが、起動された能力による効果は《謙虚/Humility(TE)》では失いません。)
Q11:《Fork》は対象をとらない呪文もコピーできるんですか?《嘘か真か/Fact or Fiction(IN)》とか《ルーンの解読/Read the Runes(ONS)》とか。
A11:はい。
《Fork》は、いかなるインスタントやソーサリーもコピー可能です。対象をとる呪文であれば、新しい対象を選ぶことが可能であるだけで、必ず対象を選ばなければならないわけではありません。
Q12:《ヴェクの巫女/Oracle en-Vec(TE)》の能力を使ったとき、対戦相手はゼロ体のクリーチャーを選ぶことはできますか?
A12:はい。
好きな数を選べるのであれば、ゼロを選ぶことも可能です。
1問目は簡単です。「ラビンドラナート・タゴール」が出てきた時点でピンときます。「アスモラノマーディカダイスティナカルダカー」でもピンときます。
・・・フレイバーテキスト全網羅ですからー
2問目はわかりませんでした。
・・・俺にだって・・・わからないことぐらい・・・あるっ・・・!
閑話休題。
【マジック】
引き続き土曜学校#69。
Q4:相手がサイクリングをした場合、自分の《ゲスの呪文書/Geth’s Grimoire(DST)》は誘発するんですか?
A4:はい。
どんな方法であれ、対戦相手がカードを捨てればこれは誘発します。サイクリングはコストとしてカード自身を捨てるので、《ゲスの呪文書/Geth’s Grimoire(DST)》は有効です。
Q5:相手が《黄金化/Aurification(ONS)》を持ち、自分が《ちらつき蛾の生息地/Blinkmoth Nexus(DST)》で攻撃してダメージを与えました。ターン終了時に壁ではなくなりますよね。
A5:はい。
《黄金化/Aurification(ONS)》のふたつめの能力は「黄金カウンターが乗ったクリーチャー」にのみ影響します。《ちらつき蛾の生息地/Blinkmoth Nexus(DST)》はターン終了時にクリーチャーではなくなりますから、この効果は意味が無くなります。
しかし、土地に戻っても黄金カウンターは取り除かれません。ふたたび《ちらつき蛾の生息地/Blinkmoth Nexus(DST)》の能力を使ってクリーチャーになれば、「黄金カウンターが乗ったクリーチャー」となり、《黄金化/Aurification(ONS)》はそれを壁にします。
Q6:《溶岩スリヴァー/Magma Sliver(LGN)》と《狩人スリヴァー/Hunter Sliver(LGN)》と《墓所スリヴァー/Crypt Sliver(LGN)》がいます。《溶岩スリヴァー/Magma Sliver(LGN)》が墓地に置かれると、これが与えていた能力もなくなるんですか?
A6:はい。
各スリヴァーが持つ常在型能力は、それが場にあるときにのみ「オン」になります。ほかのスリヴァーに永久に能力を与えるわけではありません。《溶岩スリヴァー/Magma Sliver(LGN)》が場を離れたら、それが与える能力も失われます。
Q7:《隠れたる蜘蛛/Hidden Spider(UZ)》を相手が持ち、自分が《有翼スリヴァー/Winged Sliver(TE)》を出しました。《蜘蛛》はクリーチャーになりますか? また、その状態でほかのスリヴァーを出したときも《蜘蛛》はクリーチャーになるんですか?
A7:はい。
《有翼スリヴァー/Winged Sliver(TE)》は場に出た瞬間に飛行を持ちます。飛行を持っていない瞬間はありません。よって、「飛行を持つクリーチャーが場に出た」として《隠れたる蜘蛛/Hidden Spider(UZ)》は誘発します。《有翼スリヴァー/Winged Sliver(TE)》が場にあるときに他のスリヴァーを場に出したときも同様です。
Q8:《稲妻のすね当て/Lightning Greaves(MRD)》がついた《レオニンの高僧/Leonin Abunas(MRD)》を持っているときに、相手が《チェイナーの布告/Chainer’s Edict(TOR)》を使ってきました。自分は《レオニンの高僧/Leonin Abunas(MRD)》を破壊しないといけないんですか?友達は《チェイナーの布告/Chainer’s Edict(TOR)》はクリーチャーを対象にせず、プレイヤーを対象にしているからできると言っています。本当ですか?
A8:友達が正しいです。あと、破壊ではなく生贄です。
《チェイナーの布告/Chainer’s Edict(TOR)》はクリーチャーではなくプレイヤーを対象にとります。対象のプレイヤーはクリーチャーを生贄に捧げなければなりません。
対象にならないクリーチャーやプロテクションを持つクリーチャーでも生贄に捧げることができます。生贄は対象をとらないからです。
Q9:《法の定め/Rule of Law(MRD)》があるときにストームつきの呪文をプレイしました。ストームは有効なんですか?
A9:はい。
ストームは呪文のプレイに誘発する誘発型能力で、解決時にコピーを直接スタックに乗せます。これは呪文のプレイではないため、《法の定め/Rule of Law(MRD)》が場にあっても有効です。
Q10:《謙虚/Humility(TE)》が場にあるときに《ミシュラの工廠/Mishra’s Factory》をクリーチャーにしました。ターン終了時にこれは土地に戻るんですか?それとも1/1のままですか?
A10:土地に戻ります。
ターン終了時までクリーチャーになる能力の期限は能力が起動されたときに設定されます。(クリーチャーになって土地に戻るという能力ではなく、時間制限つきでクリーチャーにもなる能力です)この有効期限は《謙虚/Humility(TE)》に影響されません。
(《謙虚/Humility(TE)》はクリーチャーの持つ能力を失わせるものですが、「ターン終了時までクリーチャーでもある」というのは効果であり、カードのテキスト欄に書いてあるわけではありません。よってクリーチャーである間は《謙虚/Humility(TE)》の影響を受けて能力を失いますが、クリーチャーでなくなればまたすべての能力が使用できます。
屁理屈をこねれば厳密にはテキスト欄に「書いてある」わけですが、起動された能力による効果は《謙虚/Humility(TE)》では失いません。)
Q11:《Fork》は対象をとらない呪文もコピーできるんですか?《嘘か真か/Fact or Fiction(IN)》とか《ルーンの解読/Read the Runes(ONS)》とか。
A11:はい。
《Fork》は、いかなるインスタントやソーサリーもコピー可能です。対象をとる呪文であれば、新しい対象を選ぶことが可能であるだけで、必ず対象を選ばなければならないわけではありません。
Q12:《ヴェクの巫女/Oracle en-Vec(TE)》の能力を使ったとき、対戦相手はゼロ体のクリーチャーを選ぶことはできますか?
A12:はい。
好きな数を選べるのであれば、ゼロを選ぶことも可能です。
HPのほう更新してないなあw
2004年3月15日 【マジック】日記のほうから号外記にいくつかピックアップして保存しておきますか。>特に土曜学校
まあ、ネタのない真中の月というのは基本的に裁定を増やしていくのが常なんですが・・・CRSが更新されないとどういった事態が追加するにふさわしいのか判断つかんので困っています。
そんなわけで土曜学校#69。
Q1:《ダークスティールの巨像/Darksteel Colossus(DST)》を《分解/Disintegrate(5E)》でリムーブできますか?それともライブラリーに戻りますか?
A1:まず、《分解》では《巨像》を破壊できません。
なんらかの方法で(《チェイナーの布告/Chainer’s Edict(TOR)》)《分解》でダメージを与えてから墓地に置くことができた場合、《分解》と《巨像》のふたつの置き換え効果が重なります。
相反する置き換え効果の処理は、その影響されるパーマネントのコントローラー(《巨像》のコントローラー)が、どちらを適用するか決めることができます。
Q2:《電結の荒廃者/Arcbound Ravager(DST)》と《ちらつき蛾の生息地/Blinkmoth Nexus(DST)》といくつかのアーティファクトを持っているとき、対戦相手が《神の怒り/Wrath of God(8ED)》や《アクローマの復讐/Akroma’s Vengeance(ONS)》を使ってきました。
自分はそれの解決時に《ちらつき蛾の生息地/Blinkmoth Nexus(DST)》をクリーチャーにしてカウンターを載せようとしたんですが、友達はそれはできないといいます。どっちが正しいんですか?
A2:あなたの友達が正しいです。接合は、《電結の荒廃者/Arcbound Ravager(DST)》が墓地に置かれてから誘発します。そして次に優先権を得るときに能力がスタックに乗り、その時点で対象を選びます。
つまり接合能力は《神の怒り/Wrath of God(8ED)》の解決中に誘発し、解決後の優先権を得る「直前に」スタックに乗ります。この間に呪文や能力をプレイできませんから、《ちらつき蛾の生息地/Blinkmoth Nexus(DST)》の起動型能力をプレイできません。
適正な対象がいない場合、接合能力はスタックから取り除かれます。
《ちらつき蛾の生息地/Blinkmoth Nexus(DST)》をクリーチャーにできるタイミングは、《神の怒り/Wrath of God(8ED)》の解決前か、接合能力をスタックに乗せる処理が終わった後しかありません。
解決前にクリーチャーにしてしまうと《神の怒り/Wrath of God(8ED)》で破壊されてしまい、接合能力の対象にできません。
解決後にクリーチャーにしようとすると、すでに接合能力の対象は選ばれており、(基本的にこの時点で選べる適正な対象というのは、破壊されないアーティファクト・クリーチャーくらいのものです)《ちらつき蛾の生息地/Blinkmoth Nexus(DST)》を接合能力の対象に選ぶことはできません。
質問の状況では、《ちらつき蛾の生息地/Blinkmoth Nexus(DST)》は接合の対象には選べないということです。
Q3:《内面からの悲鳴/Screams from Within(DST)》が戻ってくるとき、何が起こるんですか?
A3:《内面からの悲鳴/Screams from Within(DST)》がエンチャントされたクリーチャーが墓地に置かれたとき、場にクリーチャーがいればそのうちの1体をあなたが選びます。このとき、プロテクションや「呪文や能力の対象にならない」クリーチャーも選ぶことができます。
場にクリーチャーが一体もいない場合、《内面からの悲鳴/Screams from Within(DST)》は墓地に置かれたままで、それ以降戻ることはありません。
また、プロテクション(黒)のクリーチャーに《内面からの悲鳴/Screams from Within(DST)》を戻した場合、《内面からの悲鳴/Screams from Within(DST)》は不正なパーマネントにエンチャントしているため、SBEで墓地に置かれます。クリーチャーと一緒に墓地に置かれないと誘発しないため、《内面からの悲鳴/Screams from Within(DST)》は墓地に置かれたままです。
「対象にならない」クリーチャーの場合はそのままエンチャントしつづけます。
時間きたんで残りは後日〜
まあ、ネタのない真中の月というのは基本的に裁定を増やしていくのが常なんですが・・・CRSが更新されないとどういった事態が追加するにふさわしいのか判断つかんので困っています。
そんなわけで土曜学校#69。
Q1:《ダークスティールの巨像/Darksteel Colossus(DST)》を《分解/Disintegrate(5E)》でリムーブできますか?それともライブラリーに戻りますか?
A1:まず、《分解》では《巨像》を破壊できません。
なんらかの方法で(《チェイナーの布告/Chainer’s Edict(TOR)》)《分解》でダメージを与えてから墓地に置くことができた場合、《分解》と《巨像》のふたつの置き換え効果が重なります。
相反する置き換え効果の処理は、その影響されるパーマネントのコントローラー(《巨像》のコントローラー)が、どちらを適用するか決めることができます。
Q2:《電結の荒廃者/Arcbound Ravager(DST)》と《ちらつき蛾の生息地/Blinkmoth Nexus(DST)》といくつかのアーティファクトを持っているとき、対戦相手が《神の怒り/Wrath of God(8ED)》や《アクローマの復讐/Akroma’s Vengeance(ONS)》を使ってきました。
自分はそれの解決時に《ちらつき蛾の生息地/Blinkmoth Nexus(DST)》をクリーチャーにしてカウンターを載せようとしたんですが、友達はそれはできないといいます。どっちが正しいんですか?
A2:あなたの友達が正しいです。接合は、《電結の荒廃者/Arcbound Ravager(DST)》が墓地に置かれてから誘発します。そして次に優先権を得るときに能力がスタックに乗り、その時点で対象を選びます。
つまり接合能力は《神の怒り/Wrath of God(8ED)》の解決中に誘発し、解決後の優先権を得る「直前に」スタックに乗ります。この間に呪文や能力をプレイできませんから、《ちらつき蛾の生息地/Blinkmoth Nexus(DST)》の起動型能力をプレイできません。
適正な対象がいない場合、接合能力はスタックから取り除かれます。
《ちらつき蛾の生息地/Blinkmoth Nexus(DST)》をクリーチャーにできるタイミングは、《神の怒り/Wrath of God(8ED)》の解決前か、接合能力をスタックに乗せる処理が終わった後しかありません。
解決前にクリーチャーにしてしまうと《神の怒り/Wrath of God(8ED)》で破壊されてしまい、接合能力の対象にできません。
解決後にクリーチャーにしようとすると、すでに接合能力の対象は選ばれており、(基本的にこの時点で選べる適正な対象というのは、破壊されないアーティファクト・クリーチャーくらいのものです)《ちらつき蛾の生息地/Blinkmoth Nexus(DST)》を接合能力の対象に選ぶことはできません。
質問の状況では、《ちらつき蛾の生息地/Blinkmoth Nexus(DST)》は接合の対象には選べないということです。
Q3:《内面からの悲鳴/Screams from Within(DST)》が戻ってくるとき、何が起こるんですか?
A3:《内面からの悲鳴/Screams from Within(DST)》がエンチャントされたクリーチャーが墓地に置かれたとき、場にクリーチャーがいればそのうちの1体をあなたが選びます。このとき、プロテクションや「呪文や能力の対象にならない」クリーチャーも選ぶことができます。
場にクリーチャーが一体もいない場合、《内面からの悲鳴/Screams from Within(DST)》は墓地に置かれたままで、それ以降戻ることはありません。
また、プロテクション(黒)のクリーチャーに《内面からの悲鳴/Screams from Within(DST)》を戻した場合、《内面からの悲鳴/Screams from Within(DST)》は不正なパーマネントにエンチャントしているため、SBEで墓地に置かれます。クリーチャーと一緒に墓地に置かれないと誘発しないため、《内面からの悲鳴/Screams from Within(DST)》は墓地に置かれたままです。
「対象にならない」クリーチャーの場合はそのままエンチャントしつづけます。
時間きたんで残りは後日〜
【マジック】
最近の新しい概念。
「再生するとその上にカウンターが乗せられますがそれはターン終了時に取り除かれますか???? 」
乗 ら な い か ら。
いったいどこからそんな話が出てきたのか、責任者デテコーイ
でも再生カウンターってなんかほほえましいな、というお話。
「対抗呪文でモンスターを破壊できますか」というのもなかなか斬新ではある。
ルールはきちんと読みましょう。
最近の新しい概念。
「再生するとその上にカウンターが乗せられますがそれはターン終了時に取り除かれますか???? 」
乗 ら な い か ら。
いったいどこからそんな話が出てきたのか、責任者デテコーイ
でも再生カウンターってなんかほほえましいな、というお話。
「対抗呪文でモンスターを破壊できますか」というのもなかなか斬新ではある。
ルールはきちんと読みましょう。
Q2:《血染めの月/Blood Moon(8ED)》が場にあるときでも、《ダークスティールの城塞/Darksteel Citadel(DST)》は破壊されませんか?
A2:いいえ。基本地形にタイプを変更する能力は、変更される土地が持つすべてのテキストを(破壊されない能力も含めて)失わせ、その基本地形が持つマナ能力しか持ちません。
それはアーティファクトのままです。なぜなら《血染めの月/Blood Moon(8ED)》は土地のサブタイプだけを変更し、「T:あなたのマナプールにRを加える」以外のルール・テキストを取り除くからです。それが本来持つカードタイプ(この場合はアーティファクト)は残ります。(完訳)
アーティファクト・土地-山 となり、テキストは「T:あなたのマナプールにRを加える」のみとなります。
A2:いいえ。基本地形にタイプを変更する能力は、変更される土地が持つすべてのテキストを(破壊されない能力も含めて)失わせ、その基本地形が持つマナ能力しか持ちません。
それはアーティファクトのままです。なぜなら《血染めの月/Blood Moon(8ED)》は土地のサブタイプだけを変更し、「T:あなたのマナプールにRを加える」以外のルール・テキストを取り除くからです。それが本来持つカードタイプ(この場合はアーティファクト)は残ります。(完訳)
アーティファクト・土地-山 となり、テキストは「T:あなたのマナプールにRを加える」のみとなります。
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Q24:《Maze of Ith》を《セラの天使/Serra Angel(8ED)》や《ヨーティアの兵/Yotian Soldier(MRD)》などに使えますか?
A24:はい。
対象のクリーチャーが攻撃クリーチャーであれば、それがアンタップ状態であろうと作用します。アンタップさせる効果は意味なく終了しますが、軽減する効果は有効です。
A24:はい。
対象のクリーチャーが攻撃クリーチャーであれば、それがアンタップ状態であろうと作用します。アンタップさせる効果は意味なく終了しますが、軽減する効果は有効です。
Q13:《真面目な身代わり/Solemn Simulacrum(MRD)》を《兵員の混乱/Confusion in the Ranks(MRD)》で奪って、自分の《エイトグ/Atog(MRD)》に食わせた場合、カードを引くのはどっちですか?
A13:《真面目な身代わり/Solemn Simulacrum(MRD)》が場を離れた時点のコントローラーはあなたですから、あなたが引きます。《真面目な身代わり/Solemn Simulacrum(MRD)》がどちらの墓地に置かれるかは関係ありません。
Q14:《モグの爆弾兵/Mogg Bombers(SH)》と《命綱/Lifeline(UZ)》があるとき、さらに《モグの爆弾兵/Mogg Bombers(SH)》を場に出すとループしますか?
A14:いいえ。
《モグの爆弾兵/Mogg Bombers(SH)》が場に出たことで他の爆弾兵が墓地に置かれ、ターン終了時に《命綱/Lifeline(UZ)》の能力で戻ってきますが、そのときに墓地に置かれる爆弾兵は「次のターン終了時に」戻ってきます。
これは、ターン終了時に誘発する能力はターン終了ステップ開始時にしか誘発せず、そのあとで誘発した「ターン終了時に」起こる能力は、次にターン終了ステップが始まるときにしかスタックに乗りません。・・・現在はターン終了ステップの開始時ではないからです。
結局、1ターンに3点しかダメージは入りません。
Q15:《無のブローチ/Null Brooch(EX)》は、手札にカードがないときでもプレイできるんですか?
A15:はい。
「カードを1枚捨てる」は、きちんとカードが墓地に置かれることが必要ですが、「手札を捨てる」は、手札のカードがあろうとなかろうと関係ありません。
Q16:《死のわしづかみ/Death Grasp(AP)》をプレイされたので、自分は《白の防御円/Circle of Protection: White(8ED)》か《黒の防御円/Circle of Protection: Black(8ED)》のどちらかで軽減できると思ったのですが、友達は両方がいると言います。本当ですか?
A16:片方だけで十分です。
《死のわしづかみ/Death Grasp(AP)》の色は白であり黒ですから、白の発生源からのダメージを軽減する効果で軽減できます。それが黒であることは関係ありません。逆も同様です。
Q17:《アーテイのおせっかい/Ertai’s Meddling(TE)》した呪文の上の遅延カウンターがなくなったときに、その呪文を打ち消すことってできるんですか?
A17:可能です。
取り除かれていた呪文がスタックに積まれたあと、それに対応することが可能です。コピーもまた呪文と同じように打ち消すことができます。
Q18:《刈り取りと種まき/Reap and Sow(DST)》で《雲上の座/Cloudpost(MRD)》を出したとき、タップ状態で出てくるんですか?
A18:はい。
この「タップ状態で場に出る」とは、場に出ることを変更する置換効果で、どのように場に出ようと常にタップ状態です。
Q19:《レオニンのシカール/Leonin Shikari(DST)》とクリーチャーを何体かプレイし、《稲妻のすね当て/Lightning Greaves(MRD)》を全部に装備させて攻撃できますか?
A19:不可能です。攻撃クリーチャーを指定する際には速攻を持っているクリーチャーは1体しかおらず、そのときに呪文や能力をプレイする優先権はありません。いったん攻撃クリーチャーを指定してしまったら、それがやり直されることもありません。クリーチャー全部が召喚酔い状態なら、攻撃に参加できるのは《稲妻のすね当て/Lightning Greaves(MRD)》を装備しているものだけで、装備が外れてしまえばそのクリーチャーは速攻を持っていません。
Q20:《機械の行進/March of the Machines(MRD)》が出たとき、カウンターを3個乗せた《虚空の杯/Chalice of the Void(MRD)》は3/3になりますか?
A20:0/0クリーチャーになり、SBEで墓地に置かれます。
マナ・コストのXの値は、スタックに乗っているとき以外は0として扱います。
Q21:《死体発掘/Exhume(UZ)》で選んだクリーチャーが両方とも同じ名前のレジェンドだった場合どうなりますか?
A21:両方ともSBEで墓地に置かれます。
選ぶのはアクティブ・プレイヤーからですが、場に出るのは同時です。
Q22:《陰極器/Cathodion(UZ)》を《作り直し/Reshape(DST)》のコストで生贄に捧げました。そのときに出た3マナを《作り直し/Reshape(DST)》のコストとして支払えますか?
A22:不可能です。
《陰極器/Cathodion(UZ)》のマナは、通常の誘発型能力と同じようにスタックに積まれ、解決時に加えられます。これはマナ能力ではなく、対応できることに注意してください。この能力がスタックに積まれるのは《作り直し/Reshape(DST)》のプレイが終わってからですから、この3マナを《作り直し/Reshape(DST)》のコストとして支払えません。
Q23:《双子エンジン/Gemini Engine(DST)》の双子トークンは攻撃クリーチャーだからタップ状態で場に出るんですか?
A23:いいえ。タップ状態で出ると書いてありませんし、場に出てから攻撃クリーチャーに指定したのでもありませんから、これはアンタップ状態の攻撃クリーチャーとして場に出ます。
Q24:《ファイレクシアン・ドレッドノート/Phyrexian Dreadnought(MI)》のために接合クリーチャーを生贄に捧げた場合、ドレッドノートにカウンターを乗せることはできますか?
A24:可能です。
《ファイレクシアン・ドレッドノート/Phyrexian Dreadnought(MI)》が場に出るイベントの一部として生贄に捧げます。接合の誘発型能力がスタックに乗るのはこの解決が終わった後、ドレッドノートが場に出た後です。また、生贄に捧げる時点のパワーは、カウンターや《巨大化/Giant Growth(8ED)》などの効果も含めた値で計算します。
A13:《真面目な身代わり/Solemn Simulacrum(MRD)》が場を離れた時点のコントローラーはあなたですから、あなたが引きます。《真面目な身代わり/Solemn Simulacrum(MRD)》がどちらの墓地に置かれるかは関係ありません。
Q14:《モグの爆弾兵/Mogg Bombers(SH)》と《命綱/Lifeline(UZ)》があるとき、さらに《モグの爆弾兵/Mogg Bombers(SH)》を場に出すとループしますか?
A14:いいえ。
《モグの爆弾兵/Mogg Bombers(SH)》が場に出たことで他の爆弾兵が墓地に置かれ、ターン終了時に《命綱/Lifeline(UZ)》の能力で戻ってきますが、そのときに墓地に置かれる爆弾兵は「次のターン終了時に」戻ってきます。
これは、ターン終了時に誘発する能力はターン終了ステップ開始時にしか誘発せず、そのあとで誘発した「ターン終了時に」起こる能力は、次にターン終了ステップが始まるときにしかスタックに乗りません。・・・現在はターン終了ステップの開始時ではないからです。
結局、1ターンに3点しかダメージは入りません。
Q15:《無のブローチ/Null Brooch(EX)》は、手札にカードがないときでもプレイできるんですか?
A15:はい。
「カードを1枚捨てる」は、きちんとカードが墓地に置かれることが必要ですが、「手札を捨てる」は、手札のカードがあろうとなかろうと関係ありません。
Q16:《死のわしづかみ/Death Grasp(AP)》をプレイされたので、自分は《白の防御円/Circle of Protection: White(8ED)》か《黒の防御円/Circle of Protection: Black(8ED)》のどちらかで軽減できると思ったのですが、友達は両方がいると言います。本当ですか?
A16:片方だけで十分です。
《死のわしづかみ/Death Grasp(AP)》の色は白であり黒ですから、白の発生源からのダメージを軽減する効果で軽減できます。それが黒であることは関係ありません。逆も同様です。
Q17:《アーテイのおせっかい/Ertai’s Meddling(TE)》した呪文の上の遅延カウンターがなくなったときに、その呪文を打ち消すことってできるんですか?
A17:可能です。
取り除かれていた呪文がスタックに積まれたあと、それに対応することが可能です。コピーもまた呪文と同じように打ち消すことができます。
Q18:《刈り取りと種まき/Reap and Sow(DST)》で《雲上の座/Cloudpost(MRD)》を出したとき、タップ状態で出てくるんですか?
A18:はい。
この「タップ状態で場に出る」とは、場に出ることを変更する置換効果で、どのように場に出ようと常にタップ状態です。
Q19:《レオニンのシカール/Leonin Shikari(DST)》とクリーチャーを何体かプレイし、《稲妻のすね当て/Lightning Greaves(MRD)》を全部に装備させて攻撃できますか?
A19:不可能です。攻撃クリーチャーを指定する際には速攻を持っているクリーチャーは1体しかおらず、そのときに呪文や能力をプレイする優先権はありません。いったん攻撃クリーチャーを指定してしまったら、それがやり直されることもありません。クリーチャー全部が召喚酔い状態なら、攻撃に参加できるのは《稲妻のすね当て/Lightning Greaves(MRD)》を装備しているものだけで、装備が外れてしまえばそのクリーチャーは速攻を持っていません。
Q20:《機械の行進/March of the Machines(MRD)》が出たとき、カウンターを3個乗せた《虚空の杯/Chalice of the Void(MRD)》は3/3になりますか?
A20:0/0クリーチャーになり、SBEで墓地に置かれます。
マナ・コストのXの値は、スタックに乗っているとき以外は0として扱います。
Q21:《死体発掘/Exhume(UZ)》で選んだクリーチャーが両方とも同じ名前のレジェンドだった場合どうなりますか?
A21:両方ともSBEで墓地に置かれます。
選ぶのはアクティブ・プレイヤーからですが、場に出るのは同時です。
Q22:《陰極器/Cathodion(UZ)》を《作り直し/Reshape(DST)》のコストで生贄に捧げました。そのときに出た3マナを《作り直し/Reshape(DST)》のコストとして支払えますか?
A22:不可能です。
《陰極器/Cathodion(UZ)》のマナは、通常の誘発型能力と同じようにスタックに積まれ、解決時に加えられます。これはマナ能力ではなく、対応できることに注意してください。この能力がスタックに積まれるのは《作り直し/Reshape(DST)》のプレイが終わってからですから、この3マナを《作り直し/Reshape(DST)》のコストとして支払えません。
Q23:《双子エンジン/Gemini Engine(DST)》の双子トークンは攻撃クリーチャーだからタップ状態で場に出るんですか?
A23:いいえ。タップ状態で出ると書いてありませんし、場に出てから攻撃クリーチャーに指定したのでもありませんから、これはアンタップ状態の攻撃クリーチャーとして場に出ます。
Q24:《ファイレクシアン・ドレッドノート/Phyrexian Dreadnought(MI)》のために接合クリーチャーを生贄に捧げた場合、ドレッドノートにカウンターを乗せることはできますか?
A24:可能です。
《ファイレクシアン・ドレッドノート/Phyrexian Dreadnought(MI)》が場に出るイベントの一部として生贄に捧げます。接合の誘発型能力がスタックに乗るのはこの解決が終わった後、ドレッドノートが場に出た後です。また、生贄に捧げる時点のパワーは、カウンターや《巨大化/Giant Growth(8ED)》などの効果も含めた値で計算します。
Q1:《大霊堂の信奉者/Disciple of the Vault(MRD)》がいて、《溶接の壺/Welding Jar(MRD)》2つを生贄に捧げてお互いを再生させれば無限コンボができますか?
A1:不可能です。
1、再生は破壊を「なかったこと」にするだけで、生贄に捧げることは破壊ではありません。生贄に捧げるとはカードを墓地に置くことで、破壊された結果墓地に置かれることとは別です。
2、実際に再生が行われると、カードは墓地に置かれません。よって「墓地に置かれる」たびに誘発する《大霊堂の信奉者/Disciple of the Vault(MRD)》は誘発しません。
3、《溶接の壺/Welding Jar(MRD)》をお互いに対象にとりあうことはできません。コストとして生贄に捧げられるため、AとB両方を同時に起動することは不可能です。Aを先に起動すれば、その時点でAは生贄に捧げられて墓地に置かれ、そのあとBを起動するときにはAはもはや場にないため、Aを対象にとることはできません。どうしても生贄に捧げたいならB自身を対象にとって起動することになります。
また、解決時にもお互いに既に場にないため、効果は何もしません。
結局のところ、対戦相手に2点のライフを失わせることしかできません。
Q2:《血染めの月/Blood Moon(8ED)》が場にあるときでも、《ダークスティールの城塞/Darksteel Citadel(DST)》は破壊されませんか?
A2:いいえ。基本地形にタイプを変更する能力は、変更される土地が持つすべてのテキストを失わせ、その基本地形が持つマナ能力しか持ちません。
《血染めの月/Blood Moon(8ED)》によって、アーティファクト・土地は基本地形-山となり、テキストも「T:あなたのマナプールにRを加える」しか持ちません。
Q3:《双子エンジン/Gemini Engine(DST)》で出た双子トークンを戦闘終了まえに《エイトグ/Atog(MRD)》で生贄に捧げることはできますか?
A3:可能です。双子トークンもアーティファクト・クリーチャーですから、アーティファクトを何かする能力のために使うことができます。戦闘終了時に双子トークンが場になければ何も起こりません。
Q4:《ニューロックの変成者/Neurok Transmuter(DST)》でアーティファクトにしたクリーチャーを《メムナーク/Memnarch(DST)》で奪いました。ターン終了時にアーティファクトじゃなくなるからコントロールを失いますか?
A4:いいえ。コントロールしたままです。
《メムナーク/Memnarch(DST)》の能力は、対象にとるときと解決時にだけ対象がアーティファクトであるかどうかをチェックします。解決してしまったら、それがアーティファクトでなくなろうと関係ありません。制限がある場合は「アーティファクトである限り」というような何らかの記述があります。
Q5:《苦痛の鉤爪/Talon of Pain(DST)》が二つあるとき、片方がダメージを与えればもう片方にカウンターが乗るとジャッジが言っていましたが、納得いかないです。この「《苦痛の鉤爪/Talon of Pain(DST)》以外の」っていうのはカードのことじゃないんですか?
A5:そのジャッジが正しいです。カードのテキストに出てくる自分のカード名は、「このカード」という意味であり、自分自身のことです。ほかの《苦痛の鉤爪/Talon of Pain(DST)》というカードのことではありません。(その場合はTalon of Painという名前を持つ〜という書き方をされます)
Q6:《死者の墳墓/Lich’s Tomb(DST)》だけが場にあってライフを失ったときどうなるんですか?生贄に捧げるものがないんですが。
A6:《死者の墳墓/Lich’s Tomb(DST)》もパーマネントです。ほかに生贄に捧げるものがなければこれ自身を生贄に捧げます。その時点でライフがゼロ以下ならば、ゲームに負けることになります。
Q7:《選別の秤/Culling Scales(MRD)》と《ダークスティールの鋳塊/Darksteel Ingot(DST)》があり、ほかに土地以外のパーマネントがありません。鋳塊を対象にして秤を残すことはできますか?
A7:可能です。《選別の秤/Culling Scales(MRD)》の効果は破壊ですから、破壊されないパーマネントを対象にとれるのならそれを選んで、両方を残すことができます。
Q8:《マイコシンスの格子/Mycosynth Lattice(DST)》があるときに《ヴィダルケンの技術者/Vedalken Engineer(DST)》のマナで《マナ漏出/Mana Leak(8ED)》がプレイできますか?
A8:不可能です。
無色になっただけで、それはアーティファクトではありません。ですからアーティファクト呪文、起動型能力のプレイにしか使用できない技術者のマナを無色の呪文のために使うことはできません。
Q9:《策謀/Machinate(DST)》を自分がプレイしたら、自分が戻す順番を決めるの?
A9:はい。カードが同時にライブラリーに置かれる場合、その順番はライブラリーのオーナーが決めます。
Q10:《ネビニラルの円盤》を《溶接の壺/Welding Jar(MRD)》で再生させてもう一度使えますか?
A10:はい。
ネビニラルの円盤は、自分の能力で自分自身も破壊されますが、再生の盾がついていればそれを免れることができます。《忘却石/Oblivion Stone(MRD)》は生贄ですのでこれとは違うことに注意してください。
Q11:《銀のゴーレム、カーン/Karn, Silver Golem(UZ)》で《頭蓋骨絞め/Skullclamp(DST)》がクリーチャーになったら、《頭蓋骨絞め/Skullclamp(DST)》自身に自分を装備させて2枚ドローはできますか?
A11:不可能です。
総合ルール212.2iにより、クリーチャーになった装備品は装備することができません。
Q12:ふたつ《太陽のしずく/Sun Droplet(MRD)》があるときに《溶岩の斧/Lava Axe(7E)》を食らうと、両方にカウンターが5個乗るんですか?
A12:はい。
場にあるパーマネントは別のものです。あなたが5点のダメージを与えられると、それぞれの誘発型能力が誘発します。結果、すべての《太陽のしずく/Sun Droplet(MRD)》に5つカウンターが乗り、アップキープにそれぞれから1点のライフを得ることができます。
A1:不可能です。
1、再生は破壊を「なかったこと」にするだけで、生贄に捧げることは破壊ではありません。生贄に捧げるとはカードを墓地に置くことで、破壊された結果墓地に置かれることとは別です。
2、実際に再生が行われると、カードは墓地に置かれません。よって「墓地に置かれる」たびに誘発する《大霊堂の信奉者/Disciple of the Vault(MRD)》は誘発しません。
3、《溶接の壺/Welding Jar(MRD)》をお互いに対象にとりあうことはできません。コストとして生贄に捧げられるため、AとB両方を同時に起動することは不可能です。Aを先に起動すれば、その時点でAは生贄に捧げられて墓地に置かれ、そのあとBを起動するときにはAはもはや場にないため、Aを対象にとることはできません。どうしても生贄に捧げたいならB自身を対象にとって起動することになります。
また、解決時にもお互いに既に場にないため、効果は何もしません。
結局のところ、対戦相手に2点のライフを失わせることしかできません。
Q2:《血染めの月/Blood Moon(8ED)》が場にあるときでも、《ダークスティールの城塞/Darksteel Citadel(DST)》は破壊されませんか?
A2:いいえ。基本地形にタイプを変更する能力は、変更される土地が持つすべてのテキストを失わせ、その基本地形が持つマナ能力しか持ちません。
《血染めの月/Blood Moon(8ED)》によって、アーティファクト・土地は基本地形-山となり、テキストも「T:あなたのマナプールにRを加える」しか持ちません。
Q3:《双子エンジン/Gemini Engine(DST)》で出た双子トークンを戦闘終了まえに《エイトグ/Atog(MRD)》で生贄に捧げることはできますか?
A3:可能です。双子トークンもアーティファクト・クリーチャーですから、アーティファクトを何かする能力のために使うことができます。戦闘終了時に双子トークンが場になければ何も起こりません。
Q4:《ニューロックの変成者/Neurok Transmuter(DST)》でアーティファクトにしたクリーチャーを《メムナーク/Memnarch(DST)》で奪いました。ターン終了時にアーティファクトじゃなくなるからコントロールを失いますか?
A4:いいえ。コントロールしたままです。
《メムナーク/Memnarch(DST)》の能力は、対象にとるときと解決時にだけ対象がアーティファクトであるかどうかをチェックします。解決してしまったら、それがアーティファクトでなくなろうと関係ありません。制限がある場合は「アーティファクトである限り」というような何らかの記述があります。
Q5:《苦痛の鉤爪/Talon of Pain(DST)》が二つあるとき、片方がダメージを与えればもう片方にカウンターが乗るとジャッジが言っていましたが、納得いかないです。この「《苦痛の鉤爪/Talon of Pain(DST)》以外の」っていうのはカードのことじゃないんですか?
A5:そのジャッジが正しいです。カードのテキストに出てくる自分のカード名は、「このカード」という意味であり、自分自身のことです。ほかの《苦痛の鉤爪/Talon of Pain(DST)》というカードのことではありません。(その場合はTalon of Painという名前を持つ〜という書き方をされます)
Q6:《死者の墳墓/Lich’s Tomb(DST)》だけが場にあってライフを失ったときどうなるんですか?生贄に捧げるものがないんですが。
A6:《死者の墳墓/Lich’s Tomb(DST)》もパーマネントです。ほかに生贄に捧げるものがなければこれ自身を生贄に捧げます。その時点でライフがゼロ以下ならば、ゲームに負けることになります。
Q7:《選別の秤/Culling Scales(MRD)》と《ダークスティールの鋳塊/Darksteel Ingot(DST)》があり、ほかに土地以外のパーマネントがありません。鋳塊を対象にして秤を残すことはできますか?
A7:可能です。《選別の秤/Culling Scales(MRD)》の効果は破壊ですから、破壊されないパーマネントを対象にとれるのならそれを選んで、両方を残すことができます。
Q8:《マイコシンスの格子/Mycosynth Lattice(DST)》があるときに《ヴィダルケンの技術者/Vedalken Engineer(DST)》のマナで《マナ漏出/Mana Leak(8ED)》がプレイできますか?
A8:不可能です。
無色になっただけで、それはアーティファクトではありません。ですからアーティファクト呪文、起動型能力のプレイにしか使用できない技術者のマナを無色の呪文のために使うことはできません。
Q9:《策謀/Machinate(DST)》を自分がプレイしたら、自分が戻す順番を決めるの?
A9:はい。カードが同時にライブラリーに置かれる場合、その順番はライブラリーのオーナーが決めます。
Q10:《ネビニラルの円盤》を《溶接の壺/Welding Jar(MRD)》で再生させてもう一度使えますか?
A10:はい。
ネビニラルの円盤は、自分の能力で自分自身も破壊されますが、再生の盾がついていればそれを免れることができます。《忘却石/Oblivion Stone(MRD)》は生贄ですのでこれとは違うことに注意してください。
Q11:《銀のゴーレム、カーン/Karn, Silver Golem(UZ)》で《頭蓋骨絞め/Skullclamp(DST)》がクリーチャーになったら、《頭蓋骨絞め/Skullclamp(DST)》自身に自分を装備させて2枚ドローはできますか?
A11:不可能です。
総合ルール212.2iにより、クリーチャーになった装備品は装備することができません。
Q12:ふたつ《太陽のしずく/Sun Droplet(MRD)》があるときに《溶岩の斧/Lava Axe(7E)》を食らうと、両方にカウンターが5個乗るんですか?
A12:はい。
場にあるパーマネントは別のものです。あなたが5点のダメージを与えられると、それぞれの誘発型能力が誘発します。結果、すべての《太陽のしずく/Sun Droplet(MRD)》に5つカウンターが乗り、アップキープにそれぞれから1点のライフを得ることができます。
Q23:《狡猾な抜け道魔道士/Crafty Pathmage(ONS)》の能力を使ったクリーチャーのパワーを後から上げても、ブロックされないままですか?
A23:はい。 この能力の条件は対象にとるときと解決時に問題になるだけで、それ以降パワーの値が変化しても関係ありません。
Q24:《触れられざる者フェイジ/Phage the Untouchable(LGN)》で攻撃したところ、《輝きを放つ者/Glarecaster(ONS)》で自分にそのダメージを移しかえられました。自分が負けになるんですか?
A24:あなたの負けです。 《触れられざる者フェイジ/Phage the Untouchable(LGN)》の戦闘ダメージの行き先が対戦相手からあなたに変更され、《触れられざる者フェイジ/Phage the Untouchable(LGN)》の戦闘ダメージを与えられたプレイヤー、つまりあなたがゲームに敗北します。
Q25:《死体発掘/Exhume(UZ)》って対象をとるんですか?戻すクリーチャーを選ぶのはいつですか?
A25:《死体発掘/Exhume(UZ)》は対象をとりません。戻すクリーチャーは解決時に、アクティブ・プレイヤーから先に選び、同時に場に出ます。
A23:はい。 この能力の条件は対象にとるときと解決時に問題になるだけで、それ以降パワーの値が変化しても関係ありません。
Q24:《触れられざる者フェイジ/Phage the Untouchable(LGN)》で攻撃したところ、《輝きを放つ者/Glarecaster(ONS)》で自分にそのダメージを移しかえられました。自分が負けになるんですか?
A24:あなたの負けです。 《触れられざる者フェイジ/Phage the Untouchable(LGN)》の戦闘ダメージの行き先が対戦相手からあなたに変更され、《触れられざる者フェイジ/Phage the Untouchable(LGN)》の戦闘ダメージを与えられたプレイヤー、つまりあなたがゲームに敗北します。
Q25:《死体発掘/Exhume(UZ)》って対象をとるんですか?戻すクリーチャーを選ぶのはいつですか?
A25:《死体発掘/Exhume(UZ)》は対象をとりません。戻すクリーチャーは解決時に、アクティブ・プレイヤーから先に選び、同時に場に出ます。
Q12:《魔力激突/Mana Clash(8ED)》はプレイヤーに複数回ダメージを与えますが、1点ずつを《ウルザの鎧/Urza’s Armor(8ED)》で防げますか?《遠見の仮面/Farsight Mask(MRD)》で与えたダメージの数だけカードを引けますか?
A12:どちらもはい、です。《魔力激突/Mana Clash(8ED)》は裏を出したプレイヤーに1点のダメージを与えます。これは《ウルザの鎧/Urza’s Armor(8ED)》で軽減することが可能です。
《遠見の仮面/Farsight Mask(MRD)》も《魔力激突/Mana Clash(8ED)》がダメージを与えるたびに誘発します。その誘発型能力がスタックに乗るのは《魔力激突/Mana Clash(8ED)》の解決後になります。
Q13:2つの《フェアリーの集会場/Faerie Conclave(UL)》で攻撃したところ、対戦相手が《もつれ/Tangle(IN)》を使いました。《フェアリーの集会場/Faerie Conclave(UL)》は次の自分のアンタップ・ステップにアンタップしないんですか?
A13:はい。 《もつれ/Tangle(IN)》はその解決時に攻撃クリーチャーであったものを見ます。アンタップ・ステップにそのパーマネントがクリーチャーであるかどうかは関係ありません。「攻撃クリーチャーは」という文章はアンタップしないパーマネントを決定するために使われているだけです。
Q14:5/6のクリーチャーでアタックされたので、6/6の《機械仕掛けのドラゴン/Clockwork Dragon(MRD)》でブロックしました。カウンターが取り除かれるとこれは死んでしまいますか?
A14:はい。 5点のダメージを与えられた5/5ですから、致死ダメージを受けたものとしてSBEで破壊されます。(3マナあれば、戦闘終了時の取り除く誘発型能力の解決前にカウンターを置いて生き残らせることは可能ですが)
Q15:《減衰のマトリックス/Damping Matrix(MRD)》が場に出ているとき、《彩色の宝球/Chromatic Sphere(IN)》は起動できますか?
A15:はい。 これはマナ能力で、ドローもマナ能力の一部です。
Q16:《教議会の聖域/Synod Sanctum(MRD)》が破壊されたので、墓地からまた場に戻しました。それでゲームから取り除いておいたカードは戻すことができますか?
A16:不可能です。 カードが場を離れる、つまり領域を移動すると、それまでの記憶はすべて失います。そのカードをまた場に出しても、それはまったく「新しいもの」として扱います。以前に取り除いていたカードは取り除かれたままになります。
Q17:《弱者選別/Culling the Weak(EX)》はマナ・ソースって書いてあるんですが、これって場に出るんですか?
A17:マナ・ソースというのは、(インタラプト、ポリ/モノ・アーティファクト同様)古いカードタイプでもはや使われていません。現在マナ・ソースはインスタントとなっています。
Culling the Weak
{B}
Instant
As an additional cost to play Culling the Weak, sacrifice a creature.
Add {B}{B}{B}{B} to your mana pool.
Q18:自分が11点のライフを持つときに《魂喰らいのオーグ/Soulgorger Orgg(JUD)》を出し、それに《テフェリーの呪い/Teferi’s Curse(MI)》をつけました。フェイズ・イン/アウトするたびに10点のライフを得たり失ったりするんでしょうか?
A18:フェイズ・アウトするたびに10点のライフを得ますが、フェイズ・インしたときにライフは失いません。これはフェイジング(502.15)のルールによるものです。
Q19:《古木のヴァーデロス/Verdeloth the Ancient(IN)》を《再活性/Reanimate(TE)》したときにキッカーは支払えますか?
A19:不可能です。 キッカーは呪文をプレイする際に支払う追加コストで、単に直接場に出る場合には支払うことはできません。《ヨーグモスの意志/Yawgmoth’s Will(UZ)》や《呪文乗っ取り/Spelljack(JUD)》など、「プレイ」できるものならば追加コストも支払うことができます。
Q20:自分が呪文をプレイしたあとに、対応して対戦相手が《渦まく知識/Brainstorm(MM)》や《衝動/Impulse(VI)》で《対抗呪文/Counterspell(6E)》を持ってきてプレイした呪文を打ち消しました。こんなのヒドイと思います。
A20:それがスタック・ルールです。呪文や能力が解決したあと、両方のプレイヤーは優先権を得ます。双方が続けてパスすれば、スタックに積まれた呪文や能力が解決、また優先権を得る・・・を繰り返します。
昔はこういうことは不可能でしたが、6版ルール以降はスタック・ルールにより可能となりました。
Q21:《枯渇/Mana Short(6E)》でマナ・プールを空にしてプレイされた《シヴ山のドラゴン/Shivan Dragon(7E)》を打ち消すことはできますか?
A21:《枯渇/Mana Short(6E)》は呪文を打ち消すものではありません。また、《シヴ山のドラゴン/Shivan Dragon(7E)》のプレイ中にあなたは優先権を持っていませんから、《枯渇/Mana Short(6E)》をプレイすることはできません。《シヴ山のドラゴン/Shivan Dragon(7E)》のために出されていたマナはコストを支払う時点で消費され、プレイされた後であなたが《枯渇/Mana Short(6E)》をプレイしてもそれがやり直されることはありません。
Q22:《隠れたる蜘蛛/Hidden Spider(UZ)》などの休眠エンチャントは、クリーチャーになったあともエンチャントなんですか?
A22:いいえ。 《隠れたる蜘蛛/Hidden Spider(UZ)》をはじめ、一度クリーチャーに変化したらもはやエンチャントではありません。
A12:どちらもはい、です。《魔力激突/Mana Clash(8ED)》は裏を出したプレイヤーに1点のダメージを与えます。これは《ウルザの鎧/Urza’s Armor(8ED)》で軽減することが可能です。
《遠見の仮面/Farsight Mask(MRD)》も《魔力激突/Mana Clash(8ED)》がダメージを与えるたびに誘発します。その誘発型能力がスタックに乗るのは《魔力激突/Mana Clash(8ED)》の解決後になります。
Q13:2つの《フェアリーの集会場/Faerie Conclave(UL)》で攻撃したところ、対戦相手が《もつれ/Tangle(IN)》を使いました。《フェアリーの集会場/Faerie Conclave(UL)》は次の自分のアンタップ・ステップにアンタップしないんですか?
A13:はい。 《もつれ/Tangle(IN)》はその解決時に攻撃クリーチャーであったものを見ます。アンタップ・ステップにそのパーマネントがクリーチャーであるかどうかは関係ありません。「攻撃クリーチャーは」という文章はアンタップしないパーマネントを決定するために使われているだけです。
Q14:5/6のクリーチャーでアタックされたので、6/6の《機械仕掛けのドラゴン/Clockwork Dragon(MRD)》でブロックしました。カウンターが取り除かれるとこれは死んでしまいますか?
A14:はい。 5点のダメージを与えられた5/5ですから、致死ダメージを受けたものとしてSBEで破壊されます。(3マナあれば、戦闘終了時の取り除く誘発型能力の解決前にカウンターを置いて生き残らせることは可能ですが)
Q15:《減衰のマトリックス/Damping Matrix(MRD)》が場に出ているとき、《彩色の宝球/Chromatic Sphere(IN)》は起動できますか?
A15:はい。 これはマナ能力で、ドローもマナ能力の一部です。
Q16:《教議会の聖域/Synod Sanctum(MRD)》が破壊されたので、墓地からまた場に戻しました。それでゲームから取り除いておいたカードは戻すことができますか?
A16:不可能です。 カードが場を離れる、つまり領域を移動すると、それまでの記憶はすべて失います。そのカードをまた場に出しても、それはまったく「新しいもの」として扱います。以前に取り除いていたカードは取り除かれたままになります。
Q17:《弱者選別/Culling the Weak(EX)》はマナ・ソースって書いてあるんですが、これって場に出るんですか?
A17:マナ・ソースというのは、(インタラプト、ポリ/モノ・アーティファクト同様)古いカードタイプでもはや使われていません。現在マナ・ソースはインスタントとなっています。
Culling the Weak
{B}
Instant
As an additional cost to play Culling the Weak, sacrifice a creature.
Add {B}{B}{B}{B} to your mana pool.
Q18:自分が11点のライフを持つときに《魂喰らいのオーグ/Soulgorger Orgg(JUD)》を出し、それに《テフェリーの呪い/Teferi’s Curse(MI)》をつけました。フェイズ・イン/アウトするたびに10点のライフを得たり失ったりするんでしょうか?
A18:フェイズ・アウトするたびに10点のライフを得ますが、フェイズ・インしたときにライフは失いません。これはフェイジング(502.15)のルールによるものです。
Q19:《古木のヴァーデロス/Verdeloth the Ancient(IN)》を《再活性/Reanimate(TE)》したときにキッカーは支払えますか?
A19:不可能です。 キッカーは呪文をプレイする際に支払う追加コストで、単に直接場に出る場合には支払うことはできません。《ヨーグモスの意志/Yawgmoth’s Will(UZ)》や《呪文乗っ取り/Spelljack(JUD)》など、「プレイ」できるものならば追加コストも支払うことができます。
Q20:自分が呪文をプレイしたあとに、対応して対戦相手が《渦まく知識/Brainstorm(MM)》や《衝動/Impulse(VI)》で《対抗呪文/Counterspell(6E)》を持ってきてプレイした呪文を打ち消しました。こんなのヒドイと思います。
A20:それがスタック・ルールです。呪文や能力が解決したあと、両方のプレイヤーは優先権を得ます。双方が続けてパスすれば、スタックに積まれた呪文や能力が解決、また優先権を得る・・・を繰り返します。
昔はこういうことは不可能でしたが、6版ルール以降はスタック・ルールにより可能となりました。
Q21:《枯渇/Mana Short(6E)》でマナ・プールを空にしてプレイされた《シヴ山のドラゴン/Shivan Dragon(7E)》を打ち消すことはできますか?
A21:《枯渇/Mana Short(6E)》は呪文を打ち消すものではありません。また、《シヴ山のドラゴン/Shivan Dragon(7E)》のプレイ中にあなたは優先権を持っていませんから、《枯渇/Mana Short(6E)》をプレイすることはできません。《シヴ山のドラゴン/Shivan Dragon(7E)》のために出されていたマナはコストを支払う時点で消費され、プレイされた後であなたが《枯渇/Mana Short(6E)》をプレイしてもそれがやり直されることはありません。
Q22:《隠れたる蜘蛛/Hidden Spider(UZ)》などの休眠エンチャントは、クリーチャーになったあともエンチャントなんですか?
A22:いいえ。 《隠れたる蜘蛛/Hidden Spider(UZ)》をはじめ、一度クリーチャーに変化したらもはやエンチャントではありません。