#67

Q1:対戦相手のクリーチャーに《ニューロックの変成者/Neurok Transmuter(DST)》を使用してアーティファクト化し、《横暴/Domineer(MRD)》をつけました。ターン終了時にコントロールを失いますか?
A1:《ニューロックの変成者/Neurok Transmuter(DST)》の効果が終わった時点で、《横暴/Domineer(MRD)》がはずれ、コントロールを失います。《横暴/Domineer(MRD)》はアーティファクト・クリーチャーにしかエンチャントできないからで、ついているクリーチャーがアーティファクト性を失ったとき、SBEで墓地に置かれます。

Q2:《思考の解剖器/Thought Dissector(DST)》をX=3でプレイし、対戦相手は3枚のカードを公開しました。アーティファクト・カードが無かった場合どうなるんですか?アーティファクト・カードがあったときにしか働かないように読めるんですが。
A2:公開されたカードは墓地に置かれます。アーティファクト・カードがなかった場合、「残り」は公開されたカードすべてを指します。

Q3:《電結の働き手/Arcbound Worker(DST)》に《頭蓋骨絞め/Skullclamp(DST)》をつけて、さらに《爆片破/Shrapnel Blast(MRD)》で5点のダメージを与えるのと2枚ドローはできますか?
A3:無理です。《電結の働き手/Arcbound Worker(DST)》のタフネスが増えていれば別ですが。
1/1の《電結の働き手/Arcbound Worker(DST)》に《頭蓋骨絞め/Skullclamp(DST)》をつけた場合、それはSBEで墓地に置かれ、何か呪文や能力を使う機会はありません。

Q4:対戦相手が《腐食ナメクジ/Molder Slug(MRD)》を出していて、自分は《ニューロックの変成者/Neurok Transmuter(DST)》を出しています。対戦相手のアップキープに、彼のクリーチャーをアーティファクトにして、生贄に捧げさせることはできますか?
A4:《腐食ナメクジ/Molder Slug(MRD)》の誘発型能力に対応して、《ニューロックの変成者/Neurok Transmuter(DST)》を起動することで可能です。
《腐食ナメクジ/Molder Slug(MRD)》の能力は、場にアーティファクトがなくてもアップキープ毎に誘発します。解決時にアーティファクトを選びますから、その時点でそのプレイヤーがコントロールしているアーティファクトがそのクリーチャーだけなら、それを生贄に捧げなければなりません。

Q5:#66の《ティタニアの歌/Titania’s Song(5E)》と《マイコシンスの格子/Mycosynth Lattice(DST)》ですが、両方が《第二の日の出/Second Sunrise(MRD)》で同時に出たらどうなるんですか?
A5:複数のパーマネントが同時に場に出る場合、「どれが先に場に出たか」のタイムスタンプはアクティブ・プレイヤーが決めます。
そのタイムスタンプに従って、継続的効果を適用します。

Q6:《マイコシンスの格子/Mycosynth Lattice(DST)》が出ていて自分が10個のパーマネントをコントロールしています。《ブルードスター/Broodstar(MRD)》は0マナでプレイできますか?
A6:いいえ。いずれかのタイプのマナ2点をを支払う必要があります。親和能力で8UUのうち8のほうは減らされますが、色マナのほうは《マイコシンスの格子/Mycosynth Lattice(DST)》で不特定になるわけではありません。
マナをどの色のマナとしても支払えるということは、8UUを10にすることではありません。

Q7:《マイコシンスの格子/Mycosynth Lattice(DST)》が出ている状態で《丸砥石/Grindstone(TE)》を起動すると、ライブラリー全てを墓地に置かなければなりませんか?
A7:いいえ。色を持たないカード同士は「色を共有」しません。よって、《丸砥石/Grindstone(TE)》の効果を繰り返すことはありません。これは通常の土地やアーティファクトでも同様です。

Q8:《双子エンジン/Gemini Engine(DST)》の双子トークンは召喚酔いしているんじゃないんですか?これ意味ないんじゃないですか?
A8:双子トークンはたしかに召喚酔い状態です。ターン開始時からコントロールしていないし、速攻も持っていません。
ですが、これは直接攻撃クリーチャーとして場に出るため、召喚酔いは攻撃クリーチャーとして指定できないという制限に引っかからないのです。

Q9:デッキの最小枚数って何枚ですか?
A9:構築戦用のデッキならば、60枚以上のカードで構成されたデッキが必要です。ドラフトやシールドといった限定戦ならば、40枚以上になります。デッキの最大枚数は規定されていませんが、3分以内で十分シャッフルできる数でなければなりません。

Q10:蓄積カウンターってなんですか?
A10:マジックには名前を持ったカウンターが数多くあり、蓄積カウンターもその一つです。
蓄積カウンター自身はなにかをするものではありませんが、カードの中にはその上に乗っている蓄積カウンターを使うものがあります。《ダークスティールの反応炉/Darksteel Reactor(DST)》は20個の蓄積カウンターが乗っていればあなたの勝ちになりますし、《血清の水槽/Serum Tank(MRD)》は蓄積カウンターを取り除くことでカードを引けます。

Q11:対戦相手はクリーチャー1体を持ち、自分は《行動か死か/Do or Die(IN)》を相手に対してプレイしました。クリーチャーがいない束を選ぶことはできるんですか?また、《行動か死か/Do or Die(IN)》はプロテクション(黒)で防げますか?
A11:基本的に、1体しかクリーチャーを持たないプレイヤーに対する《行動か死か/Do or Die(IN)》は意味がありません。また、この系統の呪文(《嘘か真か/Fact or Fiction(IN)》)で、0枚の束を作ることは可能です。ですが、束にわけるのはあなたですが選ぶのは対戦相手だということに注意してください。
また、《行動か死か/Do or Die(IN)》はクリーチャーを対象にとっていないため、プロテクションはなんの効果も持ちません。
#66さらに続き

Q12:《炉のドラゴン/Furnace Dragon(DST)》をプレイしたときに、《エイトグ/Atog(MRD)》や《メガエイトグ/Megatog(MRD)》で自分のアーティファクトをすべて生贄に捧げてしまった場合、親和で下がるコストを払いなおさなくてはいけないんでしょうか?
A12:その必要はありません。親和能力でプレイ・コストが減少するのはプレイ時で、そのときに場にあるアーティファクトを数えます。コストの支払いが終わったらそれ以降、アーティファクトの数が変化してもコストを支払いなおすことはありません(総合ルール409.1f,g,h参照)。アーティファクトを取り除くのはこれが場に出た後、誘発型能力の解決時になります。
プレイした後解決するまでの間と、これが場に出てから誘発型能力がスタックに乗り、それが解決するまでの間、それぞれのタイミングでインスタントや起動型能力をプレイする機会があり、そこで自分のアーティファクトをどうにかすることができます。

Q22:《腐敗を導く者/Shepherd of Rot(ONS)》の能力は、それぞれのゾンビが発生源なんでしょうか?それとも《腐敗を導く者/Shepherd of Rot(ONS)》自身でしょうか?ゾンビから来るのダメージを《ウルザの鎧/Urza’s Armor(8ED)》で防げませんか?
A22:これはダメージではなくライフの喪失です。これに発生源は無く、プレイヤーが単純にライフを失うだけです。《ウルザの鎧/Urza’s Armor(8ED)》はライフの喪失に対して効果を持ちません。

Q23:相手が《世界喰らいのドラゴン/Worldgorger Dragon(JUD)》を出し、自分はそのあとで《謙虚/Humility(TE)》を出しました。《世界喰らいのドラゴン/Worldgorger Dragon(JUD)》が場を離れたらパーマネントは戻ってきますか?
A23:いいえ。《世界喰らいのドラゴン/Worldgorger Dragon(JUD)》は飛行とトランプル、場に出たとき、場を離れたときの能力をそれぞれ持ちます。場を離れるときに《謙虚/Humility(TE)》によってそれが失われている場合、何も起きません。パーマネントは取り除かれたままです。

Q24:自分は《精神隷属器/Mindslaver(MRD)》で相手のターンをコントロールしています。自分は《踏みにじり/Override(MRD)》を持っていて、相手の手札には呪文カードがあります。自分は相手に呪文を使わせ、それを対象に《踏みにじり/Override(MRD)》をプレイしました。しかし自分はアーティファクトをコントロールしていません。「0マナを払わない」ことを選んで呪文を打ち消すことはできますか?
A24:可能です。要求が0マナだとしても、常に「支払わない」選択肢は選べます。対戦相手が行う決定はすべてあなたが行えますから、0マナを支払わないことを選んで呪文を打ち消すことができます。

Q25:自分は《謙虚/Humility(TE)》を場に出していて、対戦相手が《補充/Replenish(UD)》をプレイしました。その相手の墓地には《オパール色の輝き/Opalescence(UD)》が2枚あります。どうなりますか?
A25:どちらの《オパール色の輝き/Opalescence(UD)》が先に場に出るかは関係無く、すべてのエンチャントとクリーチャーは1/1の能力を持たないクリーチャーになります。(以下省略)

Q26:《毒気のウーズ/Mephitic Ooze(DST)》や《屍賊の殴打者/Nim Lasher(MRD)》は、アーティファクトをあとから場に出すと+1/+0されるんですか?
A26:はい。これらの常在型能力は常にパワーを調整します。アーティファクトの数が変わるたびにパワーの値も変化します。

Q27:《Shaharazad(AN)》をプレイしたとき、相手のライブラリーが6枚以下だったときはどうするんですか?また両方のライブラリーが6枚以下だったときは?
A27:サブゲーム開始時に7枚のカードを引けないプレイヤーは、サブゲームに敗北します。そのプレイヤーはメインゲームにおけるライフは半分になります。両方のプレイヤーが7枚引けない場合は、両方のプレイヤーがサブゲームに敗北、引き分けとなり、勝者がいません。結果両方のプレイヤーのライフが半分になります。
その後サブゲームのカードをメインゲームのライブラリーに戻してメインゲームを続けます。

Q28:《魔力激突/Mana Clash(7E)》の解決中、対戦相手のライフがゼロ以下になり、自分はまだ残っています。コイン投げの最中でもライフチェックで勝ちですか?
A28:ライフ総計をチェックするのはSBEで、優先権を得るときです。解決中にはチェックされません。解決はコイン投げが終了(同時に表を出す)するまで続けなければならず、対戦相手が先に負けたとしても、同じようにあなたも負けるリスクがあるわけです。
#66続き

Q13:《マイコシンスの格子/Mycosynth Lattice(DST)》が場にあるときに《炉のドラゴン/Furnace Dragon(DST)》を出すとどうなりますか?
A13:まず、すべてのパーマネントが《炉のドラゴン/Furnace Dragon(DST)》のコストを減らします。《炉のドラゴン/Furnace Dragon(DST)》が場に出ると、これは即座にアーティファクトとなり、手札からプレイされているなら、誘発型能力が誘発し、すべてのアーティファクト---《マイコシンスの格子/Mycosynth Lattice(DST)》と《炉のドラゴン/Furnace Dragon(DST)》自身を含めたすべてのパーマネント---がゲームから取り除かれることになります。

Q14:《ティタニアの歌/Titania’s Song(4E)》と《マイコシンスの格子/Mycosynth Lattice(DST)》が同時に出ているとどうなりますか?
A14:場に出た順番によって結果が違います。
 格子、歌と出た場合>すべてのパーマネントがアーティファクト・クリーチャーになり、点数で見たマナ・コストに等しいパワーとタフネスを持ち、能力を何も持ちません。(土地の点数で見たマナ・コストは0なので、墓地に置かれます)各パーマネントはそれ自身の色を持ち、マナの色制限がなくなる能力もなくなります。
 歌が先に出た場合>本来アーティファクトであるものがアーティファクト・クリーチャーになります。《マイコシンスの格子/Mycosynth Lattice(DST)》は6/6の能力を持たないアーティファクト・クリーチャーとなり、他のパーマネントに影響しません。(ロングアンサーはひみつ日記内)

Q15:《教議会の聖域/Synod Sanctum(MRD)》で変異クリーチャーを取り除いたあと、これを生贄に捧げて取り除いた変異クリーチャーを場に戻すと、表向きで出てくるんですか?
A15:はい。カードが取り除かれた時点の状態に関係無く、領域を移動したカードはまったく新しいものとして扱われるため、直接場に出るような場合は、表向きで場に出ることになります。(普通はアンタップ状態で出ますが、タップ状態で場に出るものはタップ状態で場に出ます)

Q16:《崇高なる目的/Noble Purpose(8ED)》を2つ持っています。自分のクリーチャーが攻撃してダメージを与えると、その1点につき2点ライフを得ることができるんですか?
A16:はい。《崇高なる目的/Noble Purpose(8ED)》の枚数ぶんライフを得ます。誘発条件を満たしたときにそれぞれの《崇高なる目的/Noble Purpose(8ED)》が別々に誘発し、それぞれの解決時に相応のライフを得ることになります。

Q17:《惰性の泡/Inertia Bubble(MRD)》はアーティファクト・クリーチャーにつけることもできますか?
A17:はい。タイプがアーティファクトであるものすべてにつけることができます。つまり通常のアーティファクト、アーティファクト・クリーチャー、アーティファクト・土地です。
つけたものがアンタップ状態なら一度しか攻撃・タップが必要な能力を使用できないということになります。

Q18:《強迫/Duress(7E)》を撃たれたので、《偏向/Deflection(6E)》で《強迫/Duress(7E)》の対象を相手にすることはできますか?自分の対戦相手だから可能だと思うんですが。
A18:不可能です。《強迫/Duress(7E)》は「対戦相手1人を対象とする」とあります。その適正な対象は、これをプレイしたプレイヤーの対戦相手だけです。もし多人数対戦でそのプレイヤーの対戦相手が複数いる場合は、そちらに変更することができます。

Q19:《等時の王笏/Isochron Scepter(MRD)》に《ブーメラン/Boomerang(8ED)》を刻印してあります。そこで自分は《虚空の杯/Chalice of the Void(MRD)》をX=2でプレイしました。コピーの《ブーメラン/Boomerang(8ED)》と2マナの呪文は《虚空の杯/Chalice of the Void(MRD)》で打ち消せますか?
A19:はい。《虚空の杯/Chalice of the Void(MRD)》はすべての《ブーメラン/Boomerang(8ED)》のコピーを打ち消します。
しかし、刻印されている呪文が2以外の点数で見たマナ・コストを持つなら、打ち消すことはできません。《虚空の杯/Chalice of the Void(MRD)》はその呪文の点数で見たマナ・コスト(右上のマナのシンボルと数字の合計)だけを見るためで、それをプレイするためのマナは関係ないからです。

Q20:相手が出した《変幻の杖/Proteus Staff(MRD)》を使用させずに《粉砕/Shatter(6E)》などで破壊することはできませんか?
A20:不可能です。起動コストが支払えるなら、相先相手が《変幻の杖/Proteus Staff(MRD)》を場に出したあと、起動するまであなたに優先権が渡ることはなく、《粉砕/Shatter(6E)》に対応して起動することも可能であるため、何をしても起動は止められません。
しかし、対象のクリーチャーを解決前に場から取り除いた場合、適切な対象がいないため、《変幻の杖/Proteus Staff(MRD)》の能力は打ち消されることになります。

Q21:《不死身/Invulnerability(TE)》をはじめとするバイバック呪文でバイバックを宣言したあと、その呪文が打ち消されたばあい、手札には戻ってこないんですか?
A21:はい、戻ってきません。バイバックはその呪文の解決時に手札に戻すものです。呪文が打ち消された場合、呪文はスタックから取り除かれ解決が行われないため、バイバックも意味がありません。
【マジック】
 たまには、こういうのもやってみようかな、と。
#66
 ダークスティールの質問
Q1:自分はアンタップ状態の《雷鳴の杖/Thunderstaff(DST)》を持ち、対戦相手が3体のクリーチャーでアタックしてきました。《ウルザの鎧/Urza’s Armor(8ED)》のように、各クリーチャーのダメージを軽減できるのか、1体しか軽減できないのかどっち?
A1:3体それぞれが与えるダメージを1点ずつ軽減できます。

Q2:対戦相手が5つの沼を持ち、自分は《マイアの土地刻み/Myr Landshaper(DST)》を起動してそのうちの1つをアーティファクト化しました。そのあと自分が《残響する破滅/Echoing Ruin(DST)》をアーティファクト化した沼にプレイしました。どうなりますか?
A2:アーティファクトでもある沼だけが破壊されます。「同じ名前を持つほかのアーティファクト」ですから、同じ名前を持つだけではだめです。同じ名前を持ち、なおかつアーティファクトでもあることが必要です。

Q3:《回転する破壊者/Spincrusher(DST)》がカウンターを得るのはいつですか?
A3:これがブロック・クリーチャーに指定されたときに誘発し、ブロック・クリーチャー指定ステップ中に解決します。よって戦闘ダメージステップより前に、パワーとタフネスが上昇することになります。

Q4:《もみ消し/Stifle(SCG)》で《ダークスティールの巨像/Darksteel Colossus(DST)》の「ライブラリーに戻して切りなおす」ことを打ち消すことはできますか?
A4:不可能です。《もみ消し/Stifle(SCG)》が打ち消すことができるのは「〜時に(at)」「〜とき(when)」「〜たび(whenever)」が遣われている能力(誘発型能力)だけです。《ダークスティールの巨像/Darksteel Colossus(DST)》のそれは置換効果で、「代わりに」という言葉が使われていることが目印になります。これらは《もみ消し/Stifle(SCG)》で打ち消すことはできません。

Q5:《次元の狭間/Planar Void(UZ)》が場にあって、自分の《ダークスティールの巨像/Darksteel Colossus(DST)》が墓地に置かれました。どうなりますか?
A5:はい。ライブラリーに戻ります。《ダークスティールの巨像/Darksteel Colossus(DST)》は置換効果を持ち、墓地に置かれることをライブラリーに戻すことに置き換えます。すなわち、巨像は直接ライブラリーに戻り、一瞬でも墓地に置かれることはありません。よって《次元の狭間/Planar Void(UZ)》の能力は誘発することはなく、何も起こりません。

Q6:《レオニンのシカール/Leonin Shikari(DST)》と《稲妻のすね当て/Lightning Greaves(MRD)》を持っているときに、対戦相手が《炎の稲妻/Firebolt(OD)》を自分のクリーチャーにプレイしてきました。そのクリーチャーにすね当てをつけて守れますか?
A6:可能です。呪文の解決時に不正な対象になっているため、《炎の稲妻/Firebolt(OD)》は打ち消されます。

Q7:破壊されないクリーチャーについた《動く死体/Animate Dead(4E)》が場を離れると、そのクリーチャーは墓地に置かれてしまうんですか?
A7:場に残ります。《動く死体/Animate Dead(4E)》が場を離れたときにそのクリーチャーを破壊しようとしますが、「破壊」効果は破壊されないクリーチャーには作用しないため、クリーチャーはそのまま場に残ります。

Q8:《電結の回収者/Arcbound Reclaimer(DST)》で、二つカウンターを取り除いて死んだ《電結の回収者/Arcbound Reclaimer(DST)》自身を持って来れますか?
A8:不可能です。起動型能力のコストを支払う前に対象を決めなければなりません。その時点ではまだ《電結の回収者/Arcbound Reclaimer(DST)》は場にいるため、自分の能力で自分を戻すことはできません。(カウンターがなくなった回収者は、次にSBEがチェックされるときに墓地に置かれます。)

Q9:《電結の働き手/Arcbound Worker(DST)》が死んだので、アーティファクト・クリーチャーを結合の対象として選びました。対戦相手がそれに対応してそのアーティファクト・クリーチャーを《ニューロックの変成者/Neurok Transmuter(DST)》でアーティファクト性を取り除きました。どうなりますか?
A9:+1/+1カウンターはそのクリーチャーには置かれません。結合の誘発型能力は、アーティファクト・クリーチャーしか対象にとれず、また解決時にもアーティファクト・クリーチャーであるかどうかをチェックします。解決時にアーティファクト・クリーチャーでない場合、結合能力は打ち消され、何も起こりません。(アーティファクト性を持たないクリーチャー、またはクリーチャーでないアーティファクトに結合でカウンターを置くことはできません)

Q10:《電結の荒廃者/Arcbound Ravager(DST)》の能力で自分を生贄に捧げて、アーティファクト・クリーチャーに2個カウンターを置くことはできますか?
A10:不可能です。生贄に捧げ、結合が誘発し、解決する時点でカウンターの数を数えるため、生贄能力で乗せるカウンターは数えられません。
1、《電結の荒廃者/Arcbound Ravager(DST)》を生贄に捧げます。
2、結合がスタックに乗ります。
3、結合が解決します。場を離れる直前のカウンターの数を数えます。この場合は1個ですから1個のカウンターを置きます。
4、カウンターを置く能力を解決します。《電結の荒廃者/Arcbound Ravager(DST)》が場にいないので何も起きません。

Q11:《一望の鏡/Panoptic Mirror(DST)》で《溶鉱炉の脈動/Pulse of the Forge(DST)》を刻印すると、コピーされた《溶鉱炉の脈動/Pulse of the Forge(DST)》は手札に戻るんですか?
A11:戻りますがそれを使うことはできません。
420.5j スタック以外の領域にある呪文のコピーは、消滅する。
《溶鉱炉の脈動/Pulse of the Forge(DST)》のコピーを手札に戻すことはできますが、これはコピーであるため、上記420.5jによりSBEがチェックされる時点で消滅します。
【マジック】
まだ6月にアレでナニなフィフスドーンも残っているところでけつまづいていてもいかんですが、何をしてマジックのサイトとしての存在価値をアピールしていくか、は永遠の課題であります。

しかし、ほんと最近カードを触っておりません。
【マジック】

 Wisdom Guildの更新率が大幅にアップしたおかげで、WHISPERデータベースも数々のミスが発覚、人間の手打ちの限界を実感した。
 もちろん管理者leon氏もレスポンスがよく、リストの修正と検索システムの強化に余念がない。

 いま現在、もっともカード情報において温度が高いサイトだと言えるだろう。
 うんまあウチもそんなようなことやってるけどさ、結局メジャーじゃないしさ、この際Guildに吸収合併でもいーかなーなんて思ってるんだけどさ・・・

 カードリストの存在は、もちろんマジックを楽しむうえでは必要不可欠だ。
 しかし、その反面、注目されるのはデッキリストやデッキ・コンボ解説のほうが「ゲームを楽しむ・攻略する」うえでは重要な部分を占めているわけで、カードリストを並べているサイトはオマケ程度、それもHJのリストをコピペするというレベルのものまで存在する。

 結局のところ、カードリストは「置いておけばいい」程度の認識が、一般的なのだろうか。

 草創期の(日本語版発売以前)カード情報というものはWotCのサイトに置いてあるきりで、それを日本語訳した情報は実に貴重なものだった。
 つまり、コンボやデッキを考えるためにはカードの効果がわからなければならず、英語でしか情報のなかった当時は、そういった草の根の翻訳サイトは諸手をあげて歓迎されていた。

 だが、時代は8版が発売され、新しいカードデザインも徐々に浸透しつつある現在、大会の情報はネットでいち早く詳しく報道され、さまざまなデッキタイプの解説やレシピの公開は当たり前、という情報共有の時代に入っている。
 ここまでくると、下地であるカードリストの把握は「当然」とされ、さらにそこから一段階上の「カードの効果を頭に入れた上でいかに効率的なコンボ、およびカード選択をするか」にステージが移っているのではと愚考する。
 もちろん、これは急な移り変わりではなく、ゲームを楽しむ層の広がりと、インターネットの情報伝達力の速さ、それに触れることができる世代の広がりとともに、時間と共に移り変わってきたものだ。

 マジックの草創期を支えたカードリストの2大サイトももはや更新も途絶え、その座は僭越ながら拙サイトに、そして当初7人の一大翻訳プロジェクトであったCRS翻訳とカード検索サイト・ポータルサイトを目指したアスカ・ネットも更新停止、新たにWisdomが代わるものとして台頭してきている。

 カードリストを管理する、ということは実は並大抵のことではなく、情報として実に1万を超える各セット収録カードを置いておくだけに留まらず、定期的・突発的に更新されるオラクルに対応すると、カード一枚の更新が2セット以上にわたって影響することもある。(基本セット常連だと7つ以上のファイルを触らないといけない)
 また、日本語版も訳者によって訳し方を変えていたり統一感がなかったりすることはザラで、そこに気を遣うだけでも非常な労力を必要とする。

 そんなこともあって、その努力を最初から放棄しているサイトが少なくないことは非難に値しない。
 ただ、カードリストのメンテナンスに割かれる時間は並大抵ではなく、継続することが困難な作業であることは先にも少し述べたが、その労力軽減の工夫をし、検索用データベースからカードリストを生成するシステムを作り上げたWisdomに、手作業のローテクであるあんかばは遠からず道を譲ることになるだろうことは想像に堅くない。

 Wisdomに追いつけ追い越せで同様に技術を上げたとしても、結局後発でしかないため、サイトとしての特徴は酷く薄いものになるだろう。
 まさに本棚に本がびっしり詰っている黴臭い書庫の様相を呈してきた我がサイトであるが、さて独自のコンテンツだけでそのまま余生を送らせるのかどうか・・・

 3年やってきても定番のリンク先としての認知もされない程度のサイトであるのだから、存在価値そのものは低いわけであるが、新鋭のサイトに対していったい何を独自コンテンツとして打ち出していけばいいのか、やや手詰まりな感もある。

 ただ、あんかば消滅することによってカードリストサイトが全滅、Wisdomにかかる負担が増大ということも懸念はされるが、そこはleon氏の底力次第だし、逆に一点集中における情報の一極化は、サーファーを迷わせない道標とするには良い淘汰であるとも考えられる。

 何を以って、あんかばの存在意義とするか、それを模索するステージに移ってきたのかもしれない。
ま、言っていい冗談とそうでないものをわきまえてない時点でアホウだな、と。

あと不特定多数が見るweb上で「俺悪いことシテマース」ってのはアホウだな、と。

それで突っ込みうけたら逆切れするのもアホウだな、と。

世界の狭い人間は本当、見えないものが多いんだな、と。

少なくとも自分はそんなことのないように謙虚に細々と生きて行きたいな、と。

これってマジックの話?

まあマジックを遊んでる人間の中には、アホウもいますよと。当然か?そりゃ失礼。

あれだ、李下に冠を・・・じゃなくて、この場合は「出る杭は打たれる」が正しいんじゃないかと。

< 34 35 36 37 38 39 40

 

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